広瀬建
農林水産大臣政務官 · 自由民主党・無所属の会 · Japan
“長友委員御認識のとおり、品種開発に当たっては、農研機構や公的機関、民間企業などが有する品種や知見等の有効活用により、品種育成が効率化される連携の在り方であったり、実需や農業者等と連携し、品種育成段階から評価を受けることで、育成後の普及の加速化に資する連携の在り方などの、産官学が連携した開発体制を構築することが極めて重要であります。 そうした背景も踏まえて、本法案では、国が旗振り役として、産官学連携の後押しをし、品種育成に関する先進的な施設設備を有する農研機構の研究施設の供用に関する特例措置を講じ、効率的な品種育成体制の構築を図ることとしております。 また、認定重要品種育成事業の実施状況については、国から認定者に対して、一年に一度、フォローアップとして報告の徴収を行う方向で…”
“気候変動が進行する中、高温耐性、病害虫抵抗性等を持つ品種の開発が急務であり、農業構造転換集中対策においても新品種の開発を位置づけて、令和七年度補正予算、令和八年度当初予算において必要額を措置し、取組を推進しているところです。 このほか、種苗生産への支援として、種子の乾燥調製のための共同利用施設の整備や、稲、麦、大豆の種子生産の新規参入等への支援を措置しているところであります。 また、本法案では、国に対して、重要品種の育成及びその種苗の生産の振興に当たっては、重要品種育成事業及び重要品種種苗生産事業活動を行う者に対して集中的かつ効果的に支援を行うよう努めるものとする旨の責務規定を置いており、当該規定の趣旨を踏まえ、今後、品種育成と種苗生産の両面から、必要な支援を検討してまい…”
“政府備蓄米については、現在の備蓄数量は三十二万トンと適正備蓄水準の百万トンを下回っている中、食料安全保障の観点から、災害や大凶作等の事態が発生し、米の供給量が減少した場合に備えて、備蓄水準を早期に回復させていくことは重要であります。 このため、令和八年産米の政府備蓄米の買入れ入札を実施し、先ほどもありましたけれども、予定数量の二十一万トン全量が落札されたところであります。この二十一万トンは、本年九月一日から来年の三月十一日までの間に引渡しされる予定となっており、全量引渡しされると、備蓄の数量が五十三万トンに回復されます。 また、令和八年四月末の民間在庫量は、対前年同月プラス八十一万トンの二百四十九万トンと、近年では最も高い在庫水準となっており、十分な供給が可能と考えており…”
“重要品種の定義として、第二条第一項において、高温耐性や多収化等に資する形質を有すること、それから、広域に普及することが可能であること、品種登録を受けたものであることを規定しており、定義に合致するものは、御理解のとおり、既存の品種も重要品種の対象になります。 例えばで申し上げると、多収で製粉性、製麺適性に優れる小麦品種、さとのそらであったり、病害虫に強い種子繁殖型イチゴ、よつぼしなどが対象になると想定されているところであります。 本法案では、国は、都道府県の基本計画の作成に資するよう、重要品種に関する情報提供を行うこととしており、具体的な方法についてはこれから検討することとなりますが、都道府県による円滑な基本計画の作成が進むよう、丁寧な情報提供を行っていきたいと思っておりま…”
“庄子委員御指摘のとおり、品種に求められる形質については、食味や食べやすさなど、消費者、実需者ニーズの視点を大前提とした上で、農業者が求める高温耐性や多収性といった栽培面での形質を有する品種育成を進めていくことが重要と考えております。 こうしたことから、本法案では、重要品種の迅速な育成、普及に向けて、育成段階から、例えば、食品企業などの実需者に評価に加わっていただくなど、川下の関係者との連携を重視しているところであり、運用に当たっては、普及の加速化に向けて、実需者による評価方法などを計画に記載していただくことを検討しております。”
