奥村政佳
立憲民主・社民・無所属 · Japan
“資料の右に、三浦かおりさん、介護・保育ユニオンの共同代表の方の記事、コメントを載せたんですけれども、二〇〇〇年以降、ビジネス化が押し寄せた、この規制緩和の波が今の状況を引き起こしてしまっていると。その中で、保育園、ビジネスでやっていたら、じゃ、淘汰されていけばいいじゃないかという議論もあるんですけど、いや、違うと。この淘汰という言葉は、保育園のまさにビジネス至上主義や、猶予を与えずに突然閉園することを正当化する気がしてならないと。たとえ人数が減って利益が減ったとしても、子供たちを預かっているのであれば、そう簡単に保育園を閉じていいはずがないと。本当に僕もそう思うんですよね。子供のために何もなっていませんから。 そういう中で、少子化が進む中で、しっかりこども家庭庁、しっかり…”
“本当に多くの声をいただく中で、やっぱり現場にこの賃金の上昇というのが届いていないところが相当数あると、届いているところもあるんだけれども、届いていないところもあるということをかなり多くの声いただきましたので、そういうところもしっかりとやっていかなければならないなというふうに思っています。 そこで、度々取り上げているこの有料職業紹介の手数料問題でありますが、更に一歩踏み込んでいきたいと思います。 資料五には、保育所からヒアリングした結果と現状世の中で今何が起こっているかというのを資料としてお示しをしております。 その手数料が、雇う保育士の三割、四割、ひどいと最近は五〇%、年収の五〇%を持っていかれる、しかもマッチングをしなくてもお金を取られる、三人採用予定で四百五十万円払っ…”
“立憲・社民・無所属の奥村政佳でございます。 恐らく今国会最後の質問ということで、今日は大きく二つ、再生可能エネルギーの出力抑制の問題、そして保育の問題、この二点を取り上げたいと思います。 まず、イノベーションという切り口から再エネの出力制御のお話でございます。 委員の皆様には資料をお配りをしております。電力需給のイメージのグラフが載せてあるんですけれども、太陽光発電の比率が多くなってきた中で、特に四月、五月、そして秋ですね、余剰な発電の電力が出ると。そして、現状は、余ってしまった分は系統の安定を妨げないように系統から切り離して抑制をするといったことが起こっています。 一方で、これ、考えようによっては、発電した電力を捨てているといったような状況なんですよね。それで、何とかそ…”
“続いて、保育をめぐる課題に進みたいと思います。 先日の予算委員会でも触れましたが、保育士不足はとどまるところを知りません。 そんな中で、資料四、皆さんにお配りをしているのは、保育分野の桜花学園大学の新沼英明先生のコメントを紹介させていただきたいと思います。大切なことが幾つか書いてあったんですよね。令和七年度の予算の体制ではこの深刻な保育士不足の状況を早急に打開できるとは思わないと。保育士不足が加速することで保育の質が担保できていない。資料では下から四行目ぐらいからですね、保育所は少子化に歯止めを掛けるための器としての機能を果たすと、少子化で一時的に入所児童が減っても、この器、受皿は維持するべきだ、保育所への入所が確実視できないと少子化に歯止めを掛けることは不可能であると。…”
“二 オンライン上で行われる違法賭博を抑止するため、各国において導入されているオンラインカジノサイトへのブロッキング等の対策及び我が国に導入する場合の法的・技術的課題等について調査を行うとともに、我が国における効果的な対策を早急に検討し、その結果に基づき必要な措置を講ずること。また、無料版や体験版から誘導される例が多いことを踏まえ、適切な規制の在り方を検討すること。 三 オンラインカジノサイトにおいて多岐にわたるゲームやスポーツベッティングが提供されていること、スポーツベッティングが欧米を中心にビジネスとして拡大していること等を踏まえ、我が国においては、法律の定めるところにより行われる公営競技等を除き、スポーツベッティングを含むあらゆる賭博行為が違法であることについて、国民…”
“去年の同じ時期に同じような質問を武見厚生労働大臣にしたんですけれども、答弁ほとんど変わっていないなというのが正直な印象であります。 実は、今回出した、この高い手数料というか、この業者なんですけれども、適正な有料職業紹介事業者と厚生労働省が認定マークを付けている業者の契約書の一部なんですね。これ、僕、適正だとはとてもじゃないけど思えないわけなんですよ。 これ、現状をしっかりと本当に、先ほど林官房長官来ておられましたけれども、省庁横断をして、これ昔だと厚生労働省がこの人材派遣もやって保育士もやっていたのでワンストップで済んだかもしれませんけれども、今は二つに分かれちゃっているので、これしっかりと上に上げてもらって、こういう現状が起こっているんだということを改めてしっかりとお伝…”
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“でも、復興庁がこれを復興させたいと、もう一回言います、福島の復興なくしてというのであれば、いろいろな発想を入れて、どうやったらそこに人が戻ってくるかということは、これ、やることが国会議員、私たちの責任だとも思っております。変なことを言い出したなと思うかもしれませんけれども、でも、それぐらいのことをしっかりと議論をするぐらいのパワーは欲しいなというふうに思いました。 その中で、大阪万博の話に、伺いたいと思います。 まず初めに、大阪・関西万博において、被災地や福島関連の取組や展示計画、今どのようなものがありますでしょうか、教えてください。”
