中条きよし
日本維新の会 · Japan
“実演家たちに正当な対価を届けること、そして同時に、利用者の皆さんがこれなら応援したいと心から納得できる透明で思いやりのあるルールを作ること、この二つの車輪が回って初めてこの新しい制度は機能します。関係者の心意気だけで回していた時代は終わろうとしています。今回の新しい権利の創設がすばらしい第一歩となることを心から応援しております。どうか、日本の音楽や文化を支える実演家たちと、それを楽しむ社会全体の未来を大事にしていただきたいと思います。 その上で、幾つか法案について質問をさせていただきます。 まずは、店舗などの利用者への周知、普及啓発について伺います。 制度の定着には利用者側の理解が不可欠ですが、著作権の仕組みは非常に複雑です。なぜ演奏家やレコード製作者への対価の還元が必要…”
“ありがとうございます。 実演家の皆さんへ確実に対価が届き、自らの評価を肌で感じられるシステムの構築を是非後押ししていただければと思います。 次に、本法案に関する実演家の課題として、契約や立場の壁について伺います。 今回の法改正で使用料の分配が進んでも、事務所等と大本の契約が不適切であれば対価は本人に届きません。 個人の実演家やフリーランスの方々というのは、事務所との力関係などから立場上の不安を抱えがちです。この立場の弱さが顕著に現れているのが、過去の音楽作品の扱いです。サブスク等の普及で昔の作品が世界中で大きな収益を生む時代ですけれども、現場からは、契約から十年以上が経過し、利用形態や収益構造が大きく変化しているのに、再交渉に応じてもらえない、対価の還元が不十分であるとい…”
“ありがとうございます。 せっかく音楽を利用してくださっているお店や演者など、関係のその皆さんが不快な思いをすることのないように、そして利用者の皆さんが意図せず違法な利用をしてしまうことのないように、丁寧な啓発と支援、更なる課題把握を引き続きよろしくお願いをいたします。 次に、集められた対価を実演家やレコード製作者に分配する仕組みについて伺います。 法律では、使用料の窓口となる指定団体を文化庁長官が定めますが、集まったお金が本当に権利者本人に届くのかという点が重要です。別分野の事例ではありますが、文化庁は、昨年三月、日本脚本家連盟に対して、集めた使用料について数億円規模の未払に関する業務改善命令を行っています。集めたお金がきちんと本人に支払われるかが制度の信頼の根幹です。こ…”
“日本維新の会の中条きよしでございます。 これまでも、委員会の場で、自分の経験なども踏まえながら、文化や芸能をどのように守っていくのかという観点から質問をさせていただきました。また、著作権法については四月の委員会でも質問をさせていただきました。今回法案が提出されたことについては、本当に関係者の皆様の御尽力に心から感謝を申し上げます。 さて、今回の法案では、レコード演奏・伝達権の創設により、その最前線で音楽に命を吹き込み、作品を心に届けている実演家やレコード製作者に対する対価の還元が実現しようとしています。これまで十分に届きにくかった実演家たちに対する対価が還元され、安心して表現に向き合える環境ができることは、日本の文化産業の未来にとって大きな希望になります。 一方で、音楽を…”
“ありがとうございます。 実演家も含め、音楽や映像、コンテンツに関わる皆さん全体に寄り添う支援をよろしくお願い申し上げます。 これまで申し上げましたけれども、かつては実演家で、余り守られない中で才能や努力がありながら埋没していった仲間というのがたくさんおります。時代が変わり、関係者全員が守られる世の中に変わろうとしています。是非、その権利が現場でしっかり機能して、実演家や音楽の作り手本人にきちんと届き、さらには契約や二次利用の場面でも安心して活動を続けられる環境につなげていきたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ありがとうございました。終わります。”
“過去の作品についても、実演家が不利益を被らないような、そういう取組をお願いいたします。 最後に、大臣に伺います。 日本のコンテンツ産業を底上げし、実演家の皆さんが安心して活動できる環境を確実なものにするためには、大臣の強力なリーダーシップの下で他省庁や関係者とも連携した制度設計が必要だと思います。 また、本法案は施行まで最大三年の猶予がありますが、実演家たちは長年この権利を待ち続けてきました。附則にある準備行為を迅速に進めて、早期かつ着実な施行を目指していただきたいと思います。 本法案の施行に向けた大臣の決意をお聞かせ願います。”
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“御異議ないと認めます。 それでは、委員長に松下新平さんを御指名いたします。 ───────────── 〔松下新平君委員長席に着く〕”
“ただいまの打越さんの動議に御異議はございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕”
“ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。”
