鰐淵洋子
公明党 · Japan
“公明党の鰐淵洋子でございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました立憲民主党・無所属、公明党提出の編成替え動議に賛成、政府提案の令和七年度補正予算案に賛成の立場から討論を行います。 公明党は、令和七年度補正予算案の編成に当たり、物価高から国民生活を守るため、必要な支援を迅速に届けるよう、政府に提言をいたしました。 その結果、本予算案には、公明党が政府に提言いたしました内容の多くが反映されています。子供一人当たり一律二万円の応援手当が盛り込まれ、重点支援地方交付金も拡充されました。そのほか、医療・介護等支援パッケージの拡充、下水道等の老朽化対策、中小企業等の稼ぐ力の強化などの予算も盛り込まれています。 その上で、公明党は、当初の予算案に対し、中間所得層も含めた…”
“一方、国会審議では、公明党の主張に対して、政府の対応を確認させていただきました。先行きの見えない物価高を踏まえ、来年一月から三月までの電気・ガス料金の支援を四月、五月も行うべきとの我が党の主張に対しまして、総理からは、追加的な対応の検討を否定するものではないとの答弁がありました。これにより、春先も国民生活の安心につながる継続的な家計支援が可能となります。重点支援地方交付金につきましても、水道料金の引下げなど、生活者の支援が目的であれば、食料品高騰対策向けの特別加算枠の中で柔軟に対応できることを確認いたしました。 本予算案は、緊要性の低い予算が残る懸念があり、予算の適切な執行と市場への影響を厳しく注視する必要があり、依然として不十分な点はございますが、迅速に必要な支援を国民…”
“ありがとうございました。 地方、中小企業へこの賃上げの流れを着実につくるためにも、是非とも今御答弁いただきました内容の充実に取り組んでいただきたいと重ねてお願い申し上げたいと思います。 さて、改めてになりますが、令和七年度補正予算案は、国民生活を圧迫する物価高対策、とりわけ公明党が重視する中低所得者を含めた幅広い所得層を対象とした物価高対策がまだまだ不十分であり、一層の拡充が必要であると考えております。 その中でも、本日は、最後のセーフティーネット、生活保護について質問させていただきます。 平成二十五年の生活扶助基準のデフレ調整について、本年六月に最高裁で違法判決が出されました。この判決を受けて、今回の補正予算案にマイナス二・四九%の水準での追加給付が盛り込まれています。…”
“ありがとうございます。 この点は公明党の重点要望でもございまして、引き続き政府の対応を注視してまいります。少なくとも倍増ということで、重ねて要請をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 次に、高市総理に質問させていただきます。 ブラジル・ベレンで、気候変動枠組み条約第三十回締約国会議、COP30が開催をされました。気候変動問題は、世界が一致団結して取り組まなければならない極めて重要な地球規模の問題ですが、世界第二位の温室効果ガス排出国であります米国はパリ協定からの脱退を表明しています。今回のCOP30では、米国が不在であっても気候変動対策を前進させられるかどうかが試される重要な会議であったと認識をしております。 このような状況におきまして、総理の所…”
“ありがとうございました。 我が国が取り組むべきことは明確かと思います。今、御答弁いただきました。あとは、それを実行して結果を出すことが重要でございますので、それはやはり強い政治的リーダーシップが求められるかと思います。是非とも高市総理の力強いリーダーシップで、この世界の最重要課題に全力で取り組んでいただきたいと重ねてお願い申し上げたいと思います。 あわせまして、今後、COP等のこういった国際会議にも是非とも参加していただきたい、御検討いただきたいと重ねてお願い申し上げたいと思います。 この気候変動問題につきましては、私たちの生活、暮らしやなりわいを脅かす、各地域の問題でもあります。この観点から、避難所や防災拠点となる学校や公共施設などに太陽光発電などの再生可能エネルギー設…”
“ありがとうございました。 目標を決めて着実に進めていくということでありますが、災害はいつどこで起こるか分かりませんし、脱炭素化、これはしっかりと進めていかなければなりません。そういった意味では、緊張感を持って、少しでも早くということで、我が党もしっかりと地方議員の皆さんと連携を取って後押しをさせていただきますので、是非とも加速をしていただきたいということで、最後、改めてお願い申し上げたいと思います。 最後に、総理、御答弁は結構なんですけれども、要請をさせていただきたいと思います。 気候変動問題につきまして最後に質問させていただきました。この問題は、これからの社会を担っていく特に若い世代に大きな影響を与えます。そういった意味では、若い方々の声をしっかりと、また真摯に受け止め…”
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“労働保険審査会委員の比佐和枝君は本年二月二十六日に、廣尚典君は本年三月三十一日にそれぞれ任期満了となりますが、両君とも再任いたしたいので、労働保険審査官及び労働保険審査会法第二十七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、中央社会保険医療協議会公益委員の笠木映里君は本年二月二十八日に、安川文朗君は本年三月三十一日にそれぞれ任期満了となりますが、笠木映里君を再任し、安川文朗君の後任として城山英明君を任命いたしたいので、社会保険医療協議会法第三条第六項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。 次に、社会保険審査会委員の大谷すみれ君は本年二月二十七日に任期満了となりますが、同君の後任として辻本京子君を任命いたしたいので、社会保険審査官及び社会保険審査会法第二十二条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。”
