奥村政佳
立憲民主・社民・無所属 · Japan
“資料の右に、三浦かおりさん、介護・保育ユニオンの共同代表の方の記事、コメントを載せたんですけれども、二〇〇〇年以降、ビジネス化が押し寄せた、この規制緩和の波が今の状況を引き起こしてしまっていると。その中で、保育園、ビジネスでやっていたら、じゃ、淘汰されていけばいいじゃないかという議論もあるんですけど、いや、違うと。この淘汰という言葉は、保育園のまさにビジネス至上主義や、猶予を与えずに突然閉園することを正当化する気がしてならないと。たとえ人数が減って利益が減ったとしても、子供たちを預かっているのであれば、そう簡単に保育園を閉じていいはずがないと。本当に僕もそう思うんですよね。子供のために何もなっていませんから。 そういう中で、少子化が進む中で、しっかりこども家庭庁、しっかり…”
“本当に多くの声をいただく中で、やっぱり現場にこの賃金の上昇というのが届いていないところが相当数あると、届いているところもあるんだけれども、届いていないところもあるということをかなり多くの声いただきましたので、そういうところもしっかりとやっていかなければならないなというふうに思っています。 そこで、度々取り上げているこの有料職業紹介の手数料問題でありますが、更に一歩踏み込んでいきたいと思います。 資料五には、保育所からヒアリングした結果と現状世の中で今何が起こっているかというのを資料としてお示しをしております。 その手数料が、雇う保育士の三割、四割、ひどいと最近は五〇%、年収の五〇%を持っていかれる、しかもマッチングをしなくてもお金を取られる、三人採用予定で四百五十万円払っ…”
“立憲・社民・無所属の奥村政佳でございます。 恐らく今国会最後の質問ということで、今日は大きく二つ、再生可能エネルギーの出力抑制の問題、そして保育の問題、この二点を取り上げたいと思います。 まず、イノベーションという切り口から再エネの出力制御のお話でございます。 委員の皆様には資料をお配りをしております。電力需給のイメージのグラフが載せてあるんですけれども、太陽光発電の比率が多くなってきた中で、特に四月、五月、そして秋ですね、余剰な発電の電力が出ると。そして、現状は、余ってしまった分は系統の安定を妨げないように系統から切り離して抑制をするといったことが起こっています。 一方で、これ、考えようによっては、発電した電力を捨てているといったような状況なんですよね。それで、何とかそ…”
“続いて、保育をめぐる課題に進みたいと思います。 先日の予算委員会でも触れましたが、保育士不足はとどまるところを知りません。 そんな中で、資料四、皆さんにお配りをしているのは、保育分野の桜花学園大学の新沼英明先生のコメントを紹介させていただきたいと思います。大切なことが幾つか書いてあったんですよね。令和七年度の予算の体制ではこの深刻な保育士不足の状況を早急に打開できるとは思わないと。保育士不足が加速することで保育の質が担保できていない。資料では下から四行目ぐらいからですね、保育所は少子化に歯止めを掛けるための器としての機能を果たすと、少子化で一時的に入所児童が減っても、この器、受皿は維持するべきだ、保育所への入所が確実視できないと少子化に歯止めを掛けることは不可能であると。…”
“二 オンライン上で行われる違法賭博を抑止するため、各国において導入されているオンラインカジノサイトへのブロッキング等の対策及び我が国に導入する場合の法的・技術的課題等について調査を行うとともに、我が国における効果的な対策を早急に検討し、その結果に基づき必要な措置を講ずること。また、無料版や体験版から誘導される例が多いことを踏まえ、適切な規制の在り方を検討すること。 三 オンラインカジノサイトにおいて多岐にわたるゲームやスポーツベッティングが提供されていること、スポーツベッティングが欧米を中心にビジネスとして拡大していること等を踏まえ、我が国においては、法律の定めるところにより行われる公営競技等を除き、スポーツベッティングを含むあらゆる賭博行為が違法であることについて、国民…”