“それでは、御異議ないと認めます。 それでは、委員長に松下新平さんを指名いたします。 ───────────── 〔松下新平君委員長席に着く〕”
“ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。”
“御異議ないと認めます。 それでは、委員長に松下新平さんを指名いたします。 ───────────── 〔松下新平君委員長席に着く〕”
“ただいまから北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条第二項の規定により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。”
“ありがとうございます。 時代とともに価値観も変化していく中で、先人が築いてこられた伝統というのは大切にしながら、今を頑張る人のその力を十分に発揮できる優しさあふれる社会となりますよう願って、終わりたいと思います。 ありがとうございました。”
“そこで、大臣にお伺いをいたします。 厚労省に限らず、文科省や文化庁においても積極的に事業の周知、こういった相談窓口があるということを、連携して必要とされているところに情報として届けるべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。”
“ありがとうございます。 助けを必要とする芸能従事者というのはフリーランスばかりではなくて、コロナ禍以降、歌舞伎、ジャニーズ、宝塚に共通するハラスメントというのは話題になりました。伝統的な上下関係や序列が存在して、未熟な年齢でその道に入り、限られたポジションをめぐって厳しい競争環境に置かれることで心理的なプレッシャーも高まります。また、内部の結束が非常に強く、閉鎖的な環境というのは問題が外部に漏れにくく、歌舞伎では名跡を持つ家元、ジャニーズではプロデューサー、宝塚では上級生など、指導者の影響力も非常に強いために、その指導方法や姿勢、厳しさも時代とともに見直す必要がありました。 これらに関連して、先日、自殺予防、孤独や不安に寄り添ういのちの電話に関してお話を伺いました。半世紀以上前から続く非常に貴い事業だと思います。運営面では寄附が集まらなかったり、若い方への周知面でもなかなか大変な部分があるようです。これは本来、厚労省の管轄だと思いますが、一方では、本委員会の所掌範囲である小中学生や、先ほど申し上げました芸能従事者の自殺や悩みというのにも関わる重要なテーマであるように思えます。”
“ありがとうございます。 少し視点を変えまして、芸能人への誹謗中傷についてお伺いをいたします。 先ほどの日本芸能従事者協会のアンケートを見ますと、七割近い方がインターネットやSNSで御自身が傷つけられるような投稿、誹謗中傷を受けて、その半分近くが毎日から数日に一回の頻度だと回答しています。報道などでも目にしますが、本当にむごいケースでは自殺で亡くなられる方もあります。顔をさらして活動するということがどれほどのリスクがあるのか、そこで生き残っていく努力の大変さというのをボタン一つ、クリック一つで踏みにじられる行為、顔の見えないこのような行為に本当に心から憤りを感じます。 そこで、大臣にお尋ねをいたします。 主にインターネットやSNSにおける芸能従事者への誹謗中傷について、どのように防止を図っていくべきとお考えでしょうか。お聞かせ願います。”
“ありがとうございます。 ここで労災の方に少し話を戻しますと、芸能従事者の活動の場というのは様々でして、屋内もあり屋外もあります。屋内というのは、一言で言っても、テレビのスタジオから劇場、ホールなど多様です。全国ツアーなどは毎日が初めての場所であり、移動時間も長く、事故やトラブルに遭う割合も多いと考えられます。いざ、けがや事故、トラブルに巻き込まれたときに、一人でどうしていいのか分からないというのがフリーランスの直面する課題だと思います。労災保険の特別加入の対象者であるという知識やノウハウを周知していくためには研修の機会も必要です。 そこで、政府にお尋ねをします。 先ほどの文化庁のガイドラインでも、当事者である団体や芸術家自身の努力を期待されています。もちろん、当事者である団体、当事者が頑張るというのはもちろん当たり前のことですが、国や行政にも研修会など継続的な支援を期待されているようです。どのような取組があるのか、具体的にお聞かせを願います。”
“ありがとうございます。 この芸術家たちは、幼い頃から指導者の下で上を上を目指して日夜レッスンに励んできた人たちです。そのほとんどが物心付いたときには既にレッスンを始めていたという方々で、コンクールや公演などでのプレッシャーに耐える経験から緊張や不安を乗り越えるためのメンタル技術というのは身に付けているものの、幼少期からトレーニングに集中していたことで、一般的な子供時代の社会経験が不足しがちになることも考えられます。専門分野以外での社会的スキルや一般的な対人関係における柔軟性に欠ける場合もあり、このような環境で逆らうことをせずに生きてきた人たちにとって、このガイドラインというのはとても有り難いことだと感じました。 そこで、大臣にお伺いをいたします。 このガイドライン策定後、コロナ禍も収まってコンサートや公演の機会も増えています。今の状況をどのようにお考えでしょうか、また、今後どのような課題感があるとお考えでしょうか。お聞かせを願います。”
