寺田静
自由民主党・無所属の会 · Japan
“自由民主党・無所属の会の寺田静と申します。 本日は、参考人の皆様におかれましては、お忙しい中御出席を賜り、貴重な御意見をいただいておりますことに心から感謝を申し上げます。 私自身、半世紀を生きてまいりましたけれども、過去を振り返っても、類を見ない難しい時代であるというふうに感じております。今まで所与のものと思ってきた国際秩序も揺らぎ、数年前には想像し得なかった感染症の世界的な蔓延による打撃、そして、国を越えて国際協調よりも自国の利益が第一であると言ってはばからない勢力の拡大など、にわかに、中学生になる我が子がおりますけれども、子供にも説明がし難いニュースも続いております。 私たちが今この国で享受をしているような豊かさを次世代にも引き継いでいくためには、今回の法改正は非常に…”
“政府だけではなくて、企業の皆様にも本気になっていただいて初めてこの経済安保を実効性のあるものにできるというふうに考えています。 そこで、本日は、この今回の法改正をより実効性あるものにするために何が必要かについて、企業や産業界の御視点から御意見を伺えたらと思っております。既に冒頭の陳述の中でお話しいただいたこともあるかと存じますが、中でもとりわけ強調すべきことなどについて御教示をいただけたらと思っております。 まず、白石参考人と田上参考人にお伺いをします。 白石参考人は弁護士というお立場で企業に対しての経済安保に関する助言をされ、また、田上参考人は研究員として企業の方々と意見交換をされる機会が多いことと存じますけれども、この経済安保で企業の取組を促すにはどのような点が重要だ…”
“どうもありがとうございます。 では次に、渡井参考人にお伺いをできればと思います。 今も出てきましたこのシンクタンクですけれども、このシンクタンクには企業からも社員の派遣に積極的な動きがあるというふうに聞いております。ただ、そこに本当に優秀な人材が集まるのかどうかと、RIETIのようなこの給与体系の中で本当に優秀なトップ人材を集めていけるのかというところが、衆議院側の参考人質疑においても布施参考人などからも御指摘が出ておりました。 思い切ったこの処遇、給与体系が必要ではないかという問題意識もありますけれども、御意見をお伺いできればと思います。”
“自由民主党・無所属の会の寺田静と申します。本日もよろしくお願いいたします。 経済安全保障というと、難しいことのように感じられますけれども、私自身は、これは日本の豊かさ、私たちが享受している社会基盤を含めた豊かさが将来世代にわたってこれからもそれなりのコストで維持され、生活や産業に欠かせない物資が選べるようにそろっていて、手に入る価格であること、そのためにできることを、国として戦略的にやらなければならないことをやっていこうということなのだと理解をしています。 子育てをしておりますと、どう子供に説明をしていいのかと悩むようなニュースが続いておりますし、安全保障のみならず、経済においても、先進国としてのあるべき役割や姿よりも、自国優先主義といったものがむき出しになっているように…”
“役所に勤めている三十代の友人も、非常にやりがいはあるけれども、同世代のやっぱり民間の給与と比較をしてしまうと、自分自身はいいものを着たいとかブランド物に興味はないけれども、やっぱり子供の学費とかマンションのローンを考えると稼げるときに稼がないといけないと、だから転職をすることにしたしと、それはやっぱり上司にはこんな正直な話はできなかったということを聞かせてもらったこともあります。 もちろん、給与、待遇面だけではなくて、国に貢献できるというアピールもできると思いますけれども、やはり民間や大学、研究機関で活躍をしている優秀なプロフェッショナル、高度人材に来ていただくには、この独法の給与体系には収まらない思い切った処遇が必要ではないかというふうに私自身思うところです。 最後、時…”
“布施参考人は、今回の改正案において二つの重要な論点を指摘されたと理解をしております。一つ目は、この改正案には日本の戦略的不可欠性を伸ばすための施策が盛り込まれているということ。戦略的自律性という守りだけではなくて、戦略的不可欠性という攻めに転換をさせていくためのツールがこの改正案にはあるということでした。また、二つ目は、この戦略的不可欠性を伸ばすには、どんな経済安保上の課題を解決をするのか、その課題の解決に必要な技術や経済的手段は何かを考えるシナリオベースの考え方が大切だという点でした。そして、このシナリオベースを考え、発信をする役割を経済安保シンクタンクに期待したいということでした。 まず、戦略的不可欠性を伸ばすためのシナリオベースの考え方と、そのためにシンクタンクが果…”
