佐々木真琴
国民民主党・無所属クラブ · Japan
“ありがとうございました。 昨日までちょうど長崎で開催をされておりました、中西部太平洋まぐろ類委員会の北小委員会というものが開催をされておりまして、ここでは太平洋クロマグロの漁獲枠の拡大についての議論がなされておったわけですけれども、メキシコからの反対がございまして、枠の拡大には至らなかったといったところが昨日の報道でありました。 これに対して、全漁連を始め、地域の漁業者の皆様から大きな落胆の声が上がっているわけでございます。とはいえ、資源の持続可能性を確保するために、資源管理を科学的にしっかりとやっていくといったことが重要であることは、皆さん承知いたしているところだと思います。 一方で、日本としては、今回の委員会に際しては科学的根拠にのっとって枠を拡大する方向で提案をして…”
“つまり、世界の次世代加速器装置、ILC関係については、いずれか一つにもう既に決まっているといった状況ではなくて、費用負担の面、技術の面、人材の面、国際的な運営体制を含めて、各国が今後の道筋をまだまだ模索をしている段階にあるというふうに認識をいたしております。 だからこそ、ILC誘致活動が始まって、今、十四年たちました。国内候補地が北上山地ですというふうになったのが二〇一三年八月でありますので、国内の候補地決定から数えるともう十三年といった形になります。ですので、今、この国際情勢の中で、改めて日本として国際共同研究の新しい形を提案する機会として捉えるべきではないかというふうに考えております。 議連の中でもあったのが、ヨーロッパがなぜ我々よりも前進しているのかといった構造上の…”
“だからこそ、必要なのは、日本だけが努力をしても、ルールを守っても、海外の誰かがルールを守らなければ、漁業者の理解を得ることも難しいですし、資源を守るといったところが結局守られないといったことになってしまいますので、その中で、外務省としても、海洋資源の保全であるとか適切な利用といったものに取り組んでいただいているところでございます。 外交青書二〇二六においても、外務省は、海洋生物資源の持続可能な利用であるとか、違法又は無報告、無規制漁業、いわゆるIUU漁業と言われますけれども、そういった国際的なルールにも積極的に取り組んでいることが示されております。 まずはこのIUU、違法な漁業の規制についてお伺いしたいと思いますけれども、日本では、国内漁業者に対しては、先ほど申し上げまし…”
“ありがとうございます。 この問題は、日本はすごく守っているんだけれども、今御説明いただきましたとおり、違法の皆さんが全体の漁獲の二〇%を占めているといった状況です。これを漁業者の皆さんは分かっておられますので、俺たちはこんなに頑張って、マグロももっと捕りたいと思っているけれども、そういうルールだから仕方ないと。すごく厳しい状況の中で、それを踏まえて、ルールにのっとって漁業をしているわけですので、ここはより厳しく国際社会に対して訴えていく必要があるというふうに思っております。 IUU漁業の中でも、違法漁業防止寄港国措置協定というものがあります。つまりこれは何かといいますと、違法に漁をした船舶が港に入らないようにしましょう、港に入って魚を降ろして流通させることができると結局一…”
“ありがとうございます。 旅券法改正のときも、質疑の冒頭で私が触れさせていただきましたパスポくん、私と、審議官の胸にもついていますので、是非改めて見ていただければというふうに思います。 今御説明いただきましたとおり、申請件数も昨年より二倍以上であるといったところも含めて、大変大きな改正だったんじゃないかなといったところを、今、改めて感じたところです。 あわせて、二点目をお伺いさせていただきたいんですけれども、事前の体制強化、今御説明いただいたとおり、体制の強化であるとか呼びかけをしっかりとしていただきました。需要を平準化するための情報発信にも取り組んでいただきました。そうした事前の周知や呼びかけについては、どのような効果があったというふうに分析をされているのか。 また、先ほ…”
“皆さん、おはようございます。国民民主党・無所属クラブの佐々木真琴です。 本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 また、本日、外務委員会最後の質疑になろうかと思いますけれども、まず、旅券法改正後の運用状況からお伺いをしていきたいというふうに思います。 ここにいる皆さんとともに議論させていただきました旅券法が、七月一日から施行されております。これについては、皆さん御承知おきいただいているとおり、旅券の手数料の引下げを含め、新たな制度がスタートしたと承知をしております。今回の改正は、日本人の海外渡航や国際交流を後押しするとともに、受益と負担の在り方を見直す大変意義のある制度改正だったと受け止めております。 一方で、審議の中で、議論させていただいた中では、手数料…”
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“本来、受領をしていただいておれば、物々交換ですので、パスポートと費用、手数料のお支払いということで、我々としても金額を徴収できるということでありますけれども、未受領ということになると、金額もいただけていないというところで、本来発生することのなかった旅券の作成の費用や、事務的な、人員的なリソースも負担をしてしまっている状況になります。 今回の改正では、未受領後の再申請時に手数料を上乗せ、追徴するということになります。これは一定の抑止効果が期待されますけれども、あくまで結果に対する対症療法的な対応じゃないかなというふうな懸念もあります。 ここで伺います。 これまで、旅券の未受領によって、実際にどれほどの行政コストが無駄になっていると試算をされているのか。また、今回の上乗せ額の積算根拠と併せて、この制度によって未受領による損失を十分にカバーをし、適正化できるというふうにお考えなのか。政府の見解を伺います。”