“先週の質疑のときにも、芸能の仕事をしているときに、例えば一か月の劇場公演のときなどは、毎日、毎朝、目が覚めるたびに、今日は声が出るだろうか、喉は潰れていないかという不安にさいなまれていたということを話しましたが、その直後の集会でもあって、非常に興味深く話を聞かせていただきました。 時代も移り変わり、このような形で少しずつ安心の幅が広がっていくことはとてもいいことだと思います。ほかにも互助組織として研修の場などもあり、同じ芸の道で志を同じくする人たちが助け合いの輪を広げて相談できる場所がある、これは何より大切なことです。しかし、まだまだ課題点も多くあり、その業務契約内容というのは、あうんの関係とでもいいましょうか、とても曖昧であり、今後の仕事環境を考えると個人個人としてはとても弱い存在です。 そこで、お尋ねをいたします。 令和四年に文化庁で行われた文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議で、この構築に向けたガイドラインが策定されたとのことですが、このガイドラインについて詳しくお聞かせを願います。”
“日本維新の会・教育無償化を実現する会の中条でございます。 先週六日の木曜日に、芸能従事者・クリエイターの実態と課題とする一般社団法人日本芸能従事者協会主催の院内集会がありまして、私も長らく芸能従事者でしたので御案内があり、参加させていただきましたが、皆さん非常に闊達な議論を交わされていて頼もしく感じました。 この協会では、令和三年の省令改正により労災保険の特別加入制度の対象が広がったことで、芸能従事者の互助組織のようになっており、現在五万人以上が加入されているそうです。私の知る限りでは、私の現役時代にはこのような労災の加入があったりしっかりした互助組織というのはなかったように思います。事務所に所属という形は取っていても委託業務では労災などないわけで、事故にあったりけがや病気でのリスクというのは全て自分で背負わなければならないという感じでした。”
“御親切にありがとうございます。 いずれの場合もですけれども、地域の方々に御協力いただく際には、きちんと対価というのも含めてやりがいを持って働いていただけるように、十分な御配慮をお願いいたします。 それぞれの世界で頑張ってこられた方々がその力を十分に発揮できる社会になりますようにお力添えをお願いして、終わりたいと思います。 ありがとうございました。”
“ありがとうございます。 同じく部活についても、スポーツ庁、文化庁は、段階的に地域に移行するとされていたと思いますけれども、地方などでは民間委託が難しい場所もあると伺います。 そこで、お尋ねをいたします。 こちらも同じようにシルバー人材センターなども活用しながら、民間を定年退職された方々など地域の方々に御協力をいただくということもあるかと思いますが、そこの辺りはどのようにお考えでしょうか。”
“ありがとうございます。 教員の働き方改革を考えた際に、先生や学校で対応をしなくてもいいことまで先生方がされているという状況がありました。例えば、平成三十一年に中央教育審議会でまとめられた学校、教師が担う業務に係る三分類では、放課後の見回り、お金の徴収、ボランティアとの連絡調整などは教員以外が担うべきとされているようです。ところが、最近の取組状況調査でも、登下校のサポートを除くと、引き続き学校での対応を余儀なくされているようです。 そこで、政府にお尋ねをいたします。 登下校のサポート以外で紹介されている放課後の見回りやお金の徴収、ボランティアとの連絡調整など、学校以外で対応すべきとされていることなどについて、民間を定年退職された方々など地域の方々に御協力をいただくということもあるかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。もし既に把握している事例などがありましたら、併せてお教えください。”
“ありがとうございます。 スポーツに比べると多岐にわたり、どこまでを範囲にするかというのは非常に難しい面もあると思いますが、引き続き知見の蓄積や検討をお願いできればと思います。スポーツにせよ、文化的な競技にせよ、芸能にせよ、引退、特に不慮の引退があっても社会の一員として迎え入れる用意があるよと、決してその努力は無駄ではないよと、こう言える社会にしていきたいと思います。 次に、前回、私、教育の現場などでは、高齢者や引退された方々の経験と知見を生かしていくことができるのではないかと申し上げました。これについておおむね好意的な答弁をいただきまして、同じ課題感かなとは考えております。そのような気持ちで資料を拝見いたしますと、文科省が昨年六月に行った教師不足への対応等についてのアンケート結果において、各地の教育委員会の取組として、退職教員への再任用や臨時任用の働きかけをされているようです。 そこで、お尋ねをいたします。 このアンケートに限りませんが、全国的にどういった形で働きかけが行われているのか。例えば好事例などがございましたら、把握されているものを御紹介いただければと思います。”