“これは、本当に思い切った施策というので自分なりに空想してみたところなんですけれども、例えば、起業家をたくさん呼び込んで、何かそこに根を張ってもらいたいというのであれば、仕組みはもちろん財務省とかとも話す必要があるんでしょうけれども、インボイスを何か免除をする仕組みであるとか、もっと思い切って、例えば域内でやり取りするときには消費税をゼロにしちゃうとか、もちろん難しいのは分かっていますし、ただ、それぐらい思い切ったことをすることで、例えば、そこに、じゃ、住み続けようとか、そこで起業して根を下ろそうとか、居住実態とかとももちろんしっかりとひも付けをしながらやるような発想があってもいいと思うんです。 やっぱり、こういう話をしている中で、これがあるから、先ほどのJRの話もありましたけれども、話し合ってくれますという話はもらいましたけれども、何でできないかという話はすごくよく聞くんですよね、答弁の中で。こういう法律があるからできません、できません。いや、それはそうでしょうねと思うんですけれども。”
“実際、私、双葉の駅前でお会いした、一軒だけぽつんとテークアウトができるコーヒーショップがあったんですね。お話を伺ったら、元々ここなんですかと言うと、実は移住をしてきましたという方でした。ただ、その方、秋田から来たのかな、ただ、県外からはあるんですけど、県内での移動とか移住というのは何かサポートはないそうで、ひょっとすると、そういうところもこれから工夫できる余地があるのかなというふうには一つ思いました。 ただ、今伺っていても、やはり新しく福島のあの地域に、じゃ、戻って何か、住み続けようとか、元々住んでいた方は別ですけれども、根を張ろうといったところのインセンティブというか何かにはならないとは、ちょっと正直伺ってからは思いました。”
“前向きな答弁ありがとうございます。 やっぱり、人の往来、先ほどからも何回も申しているように、二〇一一年の三月十日のやっぱり状態、やっぱりそれだけ電車が止まるとか本当に大切だと思いますので、難しいことかもしれませんけれども、是非JRと折衝もしていただきたいというふうに思っております。 では、次の質問に移りたいと思います。 先ほど産業をどう支えるかという視点で一問質問をさせていただきましたけれども、次は住民とかですよね。今、移住をする人とか起業家を呼び込んでいるということは、補助金などで呼び込んでいるという話もありました。小高のインキュベーション施設にも足を運びましたけれども、やはりできたときはすごくたくさん人が来ると思いますし、盛り上がると思うんですね。ただ、そこに住み続けるとか、小規模な事業者が根を張るために強力な施策が必要なのかなというふうに思います。 未曽有の原子力被害を受けた地域ですから、これは、逆に言うと、もう前例のない何か強力な措置をとりながら人がそこに住み続ける仕組みをつくるべきだとは思っております。”
“でも、その中で、例えば、あそこは常磐線、鉄路でいうと常磐線しかありませんから、例えば特急を増発したり、例えば仙台空港の方から直接行けるようにしたり、また、これは非常に難しいかもしれませんけど、運賃を何かの形で補助するとかいう国として後押しをすべき余地はありませんかと。例えば、ちょっと違うところなんですけど、千葉県だとアクアライン、ここで通行料が下がったことで人の流れがとても増えたという例もあったりもします。 国が何か関わればこの人の流れをサポートすることできると思うんですけれども、何か検討をいただけないでしょうか。”
“今、F―REI、そしてコースト、何でしたっけね、イノベーション・コースト構想、そういうところで、自分自身は四時間半ぐらい掛かって行きました。仙台を経由して、そこから常磐線で原ノ町まで降りて、そこからまた乗り換えてというふうにしました。 委員の皆様にお配りをしている資料一に小高駅の時刻表を載せたんですけれども、何か、朝の通勤時間帯、あと帰る時間帯はあるんですけど、昼の時間帯に三時間ぐらい電車が来ないみたいな時間帯もあったりもするわけですね。ただ、この小高も昔は特急が止まったそうです。でも、今、人口がいないので、特急が止まらなくなった。 そういうところもある中で、アクセスの問題はこの観光やビジネス進出を阻む要因にもなり得ると思いますし、帰りたいなというふうに思っても、先ほどのドラッグストアの話じゃないですけれども、帰ってこようかなという気持ちに水を差すことかなというふうにも思います。”
“ニーズを踏まえてという話おっしゃいましたけれども、ニーズを踏まえると、今そんなに人口がいないので、ちょっと計算がおかしくなってくると思うんですよね。 住民の方に伺ったのは、やっぱり国がある意味責任を持って、元いた、ある意味二〇一一年三月十日の段階のインフラであるとか、あの風景、新しいものが欲しいという方ももちろんいらっしゃると思います。ただし、いわゆる自然災害ではあの地区は特にないわけですよね。原子力災害という、ある意味、人災、未曽有の災害を引き起こしたというところがあるので、ここは発想を少し変えて、しっかりと、どういうふうに元のインフラを戻していくか、住める環境を戻していくか。大臣も冒頭おっしゃいましたよね。住んでいてよかった、生まれてよかった、そういうところをどうやって戻すかというところもしっかりとやっていく。両輪要ると思います。ですので、そこはしっかりとやっていただきたいと思います。 その中で、例えばなんですけれども、同じ小高で聞いたところでいうと、アクセスの問題はとてもあるなと思いました。”
“やはり、そういう意味では、地域全体を広域的に支える、より幅広い施策、弾力的にしっかりと運用できるような施策というのが求められると思いますが、いかがでしょうか。”