“お答え申し上げます。 先ほど財務副大臣からも御答弁ございましたが、このたばこのパッケージにおけます画像を用いた注意文言表示につきましては財務省の所管となっております。引き続き検討されるものと承知をしております。 その上で、厚生労働省といたしましては、喫煙は様々な疾病の罹患リスクを高めることが明らかでありまして、その健康影響について広く周知をすることが大変に重要であると考えております。引き続き、この普及啓発、情報提供などにしっかりと厚生労働省としては取り組んでまいりたいと考えております。”
“この度、厚生労働副大臣を拝命いたしました鰐淵洋子でございます。 主に、労働、年金の分野を担当させていただきます。 仁木副大臣、安藤政務官、吉田政務官とともに福岡大臣をお支えし、全ての国民の皆様が幾つになってもやりがいと生きがいを持って働き、その能力を存分に発揮いただきながら豊かで安心して暮らすことのできる社会の実現に向けまして、様々な施策に誠心誠意、丁寧に取り組んでまいります。 藤丸委員長を始め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)”
“この度、厚生労働副大臣を拝命いたしました鰐淵洋子でございます。主に労働、年金の担当をいたします。 仁木副大臣、安藤政務官、吉田政務官とともに福岡大臣をお支えし、全ての国民の皆様が幾つになってもやりがいと生きがいを持って働き、その能力を存分に発揮いただきながら、豊かで安心して暮らすことのできる社会の実現に向けて、様々な施策に誠心誠意、丁寧に取り組んでまいります。 比嘉委員長を始め理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。”
“私たち公明党といたしましても、先ほども申し上げました安心して子育てができる、そういった環境を整備するためにも、こういった調査をしっかりやるべきだということで取り組んでまいりました。 この調査も十年以上経過をしておりまして、エコチル調査の成果を今後どのように活用していくのかということが大変に重要になってくるかと思います。様々課題はあるかと思いますが、是非、これまで十年以上続いてきましたエコチル調査につきまして、具体的にどのようにこの成果を生かしていくのか、今後の展望をお伺いをしたいと思います。”
“ありがとうございました。 本格的な大量の端末処理に向けて今大変に重要な時期だと思いますので、お話もございました連携を取りながら、しっかりと対応していただきたいと思います。 文科省に要望だけ申し上げておきたいと思いますが、この一人一台端末ですけれども、リース契約が三、四割と聞いておりまして、この端末の処理が、適切に処分されるかどうかということも注視しなければならない課題かと思っておりますので、是非この点は御検討のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。 最後に、エコチル調査について、時間の関係で一つになりますけれども、質問させていただきたいと思います。 エコチル調査は、御存じの方も多いかもしれませんが、これまで余り多くなかったアレルギー、発達障害、シックハウス症候群など、増加傾向にある子供の病気と環境要因との関係性を解明し、原因となる化学物質の規制や適正なリスク管理につなげ、安心で安全な子育て環境をつくることが目的で実施をされておりまして、具体的には、胎児期から小児期にかけて長期的な疫学調査を行っております。”
“このように、この課題につきましては、そのほか、必要な財源の確保等、具体的な国への要望が今後上がってくることも予想されておりまして、現場はまだ、先ほど申し上げました利活用の格差是正だったり通信環境の整備、こういったことに取り組んでおりますので、処分については、これから注目をして、これから取り組んでいくことがほとんどだと思いますので、是非、そういった意味では、今から重要性も含めて周知というところをしっかりとしていただきたいと思います。 その上で、これから首長さんだったり各自治体の廃棄物行政主管部局、御協力をいただきます小型家電リサイクル法に基づく認定事業者、また、そのほか、教育委員会等の関係者の皆様、そういった方々からしっかりと声を伺っていただきまして、国が後押しをしながら着実にこの課題の推進に取り組んでいただきたいと思っております。 今申し上げたことも含めまして、今後の取組につきまして、文科省と環境省からそれぞれ御見解をお伺いしたいと思います。”
“ありがとうございました。 今、文科省、環境省からそれぞれ御認識と取組を伺いました。 先ほどの浅野審議官の方からも、昨年十月に事務連絡を発出されたということでございまして、そこには、具体的な現行端末の再使用また再資源化の手法が示されている、また、これを基に、各自治体がGIGAスクール構想の下で整備された端末を適切に処理をしていくということでございます。 そういったことで、各自治体の取組、着実に取り組んでいくこと、また実効性を高めていくことが今後重要になってくるかと思いますが、ただ、GIGAスクール構想は国策でございますので、国がしっかりと後押しをしていく必要があると考えております。 例えば、適切な処理、データ消去を進める重要性等を、教育委員会や先生方、関係者に丁寧に周知をすること、これもまだまだ進んでいないと思います。これまでも環境省の方でも通知を出されて、パンフレット、リーフレットを作っていただいたということで、これから各現場で連携をしていただくことになると思いますが、これはまだ始まったばかりでございますので、ここをもっとしっかりとやっていく必要もあるかと思っております。”