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“本当に、うそのように状況が変わってしまって、私も本当に米は足りているのかなと、夏場にまた米が市場からなくなるというこの事業者の皆さん、また消費者の皆さんの不安感というのは本当に杞憂なんだろうかということを私自身もずっと考えています。是非、丁寧な解明、またこの統計の信頼性なども分析、解明をしていただきたいというふうに思っております。 次に、価格についてお伺いをしたいと思いますけれども、今回、備蓄米を随意契約にしてまで放出をされるという御判断をされたのは、この米の価格を適正なものとするためであっただろうというふうに思っています。そこでお伺いしますけれども、適正な価格というのはどのように御判断をされるんでしょうか。”
“ありがとうございます。 私も三年前に農水委員会に所属をしましたときには、どうやって米の消費量を増やしていくかみたいなところがこの委員会の議論の中心であったというふうに思っています。 米粉の活用ですとか、私が今、我が家で使用しているのは、米びつと水のタンクが一体型になった自動計量器付炊飯器というもので、朝、タンクにお水さえ入れておけば、携帯で実は炊飯の予約ができて、そうすると、指定された時間に炊き上がっているということで、我が家はこれを使うようになってから家でお米を炊く量が多分五倍ぐらいになったんですね。こういうものも御紹介をしながら、こういうものも活用をPRをしたら、忙しい共働き家庭でも、御飯を炊いている余裕がないからパンにしようとか、ピザにしようとか、パスタにしよう、うどんにしようとならずにお米を食べてもらえるんではないかということをお話ししたりしたこともありました。”
“ありがとうございます。 改めてお伺いをしますけれども、この米の価格の高騰が起きた原因というのは、米の供給力の不足が主因であるというふうにはお考えではないということでしょうか。”
“そして、農家も、このままの高値が続いたら本格的に米離れが起こってしまうのではないかと不安だし、また直売をやっているところは、ネットで定期購入の予約ががっと入って、市場にお米が出てきたら大量にキャンセルが出て、本当に振り回されているということでした。 JAの皆さんも、この備蓄米が遅いと言われても、精米や流通は年間計画の中でやっているので、また働き方改革もあるので、機械も人も一〇〇%を一二〇%ぐらいに動かして頑張ることはできたとしても、やっぱり二〇〇%にはできないと。また、運送会社さんもそれは同じで、二〇二四年問題もあって、何ともならないよということを言われました。 本当に誰も有り難くないと、みんなが困っているのが今回の米価格の高騰であるということでした。 ここから質問をさせていただきたいと思います。そもそもお米は足りているのかということを大臣にお伺いをしたいと思います。”
“秋田県の寺田と申します。本日はよろしくお願いいたします。 まずは、大臣、御就任おめでとうございます。 今日は、私も米のことについてお伺いをしていきたいと思います。 私の地元である秋田も米どころでして、農家の皆さん、また集荷業者の方々、農業に携わる自治体議員の方々などから私もこの間お話を聞いてまいりました。先々週でしょうか、江藤前大臣にも申し上げたところではありますけれども、委員の皆様にはちょっと繰り返しになってしまいますが、少しお話をさせていただきたいと思います。 秋田県内で少なくとも話を聞いておりますと、作況指数にやはり違和感があると、米はそんなに取れていないということを言われます。カメムシ被害もあるし、何より高温障害で、精米の段階で崩れてしまう米が本当に多いんだと。もう背白だけではなくて、腹白ということで、もう主食用米にならないんだと、そういう米が大量に出ているというふうに言われました。 あとは、農家が縁故米で持っているとか業者が持っているということについても、ばかを言うなと。”
“もう時間がなくなってまいりましたので、最後に一つだけ、森林環境譲与税のところをお伺いしたいと思います。 譲与税に関して大臣も様々な思いが、強い思いがあられるということですので、この見直しの必要性について一言いただいて、終わりにしたいと思います。”
“ここで大臣にお伺いしたいんですけれども、この路網の整備のところで、私がその地元の方に、路網の整備が造林と一緒に進めてこなかった理由というのを、どうしてなんですかというふうに聞くと、少なくとも秋田ではですけれども、山奥の国有林にある天然杉が欲しい、ただ、その下の方の私有地の造林のところは要らないんだみたいな話で、昔はその天然杉はヘリで搬出をしても元が取れたというときがあって、なので、下の方のこの造林したところは要らないから道路の整備が進んでこなかったと、路網の整備が遅れてきたんだというようなことを教えていただきました。 そこに加えて、先ほど、所有者に利益が生じるからということで、ただであなたの土地に道路を通させてくれというようなことが行われていたので、なかなか、道路は欲しいけど自分の土地が分断されたりするのは嫌だなみたいなところで進んでこなかったのかなというふうに思っております。 これ、大臣、どういうふうにしたらいいというふうにお考えになられるでしょうか。”