“先ほど、そして三月の質疑でも、スポーツについては引退後のキャリア形成の自主的な取組であったり政府としてコーディネーター養成の事例をいろいろと御紹介いただきましたが、文化面の競技や芸術、芸能従事者での同様の取組を何か把握されておりますでしょうか。”
“六級からスタートして、二十六歳までに四段に昇段するという必要があるんですが、昇段できるのは半年に一度で、上位二名だけです。とても狭き門です。勝負事なので仕方ないとはいえ、相当な努力と才能を費やしてなお二十代の半ばでプロを諦めざるを得ないというのが現実です。 たまたま将棋の例を出しましたけれども、私も芸能界で五十四年間食べてきました。自分で言うのもなんですが、もちろん努力を欠かしたことはございません。ちょっと声が小さくなりましたが。運もあります。もちろん人との御縁に助けられたことも数え切れません。一番大変だったのが劇場の一か月公演というので、一か月間、毎日芝居とショー、一回の公演が三時間です。出ずっぱりで声を出すわけです。それが大体一日二回です。六時間ということです。本当に毎日、毎朝起きるたんびに、今日は声が出るんだろうか、声は潰れていないだろうかと、本当にそういう不安が常に付きまとっておりました。このような文化面でも、一つの道を諦めざるを得ないということはそれぞれにあると思います。 そこで、お尋ねをいたします。”
“ありがとうございます。 なかなか難しい部分もあると思いますが、少なくともこの問題意識は共有できていると考えておりますので、引き続きの御検討、お願いいたします。 一芸を磨きに磨いてチャレンジし続ける選手たち、一方で、やむにやまれぬ事情で引退を余儀なくされ、苦しい思いをしている元選手の方は、今この瞬間にもおられると思います。スポーツ選手を育てていく、産業を育成していく、それだけではなくて、選手が引退後も豊かな人生を送れるような、そういう視点を持って政策づくりに臨んでいただきたいと思います。 さて、一芸に秀でたばかりというのは冒頭でも申し上げましたけれども、スポーツだけに限らないように思います。文化的な競技であっても、様々な事情によって引退せざるを得ないということはあると思います。 例えば、将棋の藤井聡太棋士の活躍、息をのんで叡王戦に注目している方も多いのではないでしょうか。まず、プロの棋士になるには、原則として日本将棋連盟の棋士養成機関である奨励会の入会試験に合格しなければならないわけです。”
“その際に、これは個々のスポーツクラブであったり連盟であったり、それぞれ取組方もばらばらな状況で普及には課題があるというお話だったと思います。 そこで、改めてお伺いをいたします。 例えば、種目によって人数も少なく予算規模が小さいというところもあると思いますが、Jリーグのように体力があるところはきっと知見もたまりやすいと思います。種目を越えて、他のスポーツにもノウハウが共有できるといいと思いますが、国として、種目、業界を横断したノウハウ共有に向けた支援が必要ではないでしょうか。お考えをお聞かせ願います。”
“あれほど強い男が、私のところに来て死にたいと弱音を吐いたときにはとても衝撃を受けました。しかし、それだけではなくて、ショックだったのは、一芸に秀でたばかりに他のことができないという言葉でした。 以前の質疑でも申し上げましたけれども、改めて申し上げたいと思います。これは宮本に限りません。幼い頃からずっと努力を重ねてきて、勉強の機会や就職の機会などから遠ざかり、芸を磨いてきた人たち、私たちに夢を与えてくれた人たちに、一芸に秀でたばかりにという言葉を言わせていいのかと、これまでの人生を後悔させるようなことでいいのかというのを心を痛めました。 この問題意識から、三月の質疑では予算委員会からの委嘱審査でしたので、予算がスポーツ選手の育成や産業の育成だけではなくて、引退後のキャリアを築いていく支援が必要ではないかという話をしました。どういう取組があるのかお伺いをしたところ、スポーツ庁から、おおむね同じような問題意識を共有してくださり、幾つかの事例を紹介していただきました。”
“日本維新の会・教育無償化を実現する会の中条きよしでございます。 前回、三月二十二日の当委員会の質疑では、予期せぬ形で引退したスポーツ選手のその後のキャリアへの支援が必要ではないかと、このような質問をさせていただきました。 本日は、改めて、支援するためにはどういうことができるのか、また、これらはスポーツに限らず、文化芸術の分野でも同様の支援が必要なのではないかという視点で質問をさせていただきます。 三月の質疑において、私は、スポーツ選手から多くの夢や希望、そして勇気というのをいただいているにもかかわらず、その選手たちが何かの事情や事故で引退を余儀なくされたときには、はい、お疲れさまという、そんな簡単なことでいいんだろうかと申し上げました。 改めての御紹介となりますが、このことに気付かせてくれたのは、私の長年の付き合いである元K―1ヘビー級選手の宮本正明でございまして、現役の時代にも人気者で、競技を通じて多くのファンを熱狂させてきた男です。ですが、無理を重ねて努力してきたことで、非常に医療面や治療にも苦労して、経済的な不安も抱えながら、骨髄変性症や悪性腫瘍と闘っております。”