“地図ですね、何種類かあるんですけれども、左上にありますが、この南相馬市の小高区というのは距離二十キロの旧警戒区域に入っているわけですよね。ただ、今、この避難指示区域の概念図、大きな地図見ていただきますと、特定復興再生拠点区域ではないので、今、特定復興再生拠点区域とか、この福一に近いところはすごくいろいろなものが入っているんですね。ただ、この地区、小高区がややこぼれ落ちているのかなというのが実際行ってみて思いました。 例えば、病院に関しても、ここには昔は病院があったんだけれども、人口が少なくなって診療所になってしまった一方で、先ほど大臣もおっしゃった、大熊とか双葉とか、あそこには何か大きい病院できるらしいぞと、あれ、うちはどうなっちゃうんだろうという声もたくさん聞きました。 もちろん、拠点、先ほど櫻井委員の方からも差を地域によって付けるのはいかがなものかとありましたけれども、これ、分断をというか、生んでしまうのかなというふうに思っております。”
“もう少し短めに答弁していただきますと非常に助かります、いっぱい質問したいので。 双葉駅の駅前も見てまいりました。長屋のこの西側地区公営住宅プロジェクトで大熊の話も伺いました。ただ、やっぱり地区によって結構差があるなと思います。小高地区なんかは建物が残っているので、真っ更なところから何か建てるって創造的じゃなくて、やっぱり帰ってきた人たちが、あれ、帰ってきたら何か知らないものが家の横にいきなりどおんとできていると、あれ、これ、うちかなみたいな感じでですね。放棄された農地なんかには太陽光パネルが建っていて、何か自分たちの町じゃないみたいだ。しばらくはドローンを使って配送の実験とかもあって、何か始まるのかなと思ったけれども、今は全然何もやっていないということでですね。その辺は多分地域差があると思いますので、その辺もしっかりと、きめ細かいという話されましたので、いろんな地域の声も是非聞いていただきたいなというふうに思います。 その中で、度々ちょっと出しているこの小高地区なんですけれども、委員の皆様には資料二枚目をお配りをしております。”
“やはり、そういうお商売をされている方、あとは、何というかな、出店をするときには当然商圏というものがあって、人口が何人ぐらいいるからお店を出せるよね、採算取れるよねとやるんですけれども、やっぱりそれが取れないと出さないわけですよ。じゃ、どうすればいいのかというところになっていくと思うんですね。 本当になりわいとかお店に関して、イニシャルコスト、そういう運営する中でのイニシャルコストであったり、出店に対しては補助金があるというのはよく知っているんですけれども、これどうやって支えていくか、このインフラ不足をどう打破するのか、今何か秘策はあるのでしょうか。”
“今、大臣から、生まれてよかった、住んでよかった、きめの細かい対応ということで答弁をいただきました。 ただ、現地を回っていて強く感じたのは、地元の住民の方々が抱く復興のイメージと、今、国や自治体が進めている新産業誘致とか、そういうことの間に少しずれがあるのかなというのは感じました。 実際、地元で一番多く聞かれたのは、やっぱり震災前のにぎわいが戻らない。まさに今、復興が始まったばかりの双葉、浪江に関しては、これから新しいものができるんだろう、住民の方も戻ってきていません。南相馬の小高地区なんかは、本当に生活に不可欠な商店やインフラ、例えば、本当はドラッグストアが欲しいのに、スーパーが足りないなという指摘がありました。 この原因は、やっぱり人口が思ったように回復をしていないんですよね。三分の一とか半分弱なのかな。やっぱりそういう人口が回復しないと店舗も出ないわけですよ。でも、店舗が出ないと人口は回復しないので、これはもうまさに悪循環で、生まれてよかった、住んでよかったというふうに思えない状況が今実際あるわけですよね。”
“一方で、その更に北、一番北の南相馬市の小高地区伺ったんですけれども、ここは家並みはずっと残っているんですよね。ところどころ商店は閉店をして、商店街、いわゆるシャッター商店街に近いようなイメージを受けました。かつての商店街のにぎわいはあったんだろうなというふうには思うんですけれども、逆に今は静まり返っていて、それがまた独特の雰囲気を醸し出して、これはこれで大変だなというふうにも非常に感じました。 その中で、大臣にお伺いをしたいと思います。 所信の中で大臣は、この福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の再生なしと大変力強く述べられておりました。私もこの言葉自体には非常に賛同するところではあります。しかし、実際に現地に行ってみると、それぞれの地域でも状況が違いますし、まさに今から復興が始まるという段階にようやく差しかかったように見えました。 少し大きな質問になるんですけれども、大臣にとって福島の復興、この福島の復興というのは具体的にどのような姿を描いておられるのでしょうか。大臣、お願いします。”
“一番最初、双葉町の方から伺ったんですけれども、本当に住民票ベースでもまだ二百人戻っているか戻っていないかという地域ですので、駅前には新しくスーパーができるよという張り紙はありましたけれども、本当に滞在している時間で十人も擦れ違わなかったかなという感じでありました。 バスに乗って一人で原子力災害伝承館にも伺いました。伝承館の方には車で来ている方がたくさんおられて、海外の方も数人お見かけをしました。入ると、最初に西田敏行さんのナレーションのシアターから始まって、本当にふるさとの復興へ福島の皆さんの懸ける思い、これが本当に最初伝わってきて、短い時間ではあったんですけれども、本当にしっかりとこれ取り組んでいかなければならない問題だなと感じる場所でありました。 その次、浪江町の方に伺いました。駅周辺は工事が進んでいて、御存じのようにF―REIの拠点にもなります。たくさんの重機がありまして、跨線橋からF―REIの現場眺めると、これから新しい施設や産業が集まってくるのかなという期待感も確かにはありました。”