“ありがとうございました。 今、文科省の方から御答弁いただきましたが、GIGAスクール構想は文科省の施策ではございますが、大量の端末処理につきましては、環境省が文科省や地方行政、また認定事業者の方と連携を取りまして、しっかりと推進をしていかなければならない課題でもあると思っております。 そこで、環境省の認識と取組についてお伺いをしたいと思います。”
“この課題に対する認識と具体的な取組について、まず、文科省にお伺いしたいと思います。”
“そこで同時に取り組んでいくことになりますのが、これまで活用してきた端末の処理になります。この端末の処理につきましては、早いところでは本年度から始まりまして、今後、約九百万台の端末の処理が発生することになります。この大量の端末処理をどのように進めていくのか、これは、文科省にとっても、また環境省にとっても大変に大きな課題になってまいります。 この課題に取り組むに当たっての具体的な懸念事項といたしましては、大量の端末が適正に処理されず、不法投棄や不正な海外輸出等にならないかということ、また、そのほか、適切に、確実にデータが消去されなければ、個人情報漏えいが発生することなどが考えられます。子供たちの端末の活用はそれぞれ違いますので、例えば、先生や家族が知らないうちに写真を保存していたり、様々な使い方をしている可能性がございますので、確実にデータを消去しなければ、子供たちの個人情報の流出につながってしまいます。 そこで、まず、文科省にお伺いいたしますが、本年度から、買換えと同時に、大量の端末を適切に処理していかなければなりません。”
“大臣、ありがとうございました。 今、具体的な様々なお取組、御決意も伺いました。是非、伊藤大臣の下、省改革ということで全軍を挙げて取り組んでいただきたいということで、改めて要望させていただきたいと思います。大変にありがとうございました。 それでは、次の質問に入らせていただきたいと思います。 GIGAスクール構想の下で整備されました端末の処理につきまして質問させていただきたいと思います。今日は、文科省から浅野審議官にお越しいただいております。ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。 このGIGAスクール構想は、皆様御存じのとおり、児童生徒に一人一台の端末を配備いたしまして、個別最適な学び、協働的な学びを実現するために着実に実施をされております。その中で、端末の利活用の格差是正や通信環境の整備、強化等、まだまだ取り組むべき課題もございますので、この点は、しっかりと引き続き私も取組を後押しをしていきたいと思っております。 そして、今後、GIGAスクール構想が次のステージに移っていくわけでございますが、その中に端末の更新がございます。”
“ありがとうございます。 大臣、その上でもう一つ具体的にちょっと提案をさせていただきたいと思っておりますが、大臣から繰り返しいただいております人の命と環境を守る、これが環境省の不変の原点ということでございます。是非、環境省、職員の皆様におかれましても、この原点の下、しっかりと頑張っていただきたいと思っております。 そのためにも、水俣病を始めとする公害病などの歴史、また患者を始めとする関係者の思い、これまでの戦い等を知っていただくこと、そして、それを我が事と受け止めていくことが重要ではないかと思っております。 環境省におきましては、入省した際に研修を行っていると伺っておりますが、この研修が形骸化していないか、是非見直しをしていただきまして、充実を図っていただきたいと思っております。そして、その後も定期的に研修等を行っていただきまして、この原点に立ち返ることが重要であると思っております。 この点につきまして、御見解、また今後のお取組をお伺いしたいと思います。”
“そういった中で、手前みそではあるんですけれども、少しずつ風通しのいい省庁に、文科省になってきたのかな、少しずつではありますけれども、文科省をこういうふうに変えていきたいという前向きな雰囲気に変わってきたかなと思っております。 そういったことから、大臣の方にも先ほど御答弁の中にも少し触れていただきましたが、これから環境省、職員を挙げて省改革に取り組むに当たりまして、是非、政務三役また環境省の職員の皆様は意見交換だったりこういった議論を重ねていただきまして、今回の問題もそうですけれども、これからどうやって環境省を変えていくのか、省改革を進めていくのか、そういった議論の場を設けていただきまして、今回を一つの問題で終わらせるのではなくて、これを一つの機会といたしまして環境省の本来の原点に戻って変えていく、そういった流れを是非つくっていただきたいと思っておりますが、改めてこの点について御意見を伺いたいと思います。”
“その上で、こういった文科省にしていこうということで具体的な取組も含めてスタートさせていただいていらっしゃるんですけれども、そういった中で、ただ、引き続き文科省はまだ問題、不祥事が続きましたので、一方で、職員の中には、これだけ頑張ってきたのに何でまたこういう問題が起こるんだろうかという本当に悔しい、残念な思いをしている職員もいらっしゃいました。また、他方で、余りにも忙しくて、本来自分が何のために文科省に入省したのか、何のために職員になったのか、その本来の目的を失ってしまっている方もいらっしゃいまして、本当に職員の皆さんが、多岐にわたりまして、悩むというか、いろいろな思いを抱えながら仕事をされていることが分かりました。 そこで、私は、文部科学大臣政務官をさせていただきましたときに、若手の職員の皆さんを中心に意見交換をさせていただきまして、それぞれ抱えている課題だったり悩んでいることだったり、また、文科行政をこういうふうにやっていきたいとか、子供たちの教育をこういうふうにやっていきたい、そういった意見交換を重ねさせていただきました。”