“去年の同じ時期に同じような質問を武見厚生労働大臣にしたんですけれども、答弁ほとんど変わっていないなというのが正直な印象であります。 実は、今回出した、この高い手数料というか、この業者なんですけれども、適正な有料職業紹介事業者と厚生労働省が認定マークを付けている業者の契約書の一部なんですね。これ、僕、適正だとはとてもじゃないけど思えないわけなんですよ。 これ、現状をしっかりと本当に、先ほど林官房長官来ておられましたけれども、省庁横断をして、これ昔だと厚生労働省がこの人材派遣もやって保育士もやっていたのでワンストップで済んだかもしれませんけれども、今は二つに分かれちゃっているので、これしっかりと上に上げてもらって、こういう現状が起こっているんだということを改めてしっかりとお伝…”
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“また、そのほかに関しても、必要な予算だとして、来年度の当初予算では間に合わないほどの緊要性があるのか、大いに疑問です。 また、この間、政府は物価高対策として巨額の財政出動を繰り返しています。しかし、現下の物価高は、主として輸入コストの上昇や、それを増幅する過度な円安が背景にあります。こうした根本原因を解決せず、赤字国債乱発による財政出動を続ければ、いずれ円に対する信認が失われ、円の価値が低下し、更なる物価高を招くことになるでしょう。 本来ならば、問題の上流側にしっかりと目を向けた施策をすべきであり、食料やエネルギーの輸入依存を改めるべきです。例えば、食料自給率を高めるため農業者への直接支援を拡充する、エネルギーの観点ではソーラーシェアリングや再生可能エネルギーも活用しながら地域分散型のエネルギー社会を構築するなど、本質的な施策を力強く進めていこうではありませんか。”
“今回、この原稿も、かつて関わってきた多くの子供たちのことも思い浮かべながら何度も書き直しました。未来への責任、我々国会議員には未来への責任があるからです。今本当に必要な政策を見極め、どう予算を組むべきか、子供たちの未来のためにも、私たちは丁寧に議論し、的確に判断しなければなりません。 ところが、特に近年、巨額の補正予算が毎年のように組まれ、当初予算に盛り込む予算まで補正予算に盛り込む手法が当たり前になりつつあります。これでは、当初予算で精査をする努力が薄れ、財政規律の形骸化を招く危険があるのではないでしょうか。 例えば、マイナンバーカード関連予算を見てみます。当初予算では、交付事業費、事務費補助金合わせて四百五十四億円だったものが、この補正で一千億円以上追加され、結果一千五百億円強、当初予算の三倍以上に膨れ上がりました。 計画的なデジタル推進をうたうのであれば、なぜ今年度の当初予算で十分な積算を行わなかったのか。これが予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費、そう本当に胸を張れるのか。”
“立憲民主・社民・無所属の奥村政佳です。 まず冒頭、今回、衆議院における予算案の審議において、与党が我が立憲民主党の修正要求に応じ、二十八年ぶりに予算案を修正、能登半島への支援一千億円が実質的に増額されました。さらには、補正予算案での修正は戦後初、新たな歴史の一ページがしっかりと刻まれました。衆議院予算委員会の安住委員長を始め、与野党理事、委員、修正案提出者、皆様に深く敬意を表します。 今回議題となっている補正予算は本来、突発的な災害や経済危機、安全保障上の急変など、予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費の支出、そこに限定されるべきものです。財政法第二十九条にもしっかりとその旨は明記されています。 しかしながら、採決を前にして、この巨大な本補正予算案には委員会質問を経た後にも大きな疑問が残ったままです。その点より、会派を代表して、ただいま議題となりました令和六年度補正予算案三案に対し、反対の立場で討論いたします。 さて、私は、この四月まで約十年間、保育園で保育士として働いてきました。”
“はい。 これ、是非皆さんで共有していただければと思います。 是非、三つ子の魂百までですので、この保育士、是非よろしくお願いします。 ありがとうございました。”
“本当、現場はいっぱいいっぱいです。僕の勤務していた保育園も、今日人が足りないといってSOSが来たぐらいなんですけれども、研修にもなかなか行けない状況ですので、そこ、しっかりと保育園に、現場に負担が掛からないようにしっかりと養成をお願いいたします。 さあ、今日質問をしてきたわけですけれども、一番最後の七ページ目、なぜ今日僕がこの質問をずっとしているかというと、これ、こども家庭庁が出しているはじめの百か月の育ちビジョンという資料です。 これ、閣議決定されている資料なんですけれども、ちょっと時間がないので、真ん中のところだけでもいいと思うんですけれども。幼児期までの重要性は世界的にも確認されている。取組によって特に着目する月齢や年齢に違いはあるが、誕生前から幼児期までの子供を重視した支援は諸外国や国際機関でも推進されているなど、世界の潮流でもある。少し飛ばします。この……”