“ありがとうございます。立憲・社民・無所属の奥村政佳です。 本日は質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。 私自身、今回の質問に臨むに当たりまして、つい先日、日曜日、半日ではありましたけれども、福島県を訪問してまいりました。具体的には、双葉町、浪江町、南相馬市の小高地区を中心に回り、現地の様子を視察して、知り合いの市会議員もいますので、いろいろなお話も伺いました。また、生活されている方、関係者の方々からお話を伺ってまいりました。 短い時間ではありましたけれども、実際の現地の空気に触れて、土を踏み締めて、地元の方々の生の声を聞く中で、写真や資料からでは分からない大変さや、これから本当に何をしていかなければならないのかという問題がよりクリアになったように感じております。今日は、その中で強く印象に残った論点を踏まえ、順次質問をさせていただきたいと思います。 委員の皆様には資料をお配りをしております。一枚目ですね。自分自身が回ってきた地区、電車で参りましたので、星印、常磐線に付けておりますけれども、南から双葉駅、浪江駅、そして小高駅と順に訪問をしてまいりました。”
“赤字国債だけでなく、こういう社会構造を放置し続けること自体が本当は深刻な大きな未来への借金ではないでしょうか。この本案の予算でつくろうとする国の姿には、反対をせざるを得ません。 立憲民主党は、今を支え、未来もつくっていきます。このことをお誓い申し上げ、私の討論とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。(拍手)”
“こうした中で、政治と金の真相究明を進め、国民との約束を守る責任を果たすことも国民全体の、国会全体で取り組むべき喫緊の課題と強く申し上げます。 立憲民主党は、様々な無駄な基金等の見直しなどで増税はせずに、エッセンシャルワーカーの処遇改善など、今を支え、未来もつくる、責任ある修正案を衆議院でも提出しています。 政治は結果だという言葉は多くの政治家が言ってこられました。失われた三十年は四十年になってしまわないのか。石破総理が常々おっしゃっている二〇三〇年代までの少子化の反転、待ったなしの氷河期世代対策、年金の議論、それに結果を出せるのは本当に今回の予算案でしょうか。 先日の報道によると、保育の現場ではスポットワーカー、いわゆる隙間バイトの保育士が日替わりで子供を見るような認可保育所が出てきました。とある保育士が登録して初めて行った保育所で、初めて会った子供たちの担任として一日任されたという話も伝え聞きました。毎日替わる目の前の大人たちを前に、子供たちは何を思い、この国をどのように感じて育っていくでしょうか。”
“さらに、石破総理は先日、強力な物価高対策を予算成立後に打ち出す考えをお示しになりましたが、これは今回の予算では物価高対策が不十分であるということを総理自ら心のうちに思っていらっしゃるその証左なのではないでしょうか。翌日の予算委員会冒頭に弁解と謝罪はありましたが、そもそも参議院での審議中にこのような発言がなされたことは、国会、参議院、この委員会のメンバー、与野党問わず軽視しているとも捉えかねられない、余りにも軽率な発言というそしりは免れず、看過し難いものです。 一刻も早く手を打つべき様々な施策にも政府の本気は感じられませんでした。私たちが強く実現を求めてきたガソリンの暫定税率廃止の議論、本委員会でも度々質問に出た、今私たちの命を支えてくださっている地方の医療や介護分野の処遇、そして未来につながる、未来に大きな実を結ぶ教育分野や保育の現場の人手不足はいつ解決するのでしょうか。 本院においては衆議院を超えた集中審議が行われ、審議時間も七十六時間に及びました。さらに、憲政史上初の修正案の回付がなされ、安倍派幹部の参考人招致を始め、国会は重要な局面を迎えています。”
“立憲民主党の奥村政佳です。 私は、立憲民主・社民・無所属を代表して、政府提出の令和七年度予算三案に反対、自由民主党・公明党提出の令和七年度予算再修正案に賛成の立場から討論をいたします。 まず、与党提出の再修正案は、今年八月に予定されていた高額療養費の自己負担上限額の引上げを凍結するもので、がん患者や難病患者の皆様の切実な声が反映されることとなり、立憲民主党としても早期の実現を早く求めていたため、内容には当然賛成です。 とはいえ、この問題は衆議院での審議段階から再三にわたり厳しく指摘されてきたもので、本来はもっと早期に政治決断を行うべきでした。総理の決断が遅れたことで当事者の皆様に無用な不安を与えたことを猛省していただきたいという思いとともに、この再検討は患者団体の納得をしっかりと得て進めるよう強く求めます。 また、政府提出の令和七年度予算三案については、高額療養費制度に関する問題が解決されていない上、国民生活に寄り添った内容となっていません。”
“観測網の整備、是非政府の後押しお願いします。 時間ですので、質問まとめます。ありがとうございました。”
“研究者のその周知ですね、それをお願いしたいと思います。本当に現場の研究者、困っている人たくさんおられますので、またアンケート調査も、研究者個人からの回収率、非常に悪いんですよ。ですので、そこもしっかりとやってください。 では、最後に短く質問をします。 総理、石破総理が年頭に地震予知に関して言及をされました。これ、防災や減災の社会実装という観点からも期待をしているんですけれども、今何か具体的な策やロードマップを描いているのか、政府の考えをお聞かせください。”
“研究の継続性を確保し、優秀な研究者が研究を諦めてしまう状況があります、国の科学技術力を維持強化するためにも、研究者の流出を防ぐためにも、政府の明確な方針と迅速な対応を強く求めます。御見解をお願いします。”