“ありがとうございます。 少し時間が迫ってまいりましたので割愛をしながら進めていきたいんですけれども、次に、路網の整備についてお伺いをしたいというふうに思います。 先ほどちょっと申し上げましたけれども、補償がないから路網の整備が進んでいないというような話を地元では聞いております。県庁に問い合わせましたところ、確かに、結局、自分の土地の近くのところに路網が整備をされると、それはその方たちが利益、搬出がしやすくなるという利益が生じるので、そういうことなので、ただで提供していただきますというようなことで県庁の方からも回答をもらっています。 実際には、これは、その供与するときに補償金というのは出ないもの、法的に出せないものなのかどうなのかということを教えていただければと思います。”
“ありがとうございます。 併せて教えていただきたいんですけれども、今回いろいろお話を林業関係の方に伺っておりますと、自分の森林だと誤認をして、善意で他人の森林を管理をしてきた場合、十年で権利が生じるんだというふうに教えていただきました。このようにして権利が移転をしたケースというのは実際にはどれぐらいあるんでしょうか。”
“ありがとうございます。 森林の所有権移転に対するこの所有権の意向というのは、現行法制定時から変わらないんでしょうか。手放したいと思っている方は増えているんでしょうか。”
“ありがとうございます。 所有者の調べが付いて、県内にいればいい方で、いても東京だ大阪だと言われて、連絡が付かないケースも結構あるということを地元の方からも伺っております。 次に、この森林所有者が不明な森林について、一定の手続により市町村に経営管理権を設定することを可能とする特例措置が講じられるということですけれども、その活用件数が非常に低くとどまっているのはなぜでしょうか。また、改正でこの公告期間を短縮する理由は何でしょうか。”
“また、自分が植えたとしても、出荷できるのは、もう製品になるのは子供どころか孫の代であって、しかも今は三代続けて林業をやるというのはまれなので、孫の代の誰かが役立ててくれればいいというものだというふうに言われました。 また、路網の整備に関しても、林道は普通の道路のように供与に当たって補償金が出ないと、だから林道は必要だけれども自分の土地には造られたくないというこの総論賛成各論反対のようなふうになってしまって、なかなか整備が進まないというようなこともその方に教えていただきました。 ここから質問に入りたいと思いますけれども、所有者の探索が非常に大変だというお話も聞いておりますけれども、所有者が不明の森林というのは一体どれぐらいあるんでしょうか。”
“ヒアリングの中で、議連のヒアリング等で、子供食堂への支援を活用して夏休みの学童で朝食を提供しているという先進事例も教えていただきました。一人一人に確実に食料を届けるということまでが結果責任なのであれば、こども庁や厚労省、文科省と連携して、この夏から全国の学童で昼食を出すというようなことぐらいのことを是非やっていただきたいなというふうに思っております。 このことを申し上げて、法案の質問の方に入らせていただきます。 今回の法案の方ですけれども、これに先立って、少し県内の林業関係者の方にお話を聞いてまいりました。 他の産業はいろいろ負の側面があるけれども、林業というのはマイナスがない産業なんだというふうに言われました。土砂災害の防止とか水源の涵養、もちろんですけれども、CO2吸収、また魚付林などという呼び名もあるように、生物多様性の維持なども含めて本当に多くの多面的機能があるということでした。 ただ、にもかかわらず、この林業というのは厳しくて、木材価格というのはイコール搬出費用だとも言われているということも教えていただきました。”
“長期休みになると給食がなくて体重が減るという子供たちがいるということも報道されております。夏休みになると更にお米が必要だからどうしようと保護者の方も悲鳴を上げておられるということで、是非、国会の中にある超党派の子どもの貧困対策議員連盟に来て、当事者のお話を聞いていただきたいなというふうに思います。 基本法や食料困難事態法のときに政府が約束をしてくれたはずの、この国に住まう一人一人に食料を届けるということが隅々には実現をされていない実態がこの支援団体の方々のお話からよく理解できるというふうに私自身も感じますし、貧困家庭の子供の四割の中学生が学校の勉強が分からないというふうに回答しています。貧困は、満足に食べ物が手に入らないということから、この子供の未来を見えづらくして、この国の唯一の人材、この財産である子供たちの育ちと学びというものに大きな影響を与えております。 田村憲久先生が会長ですので、是非議連に来てお話を聞いていただきたいなというふうに思います。こういう事実を知ったら、もうあの不用意な発言というのはできなくなるだろうと私自身は思っています。”