“ありがとうございます。 しっかりとそこを取り組んでいかないと、どんどんどんどんと私たちの税金等が、そういう補助金が、本当は子供たち、先生方に行くところに行かないという構造が続いてしまうということで、是非よろしくお願いします。 ちょっと一問飛ばしたいと思います。 保育士不足に一向に解決の糸口が見えない中、経験の浅い新人保育士がどんどんと増えていっています。六枚目の資料ですね、保育士試験の合格率と合格者数の推移という資料を御覧ください。 グレーの線が、これが保育士の合格率ですね、国家試験における。保育士試験の合格率、初め一〇%だったんですね。直近、直近三〇%になっているんです。これは明らかに合格率が上がっている。これ、保育士不足の問題を保育士を量産することで解決しているんじゃないかというふうに僕は思ってしまいました。まあ受験者数の増加もありまして、オレンジの棒グラフ、これは合格者数ですね、人数です、六倍に達しそうな勢いなんですね。 国家試験で合格する保育士というのは、いわゆる実習というのはありません。試験だけです。”
“ちょっと質問が悪かったかもしれません。もう少し網羅的に通告をするべきだったかもしれません。昨日の決算委員会でも共産党の山添拓議員が追及していましたけれども、国民政治協会なども入れればよかったんですけれども。 なぜこの質問をしたかというと、資料五枚目、過去、派遣業界が献金攻勢をしていたと。企業からの献金に政策がゆがめられることはないという答弁を岸田首相は衆議院の方でもとうとうとされておりました。昨日も防戦一方でしたけれども、我々政治にはこういう過去があるんですから、こういう記事と今までの歴史、そしてこの保育を代表するゆがんだ、ひずんだ有料職業紹介事業の現状を見ると、やはり企業・団体献金、これはやめるべきではないかなというふうに思います。 次の問題に行きます。 有料職業紹介事業者のほかにも、保育士・保育所支援センターやハローワーク、こういうものもあるわけです。丁寧なマッチングできるところあると思います。こういうプラットフォームを使わないと、ここを頑張らないとと思うんですけれども、存在意義を見せるためにここは頑張る必要があると思うんですけれども、大臣、いかがでしょうか。”
“丁寧なマッチングしていないんですよ。電話一本なんですよ。この資料Jにもあります、保育士確保、消える補助金。どこに消えているか。職業紹介事業者です。 K、二〇二〇年に自民の議連で上限規制を求める声というもの。四年前から上がっていますよ。こんなことが続いていると、保育士の処遇、いつまでたっても抜本的に上がりません。私たちで何とかしなければいけないと思います。 四問目に移ります。 さあ、この問題の発端を探るために、次の質問に移ります。過去、保育に係る人材派遣業者や人材派遣協会から厚労相、副大臣、政務官が献金を受けていた例はありますでしょうか、お答えください。”
“保育、介護は業種として手数料の上限規制をしっかりと設ける、それも低めにちゃんと設定する。そもそも、この保育分野において、この有料職業紹介事業者というシステムが相性がそもそも良くないと思いますけれども、大臣、見解をお答えください。”
“下の方に、I、アルファベットのIですね、に、その保育所が紹介会社と交わしている覚書の一部を掲載しましたけれども、こういう、早く辞めたらお金を返しますよという表なんですけれども、一週間以上一か月未満は半分ということで、実際、九十万円払って採った職員が二週間で退職したそうで、半額四十五万円しか返ってこなかったそうです。ほかに、百十一万円払って採った職員が五か月で退職、返ってきたのが十万円です。百万円、半年でなくなってしまった。なぜすぐに辞められるかというと、少しでもほかにいい条件があれば、保育士資格を持っているだけですぐに転職できるからです。そういう先生もやっぱりいらっしゃる。一方で、場合によっては、たった電話の一本で百万円の紹介料が入ってくる紹介会社、こんな例が少なくない、これが今の保育業界の実態です。 大臣の見解をお伺いします。 これ、有効求人倍率が高止まりしていて、配置基準の見直しを、今見直そうとしている、三十対一が二十五対一になろうとしている。これ、市場原理だけに任せていたらますますこの構造ゆがんでいくと思いませんか。”