“特に私は、障害を抱えた方にとって災害の現場で情報へのアクセスを奪われることは命の危険を増すことにもつながりますので、当事者の方にももちろん議論プロセスへ参画いただくことがユニバーサルデザインを行っていくための基本と言えるのではないかと思います。 中川参考人からは、赤字路線も多くある中で鉄道事業者だけに対応を求めるというのは現実的ではなく、このままでは公共交通機関そのものがなくなるリスクがあるという御意見をいただき、佐藤参考人からは、無人駅でのスロープの設置など、費用の余り掛からない方法もあると教えていただきました。 自治体や鉄道事業者、そして何より障害を持つ当事者の方々の御意見やノウハウなど、これを全国的に集約して、その知識と工夫を平準化することがとても重要ではないかと思いました。 本日申し上げました意見も含めて、持続可能な地域づくりを支援していけたらと思っております。 ありがとうございます。終わります。”
“また、空き家問題については、平山参考人から、日本の持家の大きな特徴としては、ぼろぼろになるまで徹底的に住み続けることが多く、欧米のように中古取引が盛んな国々では、売買の際など、様々なタイミングでリフォームの手が入るとのことでした。 住宅の耐用年数も欧米は日本の四倍以上と聞きます。我が国でも、リノベーションすることによって、最新の住宅技術で、耐震性や断熱性、機密性を備えた新築同様の住み心地と安心感のある住宅、加えて、住宅市場の支援を行うことで、価格の抑えられた、あるいは税制の優遇された物件となれば、大都市に住み続けるという形から自然豊かな地方への移住促進につながっていくと考えます。 次に、四月十七日に伊藤参考人からは、障害を抱えた当事者の方々にも検討プロセスの中に入っていただいて情報格差をなくしていくことはとても大切であるものの、その困難を想像するだけでは限界があるというお話でした。”
“日本維新の会・教育無償化を実現する会の中条きよしでございます。 まず、二月七日には石田参考人から、農家に弟子入りする人も増えてはきたが、その一方で、テレワークなどもやりながら農業をしていきたいという人もいて、農業をするにはどのような時期に人手が必要なのかをリアルに伝えていくことと、半分農業、半分は別の事業という特定地域づくり事業協同組合をつくるには仲間を集めるのがとても難しく、商工会と農業界というように、業界の違う人々が参加して地域を盛り上げていくことが重要であると伺いました。 私は、地域の魅力と必要な情報をしっかり伝えていく仕組みをつくり、人々が集まれる場所を創設することで、若者を始めとした現役世代を大都市からいかに誘引できるかが地域の活性化につながるんではないかと考えています。 移住を促進していくためにも、ちゃんと働ける場所はあるのか、キャリアとしてステップアップしていけるのかを考慮しつつ、雇用の確保、多様な生き方への実現、そして持続可能な地域づくりの全てを達成していくことが重要だと思います。”
“ありがとうございます。 まだまだ質問したいんですが、ちょっと長くなりそうなので、最後にします。 北朝鮮による日本国民の拉致、この問題は、超党派で、また日本国民全体で憤りを、怒りを共有して返還を迫る問題であると改めて申し上げたいと思います。 各大臣、政府には、日夜の御調整、不断の努力を続けておられることに対して心から謝意を申し上げます。是非、被害者やその家族の痛ましいお気持ちを御自分のことと捉えて、正義と良心を持って御対応をいただくよう改めてお願いをして、終わりたいと思います。 ありがとうございました。”
“外交ですので、お答えできること、できないことあろうかと思いますが、このことは申し上げたいと思います。 我々国民が安心して毎日を過ごせるのは、日本が国家として何があってもきちんと守ってくれる、万一何かあっても必ず助けに来てくれるはずだと、その約束を信じてもらえてこその国家ではないでしょうか。 この五十年余りにわたって、日本は国家として被害者の方々、家族の方々にこの約束を果たしてこられたんでしょうか。国内に工作員を侵入させた。その上、何の罪もない平穏な生活を送っていた国民を領海外に連れ去られた。その後、半世紀近くにわたって多くの被害者を取り戻せずにいる。ちゃんと守ってもらえる、何かあってもきっと助けに来てくれるはずだ、この信頼は日本の国家としての主権への信頼です。国民あっての国家、国民を守れてこその日本ではないでしょうか。 そこで、改めて、被害者の方々への返還に向けて、外務大臣、そして担当大臣から強い決意をお伺いいたしたいと思います。”
