有村治子
自由民主党・無所属の会 · Japan
“誠に残念ながら、今まさに戦争や紛争が継続されている国際情勢、地殻変動が起こっているかのような内外情勢にあって、国政には、過去の延長線上にはない複眼的思考と深い洞察力、主体性と決断力が求められていると感じます。 人や組織、国家の栄枯盛衰に思いをはせるとき、ともすると私たちは晴れの祭りの日に幸せを感じがちでございますが、実は、日々の何げない、何もない日常こそがかけがえのない慈しむべき幸せそのものだと痛感するようになりました。このかけがえのない穏やかな国民生活が永続的に、一日でも長く続くよう最善の努力をすることが国家国民に仕える議会人の務めだと自らに言い聞かせます。 結びに、私と出会い、御縁を紡いでいただいて、一緒に活動し、議場で発言権を持つために私を育て、御支援くださっている…”
“自由民主党の有村治子です。 本日、参議院の院議をもって永年在職議員表彰を賜り、大変光栄に存じます。 関口昌一議長の下、先ほど温かい御祝辞をくださいました水岡俊一立憲民主・無所属議員会長を始め、皆様の温かい友情と御厚情に感謝を申し上げます。時を同じくして表彰されました、初当選同期の松山政司参議院自民党会長、宮沢洋一先生、小池晃先生、誠におめでとうございます。 有村君、自由民主党の議会人になった以上は、自民党を支持してくださる方々はもちろんのこと、野党を支持され我が方に厳しく牙を向けられる人々も、無党派の皆さんも、まだ投票権を持たない赤ちゃんも含めて、一億二千万余の日本国民みんなに仕える矜持を持って事に当たろうじゃないか。これが自民党の誇りであり、使命だよ。平成十三年初当選の…”
“私は、現職中に出産した戦後四人目の女性議員となりましたが、本日、正直に申し上げることが許されるのであれば、当落線上の選挙を抱える議会人として、子供を授かること、妊娠を継続すること、睡眠と体力が削られる夜中の授乳や子育てをしながら全国を歩く仕事は、常にジェットコースターのようでした。でも、だからこそ、マタニティマークを全国に広げるなど、命を育む親としての経験や視点を国政に生かしていくことも私の大事な価値観であり続けます。 十二年前、安倍内閣で初代女性活躍担当大臣を拝命し、女性活躍推進法が成立をしました。伊藤博文公が初代内閣総理大臣に就任された明治十八年、一八八五年から百四十年の年月がたち、ちょうど半年前に初めて女性の内閣総理大臣が誕生するという我が国の新たな歴史に立ち会えた…”
“戦中戦後も厳しい道のりをたどった沖縄に思いをはせ、国民的悲願を実現した沖縄本土復帰の歴史を日本全域で記憶にとどめるため、沖縄復帰五十周年記念式典を政府主催で開催することをまさにこの参議院本会議場で提案をし、天皇皇后両陛下の御臨席を仰いで式典が実現をしたこと、また、我が国の島の数が六千八百五十二と公表されていたものの、実は日本には一万四千百二十五もの島々があること、北方領土についての教科書記述の是正、ばらばらだった歯舞諸島と歯舞群島の地名が一本化して、全ての地図表記が歯舞群島に更新されたことなど、いずれも国会質問によって国政が着実に前に進み得ることを目の当たりにし、やりがいを感じてまいりました。 しっかりとした国家観と地に足の着いた生活感を併せ持って、命の重みと地域や家族の…”
“大臣時代、野党からの厳しい論戦に窮しましたが、この方もまた、私がお仕えすべき大事な日本国民なんだと思うと、不思議と冷静さを保てる場合もありました。 三十歳で初めて参議院選挙に立候補した私にとりまして、残酷区と言われる全国区、四十七都道府県全てを選挙区とし、自らの名前を書いていただかなければならない選挙の破壊力はすさまじいものがあり、とてつもない重圧でした。しかし、あの苦しい選挙で当選を果たし、民意を背負って議場に臨むがゆえに、国会質問において、総理大臣を始めとする閣僚の見解をただし、重要な答弁を引き出し、議事録に残し、共に政策を深化できる権限が与えられます。 全国区選出の議会人は、日本全体にとって良いことを提案し、具体化していかなければ存在意義がありません。ゆえに、国政を…”
“私を産み育ててくださいまして、ありがとうございました。 全国各地に身を置いてきた二十五年間、留守の日々を守ってくれた会社員の主人と二人の子供にも、この場を借りて言葉を紡ぎます。縁あって家族となり、戦友でいてくれて、どうもありがとう。 自由民主党同志の皆様、党派を超えて共に取り組んできた与野党同僚議員の皆様、各位がそれぞれ背負い、代弁しておられる全国の主権者の皆様、本日の節目を見守っていただきましたことに心を込めて御礼を申し上げます。 有村さん、あなたが国会にいてくれて本当によかった、この言葉を最高の励みとして、今後も日本を慈しみ、誇りに思い、歩を進めたいと存じます。 本日は誠にありがとうございました。(拍手) ─────・─────”
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“私を産み育ててくださいまして、ありがとうございました。 全国各地に身を置いてきた二十五年間、留守の日々を守ってくれた会社員の主人と二人の子供にも、この場を借りて言葉を紡ぎます。縁あって家族となり、戦友でいてくれて、どうもありがとう。 自由民主党同志の皆様、党派を超えて共に取り組んできた与野党同僚議員の皆様、各位がそれぞれ背負い、代弁しておられる全国の主権者の皆様、本日の節目を見守っていただきましたことに心を込めて御礼を申し上げます。 有村さん、あなたが国会にいてくれて本当によかった、この言葉を最高の励みとして、今後も日本を慈しみ、誇りに思い、歩を進めたいと存じます。 本日は誠にありがとうございました。(拍手) ─────・─────”