“農業従事者については、六十歳以上が約八割であるなど、委員がおっしゃるとおり、年齢構成のアンバランスが大きな課題となっており、できるだけ若い世代が就農して、より長期にわたって農業生産を担っていただくことが重要であることから、四十九歳以下の方々に対して、経営開始資金などにより、集中的に支援をしてきているところであります。 一方、農業従事者の減少が進む中、五十歳以上の方についても、担い手が不足している地域において、離農する農家の農地を引き受け、地域農業を維持してもらうことが期待されております。 こうした方々は、技術の習得であったり機械等の負担が大きいことが就農時の課題になっていると承知しております。このため、五十歳以上の方に対しても、農業大学校等において技術研修の機会を提供する…”
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“今のデッドライン、この間の政治改革特別委員会でもありましたけれども、一応、三月の末ということが一つの合意のターゲットでありますので、あと二週間ちょっとでありますが、どうにか各位の知恵を絞りながらいい決着点を見つけて、後世に誇れるような、そんな議論ができれば、決着点を見出せればと思っております。この辺りは皆さん同じ思いだと思っております。思いは一つだと思っております。 企業・団体献金の是非については、私個人も思うところはあります。 私は昨年秋の総選挙で初当選した者ですが、その前は、約二十五年ほどになりますけれども、一民間企業に勤務をしておりました。製鉄会社でありましたけれども。 私もそうでした、皆さんもそうでしょうが、選挙に出るとき、政治にチャレンジするということは一定の費用がかかるわけです。通常であれば、支援者若しくは友人等から個人からの献金ということで、とにかく頑張れ、公のため、国のために頑張ってやってこいということで、献金をいただくということも皆さん多々あろうかと思います。私もそうでした。”
“そうした中で、長い目で見たときに、この日本がどういう国としてどういう位置づけで将来あり続けるのか、そんなことを一緒に考えなければいけないと思っています。 日本の国の在り方、ひいては国力をどうやって十年後、三十年後、維持していくのか。国力というのはすなわち様々な日本にある産業界、この声をいかに引っ張り出して聞いて、その産業界の声を大事にして、我々政治家と呼ばれる人たちがどう政策につなげて将来を見据えて国づくりをしていくのか、そんな議論をしていかなければならないと本当に私は強く思っております。これは難しいことでありますけれども、その場その場の雰囲気だけで流されるような議論をしてはならないのではないのかなと。本当に将来を見据えて、将来、この時点を振り返ったときに、このときの政治家は何をしていたんだ、そんなことを言われないように、しっかりとした議論をしていきたいと思っております。 それから、当然どこかでデッドラインは切っておかなければいけないと思っております。”
“自由民主党、広瀬建でございます。お時間をいただき、ありがとうございます。 企業・団体献金の扱いについては、長いこと議論しても議論しても我々は着地点がなかなか見出せていない、そんな状況にあると認識しております。これはなかなか難しい問題だということだと思います。長きにわたり本件は議論が続いておりまして、堂々巡りの感もあるかと思います。多くの国民の皆様は、この議論は長いことやっていますけれども、いつまで議論を続けているんだ、こういう向きも多々あろうかと思います。とはいえ、この議論は、今の日本の政治の在り方をどうしていくんだという非常に大事な問題であります。今の日本の政治だけじゃなくて、十年後、二十年後、三十年後、そのときの、将来の日本の政治の在り方を問う、本当に大きな大きな議論であると思っております。 また、世の中を見渡すと、日本の外、本当に国際情勢は目まぐるしく動いております。皆様御案内のとおり、本当にすごいスピードで、中国やらインドやらヨーロッパ、ロシア等、いろいろな方向に動いていっております。アメリカも、なかなか予期し難い方向に動くこともあります。”
“ありがとうございます。 このほか、実は私、水産業についてもお尋ねをしたかったんですが、もう時間も来ておりますので、ここでは割愛をさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。私も、今いただいた様々な御所見、御意見を基に、また重ねて地元の皆様とお話をしながら、またいろいろ知恵なりを絞ってまいりたいと思います。 今日はありがとうございました。終わります。”