“ありがとうございます。 引き続きとはいえ、時間も限られているので、その効果も含めて、短時間で高い効果を得られる広報なども積極的に御検討ください。 今年は、年明け早々に金正恩委員長が岸田総理に見舞いの電報を発出した後、金与正氏、崔善姫外相が次々と日朝首脳会談の実現をめぐって様々に揺さぶりを掛けてきています。総理も、御自身直轄のハイレベルでの協議を続けていくと強い意欲を示しておられます。また、先日、十日の日米首脳会談においても、バイデン大統領から即時解決に向けた米国のコミットメントに変わりがないことも御確認をいただいている状況です。 そこで、政府にお尋ねします。 年明けからの一連の北朝鮮側の発言や日米首脳会談を踏まえて、総合的に現在の状況をどう評価しているのか、お聞かせを願います。”
“何年も何年も心配をした末、どうも外国に連れ去られたらしい、なのに政府は取り戻すことさえできずにいる。しかも、そのような身を切られるような心配する日々が半世紀近くも続いている。人ごとでは済まされないことです。我々は怒っています。国民全員が怒りを共有していると思います。この怒りの下に北朝鮮に被害者を返せと迫るべきです。 一方で、現在大学生くらいの若い世代にしてみれば、二〇〇二年の小泉総理の訪朝さえ生まれた頃の話になっています。知るきっかけがなければ、なかなか実感として捉えることは難しいと思います。しかし、先ほど述べたことは、どこか遠い世界で起きたことではなくて、ごく身近に起きた許されざる暴挙なんだと、この怒りは世代を問わず共有できることだと思います。 そこで、政府にお尋ねをいたします。 直接に拉致事件を知らない世代を含め、しっかりとした普及啓発を行い、国民全体で怒りを共有し、北朝鮮に返還を迫るべきではないでしょうか。具体的にどういう普及啓発を行っているのかの確認も含めて、お考えをお聞かせください。”
“ありがとうございます。 成果、進展とは、被害者の方々が帰国されることです。もちろん一人も取り残すことなくです。一刻も早く拉致された方々を北朝鮮から取り戻す、御家族と同じ場所で、この日本で御家族一緒に私たちと同じ時間を共有できるようにすべく、一層の努力をお願いいたします。 次に、国民全体で憤りを共有し、返還を迫っていく姿勢を示すべきではないかという点について申し上げたいと思います。 拉致問題に関係する直近の質疑を拝聴しておりますと、それぞれの大臣から、いわゆる家族会、救う会の御要望について厳粛に受け止めるという答弁をされていると思います。この問題の重要性、御家族の切なる思いに鑑みれば、厳粛に受け止めるというのは、これはもう当然のことです。しかし、更に踏み込み、大臣、政府職員はもちろん、私たちも自分のこととして捉えるべきではないでしょうか。 ある日、夕食の時間には帰ってくるはずだった娘が帰ってこない。留学に行ったきり連絡が取れない。少し出かけただけのはずの兄弟が帰ってこない。不安なまま警察に相談しても何が起きているか分からない。”
“そしてまた、それを踏まえて、今後具体的にいつまでに何をどうしていきたいのかと考えておられるのか、それをお答えください。”
“二〇〇二年に全面的な解決に向かうかに見えた当時の小泉総理と金正日総書記との首脳会談、そして五人の被害者の方々の帰国から数えて既に二十年以上は経過しています。 北朝鮮による拉致被害者家族連絡会、家族会、いわゆる家族会の方々のうち、親世代の方は、有本恵子さんのお父様である明弘さん、そして横田めぐみさんのお母様である早紀江さんの二人だけとなって、それぞれ体調にも不安があると伺っております。既に亡くなられた御家族も多く、家族に再会したいという人として当然の思いを持ちながら亡くなっていかれた方々の悔しさを思うと、本当に心が痛みます。 このような状況下にあって、岸田総理御自身も認めておられるとおり、先ほども言われたとおり、ひとときもゆるがせにできない状況であり、一刻も早い問題の解決が望まれます。 そこで、まず、このような状況、進展について政府にお尋ねをいたします。 政府の御努力はもちろん承知していますし、一定の理解はしますが、一方で、二〇〇二年の訪朝から何の進展、成果も出ていないことについて、自らをどのように評価しておられるのか、お聞かせをください。”
“日本維新の会・教育無償化を実現する会の中条きよしでございます。 北朝鮮による日本国民の拉致、国民の人権と日本の主権に関わる重要な問題について質疑をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 私自身、北朝鮮による拉致問題について、多くの国民同様、非常に強い憤りを持っております。そして、その思いは日増しするばかりです。各委員の先生方も政府の皆さんも思いは同じであると信じております。 この憤りですが、もちろん一義的には、実際に拉致を行い、その後もまるで人質交渉でもするかのように不誠実な態度を取り続ける北朝鮮に対して向くものであることは間違いありません。しかし一方では、長きにわたって日本政府が何の進展も見出せない、何の成果も出せていないことについても強い疑問を持たざるを得ません。 もちろん、それぞれ担当大臣、政府職員の皆さんが不断の努力を続けてこられたことは理解しております。しかし、最初に拉致が起きたと考えられる一九七〇年代から数えると、既に半世紀が経過しようとしています。”
“ありがとうございます。 時間ですので、取りあえず、当事者の皆さんにとっても周りの人にとっても住みやすいユニバーサルデザインの町づくりのためにできることをしていきたいと思っております。 ありがとうございます。”