“誠に残念ながら、今まさに戦争や紛争が継続されている国際情勢、地殻変動が起こっているかのような内外情勢にあって、国政には、過去の延長線上にはない複眼的思考と深い洞察力、主体性と決断力が求められていると感じます。 人や組織、国家の栄枯盛衰に思いをはせるとき、ともすると私たちは晴れの祭りの日に幸せを感じがちでございますが、実は、日々の何げない、何もない日常こそがかけがえのない慈しむべき幸せそのものだと痛感するようになりました。このかけがえのない穏やかな国民生活が永続的に、一日でも長く続くよう最善の努力をすることが国家国民に仕える議会人の務めだと自らに言い聞かせます。 結びに、私と出会い、御縁を紡いでいただいて、一緒に活動し、議場で発言権を持つために私を育て、御支援くださっている全国の同志の皆様に深甚なる御礼を申し上げます。 また、この四半世紀、苦楽を共にし、私の政治活動を支えてくれた秘書陣と、その御家族の御理解にも、感謝の思いを伝えます。 車椅子にお世話になりつつ、夫婦でふるさと滋賀から今朝東京に来てくれた、今回が恐らくは結びの機会となることでありましょう九十二歳の父と母。”
“私は、現職中に出産した戦後四人目の女性議員となりましたが、本日、正直に申し上げることが許されるのであれば、当落線上の選挙を抱える議会人として、子供を授かること、妊娠を継続すること、睡眠と体力が削られる夜中の授乳や子育てをしながら全国を歩く仕事は、常にジェットコースターのようでした。でも、だからこそ、マタニティマークを全国に広げるなど、命を育む親としての経験や視点を国政に生かしていくことも私の大事な価値観であり続けます。 十二年前、安倍内閣で初代女性活躍担当大臣を拝命し、女性活躍推進法が成立をしました。伊藤博文公が初代内閣総理大臣に就任された明治十八年、一八八五年から百四十年の年月がたち、ちょうど半年前に初めて女性の内閣総理大臣が誕生するという我が国の新たな歴史に立ち会えたことは幸いであり、現在、高市早苗総理・総裁の下、自民党総務会長の任を拝命しております。 歴史が大きく動くとき、その道は平たんではありません。”
“戦中戦後も厳しい道のりをたどった沖縄に思いをはせ、国民的悲願を実現した沖縄本土復帰の歴史を日本全域で記憶にとどめるため、沖縄復帰五十周年記念式典を政府主催で開催することをまさにこの参議院本会議場で提案をし、天皇皇后両陛下の御臨席を仰いで式典が実現をしたこと、また、我が国の島の数が六千八百五十二と公表されていたものの、実は日本には一万四千百二十五もの島々があること、北方領土についての教科書記述の是正、ばらばらだった歯舞諸島と歯舞群島の地名が一本化して、全ての地図表記が歯舞群島に更新されたことなど、いずれも国会質問によって国政が着実に前に進み得ることを目の当たりにし、やりがいを感じてまいりました。 しっかりとした国家観と地に足の着いた生活感を併せ持って、命の重みと地域や家族のきずな、国家の尊厳を守ることを初当選以来行動指針にしてきた私は、明確な国家観と堅実な生活感の双方を大事にしています。”
“大臣時代、野党からの厳しい論戦に窮しましたが、この方もまた、私がお仕えすべき大事な日本国民なんだと思うと、不思議と冷静さを保てる場合もありました。 三十歳で初めて参議院選挙に立候補した私にとりまして、残酷区と言われる全国区、四十七都道府県全てを選挙区とし、自らの名前を書いていただかなければならない選挙の破壊力はすさまじいものがあり、とてつもない重圧でした。しかし、あの苦しい選挙で当選を果たし、民意を背負って議場に臨むがゆえに、国会質問において、総理大臣を始めとする閣僚の見解をただし、重要な答弁を引き出し、議事録に残し、共に政策を深化できる権限が与えられます。 全国区選出の議会人は、日本全体にとって良いことを提案し、具体化していかなければ存在意義がありません。ゆえに、国政を実際に動かす国会質問を意識してまいりました。”
“自由民主党の有村治子です。 本日、参議院の院議をもって永年在職議員表彰を賜り、大変光栄に存じます。 関口昌一議長の下、先ほど温かい御祝辞をくださいました水岡俊一立憲民主・無所属議員会長を始め、皆様の温かい友情と御厚情に感謝を申し上げます。時を同じくして表彰されました、初当選同期の松山政司参議院自民党会長、宮沢洋一先生、小池晃先生、誠におめでとうございます。 有村君、自由民主党の議会人になった以上は、自民党を支持してくださる方々はもちろんのこと、野党を支持され我が方に厳しく牙を向けられる人々も、無党派の皆さんも、まだ投票権を持たない赤ちゃんも含めて、一億二千万余の日本国民みんなに仕える矜持を持って事に当たろうじゃないか。これが自民党の誇りであり、使命だよ。平成十三年初当選のときに、後に衆議院議長となられる大島理森先生からいただいた言葉です。 この心構えによって、たとえ主義主張が対立することがあっても、敬意を持って人と接することの重要性を教えていただきました。”