“そこで、大臣にお伺いしたいのは、まず雇い止めに直面する研究者の受皿となる相談窓口などの設置についてです。現行制度の下では、不当な雇い止めを訴えようとしても裁判などハードルの高い手段でしかなく、結果として現場で泣き寝入りをするケースもあります。国として、研究者の声を吸い上げ、早期に救済につなげる体制を整備するべきだと思っております。 加えて、この研究費自体が認められているにもかかわらず、例えば科研費を取れているにもかかわらず、身分を失うケースがある点というのもあるんですね。実際、そのような大学の研究者、まだ四十代の方です、話を伺いました。今のような状況では、大学や研究所が自主的に改善するだけでは十分ではなくて、研究的な人件費補助やつなぎの資金の仕組みなども不可欠かなというふうに考えます。 科学技術政策担当大臣でもある城内大臣としては、日本の研究力を守るために具体的な資金措置や制度設計をどのように進めていかれるおつもりでしょうか。”
“じゃ、取りあえず、現場の声をしっかりと意見書も含めてもう一回見るということはせめてしてください。いろんな人から声出ています、これに関しては。現場ピンチなんですよ、本当に。これで新人入ってこれなかったら、せっかく保育士確保一生懸命しているのに保育士働けなくなってしまう。現場の声、専門家の声、しっかりとそれを受け止めて、もう一度考え直していただきたいと思います。 今日、幾つかちょっと質問を用意しているので、どうしましょうかね、次のこの保育に関する二つに関しては飛ばしたいと思います。 城内大臣、今日お呼びをしているので、科学技術政策についてお伺いしたいと思います。こちら、予算委員会でも取り上げました、大学や研究機関での研究者の雇い止め、この問題についてお尋ねをします。 現在、研究を続ける意欲と能力を持ちながら、任期切れなどによって雇用を失いそうな方々が少なくありません。しかし、国として明確な救済策を示されないままでは、こうした研究者がほか分野へ流出して、日本の研究力が一層低下するおそれがあると強く危惧をしております。”
“いや、要件三を撤廃してほしいという意見書出ているはずです。出ているんですよ、複数の委員から。そういう現場の声があるんですよ。三原大臣、現場に行けないのであれば、せめてそういう専門家の声をしっかりと捉えてほしいなというふうに思います。 今日、EBPMという言葉もいっぱいありましたけれども、やっぱり現場の声、エビデンスだと思うんですね。そこをしっかりと反映させて、大臣、もう一回、もう一回これを再検討するということをお願いできませんか。”
“今、専門家からの声ということがありました。これは通告している文言です。第九回子ども・子育て支援等分科会ですね、こちらにおいて、今年の、今月、三月の初頭に開かれたと承知をしておりますけれども、この今回の一歳児配置加算の要件について委員からどのように意見が出ていたか、これを教えてください。”
“先ほども伺いました。これに関して、予算に関してとかいうのはどなたかと話す機会はあったんでしょうか。様々な、私も予算委員会とかにも出る中で、例えば三月二十一日の予算委員会だと、医療の話の中で、病院に関して、病院も苦しいというところで、補正予算によりいろいろ対応するというような話があったりもするわけですよ、石破総理から。そういう話を、これは三原大臣から加藤財務大臣とか石破総理には掛け合えないんでしょうか。こういう現場からの声というのをはじき返すだけに私は今思ってしまうんですけれども。 その中で、やはり大臣は子供の味方であるべきだと思うし、保育士の味方であるべき、こっちに完全に付かなくてもいいです、少なくとも、真ん中に立ってそれを調整したり、どうしようかということを、やれない理由を考えるんじゃなくて、やれるところを考えるのが僕は大臣の役目だと思うんですけれども、ちょっとここは通告はしていなくて、更問いになるんですけれども、いかがでしょうか。財務大臣、石破総理には掛け合えないものでしょうか。”
“付けてはいけない条件だと思います。保育の質を言うのであれば、人数をやはりしっかりと担保することをまず先に考えるべきです。経験年数じゃありません。 二月二十一日の神奈川新聞でこう報じられていました。二月二十日の衆議院予算委員会で、一歳児を担当する保育士を国の基準より手厚く配置した施設に二〇二五年度から運営費を加算する措置について要件が厳し過ぎるとの声を受け、今後は、三原大臣、要件を再検討する考えを示したというふうにありました。 これ、この要件の再検討に関しては、その後、いつというか、どなたとどういう議論をされたのか、お伺いしたいと思います。”
“先日の予算委員会でもそのくだり、何回もお伺いをしました。もう今日はそこのくだりは余り聞きたくないなというのが正直なところです。 日誌や連絡帳はIT化も進んで少し楽になったかもしれない。でも、それ以上に保育士の役割、ガイドライン、どんどん増えているんです。 資料三にもお示しをしました。こども家庭庁啓発資料、これもこども家庭庁の資料です。骨折事故に関する危険な場面と対策、下のオレンジ色のところに対策一から七まで書いてあります。保育士が、例えば全体を見渡せる配置でいなさいであるとか、子供と遊具の適合性の確認をしなさいとか、興奮している子供は落ち着くようにしましょうとか、そういうことがあるんですけれども、その中で、やることはどんどん増えているのに配置基準は七十五年変わらない。で、ようやく少し変わったと思ったら、強制力がない加算措置である。保育士不足ですので、冒頭に話したように、そこもやむを得ないとしましょう。しかし、この十年の要件は、本当にこの保育士不足で新人の保育士をはじき出すような条件です。仮に予算の制約があったとしても、これは一番の悪手だと思います、悪い手だと思います。”
