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PARLIAMENT · SITTING

村木汀

自由民主党・無所属の会 · Japan

IN THEIR OWN WORDS

墓参や元島民のビザなし交流は、非常に困難な状況を双方で乗り越えて実現すべき、人道的な配慮が最も必要なものだと考えますので、引き続き御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、北海道、とりわけ北方領土隣接地域である根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町の一市四町は、かつては北方領土の四島と一体の社会経済圏を形成して発展しておりました。その基幹産業は、言うまでもなく漁業であります。しかし、北海道や北方領土周辺の海域におけるロシアによる日本漁船の拿捕は歴史的に数多く発生しており、戦後から累計で千三百隻以上の漁船が拿捕されてきた背景があります。 幸いなことに、近年はそうした事案が発生してはいないものの、政治的な対立が漁業現場に暗い影を落としていることは否定できません。日ロ…

衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

比例北海道選出、自民党衆議院議員の村木汀です。 本日は、質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。また、日頃より地元北海道で応援をしてくださっている皆様、この質問をさせていただくに当たり御協力いただいた皆様にも、心より感謝申し上げます。 今回、衆議院議員として初めての質問となりますが、地元の切実な声を国政に届けるという政治家としての私の原点に立ち、本日は主に北方領土問題に関して質問したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、私は現在二十六歳であります。同世代の友人や仲間と接する中で、北方領土を始めとする領土問題に対する関心や理解が年々薄れているのではないかという危機感を抱いております。戦後八十年余りが経過し、元島民の皆様の高齢化が進む中で、実際に北方領…

衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

千島歯舞諸島居住者連盟のホームページによると、当時、北方領土には一万七千名余りの人々が居住し、豊かな海の恩恵を受け、漁業を営みながら豊かに暮らしておられたそうです。終戦後、旧ソ連軍による北方四島不法占拠により、島民を島から追いやり、現在に至るまで長い年月が過ぎ去りました。領土問題解決の展望が見えない中で、元島民の高齢化は進み、既に七割以上の方々が亡くなられ、御存命の方の平均年齢は九十歳を超えております。 私たち日本人にとって、先祖の霊を尊び、その供養を尽くすことは、時代を超えて受け継がれてきた精神の根幹であり、心のよりどころそのものです。せめてもう一度故郷の墓前で手を合わせたい、そういった切実な願いを我々国政に携わる者は真摯に受け止めなければなりません。 ロシアによるウク…

衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

ありがとうございました。 困難な状況の中、諦めず粘り強く交渉を続けてくださっていることに深く感謝申し上げたいと思います。 私自身の体験ですが、一九九一年にソ連側から日本国民と北方四島在住ロシア人との交流を行うことが提案され、翌年から毎年、ビザなしでの交流事業が始まりました。私は、まだ北海学園大学の学生であった令和元年に、この年の二回目の交流事業により、札幌を訪れた北方四島在住のロシアの小学生から大学生までの青少年と、札幌市内の狸小路や地下街を散策したり、おすしなど日本食を食べるなどの日本文化体験プログラムに参加した経験があります。 この際、北方領土という難しい課題はあっても、対話という面で障壁はなく、お互いの文化を知り、深めることで、墓参や故郷を懐かしく思う気持ちを共有で…

衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

ありがとうございます。 今、二つの事業を大臣は展開してくださっているということで、そういった事業の内容をお聞きし、大変心強く思うところであります。 本年二月七日、北方領土の日に開催された北方領土返還要求全国大会において、総理も、領土問題の決着と平和条約の締結に向けて全力を尽くす、そしてまた、北方領土問題は国民全体の問題であり国民が一丸となって取り組むことが不可欠として、若い世代への世論啓発や国際社会への日本の立場を正しく発信していく重要性を述べておられました。私自身も深く共鳴するところであり、政府が主導する外交交渉の進展と同時に、国内における世論形成の重要性も強調しておきたいと思います。 また、元島民の三世、四世の世代では、北海道を離れて居住されている方も多いとお聞きして…

衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

私は、学生時代から、歴史教育や主権者教育の在り方は国家の将来を左右する重要な課題であると考えてまいりました。特に、教育現場は、子供たちが我が国の歴史や領土について正しく学び、理解を深めるための最も重要な場であります。一方で、学校現場においては、授業時間や教育内容に様々な制約があり、領土問題について十分な学習機会を確保することが容易ではないとの声も伺っております。 そこで、まず初めに、我々の世代で北方領土問題を解決するとの断固たる強い決意を持って若い世代の理解と関心を一層高めていくため、政府として、現在、どのような教育、啓発活動に取り組んでおられるのか、お聞かせください。また、学校教育やデジタルコンテンツの活用なども含め、今後、どのように若年層への発信を強化していくお考えか…

衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

The complete record

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  1. ありがとうございました。 もう一問質問を予定しておりましたが、回答の準備、いただいておりましたところ、申し訳ございません、時間がなくなってしまいました。 終わりになりますが、北方領土は我が国固有の領土でありまして、北海道選出の議員である私は、この問題の解決に向け、若輩の身ではございますが、微力を尽くしてまいる決意を新たにしております。 質問を終わります。ありがとうございました。

    衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

  2. 墓参や元島民のビザなし交流は、非常に困難な状況を双方で乗り越えて実現すべき、人道的な配慮が最も必要なものだと考えますので、引き続き御尽力を賜りますようお願いを申し上げます。 さて、北海道、とりわけ北方領土隣接地域である根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町の一市四町は、かつては北方領土の四島と一体の社会経済圏を形成して発展しておりました。その基幹産業は、言うまでもなく漁業であります。しかし、北海道や北方領土周辺の海域におけるロシアによる日本漁船の拿捕は歴史的に数多く発生しており、戦後から累計で千三百隻以上の漁船が拿捕されてきた背景があります。 幸いなことに、近年はそうした事案が発生してはいないものの、政治的な対立が漁業現場に暗い影を落としていることは否定できません。日ロ漁業交渉が妥結していない期間に境界線付近で操業をすると、ロシア国境警備隊から不法操業とみなされ、拿捕されるリスクがあるため、地元漁師は慎重な対応を余儀なくされています。 こうした状況に対し、我が国政府は、どのような毅然とした、かつ実務的なアプローチを取っておられるのか、お聞きしたいと思います。

    衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

  3. ありがとうございました。 困難な状況の中、諦めず粘り強く交渉を続けてくださっていることに深く感謝申し上げたいと思います。 私自身の体験ですが、一九九一年にソ連側から日本国民と北方四島在住ロシア人との交流を行うことが提案され、翌年から毎年、ビザなしでの交流事業が始まりました。私は、まだ北海学園大学の学生であった令和元年に、この年の二回目の交流事業により、札幌を訪れた北方四島在住のロシアの小学生から大学生までの青少年と、札幌市内の狸小路や地下街を散策したり、おすしなど日本食を食べるなどの日本文化体験プログラムに参加した経験があります。 この際、北方領土という難しい課題はあっても、対話という面で障壁はなく、お互いの文化を知り、深めることで、墓参や故郷を懐かしく思う気持ちを共有できるのではないかと感じました。 この事業には賛否あり、必ずしも領土問題の解決には貢献しないとの評価があることも承知してはおりますが、お互いに顔を合わせ、交流することは無駄ではないと確信しております。

    衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

  4. 千島歯舞諸島居住者連盟のホームページによると、当時、北方領土には一万七千名余りの人々が居住し、豊かな海の恩恵を受け、漁業を営みながら豊かに暮らしておられたそうです。終戦後、旧ソ連軍による北方四島不法占拠により、島民を島から追いやり、現在に至るまで長い年月が過ぎ去りました。領土問題解決の展望が見えない中で、元島民の高齢化は進み、既に七割以上の方々が亡くなられ、御存命の方の平均年齢は九十歳を超えております。 私たち日本人にとって、先祖の霊を尊び、その供養を尽くすことは、時代を超えて受け継がれてきた精神の根幹であり、心のよりどころそのものです。せめてもう一度故郷の墓前で手を合わせたい、そういった切実な願いを我々国政に携わる者は真摯に受け止めなければなりません。 ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序を根幹から揺るがすものであり、日本政府として毅然とした対応を取る必要はありますが、元島民の方々の思いにしっかり寄り添う観点から、北方墓参、さらにはいわゆるビザなし渡航の再開に向けて、ロシアとの交渉の現状と課題についてお聞かせください。

    衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

  5. ありがとうございます。 今、二つの事業を大臣は展開してくださっているということで、そういった事業の内容をお聞きし、大変心強く思うところであります。 本年二月七日、北方領土の日に開催された北方領土返還要求全国大会において、総理も、領土問題の決着と平和条約の締結に向けて全力を尽くす、そしてまた、北方領土問題は国民全体の問題であり国民が一丸となって取り組むことが不可欠として、若い世代への世論啓発や国際社会への日本の立場を正しく発信していく重要性を述べておられました。私自身も深く共鳴するところであり、政府が主導する外交交渉の進展と同時に、国内における世論形成の重要性も強調しておきたいと思います。 また、元島民の三世、四世の世代では、北海道を離れて居住されている方も多いとお聞きしております。そうした方々も巻き込みながら啓発活動を進めていくことも大切なのではないかと思います。 続いて、人道的な見地から極めて重要な課題であります北方墓参について御質問申し上げます。

    衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

  6. 私は、学生時代から、歴史教育や主権者教育の在り方は国家の将来を左右する重要な課題であると考えてまいりました。特に、教育現場は、子供たちが我が国の歴史や領土について正しく学び、理解を深めるための最も重要な場であります。一方で、学校現場においては、授業時間や教育内容に様々な制約があり、領土問題について十分な学習機会を確保することが容易ではないとの声も伺っております。 そこで、まず初めに、我々の世代で北方領土問題を解決するとの断固たる強い決意を持って若い世代の理解と関心を一層高めていくため、政府として、現在、どのような教育、啓発活動に取り組んでおられるのか、お聞かせください。また、学校教育やデジタルコンテンツの活用なども含め、今後、どのように若年層への発信を強化していくお考えか、お伺いをいたします。

    衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD

  7. 比例北海道選出、自民党衆議院議員の村木汀です。 本日は、質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。また、日頃より地元北海道で応援をしてくださっている皆様、この質問をさせていただくに当たり御協力いただいた皆様にも、心より感謝申し上げます。 今回、衆議院議員として初めての質問となりますが、地元の切実な声を国政に届けるという政治家としての私の原点に立ち、本日は主に北方領土問題に関して質問したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 さて、私は現在二十六歳であります。同世代の友人や仲間と接する中で、北方領土を始めとする領土問題に対する関心や理解が年々薄れているのではないかという危機感を抱いております。戦後八十年余りが経過し、元島民の皆様の高齢化が進む中で、実際に北方領土を身近な問題として感じる機会そのものが減少していることも大きな要因であると考えます。 しかしながら、領土問題の解決に向けては、外交交渉のみならず、国民一人一人が正しい歴史認識を持ち、北方領土が我が国固有の領土であるという認識を共有していくことが極めて重要であります。

    衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(第221回) · 2026-06-29 · READ THE DIET RECORD