“一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員皆様の御推挙をいただきまして、情報監視審査会会長に選任をされました有村治子でございます。 本審査会は、行政における特定秘密の保護に関する制度並びに重要経済安保情報の保護及び活用に関する制度の運用を常時監視するために設置をされております。国民の代表としての職責の重さに身の引き締まる思いでございます。 公正かつ円満な運営を努めますので、本審査会がその任務を全うできるよう努力を重ねてまいります。委員皆様の御支援と御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会をいたします。 午前十一時四十九分散会”
“本審査会における議論を踏まえ、報告書では、防衛省における累次の情報保全事案を踏まえた同省及び政府全体における再発防止策の実施、防衛省本省及び防衛装備庁における適性評価及び適格性の確認に係る業務の効率化・関係者の負担軽減による持続可能な情報保全体制と実効性のある運用の確立を始めとする七項目を「主な指摘事項」として取りまとめ、政府に適切な対応を求めています。 なお、委員会等からの特定秘密の提出要求に係る行政機関の長の判断の適否等の審査の要請等はございませんでした。 以上、御報告申し上げます。(拍手)”
“また、昨年十二月に防衛省が公表した漏えい事案等及び再発防止策について同省から説明を聴取し、質疑を行いました。 さらに、防衛省への委員派遣を行い、特定秘密の提示を受け、その利用状況や管理状況を視察したほか、特定秘密に係る適性評価と特別防衛秘密等に係る適格性の確認の実施状況について説明を聴取しました。 その後、防衛大臣から勧告の結果とられた措置について報告があったことを受け、防衛省から説明を聴取し、質疑を行いました。 この中で、防衛省本省及び防衛装備庁において、適性評価及び適格性の確認の双方の対象となる約十二万人に対し、調査事項が全く同一であるにもかかわらず調査が別々に行われており、現場にとって少なからず負荷となっていることが明らかになりました。 最後に、城内国務大臣及び内閣府独立公文書管理監に対し、それぞれ締めくくり的な質疑を行いました。”
“情報監視審査会は、去る六月六日、審査会規程第二十二条第一項に基づき、本審査会における調査及び審査の経過及び結果を記載した年次報告書を作成し、会長から議長に提出をいたしました。 本報告書の対象期間は、令和六年六月一日から本年四月三十日までであり、以下、この概要について御報告を申し上げます。 行政における特定秘密の指定及びその解除並びに適性評価の実施の状況についての調査では、まず、昨年七月に防衛省が公表した特定秘密漏えい事案等について、同省から説明を聴取し、質疑を行いました。 その結果、昨年四月公表の漏えい事案など、同省において多数の情報保全事案が立て続けに生じたことを重く受け止め、国会法第百二条の十六の規定に基づき、防衛大臣に対し、防衛省・自衛隊の情報保全体制の抜本的見直し等について措置すべきものと勧告し、報告を求めることを決定いたしました。 次に、政府が国会に提出した年次報告等について説明を聴取し、質疑を行うとともに、特定秘密を指定する各行政機関から指定等の状況について説明を聴取し、質疑を行いました。”
“この審査会が引き続きその役割を果たしていけますよう、今後とも御協力をお願いを申し上げ、審査会会長としての御挨拶とさせていただきます。御一緒に仕事ができて、光栄でございました。 本日はこれにて散会をいたします。 午前十一時五十九分散会”
“速記を起こしてください。 今期情報監視審査会メンバーで一堂に会するのはこれが事実上最後になります。一言御挨拶を申し上げます。 この審査会は、これまで精力的に調査を進め、本日、これまでの調査を踏まえた年次報告書の提出を行うまでに至りました。 今般の調査は、本審査会が活動を始めてから十年目の調査となります。特定秘密漏えい等の事案が相次いで公表されたことを受け、昨年七月には防衛大臣に対し勧告を行い、今年二月には先生方と一緒に防衛省に委員派遣を行い、四月には勧告の結果とられた措置について防衛省から説明を聴取、質疑を行うなど、国民の代表として充実した調査を行うことができました。 審査会におきましては、与党の筆頭幹事を務めていただきました宮崎幹事、また野党の筆頭をお務めいただきました田名部幹事、両幹事の下、委員各位の真摯なやり取りを敬意を持って拝聴し、新たな気付きを得ることも多々ございました。皆様とともに、主権者たる国民の皆様の負託に応えるべく、審査会の活動に取り組めたことを大変有り難く、誇りにも思っています。”
“関口議長におかれましては、よろしくお取り計らいいただきますようお願いいたします。 御着席くださいませ。 議長からの発言をいただきます。”
“本日は、議長及び副議長に御出席いただいておりますので、この際、報告書を議長に提出いたしたいと存じます。 皆様、御起立をお願いいたします。 〔総員起立〕 〔会長、報告書を議長に提出〕”
“この際、お諮りいたします。 ただいま提出を決定いたしました報告書につきましては、議院の会議における報告の申出をいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕”
“御異議ないと認め、さよう決定をいたします。 なお、本報告書につきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載をいたします。 ─────────────”