“この状況、一歳児の配置基準、保育士と一歳児の数、一対六というのは妥当と三原大臣、三原先生は思いますでしょうか。”
“そんな中で、この資料二に書いた赤線のところ、三原先生、どうですか、これできますか。赤い線の下読みますね。食事提供のポイント、子供の口に合った量で与える、食べ物を飲み込んだことを確認する、食事中に眠くなっていないか注意する、正しく座っているか注意する。そういうことを逐一チェックをしなさいということを、これもこども家庭庁の報告書で出てきているわけです。 ちなみに、この後、スープをこぼしちゃった子のお着替えをさせて、フロアを掃除して、おむつをチェックして、ベッドを敷いて寝かし付けをします。薄暗くても保育士は寝てはいけません。一歳児は十分ごとにブレスチェックをします。乳幼児突然死亡症候群ですね、SIDS、チェックをします。横向きだったら上を向けますし、うつ伏せになったら当然上を向ける。それで起きちゃう子もいる、それで目が覚めたらまた寝かし付ける。ようやく寝てくれたと思って、そこから連絡帳を書いたり日誌を書いたり、休憩を、本当に一時間取れる保育士なかなかいません、取る。 そんな中で、質問をしたいと思います。”
“令和六年度子ども・子育て支援調査研究事業、教育・保育施設等における食事中の誤嚥事故防止対策に関する調査研究事業の報告書です。つまり、給食中に喉に物を詰まらせるお子さんがいると、そして、それが特に一歳児のクラスに多いということは先日お話をしました。 想像してください。三原大臣、保育士です。保育士になりました、三原先生です。一歳児担当、六人を一人で見ています。給食の時間、一歳になったばかりの子もいるし、二歳になろうとしている子供もいる。四月生まれ、三月生まれ、その差が最も大きいのが一歳児のクラスです。スタイ、いわゆるよだれかけですね、を着けて、手を洗って拭いて、配膳して、さあ、何とか座ってくれました。いただきます、小さい手で何とかスプーンを持って口に運ぶ、当然口の周りはぐちゃぐちゃです。四月、五月だとまだまだ手づかみ食べというのをするんですよね。これが当たり前の時期、手づかみ食べをしていると楽しくなって、こねて遊ぶ子もいます。そんなことをしていると、スープをこぼす子供もいますし、子供さんによっては食べながらうとうとする子供もいます。”
“ただ、ここに、今保育士を確保しようとしている政策と逆行する要件、この(3)が付いてしまっている。施設、事業所の職員の平均経験年数が十年以上にならなければならないというところが、これは非常に現場からも問題だという声が上がっております。 大臣を困らせたいわけじゃないんですよ、本当に。何回もやっていますけれども、でも、やはり頑張っている保育士、保育現場、これはもっと困らせたくない、そういう思いで今日も質問したいと思います。 大臣に政治決断をしていただきたい。大臣しかできないんです。一歳児の保育、本当に大変なことといいますか、更に大変になっていることを今日は三原大臣にも知っていただいて、その上で、もう一度、本当に今こども家庭庁がやろうとしていることが保育現場を苦しませることにならないか、最初から結論ありきだというそんな委員会ではない、そんな参議院ではないと信じておりますので、是非一緒に考えてほしいと思います。 資料二を御覧ください。 つい十日ほど前にこども家庭庁のホームページに載りました報告書です。”
“立憲民主・社民・無所属の奥村政佳です。 昨日、東京の多摩地区、とあるこども園、東村山のこども園に行ってまいりました。すばらしい取組をしているこども園で、まさにこどもまんなかを体現するべく地域のコミュニティーのハブの施設をつくりまして、こどもまんなかというのは実はみんな真ん中だということで、そういう施設をつくっている施設がありました。大臣も、時間はない中かもしれませんけれども、様々すばらしい取組をしている現場ありますので、足を運んでいただきたいと思います。 さて、そんな中で、本日は、先日の予算委員会でも質問をさせていただきました。委員の皆様には資料一をお示ししてあります。一歳児の加算要件について、更に問わせていただきます。 実は、予算委員会の後も非常に反響がありまして、やはりどうしてもこれやらなければならないと思っております。おさらいをしますと、一人当たりの保育士が見る子供の人数、これを、一歳児に関して、今六人を見ているものを五人にすると。ただ、保育士が足りないので、この保育の質を高めたいんだけれども加算要件でこれを何とかしのぐというような施策であります。”
“この辺りも踏まえ、防災庁と気象庁はその辺りも踏まえて、今後、特に防災情報に関して組織がどうあるべきかということを、これ大臣、担当大臣、お答えください。”
“最大かつ最先端の知のインフラ、これが、知的資源を最大限活用することで社会変革の原動力として寄与することが求められているにもかかわらず、そこが今割を食っていると。本当に今現場では、先ほど雇い止めの話もありましたけれども、もう一億円減らされたら先生十人切らなきゃいけないんですよ。そういう状況です。 これ、これこそ、今こそリーダーシップを総理発揮していただいて、国立大学等運営費交付金の基幹経費、特にここです、基幹経費の増額求めます。いかがでしょうか。”
“大臣が幾ら望ましくないと言っても、起こっているわけですよ、今ね。なので、しっかりとそこはやってくださいということです。 なぜこのようなことが起きているのかということで、パネルを用意しました。資料十六。 この大学の運営交付金、これが減っているという実態があるんですね。特に基幹経費の部分です。常勤職員の教員の人事は凍結、そして後任も雇えないという状況、これは雇い止めとも密接な関係があります。さらに、教育に掛ける経費の減少。私がいた気象分野、実験や観測には技術職員も必要なわけです。今、日本発の有力論文の発信数は減少の一途をたどり、日本の研究力は低下していると言わざるをこれ得ません。 文部科学省はこれまで概算要求で運営費交付金の増額を繰り返し求めてきたということですけれども、二〇一八年以降、この要求は認められていません。そして、減額をされているということでございます。しかしながら、国立大学法人に期待される機能、役割としては、我が国最大かつ最先端の知のインフラとしての国立大学なんですよ。”