“大臣の発言を報道で御覧になった多くの方が、やはり大臣だけではなくて、政治家は、あるいは政治は自分たちの生活なんて見ていないし、見てくれようともしていないと、どうせ分かってもらえないし助けてなんかくれないと、そういうふうに感じてしまったということが、この米の問題だけにとどまらず、政治そのものへの信頼を大きく毀損する発言だったというふうに思っております。だからこそ、ここまで大きく批判をされ、報道されることになったのだろうと。田名部匡省先生のおっしゃられたとおり、本当にこの信頼を失うのは一瞬なんだなということを思った次第です。 スーパーでお米をチェックするだけではなくて、この売場をしばしば眺めておられて、値段をチェックをして買わずに帰っていく御高齢の方なども御覧になられているということでしたけれども、私は、これまでの大臣の御発言などから、本当にそうされているんだろうなというふうに思っております。 御高齢の方だけではなくて、これからあと二か月で夏休みが始まる子供のことも考えていただきたいなというふうに思っています。”
“ありがとうございます。 私も余りこういう話をするのは好きではないんですけれども、私、子供のとき余り豊かではなかったんですね。月末というか、給料日の近くになると、今月ちょっとお葬式もあったりしてお金足りなくなってしまったから、お年玉をためている通帳から少し借りてもいいと言って母が五千円を引き出して、給料日が終わるとちゃんと返しておいたからねと言って見せてくれました。そのような経験をしていた私も、今回、大臣の御発言を聞いて思ったのは、やっぱりお米が買えないということのこの心細さを分かっておられないんではないかと、お米が買えなくて、助けてくださいとか、そう口に出して言うことの難しさ、この尊厳が損なわれるようなつらさを本当には理解しておられないのではないかと、そう思わせてしまったということが大問題だったというふうに私自身は思っております。”
“そして、まだ米を買うタイミングではないけれども、スーパーに行ったら米売場に行って米の値段をチェックをして、少しでも安いときに買っておこうといって生活防衛をしているだけなんだろうというふうに思います。 農家の方も、このままの高値が続いたら本格的にこの米離れというものが起こってしまうと不安だし、直売をやっているところは、ネットで大量の定期購入の予約ががあっと入って、市場に米が出てきたら大量にキャンセルをされたりということで振り回されていると。もう誰も有り難くないと、みんな困っているのが今回の米価格の高騰なんだというふうに言われます。 騒動をあおるような報道もやめてほしいし、また報道の材料になるようなことも農水省もしないでほしいというふうにも言われました。そして、そのような中での今回の大臣の御発言であったというふうに思っています。 先ほど来質疑を拝聴しておりまして、期待された結果を出せないときにはと、あるいは結果を出して信頼に応えたいという大臣のお言葉でありましたけれども、結果とは何だというふうに大臣はお考えであるでしょうか。”
“農家は米を売らなければ次の年に必要なものだって買えないし、業者だって借金をして仕入れているんだから、売らなければ借りたお金を返せないんだと。農協だって予定していた量が集まらなくなっているから、出してくれと農家に言ってくるけれども、でも、もうないものはないんだよと。国や評論家は当初、備蓄米出すと言ったら、抱えているやつらが焦って出してくるだろうと言っていたはずだと。でも、ないだろうと、これで分かっただろうと、もう米はないんだと、ないものは出てこないんだよというふうに言われました。 減反政策はやめたといっても実質は生産調整という形で続いていて、加えて、つまるところ、収量は農水省が取れたと言っているだけの量は実際には取れていないと、二年続けてその目測を誤ったからこうなっているんだと言われました。 また、消費者の方も決して買いためているわけではないと。大臣がおっしゃっておられたように、スーパーで米の値段を比べて見ていると。”
“寺田と申します。本日もよろしくお願いいたします。 法案の質問に先立ちまして、令和の米騒動と言われる現状と、そのさなかにあった大臣の御発言について、米どころ秋田の選出の者として、また子育て中の親としても一言大臣にお話し申し上げたいと思います。 県内の農家の方、また集荷業者の方、農業に携わっておられる与野党の自治体議員の方々まで、お話をしておりますと、やはりそろって米はないんだということを言われます。 米の価格が安かったときにふるいの、農家が使っている一・九のふるいと農水省が収量の把握に使っているふるい一・七と、この間、一・九と一・七の間の米が精米のときに崩れてしまって主食用米としての商品にならなくなっているんだろうと。米の価格が安かったときにこの米を集める業者がいなくなって、そもそも主食用としては流通に回らなくなっているところもあるんだろうというふうに言われました。 また、農家が縁故米で持っているとか業者が持っているということに関しても、ばかを言うなと言われました。”
“ありがとうございます。 先進的な取組あるようですけれども、やはり資料に提示をさせていただいたように、漂着をしたり放置をされているような事例が散見をされるということで、まだまだこの実効性の担保というところ必要なんだろうと思います。 大臣から一言お言葉をいただいて、終わりにしたいと思います。”
“前後しまして申し訳ありません。一つ前のこのフロート自体の流出量の削減及び回収のために行われている取組について教えていただければと思います。”