“ありがとうございます。 国民の皆様の混乱を招かない構造を維持をしていくという点は非常に重要な観点になってまいりますので、是非とも引き続きよろしくお願いしたいなと思っております。 次に、旅券の未受領の問題に移ってまいりたいと思います。 今回の改正で、旅券の申請手数料の徴収の強化をしていくということです。以前より徴収はしていたところではありますけれども、二倍の額を徴収するというふうに今回改正がなされるということです。せっかく作成されたパスポートが受け取られずに、聞くところによると年間数千件、廃棄されているというふうに聞いております。現状は単なる事務の問題だけではなくて、制度としての設計の不備がないかというところについても含めて確認をしていきたいなと思っております。”
“ありがとうございます。 主に回数によってしっかり負担をしていくという受益者負担の部分をお聞きしたかったなと思っているのを、丁寧に答弁いただきまして、ありがとうございます。 そこで、今回、実費ベースに転換をするということで、直接行政経費のみを手数料として徴収をする仕組みになります。一方で、事前のヒアリングによると、ICチップや印刷コストの高騰があるというふうにも伺っております。実費自体もちょっと上昇しているという説明もありましたし、先ほど来議論にもなっておりました。特に、ICチップであったりとか、物価上昇の部分もありまして、コストの変動リスクというものもあるんじゃないかなというふうに懸念をいたしております。 そこで、今後、物価や資材価格の変動によって旅券の申請手数料が頻繁に変動する可能性はないのかというところ、その場合の料金の設定の考え方や安定性についてどのように担保していくのか、お示しいただければと思います。”
“実費負担ということで、よりシンプルに整理された形になりますけれども、何を誰が負担するのかという線引きも変更することであり、制度の思想そのものに関わる変更でもあるかなというふうに受け止めております。 そこで、まず伺います。 これまで旅券手数料に含まれていた邦人保護等の費用については、今回、国際観光旅客税、いわゆる出国税につけ替えられる整理になっておりますけれども、この旅券手数料の見直しは財源構造として持続可能なのか、また、国民負担の公平性の観点からどのように整理をされたのか、政府のお考えをお聞かせください。”
“単なる手数料減額ということだけではなくて、減額した費用をどこで、それこそ、先ほど来議論がありますけれども、旅客税の方で組み替えていく、費用を負担していくというところであったりとか、受益者負担の考え方がどうなのかということ、また、今回の改正によってどのような行動を国民に促していきたいのか、制度設計、様々確認したい点がありますので、順次質問をさせていただきます。 特に、申請後のパスポートの未受領の問題も先ほど来議論に上がっております。また、取得率の低さといった、これまで積み残されてきた課題に対して、今回の改正がどこまで踏み込めるのかという点も重要です。その意味で、今回は、個別論点に加えて、今回の法改正全体で何を目指していくのかという観点からも確認をさせていただきます。 では、一つずつ行きたいんですけれども、まず、今回の法改正では、旅券手数料が大幅に引き下げられるということになっております。これまで手数料の大部分を占めていた邦人保護に係る経費、間接行政経費が省かれ、実費ベースに見直しをされることが示されております。”
“外務省の皆様の名刺にほぼほぼ入っていらっしゃると思いますし、先ほど近藤委員からあった、たびレジのバナーにも入っていますし、様々なところに赤いパスポートのキャラがおりますし、設定とかもあるらしいので、是非、外務省の皆様に聞いていただければなと思います。是非とも皆様でかわいがっていけたらいいなという話をして、質問に入りたいと思います。 まずは、今回の改正ですけれども、表面的にはというか、国民の皆様からの目線としては、手数料が下がるというところがまず独り歩きしているというか、下がるのはうれしいなというところで受け止められているんじゃないかというふうに思います。後段でも話しますけれども、申請控えという形で既に反響も出ているというふうにも聞いております。 しかし、今回、法案の質疑ということですので、少し内容を丁寧に見てまいりたいなと思います。”
“皆さん、おはようございます。国民民主党・無所属クラブの佐々木真琴です。 本日も質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 本日は、旅券法の一部を改正する法律案ということですので、皆様と一点、共有したいことがございます。 旅券法ということなので、私たちが日々使う大切なパスポートですけれども、外務省の皆さんが、パスポくんというキャラクターを作っていただいているようでして。私は今日ここにもパスポくんをつけているんですけれども、皆さんはちょっとつけていないかな。是非、外務省の皆さんにはつけていただきたかったなと思っているんですけれども。(発言する者あり)そうなんです。今回、法案のヒアリングをさせていただくときに、説明に来てくださった方がつけていらっしゃって、そこでお話をしてから、私も一ついただいてしまったんですけれども。 これも、外務省の皆さんの思いを聞くと、パスポートであったりとか、国際情勢、国際理解みたいなところに対しても寄与したいなという思いも持ってこのキャラクターを作っていただいているということでしたので、是非、皆様も気にかけていただきますと。”
“ありがとうございました。 最後に、大臣になんですけれども、資源管理は、資源を守ることと同時に、人と地域も漁業を通じて守っていくことも必要であると考えております。今回の一年間を、血の通った制度へとつくり直す非常に重要な一年であると感じておりますので、現場に寄り添ってやっていくんだというお約束の一言をいただけないでしょうか。”