“ありがとうございました。 今、大臣の方から総括と今後の具体的な取組ということで伺いました。 先ほども申し上げたんですが、今回の問題は、一部の職員の問題ではなくて、また運営上の問題ではなくて、しっかりと環境省を挙げて、これからどういう姿勢で環境行政に取り組んでいくのかということは、是非環境省を挙げて省改革にしっかりと取り組んでいただきたいと思っております。 私自身の話で恐縮なんですが、これまで文科行政に携わることが多かったわけですが、その間、詳細は申し上げませんが、大臣も御存じだと思いますが、文科省も様々不祥事、問題がございました。その際、どうしてこのような問題が起きたのか、なぜ防げなかったのか、その当時の政務三役また文科省の幹部が職員の皆さんと意見交換をいたしまして、省改革を進めるために何をしなければいけないのか、そういった議論、意見交換をされております。”
“ありがとうございました。 今、大臣の方から具体的なことも含めて御答弁いただきました。 今回の問題は、運営上だけの問題ではなくて、また後ほども触れさせていただきますが、こういった環境省が人の、国民の命と健康に関わる問題に対して日頃からどういう姿勢で取り組んでいるのかということが一つの形として出てしまった、問題として表れてしまった、これが本質ではないかと思っております。 そういった意味で、改めて大臣にお伺いをしたいと思いますが、伊藤大臣は、今国会の冒頭の大臣所信で次のようにおっしゃっておられます。環境省の不変の原点である人の命と健康を守る取組ということで、公害健康被害対策にも真摯に取り組む、このように発言をされております。ですから、改めて、このお言葉どおりに環境省は大臣を中心にしっかりと真摯に、誠実に取り組んでいただきたいと思っておりますので、この点を強く要請しておきたいと思います。 その上で、今大臣からも御答弁いただきましたが、五月八日には、謝罪ということで熊本に行かれまして、そして、改めて関係者の皆様から声を伺っております。”
“そこで、改めて伊藤大臣にお伺いいたしますが、今回の一連の問題につきまして、どのように大臣は総括をしているのか、お伺いをしたいと思います。”
“その結果、国が調査等に動きまして、ようやく一九六八年五月八日、当時厚生省がついにイタイイタイ病を公害病と認定いたしまして、公害病認定第一号となります。これが、その後、水俣病などの公害病認定にもつながっていくことになります。 この公害病認定までの戦いでございますが、一本の電話、小林教授から電話をいただきましたが、この一本の電話、一人の声を誠実に受け止めたことから始まりまして、そこから苦しんでいる患者らの救済に道が開かれたということでございます。 今回の水俣病の一連の問題につきましては、患者団体の方が必死に訴えていらっしゃるときに途中でマイクを切ってしまったということで、当事者の声を真摯に、誠実に受け止めることができなかった環境省の姿勢が本当に残念でなりません。環境省が、水俣病を始めとする国民の命と健康に関わる問題に対して、厳しい言い方かもしれませんが、軽視しているのではないかと言わざるを得ません。このような問題が起こってしまった本質的な原因は何か、まずはそこをしっかりと総括をしていただきたいと思っております。”
“そこで、その当時、矢追参議院議員が小林教授に会いまして、そのほか、この地域の奇病の原因は神通川流域の鉱業所が放流してきた排水に含まれる鉱毒である、そのように主張されていたお医者さんもいらっしゃいまして、そういった方々と会いました。また、患者の悲痛な声も伺ってまいりました。そういった中で、矢追参議院議員は、これは歴然とした公害だ、こんなことが許されていいわけがない、こういった思いに駆られまして、この問題に取り組んでいくこととなります。 その後、この矢追参議院議員は、一九六七年五月、国会で初めてイタイイタイ病の実態を取り上げることになりました。当初、政府からは、鉱業所からの排水が原因とは認めず、原因が分からないとの一点張りだったそうであります。もちろん、企業側も認めませんでした。しかし、我が党は、一歩も引くことなく、党内にイタイイタイ病対策特別委員会を設置いたしまして、徹底して現地調査を重ね、衆参両院で、委員会で毎回のようにイタイイタイ病を取り上げました。”
“公明党の鰐淵洋子でございます。 それでは、質問を早速始めさせていただきたいと思いますが、まず冒頭、水俣病に関する一連の問題につきまして、大臣に質問させていただきたいと思います。 私たち公明党は、環境の党であると自負をしておりますが、水俣病を始めとする公害病につきましても全力で取り組んできた課題でございまして、ここで少し御紹介をさせていただきたいと思います。 日本の四大公害病の一つ、イタイイタイ病が公害病第一号と認定されたのは一九六八年五月でございますが、この認定には、我が党の先輩議員の取組によりまして大きく前に進んだ経緯がございます。 当時の我が党の参議院議員が渡良瀬川の現地調査を行いまして、足尾銅山と農民の九十年戦争と言われました渡良瀬川の鉱毒問題を、一九六六年十月、国会で追及したことが一般紙で報じられました。その記事を読みました当時の岡山大学の小林純教授が公明党本部にお電話をくださいました。小林先生からは、鉱毒問題なら、もっと悲惨なものが富山県にある、そのようにお知らせをしてくださいました。”
“例えば、梅農園ですと、ちょうど成虫が産卵する七月、八月は、梅を収穫を終えて塩漬けする作業で忙しい。ですから、クビアカツヤカミキリをチェックする時間もないぐらい忙しいという声も伺っておりまして、現場も様々な課題を抱えておりますので、その上でしっかりと国が支援する、対策を講じるということでお伺いをしたいと思います。”