“ただいまから情報監視審査会を再開いたします。 年次報告書の提出についてお諮りをいたします。 本審査会は、毎年一回、調査及び審査の経過及び結果に関する報告書を議長に提出し、議長からこれを公表いただくことになっております。 今般、審査会における調査を踏まえ、お手元に配付の年次報告書案がまとまりました。 つきましては、本案を本審査会の報告書として議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕”
“そういう意味で、尊厳を守る御遺体の管理ということ、そして、その故人をみとる家族の気持ち、安寧ということも勘案して、引き続き、この誰もが避けては通ることができない死の尊厳を守っていただくイニシアティブを取っていただくことを心から祈念を申し上げ、私、自由民主党、有村治子の質問を終わります。 ありがとうございました。”
“福岡厚生労働大臣の真摯な人間性が出る御答弁をいただいたと思っております。 同時に、ガイドラインを発していただくのは有り難いんですが、いまだに葬祭業の方が、届出でもない、許可制でもないということで、その皆さんがそれを遵守する、そういう仕組みにはなっておりません。 御遺骨に土をかぶせることによって厚生労働省が所管する墓地埋葬法の様々な規制を受けることを避けるため、一見聞こえのいい散骨も、実のところ、遺骨を埋めず、土さえかぶせず土地の上に置き散らす、あるいは海や水面にまく行為となっています。 極端に申し上げれば、小さなお子さんたちが昨日この場所で人の骨がまかれたことを知らずにその場で遊ぶことも可能な状況でございます。これは、死者の尊厳、御遺族の気持ち、公衆衛生、環境保全、治安、散骨されたエリアの地価を下げない等の観点から課題であるように考えております。”
“所管する官庁がなく、葬祭業は許可制でも届出制でもありません。ほとんどの葬祭業者は、地道に信頼を築いておられる方々が多いとは思いますけれども、届出制でも許可制でもないため、極端な話、例えば大学生が同じサークル仲間を募り、葬祭業ですと立派なホームページで喧伝し、一時的に荒稼ぎしさっさと廃業することも、現在の仕組みでは理論上可能になります。 人生の最期を安心して健全に迎えるために、厚生労働省が、御遺体の取扱い、保管、葬祭業の監督等、安心して最期を迎えられる包括的な法律を作るべきだと考えます。厚生労働大臣のお考えを伺います。”
“ありがとうございます。 それに加えて、国土交通省は御遺体の霊柩車を所管をされています。 では、御遺体の取扱いや保管、みとる葬儀を所管するのはどの省庁ですか。手を挙げてください。どの省庁も手を挙げられません。 日本には、御遺体の取扱いや保管、葬儀に関して法的な規律が一切なく、故人をみとる葬儀を包括的に所管する省庁がありません。火葬場が混んでいて御遺体を保管するその期間が長くなっても、その温度や環境状況の規定がなく、故人御遺体の尊厳を守るための法的規制もありません。 では、近年広がりを見せている散骨についてはどの省庁が所管しているのか。これもどの省庁も所管をしていません。うちは所管していませんと連絡をしていただいたのは、環境省廃棄物適正処理推進課でした。そりゃあ、人の骨を廃棄物として取り扱ってほしくないというのが人の心でありましょう。近年広がっている散骨に関しても、この法的秩序はありません。自由に遺骨をばらまけて、その責任の所在も明らかではないという現状を知ったら、多くの国民の皆さんは驚かれるのではないでしょうか。 葬祭業に参入するにはどうしたらいいのか。”
“引き続き検討を進めるというのは、もう少し踏み込んだ御答弁を是非お願いしたいと思います。 人は、生をうけた以上、人生の終えんを迎えます。現世においてどのような最期を迎えるのか、通常は悲しいことでありますが、この旅立ちを、人生を全うして生き抜く、生き切る最終段階だと捉えると、それ自体、生を完遂する人生の総仕上げとなる尊い営みだと捉えることができるかもしれません。 一言で端的にお答えください。厚生労働省は、人の死に関し何を所管されていますか。”
“次に、保育所等の配置基準についてお伺いします。 令和六年度から、一人の保育士の先生が担当する四歳、五歳児の園児さんが一対三十人から一対二十五人に改善をされました。三歳児の基準についても二十人から十五人に見直され、一歳児の保育についても六人から五人を目指しておられます。何十年間もの希望がついに実現した待望のクリーンヒットだと、政府の御尽力をたたえます。 と同時に、四、五歳児の配置基準が七十六年ぶりに改善はされたものの、二十五人の園児さんを一人の先生で保育すること自体、なかなか厳しいという現場の声が聞こえてまいります。四、五歳児の配置基準の更なる改善を前向きに検討していただきたいと考えますが、こども家庭庁の御見解を伺います。”
“官房長官が省庁横断的に見直しをして、健全な共生社会を目指すとおっしゃっていただくことの重みを大変有り難く伺います。よろしくお願いいたします。 公務が重なっておられると伺っておりますので、官房長官におかれましては、ここで御退室いただいて結構でございます。”