“そうした資産、財産がある中で、先ほど言ったように、国内の市場はなかなか余り期待できないという一方で、やはりこれをどんどんどんどん外に出せることになれば、林業全般的に活気づく、若い人たちも就業していくというようなことを思っておりますが、その観点から御教示をいただければと思います。”
“多くの林業関係者と意見交換をすることはもちろん多うございますが、日田杉、もっと言うと日本の木材の強みは、若しくは差別化はどうなんだという議論をすると、実は皆さん、必ずしも明るい表情になるわけではなく、どちらかというと曇りがちな表情になることが、私はやはり気になることが多うございます。そういう観点からの質問になります。 国際市場における日本の木材の競争力、差別化という観点から、付加価値をいろいろとつけていくアイデアがあろうかと思いますが、マクロ的な話ではありますが、現状、どのようなアイデアをつけてやっているのかについてお伺いをしたいと思います。 それから、予算配分がなかなか足りないというような点があれば、どういった点で足りないのか、足りないのか足りているのかを含めてでありますけれども、その点についてお聞かせいただければと思います。 一つの例でいきますと、例えば杉ですね、国内での生産量は大臣の宮崎県が一位でありまして、二位は大分県であります。”
“ありがとうございます。 非常に力強いお言葉をいただきまして、本当にこれから大変な労力をかけての道のりになろうかと思いますが、是非、大臣のリーダーシップ、イニシアチブを取って、この制度設計、光が見えるようにやっていただければと思う次第であります。私も本当に応援したいと思っております。 時間の関係もあります。次のテーマに移りたいと思います。林業でございます。 日本の国土、森林面積、これは七割ですが、森林が多いことは日本にとっては大きな財産、資産であると強く考えております。この森林をこれからもしっかりと守っていくために、林業の持続性が問われております。切って、使って、植えて、育てるをモットーに、我が国の森林資源のサステーナビリティーを維持していくことは非常に肝要かと考えております。 一方で、農産物同様、木材についても、今後の国内での需要増が大きくは期待されない中で、やはりこれも輸出を増やすためのいろいろな方策を考えたいと考えております。 私は、先ほど申し上げたように大分県選出の議員でありますが、その中でも日田市に拠点を置いている者です。日田市は日田杉で有名な地域であります。”
“ありがとうございます。 このテーマでの最後の質問になりますが、ここは是非大臣にお伺いできればと存じます。 この制度、今もお話ありましたけれども、制度をつくってその制度を運用していくというのは、これは本当に、できればすばらしいと思いますが、できるまでが、産みの苦しみというのが本当にあろうかと思います。これは恐らく相当労力をかけて、エネルギーをかけて、いろいろな関係者との調整事項が多くなると思いますので、本当にハードルは高いと思っておりますが、再三申し上げているとおり、これは是非応援したい制度設計だと思っております。 大変だと思いますが、その中で、大臣のここにかける意気込みなり、思いをお聞かせいただければと思います。私、この合理的な価格形成というのは今般の基本法改正の一つの目玉だと思っておりますので、そういう観点から、是非大臣の思いなりをいただければと思います。”
“ありがとうございます。 この制度の対象について少し伺いたいと思います。 指定品目があるというふうに伺っております。当然これはお米も入ろうと思いますが、ほかにどのようなものがあるのか。それと、この制度がうまく進むとして、これは進んでいってほしいと思いますが、今後、今決まっている指定品目があるとすれば、そのエリアが広がっていくようなことというのは考えておいてよいのかどうか。その点について、可能な限りで御教示いただければと思います。”
“まず、この制度設計を始めようとされた背景、そして、具体的にはどのような制度に向かおうとされているのか、御教示いただければと思います。”