“ありがとうございました。 農園でしっかりと対策をしたとしても、例えば近くの公園だったり学校から飛んできたりとか、そういったことも考えられますので、これは本当に一丸となって取り組む必要があると思いますので、重ねて、環境省はしっかり自覚を持ってやっていただきたいということで要請させていただきます。 最後に、具体的に環境省と農水省にお願いしたいのが、こういった対策、研究調査はしっかりと国がもっとやるべきではないかと思っております。 これは日経新聞に紹介されておりましたが、例えば、森林総研では、一定の周波数の振動を発生させる装置を木に取り付けて、幹を揺らすことで産卵行動を抑える方法を検討している。そのほか、ブラックライトですね、これは栃木県の農業総合研究センターなんですが、ブラックライトを使って卵を発見することができる、そういったことも考えていらっしゃいます。こういった対策を是非とも国がもっと調査研究をしていただいて、被害防止対策を講じていただきたいと思っております。 その中で、農家も様々課題を抱えております。”
“これまでの国の取組の中で、紹介はなかったと思うんですが、外来カミキリムシ類に関する関係省庁連絡会議を設置していただいて、開催していただいていると承知をしております。こういった会議も活用しながら、とにかくこれ以上被害を広げない。 その中で、関係機関の中で環境省がしっかり全責任を持つという自覚を持って中心的役割を果たしていただきたい、頑張っていただきたいと思いますが、御見解とお取組をお伺いしたいと思います。”
“ありがとうございました。 今答弁の中にもありましたが、こういった有効的な優良事例をしっかりと取りまとめていただいて、現場にしっかりと伝わるように引き続き御対応をお願いしたいと思います。 その上で、この横展開というお話もさせていただきましたが、是非これも、各現場もそうですし、国におきましても、各自治体におきましても、しっかりと連携を取りながら進めていくことが大事だと思うんですが、その中で、どうしても縦割りが一つ課題かと思っております。 クビアカツヤカミキリの被害がどこで起きたか、それによって対応する省庁が変わってきます。例えば、農地ですと農水省になりますし、森林は林野庁、学校の桜だったら文科省、学校の中も小学校、中学、高校、大学も違いますし、また分かれます。また、神社仏閣は文化庁、国交省だけでも河川、道路、港湾、空港など、やはり部局も分かれます。 このように縦割りになっておりますので、横展開、横の連携が大事になってくると思うんですが、しっかりと温度差なく一丸となって取り組む上で、ここは是非とも環境省に中心となって頑張っていただきたいと思っております。”
“ありがとうございました。 それぞれお取組を伺いましたけれども、それを受けて、各地方自治体、またそれぞれの現場でもお取組をしていただいております。 その上で、一つ御意見として、やはり有効的な取組とか事例を知りたい、そういった情報をしっかりと受け止めて自分たちもやりたいという要望もいただいておりまして、そういった横展開をすることも大事だと思っております。先ほど農水省の方からも幾つか御紹介があったんですが、こういった参考となるような代表的な取組を是非ちょっと教えていただきたいと思います。”
“また、伐採すると二万円の補助金が出るんですけれども、それだけでは伐採の費用で終わってしまう、そういった課題も伺っております。 そこで、改めて、クビアカツヤカミキリの被害状況を今私の方からも御報告させていただきましたが、環境省と農水省に伺いたいと思いますが、この問題をどのように受け止めて、そしてこれまで国としてどのような対策を講じてきているのか、お伺いをしたいと思います。”
“その数は、平均三百から四百、また、ある資料では五百から千個とも言われておりまして、多数の卵を産卵いたします。その後、ふ化した幼虫が、桜、梅、桃、スモモなどのバラ科の樹木の中に入り込みまして、二、三年かけて成長いたします。その間、木の内部を食い荒らして、やがてその樹木は衰弱して枯れてしまうということになっております。 お配りしております資料の二枚目なんですが、被害に遭った梅の木の写真をつけさせていただいております。 これは、三月に和歌山県かつらぎ町の梅農園の方のところに行ってまいりました。実際に被害に遭った梅の木なんですけれども、左側は被害に遭った梅の木の全体で、ちょうど真ん中あたりにちょっと黒いというか、影の部分があるかと思います、それを拡大したのが右の写真になっておりまして、中央部分に縦に深く掘ったように見える部分があるかと思いますが、これが幼虫が食い荒らした跡になっております。これだけを見ましても、生命力というか、強さを感じていただけるかと思いますが、幼虫がこのように木を食い荒らす、そういったものになっております。”
“ありがとうございました。 是非大臣のリーダーシップの下、しっかりと進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に入らせていただきますが、特定外来生物クビアカツヤカミキリについて質問させていただきたいと思います。 クビアカツヤカミキリにつきましては、環境委員会で森田委員も取り上げていらっしゃいました。また、我が党の石川参議院議員も参議院の予算委員会で取り上げさせていただいておりまして、私も大変に危機感を持っておりますので、今日、この時間をいただいて質問させていただきたいと思います。 本日、資料を配付させていただいておりますが、環境省の資料を基に、クビアカツヤカミキリについて御紹介もさせていただきたいと思っております。 まず、成虫は、この写真のとおりなんですが、首の部分が赤いということが特徴でございまして、原産地は中国、台湾となっております。クビアカツヤカミキリは、木の中でさなぎから成虫になりまして、五月から八月に木から出てくることになります。木から出てきますと、すぐに交尾をして、その後、飛び回って幹や枝の割れ目などに多数産卵をいたします。”