“ありがとうございます。 今教えていただいたように、やっぱり国としては調査をしていないと。そして、このフロートですけれども、大きさ大体、大臣始め漁村に御地元の方も多いと思うので、大きさお分かりいただけると思うんですけれども、重さはないけれども、量として、体積としてはもう膨大な量があるんだということであるというふうに思います。この日本周辺の海域のプラスチックの汚染というのは世界の海の二十七倍という指摘もあります。汚染のホットスポットだというふうにも言われております。 時間がちょっとなくなってきたので、何点か割愛をさせていただきたいんですけれども、この流出をしたプラスチックによる魚介類への影響の調査というのは行われているでしょうか。”
“是非達成できるように御尽力をいただきたいというふうに思っております。 次に、漁業分野の取組についてお伺いをしたいと思います。 また資料を御覧をいただきたいと思いますけど、裏面の方です、養殖用のフロートの写真を四点提示をさせていただいております。この漁業分野における海洋プラスチックごみということですけれども、これもまた深刻なものとなっていて、漁網やブイ、養殖用フロート、カキの養殖用パイプなどが海洋に流出をしているということで、この中でも一番深刻なのがこの養殖用のフロートであるというふうにされています。 これは材質が発泡スチロールであって、その材料の特性から体積換算では最も割合の大きい品目で、圧倒的な流出量であるということでした。そして、もろく崩れやすいという性質から、すぐにマイクロプラスチックとなってしまうと。そして、軽くてかさばることから輸送効率も低くて、輸送しても付着をした汚れがあるためにリサイクルもできないんだということでした。 そこで、農水省にお伺いをしたいと思います。この養殖用フロートの管理状況、流出の状況の現状を把握をされているでしょうか。”
“ありがとうございます。 大臣に一言お伺いしたいんですけれども、なかなかまだ、JAが二〇三〇年にゼロにしたいと宣言をしたとしても、あと五年で本当に達成できるのかと、なかなか厳しいというところはあるんだと思います。ただ、国としても是非全力でこの件に取り組んでいただきたいと思うんですが、大臣から一言いただけないでしょうか。”
“ありがとうございます。 宣言は本当に画期的なものであったと思いますし、ただ、まだ課題も大きいということだと思います。 今お教えをいただいたようなその化学性の緩効性肥料というものも、とはいえこの被膜肥料のような精緻な流出のコントロールができないとか、私も農水省のホームページで拝見をしましたけれども、二段階でまくことができるような方法もあるよと紹介しながらも、ただし専用の田植機が必要ですとか、あるいはドローンでまくというものもドローンの購入が必要とか、書いてはいないけれども当然ドローンの技術は習得をする必要もあるということもあると思います。 なかなか、この米価格の高騰で農家は一息をついたとはいえ、この代替のものを用いるには高い壁がありますし、また、この農家が流出防止に積極的に取り組むというインセンティブもないように私には感じられるんです。 通告していないんですけれども、二年前の質問のときには被膜肥料を使っていない地域があるというふうにも教えていただきましたけれども、これは、もしお分かりであれば、どこでどのように行われているか、お答えいただける範囲で教えていただければと思います。”
“改めて、国としてはどのような後押しを現状行われているんでしょうか。また、今後検討しているものなどがあればお知らせください。”
“ありがとうございます。 先ほどお知らせを申し上げましたJAの二〇三〇年に被膜肥料をゼロにするという方針ですけれども、その後、このJAの方針の進捗はどうなっているのか、農水省としては把握されているでしょうか。”
“ありがとうございます。 現状ではその知見は生かされているんでしょうか。実際にこの流出量というものは減っているのかというところを知りたいなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。”
“順調に一応減ってきているということであると思います。 また、令和二年から五年度まで実施をされているこの肥料の被膜殻の流出防止に関する調査で得られた知見についてお知らせください。”
“課題ですのは、このプラスチックの殻が田んぼから流出をして海に流れ込むことで汚染の原因の大きな一つになっているということ、特定できるものの中では人工芝に次いで二番目に多い流出源となっているということでした。米どころ秋田の選出の私ですので、この解決をと願い、環境委員会にいるときからこのことを取り上げてまいりました。 先ほどのこのピリカという団体の調査によって判明した事実や、また様々な指摘がなされたこともあって、三年前の二〇二二年一月には全農も、二〇三〇年にプラスチックを使用した被膜肥料に頼らない農業というものを宣言をしております。 二年前、五月に本委員会で私が農水省としての取組をお伺いをした際には、この被膜肥料の国内の供給量を把握していきたいとの御答弁を頂戴しております。これはその後把握をされたんでしょうか。”