“一方で、実際に関係者全てが納得のいく価格形成というのは至難の業でありまして、相当ハードルは高いというのが現実だとは思っております。 冒頭少し申し上げましたが、私も長い間民間企業におりました。こうした、いわゆるオープンブック形式と呼んでもいいと思いますが、オープンブック形式での商い、商売、農業を商いと言うのは少々不適切かもしれませんが、こうしたことは、理想としては追求されることが間々ありますが、なかなか思うように進まないのが実情だと思っております。これは、私、経験からも申し上げます。それは、その商いの全関係者、当然、ステークホルダーが皆、均等に利益を享受していると思えるような制度設計をしないといけないからですが、この制度設計がすこぶる難しいのはもう皆様御想像のとおりです。 とはいえ、この試みというのは本当に崇高な試みだと思っておりまして、日本の農業、食の維持発展という観点からいいますと、国民的な賛同も得ながらやっていくことが制度づくりという意味では肝要かと考えております。 その上で、幾つか質問をさせていただきます。”
“ありがとうございます。各自治体で進めていく地域の計画に応じてという話がありました。ありがとうございます。 どうしても、日本の場合ですと、中山間地が多い地域、欧米等に比べると平地が少ないということで、農業、一般的にはやはり不利な面がある中で、今少しありましたが、ICT化を取ったりいろいろなアイデアを出して、日本の農業をますます強くしていくというようなことを、これは私たちも、一議員としてこれからもいろいろ考えながら、かつ、地域、地元の方々の意見を吸い上げながら、また皆さんとともに議論を深めていきたいと思っております。 次のテーマに移らせていただきます。合理的な価格形成の法制化というテーマであります。 今般の基本法改正において、合理的な価格形成の試みを進めると伺っております。これは、うまくいけば本当に画期的な試みなのではないかなと、私は非常に期待をしております。これが本当にできれば、日本の農業の底上げ、持続性維持という観点からメリットは非常に大きいと思いますので、私も、一議員としてではありますが、是非是非応援したいと強く思っております。”
“質問でございます。 大規模化、法人化は、先ほど申し上げたように、一つの大きな突破口と思われますが、課題と展望についてお聞かせいただければと思います。背景として、地元の方々と話をしていると、やはりある種の抵抗感を持たれている方々が少なくないというのがあります。理由は様々だと思いますが、やはり農業の効率を上げるという観点から、少し踏み込んだ御所見なり、政府としてどういう方向を打っていくべきだとお考えかということをお聞かせいただければと思います。”
“ありがとうございます。 冒頭申し上げた世界の中の日本という文脈で考えると、日本の米の輸出、これは大きな武器になっていくと私は本当に強く思っております。食料安全保障を考える上でも、これは非常に大事なポイントです。今後も是非、攻めの姿勢を失わずに、米の輸出、これに全力で取り組んでいただきたいと思いますし、その結果として日本のファンを増やしていければと思う次第であります。 次のテーマに移らせていただきます。今も少し触れていただきましたけれども、大規模化若しくは法人化について少しお話をさせていただければと思います。 日本の農業、特徴は、やはり小規模でやっているところが多い、それから高齢者農家が多いのが特徴だと思います。私の地元大分県でも、中山間地域が多く、地形的には必ずしも農業には有利な面は少ないというようなところがありまして、まあ不利な面が多いと思いますが、生産の効率性という観点からはハードルが高いところでの営農をされているところが多うございます。 その一つの切り口として、大規模化若しくは法人化を更に進めることで効率化を図れるのかどうか、この点について少しお話をさせていただければと思います。”
“ありがとうございます。 先ほど、大きなマクロ観を申し上げたときに、国内需要、毎年十万トン減少していくというような話をしました。基本的には、国内の生産規模が応じて減っていくというふうに理解をしておりますが、そういう状況下で米の輸出を更に広げていこうという辺り、この辺り、限界はあるのかどうかお尋ねしたいと思います。 端的に言うと、米の輸出がこれからどんどんどんどん拡大し得るというときに、一方で、国内需要は満たしながら、生産規模をどこまで広げられるのか。これは現実的なところにもちろんなりますが、どのくらいまで輸出に回せる算段があるのか。その辺りについて、ざっくりとしたイメージでも結構ですので、数字をいただければと思います。”