“そういったことも含めまして、これから本格的な暑い夏を迎えるに当たりまして、国民の皆様の命と健康を守るための熱中症対策を、大臣の下、しっかりと進めていただきたいと思いますが、決意も含めてお伺いしたいと思います。”
“しっかりと円滑な制度運用を進めていくわけですけれども、その中で、まだまだ自治体の取組を後押しすることも重要でございますし、また、先ほども御紹介いただきましたが、実際に自分自身、また周りの方の命を守るためにどうすればいいのかということも、これも何度も何度も国民の皆様に周知することも大事だと思っております。 ですので、これをしっかりとやっていただきたいということと、もう一つは、これをいつから始めるかということなんです。 これも先ほど紹介した新聞記事の中にあったんですが、熱中症対策を始める時期を聞いたところ、六月と七月と答えた方が合計五九・九%、六割の方が六月、七月ぐらいから始める、そういった答えでございまして、四月からと答えた方が二%だったそうであります。 実際に、四月というのは、まだ体が暑さに慣れていないということもありますし、今年も既に夏日も記録しております。ですから、早い段階から具体的に準備をしていくことも重要だと思っております。”
“ありがとうございました。 今、具体的に国民の皆様の取るべき行動も含めて教えていただきまして、ありがとうございました。 また、ちょっと話は戻るんですが、この熱中症特別警戒情報は、極端な、健康被害が生じるようなときに出されるというものですので、頻繁に出されるものではないというふうに認識をしております。だからこそ、これが実際に出されたときに、先ほども申し上げたんですが、しっかりと伝達ができるのかどうか、日頃の訓練というか準備が大事だと思いますので、対応していただいていると思いますが、その点も留意していただいて対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 この点についてまた大臣に伺いたいと思いますが、先ほども申し上げました気候変動適応法が法改正をされまして、国民の命と健康を守るために熱中症対策は大変重要でありまして、具体的に、死亡者数も減らすということも大事な取組になってくるかと思います。”
“詳しく、大変にありがとうございました。 今の御説明の中にもありましたが、より深刻、極端な、健康被害が生じる場合に発出されるものだと思いますけれども、実際にこれが発令される場合に、国民の皆様にどのように伝達されるのかを確認させていただきたいと思います。 先ほど時間のことも御説明いただきましたけれども、スピード感も大事ですし、また、子供から高齢者まで全ての方に正確に伝わることも大事だと思いますので、どのように国民の皆様に伝達されるのかを確認したいと思います。 その上で、この熱中症特別警戒アラートが出されたときに具体的にどのような行動を取ればいいのか、取るべき行動につきましても改めて国民の皆様にも知っていただきたいと思いますので、具体的に伺いたいと思います。”
“そこで、お伺いしたいと思いますが、熱中症特別警戒アラートについて、これまでは熱中症警戒アラート、特別がついていなかったんですが、これまでとの違いを含めまして、分かりやすく御説明をお願いしたいと思います。”
“昨年の通常国会におきまして気候変動適応法の法改正が行われまして、円滑な制度運用を進めていかなければなりません。先日の環境委員会におきましても、柳本委員からも、地方自治体で積極的に取り組んでいるような空気を感じない、そういった指摘もございました。本日、私の方からは、国民の皆様に対する取組について質問させていただきたいと思います。 まず、熱中症特別警戒アラート、これが四月の二十四日から環境省と気象庁による運用が始まると承知をしております。 先日、毎日新聞に、熱中症特別警戒アラートに関する記事が掲載をされておりました。その中で、タイガー魔法瓶が実施をした調査が紹介をされておりまして、熱中症特別警戒アラートについて知っているかと尋ねたそうであります。意味まで知っていると答えた方が四二・一%、それに対しまして、意味まで知らないが三八・四%、知らないと答えた方が一九・五%ということで、合わせますと、知らないと答えた方が五七・九%、約六割の方が知らない、そういった結果が出ておりました。この数字を見ましてからも、まだ御存じない方が多数いらっしゃるということもお分かりになるかと思います。”
“ありがとうございました。 今、角倉次長からも具体的に御報告いただきました。しっかりと研修もしていただきながら、専門性も高めながら、人数の方もしっかりと充実をしていくということだと思います。引き続きしっかりと対応していただきたいと思います。 その中で、一つは、支援員の方も、本来の業務がある上でこういった研修を受けていただく、対応していただくということになると思いますので、過度な負担にならないように、ただ、しっかりと研修を受けていただくということで、その点もしっかりと配慮していただいて、進めていただきたいと思っております。 また、先ほども答弁の中でいただきました、今回の能登半島地震におきましても、三か月が過ぎまして、必要とされる人材も変わってきているかと思います。ですので、それぞれの地域のフェーズまたニーズをしっかりと把握していただいて、引き続き適切に派遣をしていただきたいと思いますので、最後に要望だけさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続きまして、熱中症対策について質問させていただきます。”