“ありがとうございます。 続いて、混獲についても伺いたいんです。 それこそ、はえ縄とかにもかかってしまったものを、一本だけでもいいから揚げられないのかというところの要望も多数あります。一方で、本当にそれが混獲なのか、意図的に捕りに行っているのかという判断が難しいので混獲を認めることはできないなというところも非常に理解をしつつ、現場の実態に即した柔軟な仕組みというものは考えられないのかというところを一点お聞きしたいなと思います。”
“漁業界では担い手不足も非常に深刻であります。岩手県沖のように今来遊が多く見られる地域におきましては、魚はいるのに捕れないという状況で、非常に皆さん困惑をいたしております。 資源の状況の変化や配分の見直しが行われる際には、今、少ないところには既に上乗せいただいているというふうにもお聞きしておりますけれども、実績比率にとどまらない、新規参入のバランス感であるとか、来遊が増加している地域の実態をどのように評価して配分に反映されていくのかというところについても伺いたいなと思います。 資源管理を前提にはもちろんしますけれども、地域の担い手や地域の実態とのバランス感をどのように確保していくのか、今後の配分の考え方について、大臣から見解を伺いたいと思います。”
“ありがとうございます。 是非とも的確なサポートであるとかを一緒にやっていけるといいなと思っているところです。ありがとうございます。 では、続いて、スルメイカだけではなくて、同じTAC規制に関しまして、クロマグロについても二点だけ伺いたいなと思っております。 クロマグロの資源管理については、国際的な枠組みの中で厳格に管理をされて、資源も回復傾向にあるというところも理解をいたしております。資源管理の重要性と、科学的根拠にのっとって規制をするとこのように成果が出るんだというところも感動いたしているところでございます。 その上で、現場の声として強く聞いておりますのが、制度上は新規参入が可能、可能というか、見直しのたびに新規加入は可能ではあるんですけれども、なかなか、多くの枠がもちろんあるわけではないので、非常に困難であるという声を地域からは聞いております。 現在の配分は過去の漁獲実績をベースとして配分される仕組みになっておりますので、過去の実績を重視するということによって、新規参入や担い手の確保といったこれからの視点が十分反映されていないのではないかというふうに現場の皆様は感じております。”
“最後は、県や漁業者の責任で資源をみんなで管理していきましょうというところは、もちろん理解をいたしております。 定置網のような特定の魚種のみを回避するということが不可能な漁業への配慮と、県間融通への国の関与については、具体的にどのように支えていく方針なのかというところを伺います。”
“ありがとうございます。 是非とも、現場の認識も含めて、急に、漁獲枠いっぱいで捕れません、操業停止ですとならないように、現場の皆様もそうですし、皆様もより管理しやすい体制になっていくといいなと思っているところです。よろしくお願いを申し上げます。 では、続いて運用面についてでございます。 三陸では、岩手、青森、宮城などでは、令和八年の管理年度においては都道府県による数量明示が進みます。これは現場にとっても極めて重い責任であり、大きな転換だなというふうに感じております。 特に定置網ですけれども、網に魚が入るのを止められない漁獲方法でありますので、漁獲量の割当て枠がいっぱいになってしまうと、ほかの魚種まで含めて逃がす作業をしていくことが発生しまして、経営にも大きな打撃を受けているところであります。 その中で、県と県の間の漁獲量の融通についても、国はサポートするという発言を先日の検討会の中でもたくさん言っていただいておりますけれども、参加者の皆様からも、結局責任はどこなんだ、都道府県なのか、県なのか国なのかというところも理解が難しいなというふうに思っているところでありました。”
“来年度以降の見直しにおいて、漁獲データを電子化していくことであったりとか、リアルタイムで数字を追っていくというようなところも、単なる効率化ではなくて、資源管理の前提条件として位置づけていくことも可能性としてあるのかというところを、見解を伺いたいと思います。”
“ありがとうございます。 是非とも、ゼロベースでとまではいかないかもしれないですけれども、昨年の反省を受けて、様々な角度から多角的な検証をいただければなというふうに思っております。 では、続いて、先ほど冒頭の一番目の質問に大臣からもありましたとおり、数量の実態をリアルタイムでどうやって把握していくかというところについて伺っていきたいなと思います。漁獲のデータ管理についてです。 今の漁獲報告は国に届くまで二か月ぐらいかかっているんじゃないかなというふうに聞いております。まず翌月十日までに県に報告を上げて、翌々月十日までに国に上げるという流れであるというふうに認識をしておりますので、資源評価が難しい上に、ほかのTACもそうかもしれないですけれども、リアルタイムで数字を追っていくことが非常に厳しい構造が今の現状あるかなというふうに感じております。”
“ありがとうございます。 やはり、スルメイカは本当に資源評価が非常に難しいということは私自身も聞いておりますし、皆様も一番頭を悩ませている部分かなというふうに感じております。ですので、今年一年で目指していくスルメイカのTAC管理について、もう少し具体的に聞いていきたいなと思うんですけれども。 先ほどから申し上げておりますとおり、一年魚であり、科学的予測が非常に難しいというところで、昨年の混乱を経て、現場では、そもそも前提となる数字が実態と乖離しているし、なかなか、みんながこれを根拠に、そうだ、理解しよう、納得しようと思える数字を出し切れないなというところを感じております。 資源評価の在り方、TAC設定の考え方、そして、突発的な来遊もあるかもしれないですので、その辺りの期中改定含め期中の対応について、どのような論点を重点的に議論をされていくのか、現時点での整理をお示しいただけたらと思います。”