“ありがとうございます。 今日、皆さんに資料を一枚お配りをしております。これは、一般社団法人ピリカから御提供いただいたもので、この団体は京都大学の研究室から生まれたごみ流出対策のスタートアップで、国連のプロジェクトに採用されたり、また国内においては環境大臣賞なども受賞しておられます。資料は、この団体の調査資料から一部を抜粋させていただいたものです。 この裏表の資料ですけれども、表面の方、このプラスチック被膜肥料というものは米の栽培に使われるものでして、肥料がプラスチックの殻で覆われているためにじわじわとしみ出して、肥料を何度もまく必要がないということで、手間が省けるということで、通称、一発とも呼ばれて、ちょうど代かきの辺り、今頃にまくものというふうに聞いております。農家の手間が大きく省けるということで、従事者も減って高齢化も進む中、省力化に大きな役割を果たしているということです。どのくらいの量が使われているのかというと、ふりかけ御飯をイメージしていただくと、ちょうどそのふりかけぐらいの量が、このプラスチック被膜肥料、使われているんだということでした。”
“近年、これらのプラスチックが一部、人間の体内にも蓄積をされて健康に悪影響を与えているとの指摘も、NHKなどでも報じられるようになってまいりました。これからも安心して将来の世代も海の恵みにあずかることができるように、今日は、農水省のこの所管の分野の対策はしっかりと行われているかという観点から質問させていただきたいと思います。 まず、二〇二一年六月に制定をされたプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の参議院での附帯決議の十三について教えてください。”
“寺田と申します。本日もよろしくお願いいたします。 私は、本日は、農水省所管分野におけるプラスチックごみ対策についてお伺いをしたいと思います。 前回は漁業関係の法案でありましたけれども、二〇五〇年には海には魚よりもプラスチックの方が重量比で多くなるという指摘がされておりまして、この海洋のプラスチック汚染は深刻なものとなっています。様々な生活の場面で使われたプラスチックが、年間八百万トンという量が不適切な管理や廃棄などにより海に流出をして、自然分解もされず、そして、そのプラスチックは魚介類などに蓄積をされることで私たちが口にして人体に戻ってきているということが明らかになっています。 WWFによれば、週にクレジットカード一枚分ぐらいのプラスチックを摂取していると。また、ロイター通信によれば、一か月ではレゴブロック一つ分になると。一年になれば消防隊員のヘルメット一個分のプラスチックを私たちは摂取をしていると言われています。これは、十年では二・五キロに及ぶそうです。”
“ありがとうございます。 県は、五中三みたいな話もいろいろ教えていただきましたけれども、それでは救われないところがなかなかあるということも鑑みていただいて、是非御支援をお願いしたいということを申し上げて、終わりにしたいと思います。 本日はありがとうございました。”
“本当に、水産庁に聞いても、この減っている原因がきちんと分かるわけではないというもの、本当に国レベル、世界レベルでも、やっぱり海の中のことは分からないと、把握できていないことが多いんだというふうに思います。 私も留学時の専攻は海洋科学だったので、ほんの一端、その大変さは分かっているつもりではありますけれども、やっぱり近年加速している海洋環境の変化、県レベルで把握をするというのは本当に厳しいことだというふうに思っています。地方のことは地方でと言っていられないんだろうというふうに思います。 支援を強化していただくということを要望して、最後に大臣から一言いただいて終わりにしたいというふうに思います。”
“ありがとうございます。 事前に水産庁の方からお話をお伺いしておりまして、例えば、接岸をして産卵ができないような、海水温が高くて接岸して産卵ができないときには、じゃ、沖の方で卵を産んでいるんでしょうかと言っても、いや、分からないですよねみたいなことで、やっぱりなかなか、海の中なので、陸の上ではないので分からないことがすごく大きいというようなお話もありました。 この秋田の方では、本当に冬の一時期しか捕れないハタハタ、煮て、焼いて、漬けて、保存してと、この県民の食生活を豊かに支えてきたものであります。私が地元の方から受け取った要望書には、これからもこうした県の食文化が守られるようにというふうに願いを込めて言葉がつづられておりまして、最後にこう書かれていました。最後の木が枯れ、川が汚染され、最後の魚が釣り上げられて初めて人間はお金って食べることができないことに気付くものだというふうに、ネーティブアメリカンの言葉だというふうに書かれていましたけれども、このハタハタ一つ取っても、この日本の漁業を取り巻く環境は本当に激変しているんだなということを思います。”