“ありがとうございます。 やはり地方鉄道というと、どうしてもローカル線の赤字の問題が大きいということになったり、頭をよぎるんですが、こういった財政的な制約のある中で、そのユニバーサルデザインとか重要な課題を進めていくというのは大変な調整があると思います。 そこで、中川参考人にお伺いしたいんですが、財政的な制約と、当事者の方々の意見も聞きながらユニバーサルデザインを地域の鉄道など移動手段で実現していく際に、この両立はどのように達成されているんでしょうか。富山県やその他の地域の実例なども含めて、先生の御意見をお教えください。”
“ありがとうございます。 関連しまして、佐藤先生のお話をお伺いして、事前に資料も拝見しました。当事者のお立場から障害者の皆さんにとって過ごしやすい社会をつくってこられたことに心より敬意を申します。 資料や御説明にもありましたけれども、新幹線のバリアフリー席の割合が世界最高水準になったとか、ホテルでの全室ユニバーサルデザイン義務化など、この五十年でバリアフリー化というのは非常に進んできたと、これはすばらしいことだと思います。政治的なリーダーシップも非常に重要であると、改めて襟を正す思いです。 その中で、やはり今後の課題というのは、東京だけではなくてローカルにもこれを広げていく必要があると思いますが、そうすると、その財源がなかったりとか地域によって格差が出たりと、また別の課題が出てくると思います。 そこで、佐藤参考人にお伺いをしたいんですが、東京のように必ずしも事業者に体力があるわけでもなくて、強力なバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化を進めていく上で重要になってくるのはどういったところでしょうか。ちょっと御意見をお教えください。”
“そこで、伊藤参考人にお伺いをしたいんですが、こういった町づくりとか暮らしづくりのための一番のポイントというのは何なんでしょうか。お答えください。”
“先生の資料の中に、言葉が通じないまま外国の道を歩いているようなものとありましたが、非常に分かりやすくしっかり情報が伝わるという意識を皆が持つということがユニバーサルデザインの要であると思いました。 厚労省の過去の調査を見ますと、聴覚障害の方の内訳では、高齢者の割合が非常に高くなっています。確かに高齢になると聞こえにくくなっていくというのは、私自身もそうなんですが、素人なりにもそのように思います。一方、若い方の中にも状況によっては聞き取りづらさを感じるという結果も載っていました。その聞こえにくさを感じている方の数というのは千四百万人以上いらっしゃると言われているようです。 そうすると、そもそもその聴覚障害者の方々にとっての情報保障、きちんと必要な情報が伝わるということは、結果として耳が聞こえにくくなった高齢者の皆さんにとっても大きな助けにもなります。公共施設に設置されている例えば情報提供のための文字表示板だとか緊急時の情報を伝えるための点滅ライトなどは、聴覚に不便を感じ始めた高齢者に非常に役立ちますし、こうなってくるともう人ごととは言っていられないなと思います。”
“本日は、先生方から現場における様々な課題をお聞かせいただきまして、ありがとうございます。 私自身が障害の当事者でないこともあり、これまで、その日常の困難とか不便がどれほどのものなのかというのを想像するほかありませんでした。今回先生方に何を質問するか事前に考える中でも、まずは当事者の方々のお話を伺うことが一番大事だと考えておりました。本日、こうして伊藤参考人、佐藤参考人から直接伺うことができて大変感謝しております。ありがとうございます。 まずは、伊藤参考人より、聴覚障害者の方々の情報保障について御説明をいただきました。聞こえにくい若しくは聞こえないという問題は、生きていく上で必要な情報にアクセスできず、その結果、教育や就職、あらゆるシーンで不利益に取り扱われてしまいます。また、災害などの緊急事態では命の危険にさらされるリスクさえ生じます。聞こえないこと自体の困難や大変さだけではないんだという意識を私たちも持たなければならないと改めて感じました。”
“人手不足に悩む教育現場で退職された先生方に御活躍いただくのは、教育の質の向上、人手不足の解消、そして世代間の知識の伝承という点で大きなメリットをもたらします。経験豊かな教員の知識と情熱を生かすことで、教育現場はより豊かなものになり、生徒たちの学びの場が更に充実するのではないかと思います。是非、世代を超えた知恵と知見を生かしてこの難局を乗り切っていただきたいと思います。 質問を終わります。ありがとうございました。”
“この最大のメリットは即戦力であることです。病気や産休、育休という臨時の欠員が出てしまった緊急時に経験豊かな先生が非常勤で入っていただけると、授業もスムーズに引き継ぐことができて、子供たちの学びも途切れることなく、いつもどおりの学校生活が続けられます。既に現場のことは熟知しているわけで、新たに研修を受ける必要もなく、さっと授業に入れると、これができるのもやはり経験豊かな先生ならではの強みです。 そこでお尋ねをいたします。 退職した先生方に御活躍いただくことには様々なメリットがあり、非常勤講師として活躍の場の促進はこれからますます必要になってくると思いますが、お考えをお聞かせください。”