“ありがとうございます。 今、米の輸出が伸びているというような話がありました。二四年の直近の話がありました。これは統計的に見ると、過去十年で見ても、米の輸出は、十年前、二〇一四年で四千五百トンだったものが、今の話で、二〇二四年、四万五千トンで百二十億、百三十億円レベルの金額になっている。まさに、この十年で、ざっくり言うと十倍ほどになっているということで、私はこれは本当に非常にいい方向、いい傾向にあるなと考えております。ただ、まだまだいろいろな策を打って、輸出を増やせる、輸出を拡大できるのではと思っております。 今お話が少しありましたが、米粉だとか、それからパックの御飯等々、日本の米の製品としての輸出、いろいろあろうかと思いますが、まだまだいろいろな工夫ができるのか、まだまだいろいろな製品が作れるのか、この辺りについて、もし今イメージがあれば御教示をいただければと思います。”
“まず、国内需要が縮小していく中にあって、米生産を増やすべく輸出拡大をするために、販路や米製品の多角化につき様々な取組をされているかと思いますが、まずは、足下の状況、マクロ観を教えていただければと思います。”
“就業者の高齢化、若手のなり手不足、国内市場の縮小、様々ありますが、農林水産の風景もどんどんどんどん変わっていっております。そうした中で、日本の農林水産をどう守り続け、かつ、攻めというキーワードを意識しながら、国内はもとより海外の市場にどう目を向けていくのか、まさに攻めをどうやって農林水産業として打っていくのか、そんなことを考えたいと思います。 そこまで申し上げた上で、本日は、輸出という言葉を一つの柱として、今から幾つか質疑をさせていただきたいと思います。 まずは、米についてでございます。 足下、国内の需要は七百万トンを切り、六百万トンの後半にあるというような状況です。よく言われることですが、毎年毎年約十万トンの国内の需要が減っていく、これが今の日本のお米を取り巻く大きな構図だと思います。 国内需要が今後もしぼんでいく中で、おいしい日本の米の輸出を更に拡大し、販路を広げていくべきだと考えております。米生産が減少していくことは、それに応じて担い手が少なくなっていくことでもあり、食料自給率底上げという観点からも、大きな大きな問題、課題だと思われます。 そこで、幾つか質問をしたいと思います。”
“神戸製鋼在職時は、主に海外ビジネスの部署にずっとおりまして、その間、海外駐在も数か所、数か国経験をしております。中東であるとかアメリカなどにも長く家族とともに滞在をしておった、そんな経験を持っております。 その経験から、我が国日本を考えるとき、見るときは、世界の中の日本、この眼鏡で物事を見る傾向にあります。そのときに思うのは、資源のない国である日本、少子高齢化待ったなしの国であるこの日本、そして、かつては技術大国であったが、そのときの輝きを再び今追い求めている国である日本というこの国が、まさに激動の国際社会でどう生き抜いていけるか、生き抜いていくためにはどのような存在感を出していけるのか、存在感を出していくためには国としてどの分野に注力をしていくべきなのかというようなことを考えます。 これは、ある意味、攻めと守りをどう考えるかということでもあり、今日、今からお話しする農林水産についてもまさに当てはまることではないかと考えております。 日本の農林水産には、多くの課題、それから難題と言ってもいいと思いますが、難題が多くございます。”
“お疲れさまでございます。一年生の広瀬でございます。 本日は、多くの一年生議員がこうした分科会においてあちらこちらで質問の機会をいただいております。ありがとうございます。 大臣におかれましても、長時間にわたり、誠にお疲れさまでございます。 私は、大臣のお地元宮崎県の横の大分県選出の議員であります。九州全般には言えることですが、農林水産が盛んな地域でありまして、私の選挙区では、農業、酪農、畜産、林業、水産業と全ての分野がありまして、地元でも多くの方々との意見交換をさせていただいております。 質疑に入る前に、少し自分のことをお話しさせていただければと思います。その上で、私なりに農林水産というものをどう見ているか、どう捉えているか、それを少しお話しさせていただいた上で、質疑に入らせていただければと思います。 私は、昨年十月の総選挙で初当選をさせていただいた者ですが、その前は二十五年ほど民間企業に勤務しておりました。製鉄会社で、神戸製鋼という会社に勤務をしておりました。農林水産とは全く違う分野でありました。”