“ありがとうございます。 おととい、県の方で開かれた漁業関係者などでつくるハタハタの資源対策協議会では、出席者から、思い切った対策が必要だと、秋田県だけではなくて、日本海で一斉に禁漁をするなどしないと増えないのではないかという声も上がっております。 県の取組、この支援をしていただけるということですけれども、より積極的な関与ですとか連携の調整を担うなど、支援を強化していただくことが必要なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。”
“ありがとうございます。 県の方でも様々危機感を持って対策を考えているということですけれども、今後、国としてどのように関わっていかれるでしょうか。”
“一問割愛しまして、今漁獲量がこれだけ減っていることの要因はどのように分析をされているんでしょうか。”
“本当にこの十七トンというのは考えられない数字で、食文化の一つがなくなるといった、この漁師の方や、また地元の飲食店の方などからの危機的な声が取り上げられております。 ここから水産庁にお伺いをしたいというふうに思います。 このハタハタの資源分析、調査分析に関してどのような取組を行われているでしょうか。”
“これ昨日の秋田魁新報の一面、もう右肩のトップニュースですけれども、県の取りまとめによりますと、今シーズンのハタハタの漁獲量、秋田の漁獲量は約十七トンということで、秋田では、一番捕れたときがこの法律ができたような頃で、一九六六年の二万六百七トンというところが最高でした。その後、八〇年代に漁獲高が激減をして、資料の三枚目、済みません、一枚飛ばして三枚目を御覧いただきたいんですけれども、秋田では、この漁獲量減少したこともあって、九二年から九四年に三年間の禁漁を実施をしております。その後回復が見られたものの、今回、記録が残る一九六五年以降で最も少なくなる見通しということになりました。二万トンが十七トンと、千分の一以下かなというふうに思いますけれども。 資料の二枚目にお戻りをいただきたいんですが、これも魁新報、地元紙の昨日の紙面からで、思い切った対策が必要だと、漁業収入は最盛期の頃の一割にも満たないと、このままでは漁師がいなくなってしまうと。”
“なので、ここのところも何とか、内閣府のスタートアップなのか分かりませんけれども、そうしたこともあるということをお伝えをしておきたいなというふうに思います。 県内でもサーモンの養殖に取り組むところが複数、私の地元の秋田県内でも出てきておりますし、また、秋田県の男鹿市では、閉業をした温泉施設を利用してハタ科の高級魚であるタマカイの養殖を始めるという計画も動き出しております。 ほかの委員の方からも再三要望などあったところだと思いますけれども、こういった様々な取組に目配りをいただきまして、多様な実態のそれぞれに適した支援の可能性を常に御検討をいただきたいなというふうに思っております。 残りの時間で、秋田の県魚であるハタハタのことについて取り上げさせていただきたいというふうに思います。 このハタハタ、今回、漁業のこの改正法、背景の一つは、近年の海洋環境の変化による主要魚種の深刻な不漁ということがあったというふうに思います。 今日お配りした資料、一枚目を御覧ください。 秋田県も同様でして、この県魚ハタハタの漁が存続の危機に直面をしております。”
“ありがとうございます。 大臣が衆議院の方でも、スタートアップ支援、内閣府のものが使えるというふうにおっしゃっておられたので、私も少し聞いてみたんですけれども、今支援が行われているのはウニに関するもの一点だけということで、まだまだやっぱり広がっていないのかなというふうにも思います。 漁協の協力体制が得られることという条件もあるというふうなことでしたけれども、やっぱり大臣先ほどおっしゃられたように、漁師さん、まだ若手、平均年齢が若いという、若い方も結構あるということもあって、漁協の中でも、その若手が、じゃ、養殖を始めたいと言っても、上の方たちは、そんなものもう無駄だと、そんなのやっても駄目だと、あるいは、邪魔になるから出ていけみたいな、なかなかこの理解が得られないというか協力が得られないということもあるというお話も聞いていて、そうすると、なかなか国としても支援、その地域ですらそうやって合意が得られないものは支援できないというところもあるんだろうなというふうに思っています。”
“ありがとうございます。 改めまして私の方からもこの柔軟な適用をお願いしたいなというふうに思います。 また、前回の改正時の附帯決議で内水面養殖業に関して二点政府に求めていることがありました。一点目はウナギのところの制度設計であり、これは実現をされているということですけれども、もう一点のヒラメ等の陸上養殖を共済の対象に追加をするということについて引き続き検討を行うこととされておりましたけれども、衆議院の農水委員会でも、十分な保険母数があることと、あるいは漁協の協力体制が確保されていることなど、客観的な損害査定ができるといったような、その保険として成り立つための要件をまだ満たしていないので対象にすることができないという旨の答弁があったかというふうに思います。 この共済の対象にならないとしても、将来有望であるかもしれないけれども、現在は不安定だという陸上養殖について何らかの支援を講じることはできないものでしょうか。”