“現場では、結局数字は上で決まっているんじゃないか、政府が決めているんでしょうというような空気感や、制度との距離感が生まれてしまっているのではないかということを、皆様の発言の節々から感じていたところです。 漁師の皆さんや船主さんたちが経営判断を下すタイミングのことであったり、定置網のように入ってくる魚を拒めない実情など、地域の実情をより解像度高く、制度設計に関する大臣や農林水産省の皆様の頭の中に置かれていくべきではないかと感じております。 今後、どのようなプロセスをもちまして現場の声を聞き、それを具体的に制度の中に反映をしていくのか。現場が、自分たちの声はちゃんと聞かれているんだ、漁獲量の、資源管理はもちろん大切ですけれども、それと同時に、現場に寄り添った設計ができるのかというところを踏まえて、実感できる仕組みをつくるためにも、声を聞く制度は非常に大切であると感じております。是非とも大臣のお考えをお聞かせください。”
“ありがとうございます。 再構築の一年になると皆様も御認識だと思いますけれども、是非、現場の声も聞きながらやっていけるといいなと思っているところです。 では、あわせて、漁業の現場の声の反映についても伺ってまいります。 これまでも様々なステークホルダー会議であるとか資源管理方針に関する検討会も多数行われてきたと存じております。 二月四日の第八回資源管理方針に関する検討会では、会場参加が九十名に加えて、ウェブ参加二百九十六名と、本当に多くの方々が参加をされていたことも聞いておりますし、地域の皆様もたくさん参加していたというふうに聞いています。私自身も資料をくまなく読ませていただきましたけれども、これは東北の皆さんかなとか、南の皆さんの方言だなと思いながら、読み物としても非常に私は関心を持って、面白い、すてきな速記録だったなというふうに拝見をしております。丁寧な記録をありがとうございます。 その中でも、現場の皆様から様々御指摘があったと思います。”
“三陸の屋台骨である漁業を何とか維持するんだという気持ちで、皆さん海に向かっています。 特に、スルメイカでありますけれども、今年が来年以降のTAC管理の在り方を決める正念場の一年になると感じております。単なるルールの見直しだけではなくて、現場がこれなら共に歩めると思っていただけるような納得感のある体制を構築できるか、そこを軸に伺ってまいります。 まず、一点目、大臣に伺います。 昨年のスルメイカ漁におきましては、想定を超える来遊がありまして、TACの期中改定を二度行ったと思います。これは、予測の難しさを皆様とともに再認識したと同時に、現行制度の現場感覚とのずれを浮き彫りにしたのではないかと感じております。 私は、今年一年を、数字をいじる一年ではなくて、先ほども申しましたけれども、漁業の現場の納得感を再構築する一年にすべきであると考えております。 スルメイカの期中改定が行われた件を踏まえて、昨年の課題の総括と、今後一年をどのように位置づけ、具体的にどのような課題を整理していくおつもりか、大臣のお考えを伺います。”
“皆様、こんにちは。国民民主党・無所属クラブの佐々木真琴でございます。 質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。 本日は、私、岩手から参りましたので、同じ東北の鈴木大臣に、我が国の水産業の未来を左右する資源管理と漁業経営の在り方について伺ってまいります。 私の祖父は遠洋漁業の船に乗り、東日本大震災による津波で自宅が流れてしまいましたけれども、遠洋漁業で各地、世界中で買ってきたものが自宅にたくさん置いてある家で私は育ちました。今は、東日本大震災でさっぱ船が流れてしまったので、そこで漁業をやめてしまいましたけれども、本当に、きっすいの漁師だったなと思っております。海への畏怖と、地域を支える漁師の誇りを私に教えてくれたなと感じております。 今、地元三陸の漁師の皆様と対話をして聞こえてくるのは、誇りではなくて、絞り出すような悲鳴の声であると感じております。資源を守らなければ未来がないということは、現場の皆様も私たちも重々理解をしているところでございます。しかし、彼らは同時に、雇用も、家族も、地域の未来も背負っております。”
“ありがとうございました。 除雪を担っている皆さんも、赤字を被りながら、でも地域のために何とか踏ん張るんだという思いでやってくださる方はたくさんいますので、是非実態を把握しながら、適切な支援を行っていければいいなと思っております。 災害はインフラの問題と制度の問題でもありますけれども、やはり全ては人がそこに生きていくための課題、問題だと思っております。私自身も震災の中で皆さんに支えられてここに立っていると思いますので、是非これからも、防災政策が現場の経験や知恵を大切にしながらも実効性のあるものにできるように、私としても尽力していきたいと思います。 では、これで終わります。ありがとうございました。”
“生活機能の維持や災害弱者への配慮という観点から豪雪災害をどのように捉え、防災政策の中に位置づけていくのか、あかま防災大臣の見解を伺います。”
“高齢者の皆様もそうですけれども、私が今回話を聞いてきたのは、妊娠中の方であったり小さい赤ちゃんを抱える家庭からは、雪が降るとなかなか外出ができないけれども病院に連れていかないといけないということであったり、なかなか、ふだんとは違うレベルの雪が降ったのでおうちにこもりきりになり、子供と二人きりで子供にきつく当たってしまう自分が自己嫌悪に陥るというようなお母さんの声も聞いております。 つまり、豪雪というものが、交通障害だけではなくて生活そのものを停止させてしまう災害であり、その影響は、高齢者の方だけではなくて、妊産婦さんであったりとか乳幼児がいる家庭含め、あとは障害のある皆さんとか、様々な形で広く捉えていく必要があるなと感じております。 そこで、伺ってまいります。 政府として、今回の豪雪を災害という観点ではどのように認識をいたしておるのか。つまり、これは何が言いたいかというと、雪をどかせばいいよねという話ではもちろんないですよねという話をしたいなと思っております。”