“五百万円が妥当かどうか、日本語要件をどうするか、私の目を見て真摯に指示を出していただいていることを御報告いただいた大臣の御活躍を心から念じます。 最後に、官房長官にこの点に関してお伺いします。 政府を取り仕切られる中で、今までの議論を聞いていただいて、例えば外免切替え、例えば高額療養費制度、経営・管理ビザの件しかり、日本国民を想定して策定をされている我が国の制度、善意の仕組みというか制度が外国人によっておいしいターゲットになり、安易に悪用されてしまうような抜け穴がないか、官邸主導で、各省庁が総合的にそれぞれの所管する法律を洗い出し、必要な法改正や抜け穴を防ぐ省庁横断的な取組が必要だと考えますが、政府はどのように認識されるでしょうか。官房長官に伺います。”
“世界有数の先進国、自由を謳歌できる安全な我が国で定住するために、五百万という参入コストは安過ぎるのではないでしょうか。経営ビザなのですから、ビザ取得の準備金を例えば五千万円など妥当なラインに意図して上げて、懸命に働く日本国民層との競合を避け、日本語を全く話すことのできない人々の大挙しての流入を防ぐことが重要ではないでしょうか。 一切の差別、偏見を排し、かつ日本の治安やコミュニティーの安心、健全な社会規範を維持し、日本が日本であり続けるためには、日本語要件を課すことも一つの方策かもしれません。日本語を話すというのは、日本に関心や敬意を持ち、その地で日本人と協調し根を張ろうとする意思や能力の表れであり、これは定住の意思を測る公正な物差し足り得ないでしょうか。 今のお話を聞いていただいて、法務大臣に伺います。”
“そうです、学歴は、一切の学歴については問わずというのが現状でございます。 中国に出回るSNSの情報を見て、中国の景気の悪さや不自由さなどを背景に、中国の不動産業者、中国人の行政書士の支援を受け、全く日本語が話せない人が流入をしてくることが数々報道をされています。この経営ビザは、おっしゃったとおり、本来、我が国の付加価値を高めるために信用力と経済規模が安定している外国資本による積極投資を呼び込むために設定されたものですが、これが事実上、日本に手軽に定住でき、自らの家族の生活の糧を得る安直なルートになってしまっているのではないでしょうか。 何とか五百万を準備して日本定住を目指される方々が大量に一定の地域に集中すれば、これももう既に報道がされていますけれども、これは、地域や日本の付加価値を高めるというよりも、その地域に根差してきた我が国の旅館業や民泊、家族で経営されているような自営業のビジネスチャンスを奪い、例えば中国語コミュニティーだけでビジネスが回り、完結をし、日本語を話さない人々が固まって定住される地域ということを誘発しかねません。”
“今、御答弁で、専門的、技術的というふうにおっしゃいましたが、外国人の方が、例えば日本の小学校あるいは例えば中学校と同様の教育課程を海外で卒業していなくても、経営・管理ビザは申請でき、日本に移住はできるのでしょうか。”
“買いたたかれる日本であってはいけない、ビザの緩さが外国人の大挙流入を許し、低価格圧力を増す引き金になってはいけないとの視点で経営・管理ビザについて伺います。 日本語が一切理解できず、片言の挨拶すら話せない外国の方も、この経営・管理ビザを申請できるのでしょうか。政府参考人に伺います。”
“ありがとうございます。 大臣がおっしゃるところの何がフェアなのかというところ、共感するところもございます。おっしゃるとおり、今、国民健康保険に加入されている外国人の方が比較的若い方々多いということで、この高額療養費制度を利用する方というのはそのパーセンテージの割に低いというのは現状ではありますが、これが世界に喧伝をされて、日本ではこんなおいしい制度があるというふうになったときには、このことが悪用されることのないように、引き続きモニタリングをしていただければ大変有り難いというふうに存じます。 次に、経営・管理ビザについてお伺いをさせていただきます。 人口減少時代においても労働力を確保し、活力ある日本を維持する必要があります。しかし同時に、定住を希望される外国人の方が日本を目指す参入コストが安過ぎる一方で、そういう方々を受け入れる日本社会のコストが、受入れのためのコストが高過ぎたり、治安や日本の良さが失われるようであっては、これは困ります。”
“一方、自国では実現できない高額で手厚い医療をその何十分の一の自己負担で受けようと日本を目指される外国患者の方による高額医療制度の濫用を防ぐためには、入国後、国民健康保険に加入はしても、それが自動的に高額療養費制度の適用者となる現制度を改め、例えば五年後に、例えば三年後でも結構ですが、初めてその適用を受けられるようにするという設定に改めるのも一案かと考えます。 重篤な病気を現に今抱えておられる外国の方々、そのお見舞いの気持ちはあるものの、その治療費自己負担軽減のために一時的に日本を目指す、高額医療保険狙い、圧倒的お買い得日本ツアーを制度として未然に抑止する方策を政府として打ち立てるべきではないでしょうか。 これは、我が国の医療制度を維持するために応分の負担をしている国民に対する公正性、フェアな社会規範を守る信頼性の課題でもあると考えます。厚生労働大臣に御所見を伺います。”