“ありがとうございます。 また、本法律案では、ウニやサザエなど、この共済の対象ではない漁業を副業的に営む場合ということで、この対象の漁業種類の生産額にまとめて算入をできるこの特約、先ほど来質問が続いておりますけれども、これも追加をされるということで、ただ、この水産庁のアンケートですと、この仕組みを活用したいかとの問いに対して、いいえが約三〇%、はいというのが二〇%で、このいいえというのが上回っているんですね。 この特約について、対象の漁業種類の特約のところですけれども、これを追加をすることにした背景や意義について教えていただきたいということと、また、この法案の成立後に、改正案の成立後、漁業者にどういうふうに活用していってもらうのか、そのための方策について教えていただければと思います。”
“また、進藤先生から御指摘があったかと思いますけれども、この日本の漁獲量のピーク、一九八四年のピークから今は三分の一以下ということで、この漁獲量の推移というものを見ていきますと、本法律ができた一九六四年というのはまだ漁獲量が右肩上がりの時代であったというふうに思います。そうしたことや、この近年の変化の加速ということを考えますと、本法律、この改正ではなくて抜本的な対策が必要なのかなというふうなことを思いながらこの質疑を聞いてまいりました。 法案に関して幾つかお伺いをしていきたいと思います。似たようなものがあるかもしれませんが、少し考えながら質問をしていきたいというふうに思います。 まず一つ目に、法律案で創設をされる複数の魚種、漁業種類をまとめて締結できるというこの契約方式について、水産庁は、不漁に適応した操業体制緊急構築実証事業で、サンマ漁船によるアカイカ釣りの兼業の実証実験をしているというふうに教えていただいております。この実証実験を通じて見えた複合的な漁業への転換の状況や今後の見通しについて教えていただければと思います。”
“寺田と申します。本日もよろしくお願いいたします。 午前中から様々質疑を聞いてまいりましたけれども、今も紙先生がおっしゃった海水温の上昇や海洋熱波というもの、この気候変動の影響ですとか、本当にこの日本は地理的な条件ということもあって、世界の中でも特に深刻な影響を受けているというふうに指摘をされております。 また、この気候変動による災害の激甚化や頻回化というものもあって、大船渡の火事の件もありましたけれども、衆議院の質疑の方では、網が水につかっていたらその対象になるけれども、陸に揚がっていたときだったから対象外だったというようなお話もありましたけれども、ここは別に火災保険に入れということなのかちょっと分かりませんけれども、今回のこのことを教訓として、こうした共済見直しも図られてほしいなということを改めてお願いを冒頭申し上げたいというふうに思います。”
“はい。 ありがとうございます。また上月先生などにもお伺いをしながら個別に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 今日はありがとうございました。”
“ありがとうございます。 ちょっと時間がなくなってきたので、大臣に聞いていただきたいんですけれども、今回、この件を様々レクを農水省の方と国交省の方と経産省の方からお伺いをしました。そうして聞いていくと、物流になるのでこれは国交省の課題ですというようなことを言われます。国交省の方にお伺いをすると、いやいや、それは輸出を促進したい農水省の方でしょうと。国交省の方に聞くと、農水省とか、あるいは輸出を伸ばしたい、全体で伸ばしたいみたいなことであれば経産だみたいなことを言われて、もうすごく堂々巡りになったんですね。今日の御答弁に関しても、国交省を是非呼んでくださいというようなお話を伺って、でも国交省にお伺いをすると、もう規制はないんだから、それはもう民民の話だからそっちでやってくれみたいになるんです。 これは、農産物・食品の輸出を進めていきたいのであれば、私は農水省がしっかりとバックアップをするべきだというふうに思いますけれども、こうした課題が幾つかの役所にまたがっているものに関して、どこが音頭を取るべきだというふうに大臣は思われますでしょうか。”
“ありがとうございます。 少しお伺いをしていきますと、この冷凍食品はマイナス十八度から二十度ぐらいで輸送する必要があって、これが例えばアメリカ向けだとフェデックスぐらいしかやっていないと、コストとしてなかなか見合わないんだということを商社の方からお伺いをしております。 また、サンプルが送れないと商談もできないと、持っていける量には限度があるのでと。日本の冷凍食品、デザートなんかは結構需要はあるし、マッチメーキングも済んでいるけれども、もう輸送の手段がないというのがとにかく言われました。このレス・ザン・コンテナロードと、この海上輸送のコンテナに一本に満たない貨物を組み合わせて輸送する、この混載のところがどうしてもうまくいかなくて困っているということでした。 需要があるのに、このサンプルを送ったり、あるいは最初のこの一便目送るためのLCLサービスがない、冷凍クーリエが一部の地域しかなくて困っているという商社の声にどういうふうに応えていかれるでしょうか。”