“そして、さらに、一枚資料をめくっていただいて、四枚目のHですね、とある関東地方の保育所の例。ちょっと保育園の名前出せないので、こっそりなら教えられますけれども、二〇二一年に新設した保育所、保育士不足の中ですから紹介事業者を頼らざるを得なかった。 職員十三名を雇って、六名が紹介事業者を頼って雇ったということで、それぞれ平均三〇%の手数料を取られ、業者に支払った価格は五百六十七万円。十三名に払った年間給与はトータルで四千三百六十万円です。これ、割合、実に全員のお給料をこれ全部職員に回すと、一三%、一割以上も上げることができる金額なんですよね。単純計算ですけれども、一人当たり全員、年間四十三万円のお給料を上げることができる、全員ですよ。それぐらい、本来、職員に回せる、子供の絵本に回せるお金が職業紹介事業所に消えていっているという実態が現にこれあります。”
“医師、看護、保育、介護と四分野ありますけれども、まあ地域差もありますけれども、図Fの右側、これ北関東、甲信ブロックを抜き出したものなんですけれども、看護よりも保育の方が高くなっているんですね。ちょっとこの左側の表の四国の方を見てほしいんですけれども、四国に至っては、看護よりも保育の方が一・五倍ぐらいになっている。 年収は、これは看護師の方が一般的には多いと言われておりますので、年収に占める手数料の割合というのは、保育士を雇うときにはとても大きくなっている現状があります。これ、僕も採用していたんですけれども、保育所、どれだけ足下を見られているんだというようなふうに思ってしまいます。 先ほどもお話をしましたけれども、保育所、基本的には子供の数に応じた補助金で運営されていますので、この運営に使う資金の上限というのは決まっているんですよね。ですので、職業紹介事業者への手数料支払というのは、当然ですけれども、保育所の経営を圧迫します。 三枚目の資料の左下、Gですね、手数料が経営に与える影響。七割の保育所が、負担であり、とても高い、重いと答えています。”
“ありがとうございます。 今、労政審でまさに審議をしているということで、これからいろいろと決めることができると思いますので、是非そこ、しっかりよろしくお願いいたします。 このEの下の方、指導対象外の事案とありますけれども、職業紹介事業ではなくこの募集情報等提供事業、こういうものも、いわゆるメディアですよね、この方もいろいろと問題があるというふうなこともございますので、そちらの方でも転職勧奨禁止の実効性確保ということをしっかりとお願いをしていきたいと思います。 さて、この保育分野というのは、御存じのように、需要が供給を圧倒的に上回っている業種です。配置基準がありますので、職員がいないと運営ができません。そして、常に人手不足の状況が続いています。当然、この有料職業紹介事業者にとっては、表現を迷いますけれども、おいしい分野になっていると思います。人材をどんどんと高く売り込んでいくことができる。 三枚目の資料、左上の方を御覧ください。 これ、職種別の平均手数料ですね。”
“二枚目の資料を御覧ください。 この有料職業紹介事業というのは許可制ですよね。この半分以上が違反というこの状況は、ある意味やりたい放題というか、赤信号みんなで渡れば怖くないというか、そういうふうに見えるんですけれども、こういうような、何度も転職を勧めるようなお祝い金など、先ほど是正がされたとおっしゃいましたけれども、こういうのも含めて、悪質なものに関しては、それこそ事業の許可取消しなんかもできるとは思います。 今、このお祝い金に関しては、資料の右側ですね、Eのところ、指針とありますけれども、これ法律ではまだないということで、こういう規制の強化に関しては考えておられますでしょうか。雇用安定を阻害するような、やはりこういうことを許してはいけないと思うんですけれども、こういうことに関して、具体的にいつから、どのようなことを今厚労省としては考えておられるか、御答弁をお願いします。”