“また、被災者の皆さんも、どのような支援があって、どのようなことができるのか、何をすればいいのか全く分からない状況で、自治体の皆さんにも問合せが来ると思いますので、是非とも自治体職員の皆様がしっかりと理解をしていただく、そして自治体の方もしっかりと体制を整えていただくといったことによりまして、被災者の皆様にも寄り添った、そしてスムーズに支援を結びつけていく、そういったことにつながると思いますので、是非ともこれから廃棄物処理支援員をしっかりと充実をさせていくことが重要ではないかと思っております。 ですので、災害大国であります我が国におきまして、いつどこで災害が起こるか分かりませんので、いざというときに、この支援員を平時から育成をしていく、また専門性を高めることが重要であると思っております。 この件につきまして、御見解や、また今後の取組をお伺いしたいと思います。”
“ありがとうございました。 今回の能登半島地震でも活動していただいているということで、具体的に伺いました。改めて、この支援員の皆様の活動、また、今も被災地で自治体職員の皆様が懸命に活動してくださっております、心から敬意を表し、感謝を申し上げたいと思います。 その上で、こういった災害が起きたとき、先日も四国でも地震がございました、こういったときに、被災地域の自治体職員も、ほとんどというか、全ての方が初めてに近いと思いますので、経験者である支援員の方が助言してくださる、また調整をしてくださるということは大変にありがたく、心強いと思っております。”
“公明党の鰐淵洋子でございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 それでは、早速質問に入らせていただきたいと思います。 まず、災害対策について質問させていただきます。災害廃棄物処理支援員制度について伺いたいと思います。 さきの能登半島地震を通しまして、災害廃棄物処理を経験した地方公共団体職員が被災地を支援するという災害廃棄物処理支援員制度、これが大変に重要な制度であると実感をいたしました。最近は、災害も激甚化、頻発化しておりますので、今後起こり得る災害時のことを考えますと、災害廃棄物処理支援員制度は大変に重要で、大きな役割をますます果たすと考えております。 まず、この災害廃棄物処理支援員制度について伺いたいと思います。 あわせまして、この度、能登半島地震における災害廃棄物処理支援員の活動状況について、実際にどのように派遣され、どのように活動されたのか、お伺いしたいと思います。”
“そこで、先ほど申し上げました本法案の施行に当たりまして、環境省としてどのように取り組んでいくのか、あわせまして、消費者、国民の皆様の意識改革、行動変容につながる、こういった取組にどのような決意で取り組んでいかれるのか、お伺いしたいと思います。”
“ありがとうございました。 重要性が分かっていても、実現するにはなかなか難しい課題かと思います。しっかりと関係省庁、関係者と連携を取っていただいて、この法案をきっかけに大きく進むことを期待し、お願い申し上げたいと思います。 最後に、伊藤大臣にお伺いしたいと思います。 この資源循環の促進、また、今申し上げました動静脈連携、これが大変に重要でございまして、更に進めていかなければならない。また、今回の法案の施行に当たりましても、ますます環境省の役割も大事になってくるかと思います。是非環境省を先頭に、動脈部分に関わる経済産業省、また廃棄物行政の実施主体である自治体、それぞれに役割も果たしていただいて、その上で、環境省がどのように連携を図りながらサーキュラーエコノミーの実現を促進させていくのか、これが大変重要になってくるかと思います。 また、使用済みの物品を適切、効率的に回収するためには、消費者、国民の皆様の役割も大変に大きくなってまいります。”
“飲料メーカーからしますと、ペットボトルキャップは商品の宣伝にもなりますので、色をつけたり柄を入れたいと思います。しかし、リサイクル業者からしますと、よりよい再生材にするためには、文字や柄が入っていない白いものが一番いいと伺いました。 ペットボトルキャップのリサイクルにおける課題からも分かるように、サーキュラーエコノミーの実現には動静脈連携が大変に重要であると思っております。今回の法案につきましても動静脈連携が重要なポイントとなっていると思いますが、この実現につきましてどのように取り組んでいくのか、お伺いをしたいと思います。”
“ありがとうございました。 関心を持たれている事業者また自治体の方も多いかと思いますので、是非とも公募する際には広く丁寧に周知もしていただきたいと思っております。 また、なかなか進まない要因の一つとして、もう一つ、やはり先ほども御紹介いただきましたが、単一素材で構成されているんですけれども、その上で質の高いリサイクルに回せる可能性があるわけですが、そのこと自体、まだまだ国民の皆様を含めて御存じない方も多いかと思います。普通にプラスチックとして処分をするという方が多いかと思いますので、そういった消費者への情報提供も含めて、このリサイクルが進むようにということで併せて取組をお願いしたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 今回、この視察を通しましてもう一つ課題としまして感じましたことが、飲料メーカーとリサイクル業界の連携、いわゆる動静脈連携の必要性、重要性を実感いたしました。 ペットボトルキャップのリサイクルは、先ほども申し上げましたが、ポリエチレンとポリプロピレンの二種類の選別をいたしまして、さらに、キャップの色を白とそのほかの色に選別すると伺いました。”
“ありがとうございました。 こういった技術を使いながら、ペットボトルキャップの分別回収、リサイクルが更に進んでいくことを期待したいと思っております。 先ほども御答弁いただいた中で、私も御紹介しましたが、ペットボトルキャップの分別回収、リサイクルがまだまだ進んでいないというふうに認識をしております。その要因といたしましては、現状、回収拠点が学校や一部のスーパーなどにとどまっておりまして、市民目線では、回収拠点が少ない、また分からないという声もございます。これが課題の一つと認識をしております。また、そのほか、リサイクルのビジネス構造が未整備であること、これも大きな要因であるかと考えております。 今後、このペットボトルキャップの回収、リサイクルを促進させるためには、市区町村と企業とが連携した回収を進めるなど、先進的な取組を支援することが重要であり、そのために、実証事業を行い、ペットボトルキャップの回収、リサイクルの促進に取り組むべきと考えますが、御見解、お取組をお伺いしたいと思います。”