“健全な民意が収れんされる民主主義国家であり続けたいというふうに思います。 次に、厚生労働大臣に伺います。 日本に入国をして三か月以上の住民であれば、外国人も国民健康保険に入ります。これによって、一時入国した外国人も、高額療養費制度によって、例えば数百万もする高額医療を十数万円の自己負担で受けることも理論上あり得ます。この高額療養制度を利用することを最大の狙いにして、重篤な病気を患う外国の方が大挙して日本を目指し、自分の国では技術的にも費用の面でもとてもや受診することのかなわない高度医療を日本で受け続ければ、これは、国民健康保険の財源を圧迫し、難易度の高い治療に当たる医師や看護師、病院施設など我が国の医療資源を摩耗し、結果としてそのツケが国民負担の増加にもつながりかねません。 外国の方も三か月以上日本に住めば健康保険に入るという時点で、我が国は国際社会に対してフェアプレーの精神を発揮しており、外国人だからといって医療が拒否されるような差別も日本社会では通常起きていません。”
“ジュネーブ条約の精神を守り、かつ、日本国民の安全と信頼を確保するための迅速な制度改正を改めてお願いする次第でございます。 帰化について、総務省に伺います。 外国の方が日本国籍を取得し帰化してしまえば、日本国民として、都道府県知事、市町村長等の首長や、国会、都道府県議会など各級議会議員選挙に立候補することができます。今後起こり得る状況としては、帰化した候補を当選させるという明確な目的を持って大勢の人が帰化して集団投票行動に出れば、出身国と極めて関係の深い人が出身国と極めて関係の深い人々によって当選の可能性を上げ、我が国の政治家として国政や地方自治の最前線で相当な発言力を持ち得る可能性があり、その主張が日本の国益や全体の民意と必ずしも一致するわけではないという懸念が生じ得ます。 特定の帰化候補を当選するために大挙して帰化する人々の流入を防止し、集団投票行動によって日本の国政あるいは特定地域の民意を意図的に変質させる事態を防ぐためには、例えば、帰化した人が十年間選挙権、被選挙権を持たない等の制度を設けることによって、民意の乗っ取りや変質を防ぐことはできないのでしょうか。総務省に伺います。”
“日本で自動車を運転する人は、日本社会のルールを理解し、交通標識や事故対応の手順を守ろうとする心構えと、実際にそれを守れる能力、技能を持ち合わせてもらわなければなりません。社会を構成するほとんどの人がルールを守っていても、たった〇・〇数%の人が、一旦停止、スクールゾーン等の標識やメッセージすら認識できないとすれば、責任あるドライバーとは言えず、今後も外免切替えドライバーによる相次ぐ事故、社会の不安は消えません。 国会、与野党における指摘を受け、警察庁は外免切替え制度の改善を確約をされています。何をどう変えるのか、いつ頃までに制度の改善を行われるのか、安直に切替えができる現制度のうちに免許の書換えをしようとする外国人の駆け込み需要にはどのように対応されるのか、国家公安委員長に伺います。”
“今御答弁があったように、皇籍を離脱された旧十一宮家の方々は、戦後、現在の日本国憲法及び皇室典範の下でも皇位継承資格を持たれていた方々が非常に多かった。その時期があったにもかかわらず、読売新聞はこの事実については触れておられません。 この度の読売提言は、一貫して養子案に疑義を呈しておられますが、憲法及び現行の皇室典範においても、皇位継承権を持たれていた旧宮家の男系子孫に養子という形で皇室に入っていただく方策は、将来の天皇陛下を補佐していただく若い皇族を確保するためにも現実妥当な案だと多くの政党が支持を明言している現状があると理解をいたしております。 現時点において養子案の可能性まで否定するかのような論調は、日頃、読売新聞に高い信頼を置く身だからこそ、随分粗い、政治的御主張が強い論調だなと、少なからずの違和感を覚えております。共に皇室のいやさかを心から祈念している、そういう国民世論の醸成に努めていきたいというふうに自らに言い聞かせます。 次に、自動車免許の外免切替えについて伺います。 自動車は、大変便利な生活必需品である一方、全く見識のない第三者の命を一瞬にして奪う凶器にもなり得ます。”
“ここは、皇室のいやさかを祈念する自由民主党の保守政党としての信用や名誉にも関わることですので明確に申し上げますが、女性皇族方の御結婚相手を軽々しく議論、提案、限定することなどあり得ないことですし、自由民主党としての安定的な皇位継承の確保に関する懇談会においても、このような不遜で失礼極まりない議論など一切なされていないことを、五月十五日の報道後、改めて党内で確認を取っております。非常に深刻かつ根幹的な点であり、自由民主党に対して人権を軽視するなと御忠告の社説のトーンにこそ、そもそも事実を報じていただきたいと困惑するばかりでございます。 そこで伺います。 政府の有識者会議報告書は、戦後、皇室を離脱された旧十一宮家の方々について、どのような認識の記述となっているのでしょうか。”
“養子になられる方は皇位継承資格を持たないというのが政府の記述でございます。そもそも、政府報告書、養子縁組をして皇室に入られる御本人に皇位継承資格を付与することは検討されていません。政府に加え、私たち自由民主党を始め各党の議論においても、養子として皇室に入られる方が継承資格を持つべきだと主張している政党はそもそもないと理解をいたしております。ゆえ、読売のこの報道に事実誤認がないか、改めて御確認をいただきたいと考えます。 加えて、社説には明らかな事実誤認があるように思います。養子案に関して自民党内では、皇室に迎え入れた旧宮家の男系男子を女性皇族の結婚相手としてはどうかという意見も出ている、しかし、女性皇族の意思を尊重せず結婚相手をあらかじめ制度的に限定するようなことになれば、人権上の問題が生じようと書かれ、その見出しには「人権を軽視するな」と厳しい御注意が書かれています。”