“それがあることによって首を絞めてしまうようなものにならないように、しっかりと、事業者の皆さんの、俺たちはもっと頑張りたいんだ、もっと稼いで地域のためにやりたいんだという思いを酌めるような、マーケットに合わせられる制度にしていけるといいなという思いも持ちながら、これからも向かい合っていきたいなと思っております。 では、時間がないので最後のテーマに移らせていただきます。豪雪災害についてでございます。 今回、選挙期間中にもたくさん雪が降りまして、被害者の方も出ておる状況です。豪雪というと、道路状況や交通の問題として語られることが多いですけれども、実際に現場で話を聞いていくと、やはり生活そのものが止まるということが大きな問題なんだと思っております。 生活の観点から見ると、特に、災害弱者と言われる皆様への影響が大きいなと感じております。”
“ありがとうございます。 このグループ補助金、今言っていただいたように、使途が申請時のところに、やはり補助金の適化法上、限られているというところなんですけれども、すごく複雑でして、当時の申請の中でイカを加工しますというふうに言っていると、最近、海温の上昇とかもあって魚種が変わってきても、イカをサンマも加工したいんですというのは、それも用途変更に当たってしまって、なかなか、地元の事業者としては非常に厳しいという声が多くあります。一方で、申請時に魚類というふうに申請をしていると変更なく含まれるということで、現場の実態とは余りにかけ離れているのではないかというところもあり、柔軟な対応をお願いしますという声が長年上がっているんだと思います。 とはいえ、適化法があるというところも存じておりますので、今後も皆さんと協議をさせていただきながら、制度があることがしっかりと後押しにつながるようなものにしていきたいと思います。”
“事業環境が大きく変化する中で、本来であれば新しい商品開発をしたいと思っても、補助金で整備した設備は、法律上、やはり用途変更、いわゆる転用に制約がございますので、実際の事業環境に合わせた柔軟な活用が難しいという声が上がっております。 つい先日も、予算委員会の地方公聴会、岩手県で開催されましたけれども、その中で、岩手日報の三月九日の朝刊にも大きな見出しの中で「グループ補助金運用 柔軟に」という記載がございました。それほど大きな課題意識を岩手では持っておりますし、恐らくほかの被災三県も同じような状況ではないかというふうに感じております。 では、まず制度の検証について伺っていきたいと思います。 東日本大震災の復興制度、とりわけこのグループ補助金について、震災から十五年という節目を前に、事業継続や地域経済への影響という観点から政府としてどのような検証が行われているんでしょうか。被災地の事業者の事業継続の状況や地域経済への効果についてどのように把握し評価をしているのか、経済産業省の政府参考人に伺います。”
“ありがとうございます。 山を守ること、海を守ること、そして次の山火事を防ぐことにもつながってくる、大変大きなテーマだと思っております。それこそ今回の防災庁の設置も含めて、未然に大きな災害を防ぐということが大きなテーマであると思っております。是非とも、今後とも今の連携を強化しながらお願いをいたしたいなと思っております。 では、続いて、いわゆるグループ補助金についての質問に移ってまいります。 東日本大震災では、被災した中小企業の再建を支援するためにグループ補助金というものが創設をされました。この制度のおかげで、被災地の事業者が再び立ち上がるための重要な支援になったというふうに認識をいたしております。 一方で、震災から十五年がたとうとする中で、被災地では様々な声が上がっております。恐らく皆様もたくさん目にしていると思いますけれども、補助金で整備した設備の用途変更や転用の問題です。”
“ありがとうございます。 まずは今ある計画を順次進めていかれるというところで、今後については見ながら進めていかれるんだと思っております。ありがとうございます。 今回の山林火災、先ほどもありましたけれども、やはり山と海というものはつながっております。森は海の恋人であるというふうに、先日の農林水産委員会の中でも大臣の所信の中で話されておりました。三陸海岸も、山から海へと栄養が流れることで、豊富な、豊かな漁場が形成をされております。 今回の火災でも、アワビなどの水産資源にも影響が出ております。私が今日身に着けているネックレスも、山林火災で死滅して、もらったアワビの赤ちゃんを閉じ込めたネックレスになっています。やはり、森が焼失するということが及ぼす影響は、森だけではなくて、様々な、その地の経済環境であったりとか、防災、地域の産業にも関わる問題となってまいります。 そうした中で、今回の大船渡の復旧を、単なる山林火災の単純な災害復旧として終わらせるのではなく、関係省庁を横断した形で政府が全体を調整し、山林火災の災害復旧モデルとして取り組んでいくことも重要でないかと考えますが、お考えを伺います。”