“ありがとうございます。 ほか、テーマとしては、中東に関する質問をいろいろと考えておったんですが、もう時間の関係もございますので、これはまた別の機会をもしいただけるのであれば、その機会にまた質問をさせていただこうと思います。ありがとうございます。 本日は、初めての質問でありましたけれども、お時間をいただきました。 ありがとうございます。終わります。”
“そうした中で、他国との連携も当然視野に入れてやっていくということは必要だと思いますが、今の時点での他国、どんな国、どんな地域と連携を取っていこうとされているのか、この辺りのイメージがあれば是非お聞かせいただければと思います。”
“ありがとうございます。 少し進めて、カーボンニュートラルに絡んでいきますと、先般、二月十八日に、日本政府は第七次のエネルギー基本計画を進めているわけであります。エネルギー安全保障という観点からいくと、再生可能エネルギーの割合を大分増やしていることになっておりまして、あと十五年、これは二〇四〇年度の電源構成のターゲットを出しているものですが、非常に野心的な目標を政府として掲げたのではないのかなと思っております。 これは、私は、是非国を挙げてやっていくべきものと思っておりますので、一応援団としての質問であります。 二〇四〇年まであと十五年という中で、いろいろなことをしていかなければならないと思いますが、やはり実際問題、日本の技術力だけ、日本の企業だけで全てをやって環境技術立国としていくというのは、なかなかハードルが高いと思っております。私も、実は、製鉄会社の中で、例えば水素を使った製鉄技術の開発なんかに携わってきましたが、やはりいろいろな、いい国、友好国との連携というのは必要かなというふうに思っております。”
“一方で、これは一国だけ、数か国だけで進めていっても効果はなく、温暖化ガスの排出量が多い中国や米国、インド等をいかに巻き込んでいくかがキーとなると考えております。 ここからは少しカーボンニュートラル絡みになりますので、外務省というよりも経産省の方々の分野に入るかもしれません。 質問をさせていただきます。 足下の米国の姿勢を踏まえた上で、日本政府としての今後の方向性及び世界的なカーボンニュートラルの動きを後退させないため、我々が取る、日本政府が取る策があればお聞かせいただけないでしょうか。”
“ありがとうございます。 岩屋外相は、ルビオ長官とも複数回にわたり面談され、意見交換もされております。ルビオ長官は親日であられるという理解をしておりますし、それから、クアッド体制にも深い理解を示されていると言われております。 その意味では、岩屋外相、それからルビオ長官のラインというのは本当に大事だと思っておりますので、このラインをますます太くしていただけるように、ラインの深化の御尽力に是非お願いをしたいと思います。 次もまたアメリカに関する質問ですが、カーボンニュートラルに絡んだ質問を少しさせていただきます。 トランプ米政権は公約どおりパリ協定から離脱をしたり、電気自動車の義務化も取り消すという動きを取られております。 まさに世界で進んでいたカーボンニュートラルへの大きなうねりに逆行する姿勢を取っているわけですが、このカーボンニュートラルの大きな動きは、地球に住む人類の責務として、我々は今までどおり、今まで以上に進めていくべきものと思っております。”
“前回のトランプ政権時では、首脳同士の人的交流に加え、副大統領のペンス氏、それから娘さんであられたイバンカさんやその旦那様のクシュナーさんと、当時の我が国政権もしっかりした人的ネットワークがあったと理解をしております。 今回の副大統領バンスさんは世界的にも余り知られていない方だったと思われる一方で、バンス副大統領の政権内での役回り、ファンクションがまだクリアになっていないのではないかというふうに理解をしております。 そこで、質問です。 とはいいながら、同副大統領とのネットワーク構築は、これはもう本当に大事、重要ですし、政権内若しくは政権外でのキープレーヤーとのチャネル構築を多面的に進めるべきと考えますが、この辺りにつき、今現在、政府はどのように見られているのか、キープレーヤーはどなたと御覧になっているのか、そして、その方々との人的構築の方向性について、これまた難しい質問だとは思いますが、可能な範囲でお聞かせいただければと思います。”