“保育の業界もこれに頼らざるを得ない状況が続いております。 お配りした資料の一、AとBを御覧ください。 五月二十九日に行われた労働政策審議会の部会でこういうような報告がありました。医療、介護、保育分野で無期雇用の人材紹介の実績がある有料職業紹介事業所のうち六割の事業所で職業安定法などに関する違反行為があったと、実に半数以上ですよね。特に、転職勧奨につながる祝い金など悪質な例もまたあったということで、今回どのような指導、そしてペナルティーがあったかお答えください。よろしくお願いします。”
“立憲民主・社民の奥村政佳です。 本日は貴重な質問の機会をありがとうございます。よろしくお願いいたします。 先日、内閣委員会との合同審査会で質問をさせていただきました。その反響は本当に大きくて、SNSでもすごく話題になりました。保育士の声をようやく直接国会に届けられる、届くかもしれない、応援の声もたくさんいただきました。本日も現場の保育士目線でただしていきたいと思います。 まず初めになんですけれども、先週、鹿児島県の認定こども園で、保育士が二歳になる男の子の首を刃物で切り付け、殺人未遂の疑いで逮捕されるという、痛ましいでは済まされない、起こってはいけない事件が起こってしまいました。男の子の一日も早い回復をお祈りするとともに、なぜこんなことが起こってしまったのか、防げなかったのか、社会全体でも考えていかないといけない、関係各所には動機と真相の解明、真相の一刻も早い究明、対策をお願いしたいと思いますし、私たちも考えていかなければならないと思っております。 さて、先日からこの厚労委員会でも取り上げられている有料職業紹介事業者に関しての件です。”
“抜本的な賃上げが僕は特効薬だと思っていますので、是非御検討ください。 時間が来ましたので、質問を終わります。どうもありがとうございました。”
“保育所や関連する施設で今過ごす子供たちは二百七十万人います。この二百七十万人の命と安全を守り、そして痛ましい保育事故を絶対にこの制度で起こさない、そのためにも皆様のお力添えをよろしくお願いします。 少し時間がありますので、最後にちょっと、改めて大臣の決意というか、今どういうことを思っているか、ちょっとお聞かせ願えればと思います。よろしくお願いします。”
“さっきよりもちょっと一歩こっちに近づいてきたかなという感じはします。 今、潜在保育士が日本に百万人いるんですね。でも、その人たちがなぜ保育士を選ばないかというやっぱり原因をしっかりと考えて、そのためにはどうすればいいのかということをよく考えていただきたいと思います。 時間が残り少なくなってきましたけれども、こどもまんなかというのをやりたいというのは本当に保育士みんな思っていると思うんですね。私も保育士として、この誰でも通園制度ではなくて一時預かりというので経験がありますけれども、やっぱり保護者の方から本当に助かりましたという言葉を聞きます。やっぱりそれを聞くのは保育士冥利に尽きるんですね。 ただ、やっぱり今の労働環境と待遇だとどんどんとこれが難しくなってくると思います。是非その環境を、ここの皆さん、委員、いらっしゃる皆さんで一緒につくっていきたいと思っております。この保育の問題は、与野党関係なくて、協力して取り組んでいくということがとても大切かなと思っておりますし、誰もそこに関しては異論も多分そんなにないと思いますし、皆さんで進めていければと思っております。”
“PDCAを回すという意味でも、この全職種の平均を目指すとか、このずっと高止まりしている有効求人倍率を何とかしていくという数値目標を作ることに関して、そして今改善に向けて何が足りないのか、今後どのような方法で解消していくのか、それに向けて、それに加えて、大臣の決意を伺いたいと思います。”
“煩雑といったら、僕は定額減税の給与明細記載義務の方が煩雑だと思うんですけれども、そういう意味では、その辺で煩雑だというよりも、やっぱりブラックボックスのところを見える化していくことというのは大変大事だと思っております。 先日の厚生労働委員会でも石橋委員の方から厳しく指摘がありまして、工藤副大臣が地元でヒアリングをされて、保育士における、人件費における紹介手数料の割合がお給料の二五%から三〇%になっているとびっくりしておられました。これ、ずっとなんですよ。十年ぐらい前からだと思いますよ、僕自身がずっと採用をしていたのでね。栓の抜けたお風呂にお湯を入れて、なかなかたまらないなと言っているような状況だと思いますので、この穴をやっぱり適正にしていくべきだと思います。 そして、この人手不足、恒常的な人手不足なんですけれども、この有効求人倍率の高止まりというのは保育士の質にも関わってきます。大臣、この数値に関して、待遇改善がなかなか強いことがやれないんだったら、この数値に関して数値目標を作っていきませんか。”