“このまま何もしなければ、これまで日本の研究力を支えてきた特に優秀な中堅のこれからといった研究者がいなくなる危機です。 今年度、来年度も雇い止めの研究者が想定をされています。ひとまずとしてでも、相次いでいる雇い止め研究者への何らかの救済措置は一刻も早く必要な状況ですが、いかがでしょうか。”
“議論に入れていただけるということなので、本当にしっかりとやっていきたいと思います。 今、一〇%上げたとおっしゃいましたけれども、先ほども申し上げたように栓が抜けているんですよ。そこをどう閉じていくかということも本当に大切ですし、抜本的に悪循環を断ち切るにはもう本当に思い切った政策が必要ですし、それは日本の子供の未来に懸かっていますから、是非よろしくお願いします。 ちょっと時間がないので次に行きたいと思います。次は、大学研究者の雇い止め問題です。パネルも用意しました。資料十五です。 大学や研究機関で働く有期雇用の研究者の雇い止めが続いている可能性が明らかになりました。雇い止めは望ましくないと文科省は通知を出していますが、実際に起こっているんですね。アカデミアでは、日本神経科学学会将来計画委員会を中心に進められた大規模アンケート調査でも数字としてはっきり出ております。回答者二千四百六十五名のうち四四%程度の人が、本人若しくは周囲の任期付研究者で雇い止めに遭う予定の人がいると回答しています。業績を残してきたのに使い捨てだ、もう疲れた、研究職の魅力を無意味に下げている。”
“総理、しっかりとこれ人手不足と保育士離職の悪循環を断ち切って保育の質を上げる環境を整える、これ、地方創生、女性活躍、その面でもしっかりとリーダーシップを取っていただきたいんですけれども、決意、是非よろしくお願いします。”
“今、保育士・保育所支援センターの話出てきましたけれども、これ質問しようと思っていたんですけど、こちらで調べたので、このまま申し上げます。 今、全国で七十五か所あります。令和五年度、マッチングの実績四千五百九十七件、一か所年間六十人なんですね。一週間に大体一か所のセンターで一人ぐらいですよ。これちょっと本当に焼け石に水で、これじゃとても間に合わないと思いますし、費用対効果も計算してほしいと思いますし、これもっとしっかりとやらないと抜本的には解決しないと思います。 総理、これ、この悪循環を断ち切らないと駄目なんですよ。抜本的に保育士の待遇を上げる工夫をするのか。保育士をもっと大切にしてほしいと思います。パートの先生も時給が低かったりします。昔、学校教員が同じく不足した一九七四年、時の田中角栄内閣が教育人材確保法を制定して、一気に待遇にてこを入れました。その方法なのか、それとも手数料なのか、国がはたまたこの手数料を支える仕組みをつくるのか、御党では手数料の上限規制の議論も昔はあったようです、両方やるのか。”
“保育士には反映されにくいということになります。これに関してどう思われますでしょうか。”
“人件費、正確にはこの人材獲得に対する業者の手数料なんですね。厚生労働省からデータが手に入るここ十年のデータを並べてみました。委員の皆様にはそのままの数字も渡してあります、資料十二です。パネル六枚目をお願いします。 これ、よく有料職業紹介事業所である医師や看護師、介護、教育、一般事務、並べてみました。平成二十六年を一〇〇にして並べてみると、保育士、十年前の約二十倍なんですね。まあ求職なので、あくまでもこれからマッチングなんですけれども、しかしながら、保育士、働いている保育士、今全国で六十数万人ですので、すごい割合です、二十数万件。マッチングすると、これ大体、手数料今三〇%ぐらいだそうです。三百数十万円、年収三百数十万円の保育士とすると百万円、これを保育所が支払います。もちろん、保育士は一人ではないので、園によっては数人、この手数料が今保育所の負担になっているんですね。 NHK、二〇二二年の記事ですけれども、資料十四、手数料が重いと七割の保育所が答えている。 手数料の負担は当然保育所の経営を圧迫します。公定価格がアップしても、保育園の方にお金が流れても、これ栓が抜けている状態なんですよ。”
“しかし、大きく昔からは変わってきました。今は保護者支援も一つの大きな仕事です。これ、お迎えにいらっしゃるタイミングを見計らって日常的にコミュニケーションを親御さんと取って、そして、保育所は教科書ありませんからね、本当に様々な環境で、本当、個人個人のスキルに頼るところが多いわけです。経験で毎日子供と接するわけです。トイレトレーニング、箸の上げ下ろし、小学校に上がる準備もする。一方で、土曜出勤、保育所自体に長期休暇もありません。春休み、夏休み、冬休み、ありません。今時期は、卒園式の準備、新年度の準備。三月三十一日の夜は大変です。夜、最後の子供が帰ってから、夜を徹して次の朝までに次のクラスの準備をします。そんな状態なんですね。 ただ、幸せを感じることもあります。やりがいもあります。だから続けられているんです。でも、これにも限界があります。公定価格、一応上がっています。でも、結果が出ていません。そして、相変わらず全職種の平均賃金には届いていません。本当にこのやりがい搾取、これもう、そろそろやめませんか。 じゃ、一方で、保育所の経営に何が負担になっているのか。”