“ありがとうございました。是非よろしくお願い申し上げたいと思います。 本法案に関連して具体的に伺っていきたいと思いますが、この視察を行った工場では、ペットボトルキャップに赤外線を当てまして、その反射した光を解析して、ポリエチレンとポリプロピレンの二種類の樹脂を選別しておりました。こうした赤外線を利用して選別し、リサイクルを進めるような取組も本法案の認定対象となるのか、お伺いしたいと思います。”
“素材としては優れているのに分別回収が進んでいない、リサイクルが進んでいない、この女子高生のとおり、本当にもったいないのではないかと思っております。 そこで、環境省にお伺いいたしますが、ペットボトルキャップの回収、リサイクルの推進は、資源循環促進の観点からも極めて重要であると考えますが、ペットボトルキャップのリサイクルの現状と認識についてお伺いしたいと思います。”
“これまで我が党におきましては、ペットボトルの適切な回収、リサイクルを推進するために、投入口を下向きにするなどした新機能のペットボトルのリサイクルボックスの設置等に取り組んでまいりました。今回は、ペットボトルキャップ、ペットボトルの蓋について注目をさせていただいております。 皆様も御存じのとおり、ペットボトルの回収率は九割を超えまして、ボトル・トゥー・ボトルも三割近くまで水平リサイクルが進んでおりますが、ペットボトルキャップにつきましては、正確な回収状況も分かっておりません。ペットボトルキャップは、ポリエチレンとポリプロピレン、この二種類の樹脂が使われておりまして、それぞれ一〇〇%同素材ですので、リサイクルには適しているんですけれども、分別回収が、リサイクルが進んでいないということで、大変にもったいないと思いました。 そもそもペットボトルのキャップのリサイクルは、御存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、ペットボトルはリサイクルされるのにペットボトルのキャップは捨てられている、もったいない、神奈川県の女子高生がそういう思いで始めた、そういった話を伺っております。”
“ありがとうございました。 この使用済紙おむつの対応につきましては、市町村の立場からすると、コストの面を含めて大変に負担が大きいということで、これからますます大きな課題になるかと思います。是非とも環境省としても力強い後押しをしていただきたいということでお願い申し上げたいと思います。 それでは、ここからは、本法案に関連いたしまして、ペットボトルキャップ、ペットボトルの蓋のリサイクルについて質問させていただきたいと思っております。 公明党の環境部会といたしまして、二月八日の日に、埼玉県春日部市のペットボトルキャップのリサイクル工場、進栄化成株式会社の視察をさせていただきました。ここでは、関東一円から、大体月に二百五十トン、約一億個のペットボトルキャップが集まり、二〇二三年には、一年間で三千三百トン、約十四億個のキャップを回収し、選別、粉砕、洗浄を行った上でペレット化して、プラスチック原料として出荷をされておりました。ペットボトルキャップをリサイクルしてできた製品は、スーパーの買物籠やヘルメット、冷蔵庫の部品等がございました。”
“そのほか、高齢化の進展に伴いまして、使用済紙おむつにつきましては、今後、排出量の増加が見込まれております。使用済紙おむつにつきましては、一般廃棄物排出量の五%を占めておりまして、二〇三〇年には七%程度まで増加する見込みと推測されております。この数字から見ましても、使用済紙おむつの再生利用等は、資源循環の促進の観点からも大変に重要であると考えております。この課題につきましては、これまでも参議院の環境委員会で我が党の竹谷とし子議員が、また、先日も衆議院の環境委員会で柳本議員が取り上げております。 また、環境省におきましては、二〇二〇年に使用済紙おむつの再生利用等に関するガイドラインを策定しておりまして、そのほか、課題等を掌握するために、地方自治体へのアンケートやヒアリング、意見交換を実施していただいていると承知をしております。このように様々取組を進めていただいておりますが、なかなか進んでいないのが現状かと思います。 使用済紙おむつの再生利用等の推進の流れがこのようにあるわけですが、今回、この新制度が使用済紙おむつの再生利用等にどのように貢献できるのか、お伺いをしたいと思います。”
“ありがとうございました。 今の御答弁にも、実際に使いやすいものということで言っていただきました。やはり製造業者と廃棄物リサイクル業者、是非それぞれからも御意見を伺っていただきまして、どういった情報を求めているのか、そういったことも具体的に聞いた上で進めていただくことが重要かと思っております。予算も含めて様々課題はあるかと思いますけれども、是非とも、これによってマッチングが進む、実効性のあるものになることが大事かと思いますので、具体的な工夫をしっかりと進めていただきたいということで重ねて申し上げたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 先ほど本法案による認定制度につきまして伺いましたけれども、その中で、三類型の一つといたしまして、再資源化に向けて高度な技術を用いて分離回収を行う事業者に対する認定を御紹介いただきました。今後、二〇三〇年代後半に見込まれます太陽光パネルの排出量増加を見据えて、先ほども石原委員の方からも御指摘がございましたが、高度なリサイクルが可能な事業者を育てることが急務であると認識をしております。”