“これ、両方出せばいいと思うんですね。つまり、どれぐらい職業紹介事業者へお金が流れているか、この紹介手数料をブラックボックスにするのではなくて、それも含めた広義の人件費の公表を義務化することで、職業紹介事業者に頼らなくては今いけないこの保育士業界の構造の実態を監視することもできますし、把握することもできると思います。 助成金が本来使われるべき職員のお給料や子供、園の経営のためにしっかりと使われているかどうかをやはり監視していくことが必要だと思いますが、これについて大臣の見解を伺いたいと思います。”
“是非持ち帰って検討ください。よろしくお願いします。 さあ次に、経営の見える化についてお伺いいたします。これ、単純な確認ですので手短にお願いします。 今回、保育所の経営に関して、人件費の公表に関して、対象を、狭義のもの、狭いものと、広義のもの、より広いものと分けています。狭義の人件費、つまり狭い方に関しては職業紹介事業者への紹介手数料を含まない状態で公表をすることとなっています。一方、広い方、広義の人件費はその手数料を含むとされていて、ただ、こちらに関しては報告は任意になっているんですね。 政府は、今後の制度設計において専門家会議の取りまとめのとおり進めていく方針でしょうか。確認のために質問いたします。”
“ありがとうございます。 そうなんですね。なので、やっぱりこれをしっかりと、せめて全職種平均に戻していくためにはやっぱり抜本的な待遇改善じゃないかと思います。最近、岸田首相もよくおっしゃっていますけど、抜本的、是非大臣、持ち帰って、閣僚で相談しますでもいいです、岸田総理に相談しますでもいいです。保育士の給料を上げてという声ばっかりですよ、世の中。誰も文句は言わないと思います。一人の子育て中の親として、是非ここの思いや決意聞きたいんです。抜本的な待遇改善をやっていきましょうよ。そうじゃないと、後でも触れますけれども、配置基準も改善することができません。そもそも、人がいないと更なる保育士不足を招きます。 どうでしょう、大臣、抜本的な待遇改善やりませんか。やるとは、やると言い切れないのであれば、せめて抜本的な待遇改善をしていきたいという決意でも構いませんので、是非思いを聞かせてください。よろしくお願いします。”
“ありがとうございます。本当にたくさんやっていただいているんですね。 皆様のお手元には、平成二十五年からの保育士の有効求人倍率と全職種の有効求人倍率の推移のグラフがあると思います。一度は見たことがあると思います。ちょっと二つのグラフを強引に貼ってあるのでつながっていないところがあるんですけれども、大まかなトレンドは見えると思います。この全職種に比べて、ずっと有効求人倍率、保育士の有効求人倍率が高い、人手不足の状況が厳しいということが分かります。 このグラフを見て、大臣、この結果が今、いろいろこども家庭庁の方おっしゃっていただきましたけれども、結果が出ているというふうに思われますか。”
“朝日新聞、三月三十日朝刊、開始から一年、都内自治体では負担増加、保育士が足りない、子供が慣れるまでは時間が掛かった、泣いていれば落ち着くまで保育士がだっこした、今でもモデル事業で預かる子がいる日は通常より散歩に付き添う職員数を多くして対応しているという、現場ではこういうことが起こっています。 さあ、保育士不足の話に移っていきたいと思います。 こども家庭庁に保育士の確保についてお伺いします。恒常的な保育士不足が続いていますが、これまでどのような対応、対策を取ってこられましたでしょうか。よろしくお願いします。”
“ありがとうございます。 親子通園なんですけれども、空き部屋で、違う空間でやるとかなら僕はすごく理解ができるんですが、ちょっと想像してみてください。同じ教室に、お母さんがいる、お父さんがいるお子さんと、いない子供と一緒って、多分無理なんですよね。何であの子はお母さんがいるんだ、お父さんと一緒に来ているんだということは多分絶対あると思うんです。なので、やるのはいいんですけれども、必ず実情を把握してやっていただければというふうに思います。 アレルギーに関しても、本当に登録だけで大丈夫なのかなと思います。命にも関わる対応ですし、例えば離乳食のステージによっては、お子さんによって刻み方も変えていきます。そういうことも含めて、ちゃんとそういうシステムで把握できるのか、やっていけるのか。お子さんの命をやっぱり僕らは預かっているので、そこはしっかりとできるようにやっていってほしいと思います。 いろんな新聞記事で不安の声も本当にたくさん上がっているんですね。ちょっと一つだけ紹介します。”