“今御答弁があったように、女性宮家は明確な定義や法的な位置付けがなく、この言葉は、政府の有識者会議報告について一切使われていません。 また、私たち自由民主党を始め、与野党を成す主要政党の多くも、この言葉を使っていないのが真相であります。各政党によって真摯な議論がなされているのは、あくまで内親王及び女王が結婚、婚姻された後も皇族としての身分を保持していただくことであり、女性宮家の創設ではありません。女性宮家の創設について、各党の意見がおおむね一致するとか与野党の合意が成立しそうな見通しという読売の報道は、一体何を根拠にされているのだろうかと教えていただきたくなります。 次に、旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案について、読売は、旧宮家の人たちは戦後長く一般人として暮らしてきた、そうした人に唐突に皇位継承権を与えて、国民の理解が得られるのだろうかと社説で疑義を呈しておられます。これは、正直なところ、我が目を疑う記述でありました。 政府の有識者会議報告書は、皇室に入られる養子が皇位継承資格を持つことを本当に提言されておられるのでしょうか。御答弁ください。”
“皆様、おはようございます。自由民主党の有村治子です。 質問の機会をいただきましたこと、また、各大臣を始め政府の皆様には、御答弁を御準備いただきましたことに心から感謝を申し上げます。 テンポよく、限られた時間、往来をしていきたいので、御答弁は簡潔に、要点のみを御答弁いただければ大変有り難いと存じます。 早速本題に入ります。 安定的な皇位継承に向け、国会においては、衆参両院正副議長の下で、立法府の総意を取りまとめるべく真摯な議論が進められています。 読売新聞が五月十五日の朝刊で特集を組み、皇室典範改正に関する提言を出されました。旧宮家の男系男子孫の養子縁組について疑義を呈される一方で、女性宮家を積極的に推進をしておられます。 そこで、政府に伺います。 そもそも政府は、女性宮家という言葉を使用しているのでしょうか。使っているのか否か、その理由とともに事実を明らかにしてください。”
“中国を代表する大使として天皇陛下に信任状を奉呈し日本に着任をしている呉大使が、個々の法律だけではなく、我が国の主権をじゅうりんする悪事を働き続けていることに日中友好の誠意はみじんもなく、この主権じゅうりん自体が中国大使の国外追放、ペルソナ・ノン・グラータに匹敵する話なのではないでしょうか。 これに抗議をしていただいているんでしょうか。どうして削除依頼を掛けていないのでしょうか。その経緯を教えていただきたいと思います。”
“ありがとうございます。 私の心からのお願いは、これが無害通航に当たらないと国際社会が明確に明記している、警戒をしている行為そのものを中国がやっているということを報道機関にも国民にも分かるような形で一々勝負をしていただきたいということでございます。再三のお願いをしたいと思います。 恐らく最後の質問になると思います。 配付資料を御覧ください。 駐日中国大使館が、日本の主権、統治権を真っ向から否定する公的発言を中国大使館のホームページ及びSNSでしています。石垣市の尖閣諸島を中国の領土と言い、その主権、統治権が中国にあると公言をし、日本側が事実を歪曲して不法侵入をしていると言ってはばからない。主権国家である日本に対してこれ以上ない侮辱であり、我が国の主権をじゅうりんする極めて悪質かつ敵対的な状況が放置をされています。”
“極めて正確、的確な御答弁をいただいたと思っています。 そのように、領海には無害通航権があるからでございます。日本も中国も批准している国連海洋法条約は、他国の領海を通航する場合に無害通航ではない、すなわち、これが有害で法律違反に当たりますよという行為を具体的に列挙しています。例えば、沿岸国の主権、領有保全の秩序を脅かすもの、侵すもの、害するもの、又は航空機の発着。すなわち、先日、中国の海警局の船からヘリコプターが発艦させたこと自体が、無害通航じゃないと明確に書かれているものに該当をいたします。沿岸国の許可なく測量、調査をすること、これ自体が国際法が明示している無害通航に当たらない具体例でございます。 なぜこのことを国民や報道に対して明確に、単に調査をしている、あるいはワイヤーを下に下ろして調査をしたという話でけしからぬという話じゃなくて、みんなが国際秩序を守ろうとしている海の海域において、それをじゅうりんしているのが中国なんだということを、何でこのような説明を外務省はされないのでしょうか。”
“柳ヶ瀬委員がおっしゃったからその言葉を使ったというのは、甚だ悔しい御答弁でございます。 外務省幹部は皆これを、有効支配と実効支配を、主権がどちらにあるのかという根幹を揺るがす言葉でございますので、明確に、歴代、峻別をしてきました。外務省も日本政府も、長年積み重ねてきたこの努力を軽んじ、よもや中国を付け上がらせるような語句というのは本当に警戒をしていただきたいというふうに、謹んで御報告を申し上げます。 領土、領海、領空から成る独立国の領域が他国から侵されてしまう場合、領空の場合は侵犯、けれども領海の場合は侵入と言います。なぜ同じ領域なのに侵犯と侵入が違うのか、その解説を明確にしてください。”