“ありがとうございます。 では、一問通告していたのを飛ばさせていただいて、大船渡市の大規模山林火災のところに飛ばさせていただきます。 今回の大船渡での火災でありますけれども、平成以降最大規模の山林火災となりました。地域の森林のみならず、流域の環境であったり海にも及ぶ大きな影響を及ぼす災害であったと認識をいたしております。 まず一点目ですけれども、この災害に対する復旧措置については、激甚災害の指定に基づく対応を進められていると承知をいたしております。その期限が二〇二八年までとルール上されておりますけれども、地元の方からは、この大規模な焼失面積に対して計画が間に合わないんじゃないかという心配が大変寄せられております。 復旧には相当な期間を要する可能性がある中で、政府として、現行の期間内で復旧が完了する見通しをどのように見ているのか、また必要に応じて復旧期間の延長などを検討していく考えはあるのか伺います。”
“そこで、現在、防災庁の設置も議論されていく中で、こうした避難所、教育現場、自治体との連携をどのように整理をし、子供たち、地域の皆様への負担をどうやって小さくしながら学校の再開を進めていく体制を考えておられるのか、大臣のお考えをお聞かせください。”
“このとき、妊婦さんもいたし御高齢の皆さんもたくさんいたので、私たちとしても、バスケ部だったので、そこでドンドンとバスケットボールを鳴らしていいのかというところも非常に悩ましい部分でありましたけれども、バスケ部です、今日も使わせてもらいますというふうに御挨拶すると、わざわざ椅子をネットの近くまで持ってきて私たちの部活を見てくれる地域の方々がたくさんおりました。私たちとともに地域の方々も歩んできたなというふうに思っております。 もちろん全ての避難所で同じようなことができるとは思いませんし、先生方であったり行政の判断であったり様々な事情があると思いますけれども、やはり、地域の皆さんと中学生、高校生、小学生たちがどうやって関わっていくかというところも非常に大きな問題だなと思っております。 避難所での生活から学校の再開へと移行していく時期の中で、子供たちにとっても被災者の皆様にとってもなるべく大きな負担にならないように移行していくこと、そして現場の先生方にも過度な負担がかからない形で再開を進めていくということは非常に重要だと思っております。”
“ありがとうございます。 まさに学校の先生たちであるとか役所の皆さんであるとかが様々な配慮をしてくれたんだろうなと、当時子供でしたので詳しいことは分からなかったんですけれども、そのような配慮の中で私たちの活動が成り立っていたんだろうと思っております。今後についても、是非現場とともに歩んでいきたいなと思っております。 では、続いて、学校の再開について視点を移してまいりたいと思います。 避難所という非日常的な空間から徐々に元の学校へと変わっていくわけですけれども、私の当時の経験では、バスケコート二面ある体育館の中で、徐々に災害公営住宅に移られたりとか親戚のおうちに移られるということで、避難所、体育館の中にいる方が徐々に減っていって体育館半面ぐらいになったときに、私たちの中学校は半面は体育や部活動で使うことにしていて、でも逆に、半面には妊婦さんもいらっしゃったし、まだまだ避難所として使われている皆さんもいる中で、避難所の運営であったり学校への移行というものをさせていただいておりました。”
“インフラ整備や物資、スペースの確保と同じぐらい、子供たちの居場所や心のケアという視点は非常に大切だと思っております。防災計画の中にもどのように位置づけられているのか伺いたいと思います。この点について、あかま防災大臣に伺います。”
“私たちは、学校に集まって、学校が再開するまでの一か月、二か月間の間、避難所の運営をずっとやらせていただいておりました。炊き出しをして、リンゴの皮をむいてラップにくるんで、それを自転車で地域に行って、瓦れき撤去をしているおっちゃんたちにリンゴだったりおにぎりを配って歩くようなこともしたし、避難所に支援物資がたくさん届いてくる中で、それを仕分をして地域の皆さんに配って歩いたり、様々、一か月、二か月、そのようなやり取りをずっと続けてまいりました。 通常の学校生活とは全く違うものでありましたけれども、そこには友人がいて、先生たちもいて、地域の方々もいて、そしてそこに役割があるということが、災害の非常時という中において、私たち中学生の心もたくさん救ってくれたなと思っております。あの経験があったからこそ今の私たちがあるよねという話を今でも同級生の皆さんとする機会があるぐらい、大切な経験だったなと思っております。 そこで伺いますけれども、現在の避難所の運営の方針の中で、子供や若者の居場所そして役割という視点はどのように位置づけられているのか伺います。”
“三月十一日、震災直後、学校はすぐには全然再開されませんで、私たちは当時中学生でしたけれども、なかなか居場所がありませんでした。家にいても、大人は子供を守ろうと頑張ってくれるのでなかなか家にも居場所がなくて、避難所に行って遊んでいても、子供は遊ぶのが仕事だと言われながらも、やはり避難所にいると、皆様、おうちをなくされていたり家族を亡くされていたり様々な状況がありますので、うるさいと怒られるような一面もたくさんあったなと思い出します。 そんな中で、なかなか子供たちに役割が与えられるという場面はなかったけれども、やはり大好きな地域のために何かしたいと思っている中学生、高校生はたくさんおりました。 その中で、私は、避難所というものは、物資の確保であったりとかスペースの確保、衛生環境といったところの話が中心になりますけれども、そこだけではなくて、やはり人の生活があり、人の心があり、人との関係がある、そんな場所の中で中学生が何を当時していたかというところを皆さんと共有させていただきたいと思います。”