“なかなか寝付けないときに、子供によっては、この子は足を触ってあげると安心するとか、この子は眉間をずっとなでてあげると寝付きがいいとか、そんな試行錯誤をしながら、ようやく五月になって少し落ち着くかなといったところなんです。 そんな現場の様子をお伝えしながら、大臣にまた質問したいと思います。 誰でも通園制度、使いやすいシステムということはよく分かりました。ただ、日々違う子供が入れ替わり立ち替わり来ることになると、やはり子供たちも落ち着きません。ふだんのクラス運営というのが難しくなることが予想されます。保育を取り巻く現状の人手不足や配置基準に余裕がない状況、さらには経験が浅い保育士が多い現状のままで誰でも通園制度を始めることは多くの現場に更なる負担を掛けると思うのですが、大臣の見解をお伺いしたいと思います。”
“ありがとうございます。 文字どおり、その保育所で初めて子供を預かる際に、子供も、そしてもう一つ大切なのは保育士も、お互いが慣れる期間ということになります。保育所が一番ばたばたする時期というのは四月です。四月の保育所は本当に大変です。なぜなら、子供が保育所になじむということは皆さんが想像されているよりも本当に大変なことなんです。クラスでいうと特に一歳児クラス、人見知りが激しい時期でもあります。新しく入ってきた子供たちは、ずっと帰るまで不安で泣き続けるお子さんもいらっしゃいます。 そして、この不安というのは保育士も一緒なんですね。新しいお子さんを迎えるということはとても気を遣います。例えば、同じ一歳児でも、四月生まれと三月生まれでは成長の段階も大きく違いますし、生活リズムもまだばらばらですし、性格もよく分からないまま、一人一人の個性とか癖なんかも保育士は徐々につかんで、その子供が一番心地いい状態でいられるように合わせていくわけです。”
“経営者でもなく利用者でもなく、いつも後回しになってしまう現場の声、働く保育士六十四万人の声だと、今日はそういう気持ちで質問に答えていただきたいと思います。 さて、今回の子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案です。誰でも通園制度についてお伺いしたいと思います。 子育て中の保護者が保育士とつながり、孤立した育児から脱却をし、子育てを支えていく、とてもすばらしいと思います。しかし、この制度に関して現場の保育士からは困惑の声が上がっています。その環境が今果たして整っているのだろうか、そしてこれから整うのだろうかという声です。一保育士として本当に心配をしています。 現場の様子を委員の皆様にも知っていただくということで、ちょっとまず一つ目、大臣に質問をしてみたいと思います。 保育所における慣らし保育という言葉は御存じでしょうか。同じ意味合いで最近は慣れ保育という言葉もあるんですけれども、今日は一般的に使われる慣らしで進めたいと思います。慣らし保育とは何なのか、その内容と意味合い、慣らし保育に掛かる標準的な期間とか、御存じなところで構いませんので、是非大臣、お答えください。”
“立憲民主・社民の奥村政佳です。 理事の皆様、本日は貴重な質問の機会をどうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。 つい先々週繰上げになったばかりで、まだ国会の中で迷子になることも多いです。実は、今回、今日質問の場所がここということもさっき知りまして、デビューが渋谷公会堂だと思ったら武道館だったと、そういう気持ちでやっております。 ただ、この質問の場に立つということは迷っておりません。なぜなら、この四月まで私は横浜市内の保育所で保育士をしておりました。資格を取ったのが二〇一二年、途中現場を離れることもありましたので、保育士として現場に立ったのはもう八、九年になります。 その間、様々な保育政策に関するニュースを見るたびに、現場の保育士としていつもやるせない気持ちでおりました。保育士の平均賃金はいまだ全職種の平均にも届かないにもかかわらず、私たち保育士や保育現場の負担と責任は重く、特にコロナ禍では本当に精神的にも肉体的にも負担が重かったです。政治に保育士の声は届いているのか。”