“希望者が多い場合にはそこから選抜するということができますけれども、保育士は逆なんです。一人しか、三人募集して一人しか来ないので、これ自動的に採用です。このような状況というのは、想像していただければ分かると思いますけれども、保育の質にも大きく影響をしてきます。 委員の皆様には、資料十一。 はじめの百か月の育ちビジョン、これ閣議決定をされました。これを策定された玉川大学の教育学部教授大豆生田啓友先生も、これからも保育の場はとても大事になると思います、小さい年齢から長時間を保育の場で過ごすわけです、その子供がまさに未来を担う存在となります、そこで良質な保育を受けられることは、今、子供たちが幸せということに加えて、この国や社会の未来につながります、保育士はそういう大事な仕事を日々されているんだということを社会全体で理解して、保育士へのリスペクトということがもっと進むといいなと思っていますというふうに述べています。まさにそうなんですね。 これ、テレビ見られている方も、なかなか保育士の仕事、ひょっとすると、子供と遊んでいると思っている方がまだいらっしゃるかもしれない。”
“高額療養費の件もあります。予算も修正するという話もあります。そして、先ほども述べたように、有識者の中でも、これはおかしいよねという話がたくさんあります。それをしっかりと受け止めていただいて、総理も御認識いただいて、この要件に関しては、本当、逆に現場が混乱しますから、しっかりと現場の声聞いてくださりますようにお願いを申し上げたいと思います。 ちょっと時間がないので次の方に行きたいと思いますが、資料九、パネルにも用意しましたが、この深刻な保育士不足というのは相変わらずでございます。 保育士の求人倍率の推移ですね、一時期良くなるかなと思ったんですけど、また最近、保育士不足の傾向が進んでおります。最新の数字は三・五倍ということで、例えば、一つの保育園で一月ぐらいに新しく三人保育士を募集しましょうといっても、ここに一人来るかどうかといったような状態がずっと続いています。ぎりぎりの状態で続けざるを得ません。 学校の教員というのは、今、採用倍率が二倍、三倍切った、どうしよう、質がという話がありますけれども、採用倍率とこの有効求人倍率は逆数の関係でありますので、採用倍率でいうと〇・三倍なんですね。”
“質の向上という話を何回もされていますけれども、やはりこれ、しっかりとエビデンスを見てやった方がいいと思うんですね。 先ほど総理もおっしゃいました、潜在保育士たくさんいます。この(3)の要件があると、現場、逆に混乱するんですよ。じゃ、保育士やりたいですと入ってきても、あなたが入ってきたらこの保育所、平均経験年数が十年下回ってしまうのでちょっとお断りしますとか、これ、新しく職員募集するときにも、いろいろ計算すると、三年以上かな、五年以上かな、いや、新人無理だな、そういうことが起こってしまうんですね。それも踏まえて、これやっぱりおかしいと思います。 まだ今、三月の十日ですよね。ぎりぎり新年度、何とか今日決断すると運用間に合うと思うんですけれども、もう一度お願いします。もう総理でも構いません。”
“資料八、パネルを御覧ください。ちょっと今のに反論をしたいと思います。 主に先進国が加盟している国際機関OECDの出している乳幼児の教育の、乳幼児教育、保育の質に関する研究書から引用した表を訳しました。 この表を見ていただくと、そもそもですが、保育士の経験年数が保育に良い影響をもたらすかというのは分からないとされているんですね。むしろ、配置基準を改善したり研修に行けるような体制を整えることが保育の質にプラスになると。これ、先ほど平均経験年数の話おっしゃっていましたけれども、これエビデンスに基づかない措置だと思うんですね。 この保育現場の実態や、このエビデンスに基づかない勤務経験年数よりも、人を増やすことを先に考えるべきと思いますが、三原大臣、いかがでしょうか。”
“でも、これ私、年末にこども家庭庁さん説明しに来てくださって、見た瞬間に、これは余りにも筋が悪過ぎると、もうすぐにメモを渡したぐらい、これは保育現場から見たら矛盾だらけの条件です。 すぐに保育関係者にも独自にヒアリングをして、立憲民主党内の子ども部会の先輩にも説明をして、要請文を作って、この条件は撤回すべきだと、二月頭、我が党で緊急要請をまとめて持っていきました。その日、三原大臣は都合が合わず、政務官に対応をしていただいたのですが、残念ながら、その場ではゼロ回答でした。 でも、その後もいろいろなところで声が上がっているのは大臣も御存じだと思います。現に、三月四日に開催された第九回子ども・子育て支援等分科会でも、専門家から多くの声が上がっていました。 そもそもこれ、今取っている保育士確保の政策に逆行をしていると思うんですけれども、大臣、いかがでしょうか。これ撤廃しませんか。”
“四、五歳児なので、例えば四歳児クラスがクリアしたら持ち上がって一年、まあそんなに猶予設けなくてもいいと思うんですね。しっかりとこの辺は議論を進めてほしいと思います。 同じような問題がもう一つあるんですね。資料六、パネルも用意しました。こちらは待ったなしの問題であります。 一歳児のクラスもいよいよ保育士の配置基準が改善されて保育の質が上がりますと言いたいところなんですけれども、こちらも実質、経過措置となっています。実際には、先ほども三原大臣おっしゃったように、保育士不足、人材確保ができない、改善できたらその分手当てしますよとなっているんですけれども、給食を喉に詰まらせたりする事故が多いのは一歳児です。これ一刻も早く手厚くすべきなんですね。 ただ問題は、今回、その加算の条件です。パネルにもありますが、それが(3)なんですね。幾つか条件がある中で、施設、事業所の職員の平均経験年数が十年以上になるようにしている施設には加算をしますよと。”