“だからこそ分かる現場の感覚や現場の雰囲気は、今でも私の心の中に強く残っております。 震災からちょっとたった後に、私の父が持ってきてくれたぶかぶかの長靴を履いて、波が引いた後のぐちゃぐちゃの町を歩いたこと、国道四十五号線の四車線ある道路のど真ん中に家があったこと、それをデジカメで写真を撮ったことなども思い出します。そのときはまだ母とも連絡がついておらず、生きているのかも不明だったなとか、そういう様々な気持ちがよみがえります。 だからこそ、私が今この災害対策特別委員会に身を置く一人として、その経験を、決して過去の出来事として終わらせるのではなく、これからよりよい防災の各種計画、体制をつくっていくために全て役立ててまいりたいと考えております。皆様とともに学び続けたいと思っております。 机上の議論だけで終わらない、現場に軸足を置いた防災計画を作る、そのために、被災地で実際に何が起きていたのか、どんな空気があり、どんな課題があったのか、そして今なお何に向かい続けているのか、今日はお話をさせていただきたいと思います。 まず一点目、避難所と子供の居場所について伺ってまいります。”
“国民民主党・無所属クラブの佐々木真琴です。 初めての質疑の機会でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 まず、皆様からもありましたけれども、昨日、三月十一日、十五年目の震災命日を迎えました。牧野大臣におかれましては、岩手県の式典に参加いただいたということで、ありがとうございました。 私自身も、岩手県宮古市という三陸海岸のど真ん中にある町で震災を経験をいたしました。当時、中学二年生、十四歳のときでございまして、皆様の多大なる御支援のおかげで今ここに立っていると思っております。先ほど黒田委員の方からもありましたけれども、防災はイメージが大事だという話がありましたので、私からも、当時の話を交えながら御質問をさせていただければと思っております。 先ほど申し上げましたとおり、岩手県の沿岸部、三陸海岸の真ん中に位置する宮古市で津波による大きな被害を受け、当時中学校におりましたけれども、坂の下にはもう津波が来ているようなエリアで幼少期をずっと過ごさせていただいております。避難所にもいましたし、車中泊もしたし、在宅避難もして、リンゴ農家さんのところに水をくみに行くような経験もしております。”
“ですので、今回の見直しも現場の実態に応じたものであると認識いたしておりますので、今後も現場の声を聞きながら、よりよい形に見直していけるものであるといいなと思って、私からの質問を終わります。 ありがとうございました。”
“ありがとうございます。実態に応じて声も聞きながら、改正はしっかりと、見直していく姿勢はあるんだというところを確認できましたので、問題ございません。 一点ですけれども、私の経験からお話しさせていただきたいんですけれども、以前、前の仕事のときに、数年神戸に行ってくれというふうに言われたんですけれども、その数年の感覚が、世代によって結構ギャップがあるなと思っておりまして、私の中の数年は二、三年という感覚だったんですけれども、私に行ってくれと言った上司の感覚は五、六年みたいな感じの感覚で、やはり、世代によって、受けるイメージであったりとか、キャリアへのイメージ感、計画というものも違うのかなというふうに思っております。 世代や立場によって変わるものだというふうに理解をした上で、キャリア形成の途中にある若い世代であったりとか、次のステップを見ている皆さんのためにも、しっかりと向き合っていく姿勢を持っていけるといいなというふうに思っております。”
“今回の制度について、どの程度の期間を見て効果を検証していくのかとか、必要に応じて見直しをするというところもお考えなのかというところを伺います。”
“ありがとうございます。 確かに、やはり、後ろ向きな気持ちで行くという形ではなく、やる気を引き出せる制度になっているといいなと思ったところです。ありがとうございます。 そして、もう一点なんですけれども、制度の見直しについてどうなのかなというところを伺っていきたいなと思います。 今回の改正も、説明の中では、多様な家族構成であったりとか働き方というところに始まり、改正したというふうな説明も聞いておるところでございます。まだまだこれからも、多様な働き方というものであったりとか、多様な家族の形というものは変化していくものだと思います。社会の変化のスピードは非常に速いので、制度がそれに追いつかなくなると、結果として、先ほど話にあった、皆さんのやる気をそぐものになってしまう可能性もあります。 そして、私たちは法律にのっとって動いていくわけですので、それも含めると、より時間もかかってくるなと思います。制度は、一度つくって終わりということではなくて、社会の変化に応じて継続的に見直しをしていくものだというふうに認識をいたしております。”
“大臣に伺ってまいるんですけれども、今回の制度が、今までためらっていたけれどもこれなら挑戦してみようという形で、皆さんの背中を押す制度になっているのか、そういうふうな制度に現状の改正でできるのかというところの認識を大臣に伺います。”
“ありがとうございます。 なかなか国内とは状況も違うので難しいなと思いつつも、前向きな声が聞かれているというところはすごくいい効果だと思いますので、更なる上乗せというか、よりよい制度の形を一緒に模索をしていきたいなと思っております。 私は女性にげたを履かせる制度をつくるべきだと言っているわけでは全然なくて、制度というものが背中を押すようなものであるといいなというふうな視点に立って聞いていくんですけれども、これまで様々な事情から在外勤務に踏み出しにくかった方が、この制度によって、じゃ、挑戦してみようと思えるのであれば、本当にとても大きな意味があると感じております。 例えば、家庭との両立への不安、教育環境への不安、キャリアの見通しへの不安、そして先ほどもあったライフステージへの不安とか、様々あると思いますけれども、挑戦をためらう要因を制度によってどれだけ解消していけるかというところが大切になってくると思います。その中で制度が一つの後押しになる可能性はとても大きくあると思いますので、伺ってまいります。”