“ありがとうございました。 我が国周辺における平和を脅かす危険な行動、これは当然偶発ということも常に考えておかなければならないと思います。一刻も早くやめさせるべく、実効性を増す形での対応を引き続きお願いしたいと思います。 次の大きなテーマに移りたいと思います。米国です。 トランプ政権二期目が始まり、既に想定内の混乱が随所で見られております。さて、一方で、チーム・トランプとの今後の取組方、これについて少し伺いたいと思います。 一期目政権時に見られたように、今回も閣僚や政権要人が頻繁に今後交代していくことを想定しておくのは一つかと思っております。そうした中で、政権内のキープレーヤーとなる人物とのネットワーク、チャネルをしっかりと今から築いていくこと、これが非常に大事じゃないかなというふうに考えております。場合によっては、政権外にもキープレーヤーがいるのではないかというようなことも思います。”
“防衛技術的な話はここではさておき、北朝鮮にやめさせるよう圧力をかける手だてについて伺いたいと思います。 当然ながら、日本は経済制裁等をずっとしているわけでありますが、この経済制裁の実効性をどう我々として考えておけばよいのか。 それから、経済制裁は、当然、一国だけでやってもなかなか実効性が上がらないというのは、もう歴史が証明しております。諸外国との連携を取ることで実効性が増すわけでありますが、この辺りも含め、実効性という観点から今の現状、それから、その実効性がどうなんだ、もう少し何かやることはないか等について、少し踏み込んだ御所見をいただければと思います。”
“ありがとうございます。 もうこれは言わずもがなでありますが、まさに時間との勝負、先ほどもありましたが、親世代で御存命なのは、もう横田さんお一人だけになっております。何よりも主権の侵害、これも許し難い行為がずっと続いている異常事態であります。一日も早い解決に向け、御尽力をと切に願う次第であります。また、我々も一議員として、政府に言うばかりではなく、これはもう与野党の別なく、国を挙げての機運を更に高めていくように、私も一議員として尽力、努力をしてまいりたいと思います。 次のテーマに移りたいと思います。また北朝鮮でありますが、ミサイル問題についてでございます。 北朝鮮の日本海側へのミサイル発射実験がずっと続いております。北朝鮮なりの威嚇行為であるわけですが、これは我が国の安全保障上の問題であることは当然ではありますが、もう一点は、我が国の国際社会における立ち位置がある意味問われている問題であるとも考えております。この状況は、拉致問題と同様ですが、尋常ではなく、ゆゆしき問題で、一刻も早くやめさせるべきものと考えております。 そこで、伺います。”
“これはもう既にもちろんやっていると思いますが、その実態はどうなっているのか。例えば、アメリカであれば、二十年前だったかと思いますが、アメリカ国籍のデービッド・スネドンさんが拉致をされてそのままになっているということが知られております。中国側にもいるでしょう。 先般の石破総理、トランプ大統領の日米首脳会談でも、米側からは解決に向けた支持を得たということを伺っております。そして、昨年十二月の岩屋外相の訪中時にも、王毅外交部長との間で本件が議論されたということを伺っておりますが、実際にどの辺りまで踏み込んで、先方のカウンターパート、米中ということですけれども、お話をされているのでしょうか。これが先方にしっかりと刺さっているという感触を得られているのか。その辺りにつき、御教示、御所見をいただければと思います。”