“そこで、パソコンやIT関連の教育ツールは若手の先生に任せつつ、その豊富な経験を生かして若い教員の相談に乗りながら輝いてもらう、フルタイムでなくても週三回だけ午前中に授業といった具合に無理なく働けるような環境を整えていくことも大切です。 文部科学大臣にお尋ねをいたします。 このように、退職した先生方を始めベテランの先生方と若手の間で校内での交流、特に知見や経験の共有が各地域、各校の実情に合わせた形であるとよいのではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。”
“地域によっては、特定の科目を教えられる先生が足りなくて、生徒たちの学びのチャンスも限られてしまいます。個々のニーズに合わせた教育という国の進めてきたようなことも難しくなってきます。 気になるのは、先生になりたいという若者が非常に減ってしまっているということです。文科省の資料にもありますけれども、この二十五年弱の間に小中学校で教員の採用倍率が十倍程度下がってしまっています。もちろん、業務の負荷を下げて先生を増やしていこうという御努力は分かるんですが、状況が整うまでは定年退職をされた元教師のお力を借りるというのは一つの考えじゃないでしょうか。 長年の教育経験と豊かな、豊富な知識を持っておられる元教員の方々はたくさんの可能性を秘めています。これまでにも非常勤講師として活躍されるお話を聞きますが、まだまだ頑張れるぞという熱意のある先生がいらっしゃれば是非御活躍をいただきたいものです。”
“失礼をいたしました。 文化遺産が引き付ける観光は、日本経済と文化と両方にとって大変重要な柱です。また、若い世代、小学生や中学生といった次の世代に地域の歴史や伝統を伝えていくという教育面での良さも忘れてはいけないと思います。政府や自治体はもちろん、観光業界も一致団結して現場の方々にはちゃんと報いていただきたい。高齢者に限らないかもしれませんが、ボランティアの皆さんに社会全体で感謝して支援する文化を育みたい、地域コミュニティーや企業がボランティア活動を支えるための支援や場を提供することで活動がより豊かな有意義のあるものになると思います。 次に、人手不足に直面している教育現場で退職した教員に御活躍をいただけないかという質問です。 教員の先生方が多いのでよく御存じとは思いますが、今回の文科省の予算案を見ると、教員不足で先生の重い負担をどうするかという観点で予算が組まれているのだと思います。小中高を通じて教員不足の状況はどんどん深刻になってきている今、このまま教員が減り続ければ生徒一人一人にちゃんと目が行き届かなくなります。”
“多くの方が時間とエネルギーを惜しみなく提供してくださっています。旅行者や小学生から感謝の言葉だって大きな励みになっています。 ただ、膨大な労力と志に対して国や自治体は甘えてしまっていていいんでしょうか。今や、年金を受け取れる世代になっても働き続ける方や働かざるを得ない方がたくさんいるわけです。どんなに志が高くて地域に貢献したいと思っていても、経済的に敬遠されたら現場を回してくれる人がいなくなってしまいます。そこで育つ子供たちのためにも歴史や文化を伝えていく、それがまた次の世代につながっていく、このいい循環を保つためにも、ボランティアという言葉だけでその厚意に頼り切ってはいけないんだと思うんです。 そこでお尋ねをします。このようなボランティアの方々に対して、これまでの箱や備品の整備とは別に、人件費として使えるようなものが必要だと思いますが、どうお考えですか。”
“もうちょっとマイクに近づいてしゃべっていただけると有り難いです。聞こえにくいです。 ありがとうございます。 このようなボランティアの勤務状況や労働環境、どのような業務があるのか把握されておられますか、お聞かせください。”
“ある日本遺産の現場では、地元出身の高齢者の方々がボランティアガイドとして活動し、旅行者だけではなくて地元の小学生に伝統と歴史を説明しています。このような活動は訪れる人々にとってかけがえのない学びの機会となり、日本文化への深い理解につながっています。 しかし、このような献身的な活動には必ずしも十分な支援がなされているわけではないようです。やりがいを持って参加していただいているとはいえ、場所や季節によっては過酷な現場です。日々の案内はもちろん、定期的な勉強会や古民家の鍵開けや留守番、事務局の経理まで、大変な労働です。外国人対応のために高齢者の間で国際部をつくっているところもあるそうです。 日本遺産という形で予算が付き、おそろいのはっぴや場所の整備が進むようになっていいんですが、人の謝礼がほとんどないというのはいかがなものでしょうか。ボランティアという名の地域活動になっています。 そこで、文化庁にお尋ねをします。 日本遺産の現場で活躍するボランティアの人数やその年齢構成というのは把握しておられますか。概況を教えてください。”