“ありがとうございます。 確かに、少ないというわけでは決してないと思いますので、是非、先ほどの話でもありましたけれども、時代とともに女性の職員の割合がそもそも増えているというところもあると思うので、これからも増えていくであろうところもしっかりと制度でもバックアップしていけるといいなと思ったところです。 また、制度をつくる上で現場の声は大変重要であると思っております。今回の制度改正を検討する過程で、先ほども、職員にヒアリングしているみたいな声がありましたけれども、外務省の職員であったりとか在外勤務を経験した職員などからはどのような意見があったのか、また、女性職員からもどのような声が寄せられているのか、現場で今回の改正をどのように受け止めているのかをお聞かせいただければと思います。 一回、レクの中でも、女性の単身、女性でこれから挑戦したいと思っている方から前向きな声が聞こえているというところは聞かせていただいたので、その辺りを含めて是非お聞かせいただければと思います。”
“ありがとうございます。相談体制も整えながらやられているというところ、大変心強く思っております。 ここから、少し視点を広げてというか、次について伺ってまいりたいと思います。 外交の分野において、先ほども近藤委員からもありましたけれども、多くの女性が活躍できる環境を整えていくというところは日本の外交力を高める上でも重要なことだと感じております。国際社会において様々なバックグラウンドを持つ人材が外交に関わることは、政策の幅を広げる国際的な信頼関係の構築にもつながると言われております。 また、外交の場面では、多様な文化や価値観を理解し、調整し合う能力も求められます。その意味でも、人材の多様性というところ、外交力の一つの要素であると思います。 そこで伺ってまいりますけれども、現在、外務省における女性職員の割合はどの程度なのか、先ほども聞かせていただいたんですけれども、それに加えて、女性職員のキャリア形成という観点で、在外勤務にはどのような課題があると認識されているのかをお聞かせください。”
“まず経済的なところへの支援からしっかりと手厚くしていくんだというところで理解をさせていただきました。 次に、子供への部分、更に子供の教育について伺ってまいります。 在外勤務において、子供の教育というところも、午前中もありましたけれども、非常に大きな問題だなと思っております。現地の教育環境、日本語教育、進学など、家庭として様々な判断が迫られる状況があるかなと推察します。 例えば、日本語教育をどう維持するのかであるとか、日本の学校との接続をどうしていくのかであるとか、帰国後の進路をどう考えるかなど、多くの家庭が、お子さんの年齢にもよって、様々な悩みであったりとか状況を抱えていらっしゃると思います。外交官のキャリアも、数年ごとに任地も替わるかと思いますけれども、そのたびに子供の教育環境も変わってくる可能性もあります。 今回の制度改正では同行子女手当の新設も盛り込まれておりますけれども、現在、在外勤務をしている家庭において、子供の教育に関する課題はどのようなものがあると認識をしておって、今回の改正によってどのようによくなっていくのかというところをお聞かせいただければと思います。”
“ありがとうございます。様々な事情が増えてきているというところを理解することができました。 また、今回の改正では単身赴任手当の新設も盛り込まれておるところでございます。 外交官の仕事は国家の重要な任務ですが、当然に、一方で、そこには一人の人間としての生活や家族の問題もあると思います。長期にわたる単身赴任は、様々な負担であったり、家族への影響も少なくないと考えます。また、家族が日本に残る場合は、子育てや生活の負担も配偶者であったりとか親族の皆様に集中するケースもあると思います。こうした状況が長期化すると、キャリア選択であったりとか、若しくは、本人自体も、仕事をこの外務省で続けていくということにも影響してくる可能性もあるなと思っております。 単身赴任が長期化することによる御負担や家族生活への影響について政府としてはどのように認識をしているのか、また、今回の制度の改正によってその負担はどのように軽減しようとされているのか、お聞かせください。”
“では、実際に、在外勤務において、家族の帯同が難しいケースであったりとか、本当は行きたいんだけれども単身赴任を選択せざるを得ないケースはどの程度あるのか、また、その背景にはどのような事情があるのかをお聞かせいただければと思います。”
“丁寧にありがとうございます。 やはり、私も最初、レクというか説明を聞いたときに、配偶者と子供がいたら手当はつくけれども、配偶者なしでお子さんと帯同だとつかないというのはすごく不思議だなと思っていたところだったので、現場の声も聞きながらの見直しだったんだろうなというふうに認識をいたしております。 では、次に、在外勤務の実態について伺ってまいります。 在外勤務というのは、生活環境そのものが大きく変わるものだと思います。言語や文化だけではなくて、医療、教育、安全保障の環境など、様々な要素が関わってまいります。外交官という職務の特性上、本人や家族の希望だけでなく、外交上の必要性なども関わってくるのかもしれません。 その中で、近年は、国際情勢の変化や安全保障環境の変化なども含め、家族の帯同が難しいという地域もあるのかと思います。また、地域によっては、教育環境や医療の体制の問題から、家族の判断で、家族が帯同するということ自体、難しいな、遠慮しようかなというケースもあるのではないかと推察をいたします。”
“これまで、在外勤務に関する制度は、長い間一定の枠組みの中で運用されてきたと認識しますが、近年は、国際情勢の変化や働き方の多様化、家族形態の変化などを背景に、従来の制度では十分に対応し切れないというふうに御指摘や声があったと承知をいたしております。このような背景の中で今回の制度改定が行われたと理解します。 今回の制度改正はどのような問題意識から行われたものなのか、また、現在の在外勤務の実態について政府としてはどのように認識しているのか、改めてお聞かせください。”