“二〇〇二年、五人の拉致被害者が御帰国されてから、早いもので二十年以上がたちますが、その後の新たな帰国実現はありません。歴代政権は総力を挙げて対応してきているわけですが、残念ながら、目に見える形での進展があるとは今言い難い状況ではないでしょうか。 この問題、我が国の主権への侵害であるとともに、歴史の中の話ではなく、現在進行形の話でもあります。まさに時間との勝負というところだと思います。 そこで、お伺いをいたします。 相手は北朝鮮、この難しい相手との中での交渉事、当然ながら、様々なルート、チャネルでの交渉ですので、政府側、皆様の多くの御苦労、それから不透明さがある中での対応であり、私の質問は非常に回答が難しい質問であることは承知の上でありますが、御意見をいただければと思います。 今の段階での解決に向けた見通し、これをどう御覧になっているのか。 それから、これは日本国だけでやる問題ではないと思っております。ほかの被害国との連携はもとより、トランプ米政権や中国との連携を図り、ある種囲い込みを進めながら交渉を深化させることを是非お願いしたいと思います。”
“安全保障環境も厳しさを増す中、日米同盟の強化、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた同盟国、同志国との連携、グローバルサウスとの連携の三点を重視し、我が国の平和と地域の安定を実現し、国際社会を分断から協調に導く外交を展開してまいりますとおっしゃられております。 まさに、こうした激しい時代だからこそ、先が見えない時代だからこそ、日本ならではのよい外交が求められていると切に思います。 四の五の一年生が申し上げましたが、こういう認識に立った上で、本日は大きく三つのテーマにつき、政府側に質疑をさせていただきたいと思います。三つは、北朝鮮、それからトランプ米政権、そして中東についてであります。 まず、北朝鮮について、二つほどあります。一つ目は拉致問題になります。 先日、有本恵子さんの父親であられる有本明弘さんが亡くなられ、結果として、拉致被害者の親世代で御存命なのは横田早紀江さんお一人となりました。有本さん、さぞ御無念だったろうと、私も一人の日本人、また一人の親として本当に心が痛む次第であります。 これは言い古された言葉ではありますが、まさにこの問題は時間との勝負だと考えております。”
“そうした経験から、私は、我が国日本を考えるとき、どうしても世界の中の日本という眼鏡で物事を見る傾向にあります。 そのときに思うのは、資源のない国である日本、少子高齢化待ったなしの国である日本、そして、かつては技術大国であったけれども、そのときの輝きを再び今追い求めている国である日本というこの国が、まさに激動の国際社会でどう生き抜いていけるか、生き抜いていくためにはどのような存在感を出していけるのか、存在感を出していくためには国としてどういった分野にこれから注力をしていくべきなのか、そういうようなことをいろいろ考えます。 今後、今まで以上に国際化というものの密度は本当に増していくと思いますが、そうした中で、日本の外交、外交というもののかじ取り一つで、世界の中の日本が輝きもしますし、曇ってもいくと本当に強く思っております。 この一月の国会開会時における大臣の所信演説の冒頭にても、こうおっしゃられておりました。読みます。”
“一年生の広瀬建でございます。 生まれて初めての質問の機会をいただいております。ありがとうございます。 本日は、外交に、外務省に係る分科会ということで、岩屋大臣にお越しいただいております。 私、大臣とは同郷の大分県選出の議員でもありまして、同郷の大先輩大臣を前にして、大分舞い上がっております。舞い上がり過ぎて失礼のないように、丁寧な質問をしていこうと思いますので、よろしくお願いをいたします。 私は、昨年十月、総選挙で初当選をさせていただいたものであります。その前は何をやっていたかというと、二十五年ほどですが、民間企業に勤務をしておりました。製鉄会社でありまして、神戸製鋼所という会社に勤務をしておりました。 その間、在職時、海外ビジネスの部署に長いこといたものでして、海外駐在も数か所経験をしてまいりました。中東でいいますと、イラン、今大分きな臭い国ではありますが、イランにもおりました。それから、近くのバーレーンという、これまた日本で余りなじみのない国かもしれませんが、そんなところに家族と大分前に駐在をしておりました。それから、米国にも長く駐在をしておったようなことがありました。”