“門脇参事官、大変苦しい御答弁だと思います。外務大臣との御発言の整合性に一生懸命努力をされている。だからこそ、おっしゃっていないことがあると思います。 実効支配というのは、必ずしも関係当事国の中で領有権が確立をしていない、あるいは係争中である、そこを物理的な武力などで事実上占拠している状態のことを実効支配と言うことが多い一方、有効支配というのは、おっしゃったとおり、領有権が明確に確立しているその領域を現に統治を明確にしているという違いがございます。 沖縄県の尖閣諸島は、一度も他国の手に渡ったことがない我が国固有の領土であり、現に我が国が有効支配をしています。にもかかわらず、国益を守るために最前線に立つべき外務大臣が、前回のこの外交防衛委員会の御答弁においても、尖閣諸島について実効支配、実効支配と、あたかも他国と交渉すべき領土問題があるかのような印象を与える言葉を使われていることを実は憂慮をしております。 領土を保全する上で基本を成す用語であり、概念であり、交渉のプロを担っていただく以上、言葉を的確に峻別されるべきだと考えます。外務大臣の御見解を伺います。”
“大臣から、明確な現状を訴えていただきました。 御紹介いただきましたとおり、今、副大臣が一人というのは、防衛省と法務省だけでございます。なぜこれが二人じゃなくて一人なのかというのは、平成十三年前後の省庁改編で、ほかの省庁は、複数の省庁が一緒になったからこそ、その人事が二人になっている。けれども、法務省や当時の防衛省、いろいろありますけれども、は一人だったというのが結果的に続いてきているというふうに認識をしております。現状をしっかりと内閣人事局とも共有をしていただきたいと。そうだそうだと自民党側からも複数の声が出ておりますので、これを力にしていただきたいというふうに思います。 それでは、続きまして、尖閣諸島を取り巻く外交防衛についてお伺いさせていただきます。 領土を保全する上で、実効支配、有効支配の違いについて、何がどう違うのか、外務省、明確に御説明ください。”
“他省のように副大臣を二人体制にすることがもう明確に必要な状況になってきていると私は考えますが、中谷防衛大臣の率直な御感想を伺います。”
“様々御紹介いただきました。 経済的な割引というだけではなく、そのたびに心からの敬意を向けているというその心の交流があるということを鑑みますと、先ほど誇りという話もありましたけれども、自衛官が災害救助支援に行かれて迷彩服のままコンビニのトイレが使えるようになったという協定をされたのもごくごく近年の話でございます。そういうことにも苦労されていたのかというのは、正直、多くの国民の皆様びっくりされる話だと思います。 ですから、何が私たちができるのか、どういうことが自衛官にとって本当に有り難いと思われる国民の理解、共有なのかということは引き続きもっと研究をしていただいて、働きかけ、お互いのアプローチを強めていただきたいというふうに思っております。 近年、自由で開かれたインド太平洋構想が民主国家に共通する価値として定着し、同盟国はもちろんのこと、多くの同志国との安全保障上の外交も格段に増えております。両国の防衛大臣と外務大臣がセットになって臨まれる2プラス2という国際交渉も頻繁に行われている昨今、防衛省に副大臣が一人しかおられないということが果たして適切なのでしょうか。”
“日本においても、自衛隊関係者に対し、宿泊割引や身近なサービスが更に広がって、各地域で国防や災害支援の任に就く自衛官に敬意を示せる持続可能な方策を研究し、このような自発的社会慣行が広まればよいと考えますが、防衛省の御見解を伺います。”
“今大臣から、尊敬や名誉、誇りというお言葉が出ました。とても大事なことだと思います。自ら事に臨んでは危険を顧みずに国民の負託に応えようとされる、その崇高な忠誠心、責任感に心からの敬意を向けます。 米国には、国防の任に当たる軍人に対して、例えば民間飛行機における優先搭乗や、スポーツ観戦やイベント参加チケットにおいて軍関係者やその家族に割引制度を設定することによって、例えば生活困難地域に単身赴任をしたり、身の危険も、文字どおり命の危険も背負いながら国防の任に当たる軍人とその家族に対して、社会的に敬意やあるいは謝意を示す機会が浸透をしています。 日本においても、自衛隊施設の周辺に位置するホテルやレストランなどでは自衛隊関係者割引をフロントで提示している箇所もありますが、その数や規模は極めて限定的です。例えば、レストランでデザートや飲物一杯のサービスなど、自衛隊関係者に対して敬意や謝意を身近なところで示したいと思われる自営業者、経営者の方々は相当いらっしゃると考えます。”
“現に戦争や紛争が継続をしている国際情勢にあって、新たに迫りくる脅威や課題に向き合い、我が国の防衛力を実質的に強化するためには、防衛装備の更新、精鋭化はもちろんのこと、今回の法改正が目指される自衛官の処遇改善に加え、主権者たる国民と自衛隊がどれほどに信頼関係を強固に結び続けられるかという点も重要だと考えます。 そこで、自らも自衛隊御出身、陸上自衛隊、屈強なレンジャー部隊を経験されている中谷防衛大臣に伺います。 国の独立と安全を守り、国民の命を守る自衛官にとって最も士気が上がることは何でしょうか。”