寺田静
自由民主党・無所属の会 · Japan
“自由民主党・無所属の会の寺田静と申します。 本日は、参考人の皆様におかれましては、お忙しい中御出席を賜り、貴重な御意見をいただいておりますことに心から感謝を申し上げます。 私自身、半世紀を生きてまいりましたけれども、過去を振り返っても、類を見ない難しい時代であるというふうに感じております。今まで所与のものと思ってきた国際秩序も揺らぎ、数年前には想像し得なかった感染症の世界的な蔓延による打撃、そして、国を越えて国際協調よりも自国の利益が第一であると言ってはばからない勢力の拡大など、にわかに、中学生になる我が子がおりますけれども、子供にも説明がし難いニュースも続いております。 私たちが今この国で享受をしているような豊かさを次世代にも引き継いでいくためには、今回の法改正は非常に…”
“政府だけではなくて、企業の皆様にも本気になっていただいて初めてこの経済安保を実効性のあるものにできるというふうに考えています。 そこで、本日は、この今回の法改正をより実効性あるものにするために何が必要かについて、企業や産業界の御視点から御意見を伺えたらと思っております。既に冒頭の陳述の中でお話しいただいたこともあるかと存じますが、中でもとりわけ強調すべきことなどについて御教示をいただけたらと思っております。 まず、白石参考人と田上参考人にお伺いをします。 白石参考人は弁護士というお立場で企業に対しての経済安保に関する助言をされ、また、田上参考人は研究員として企業の方々と意見交換をされる機会が多いことと存じますけれども、この経済安保で企業の取組を促すにはどのような点が重要だ…”
“どうもありがとうございます。 では次に、渡井参考人にお伺いをできればと思います。 今も出てきましたこのシンクタンクですけれども、このシンクタンクには企業からも社員の派遣に積極的な動きがあるというふうに聞いております。ただ、そこに本当に優秀な人材が集まるのかどうかと、RIETIのようなこの給与体系の中で本当に優秀なトップ人材を集めていけるのかというところが、衆議院側の参考人質疑においても布施参考人などからも御指摘が出ておりました。 思い切ったこの処遇、給与体系が必要ではないかという問題意識もありますけれども、御意見をお伺いできればと思います。”
“自由民主党・無所属の会の寺田静と申します。本日もよろしくお願いいたします。 経済安全保障というと、難しいことのように感じられますけれども、私自身は、これは日本の豊かさ、私たちが享受している社会基盤を含めた豊かさが将来世代にわたってこれからもそれなりのコストで維持され、生活や産業に欠かせない物資が選べるようにそろっていて、手に入る価格であること、そのためにできることを、国として戦略的にやらなければならないことをやっていこうということなのだと理解をしています。 子育てをしておりますと、どう子供に説明をしていいのかと悩むようなニュースが続いておりますし、安全保障のみならず、経済においても、先進国としてのあるべき役割や姿よりも、自国優先主義といったものがむき出しになっているように…”
“役所に勤めている三十代の友人も、非常にやりがいはあるけれども、同世代のやっぱり民間の給与と比較をしてしまうと、自分自身はいいものを着たいとかブランド物に興味はないけれども、やっぱり子供の学費とかマンションのローンを考えると稼げるときに稼がないといけないと、だから転職をすることにしたしと、それはやっぱり上司にはこんな正直な話はできなかったということを聞かせてもらったこともあります。 もちろん、給与、待遇面だけではなくて、国に貢献できるというアピールもできると思いますけれども、やはり民間や大学、研究機関で活躍をしている優秀なプロフェッショナル、高度人材に来ていただくには、この独法の給与体系には収まらない思い切った処遇が必要ではないかというふうに私自身思うところです。 最後、時…”
“布施参考人は、今回の改正案において二つの重要な論点を指摘されたと理解をしております。一つ目は、この改正案には日本の戦略的不可欠性を伸ばすための施策が盛り込まれているということ。戦略的自律性という守りだけではなくて、戦略的不可欠性という攻めに転換をさせていくためのツールがこの改正案にはあるということでした。また、二つ目は、この戦略的不可欠性を伸ばすには、どんな経済安保上の課題を解決をするのか、その課題の解決に必要な技術や経済的手段は何かを考えるシナリオベースの考え方が大切だという点でした。そして、このシナリオベースを考え、発信をする役割を経済安保シンクタンクに期待したいということでした。 まず、戦略的不可欠性を伸ばすためのシナリオベースの考え方と、そのためにシンクタンクが果…”
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“知人からちょっとお伺いをしておりますと、商社からですけれども、お伺いをしておりますと、この冷凍食品の輸出に当たって、やはり様々障害があるというふうに聞いております。この冷凍食品の海外需要というものをどのように捉えていらっしゃるか、お伺いをできればと思います。”
“ありがとうございます。 先ほど御紹介をした民間の調査では、補助金のところに関しては余り理解が得られていないようなこの結果が出ているように見えるんですけれども、ただ、設問と選択肢をよく見ていくと、この選択肢の方に、政府が多額の補助をしても自給率を上げるべきだというものと、自給率を上げることは重要だが政府の多額の補助は再考すべきだみたいな選択肢なので、これ、私は、政府が一定程度の補助をして自給率を向上させるべきだみたいな選択肢であれば、それなりの方がそれを選んだんではないかなというふうに思いますので、これから農水省の方で調査を取られるというときには、この選択肢のところもよくよく検討していただきたいなというふうに思っております。 時間がちょっと思ったより進んでまいりましたので幾つか割愛をして、ちょっと輸出の方についてお伺いをしたいんですけれども。ちょっと前書きを省略をさせていただきまして、今日は冷凍食品の輸出の促進の課題についてお伺いをしたいと思います。”
“このJAのホームページの中では、補助金の意義や正当性を国民に訴え、補助金として用いられる税金を私たち自身のために払っているお金なのですと毅然として答える国民が多数を占めるときに、農業にも農家にも明るい展望が見えてくると、もちろん国民にとってもだというふうに結ばれておりました。 大臣の、先ほどもおっしゃっておられた、農業さえしていたらこの最低限の収入の保障があるということに国民の理解が得られるのであればというような、この思いが少しでもあられるとしたら、この理解の醸成というものが欠かせないところですけれども。 今日委員会で配られておりますけれども、この基本計画のこの全百四十一ページの冊子ですけれども、国民の理解の醸成との項目に掲げられているのは四つで、食育の推進、食文化の保護・継承、食品産業による国民の理解醸成、消費者の行動変容というふうにあります。”
“作物の価格は市場に委ねながらも農家の最低収入を保障、確保するということを国民全体で食料安全保障の守るべきラインとして定めたというふうに書かれておりました。 このスイスの、この番組の中、NHKの番組の中でということですけれども、スイス国内のスーパーの野菜売場でのインタビューには、農家にこれだけお金が行くと非常に高く付くのではないですかというふうに問われた買物客は、そうですねと、でも農家も生きなければならないと、このお金は国に払っているのではなくて、私たち自身のために払っているお金なのですというふうに回答をしていたということでした。 また、スイス連邦の農業局長は、自分の国の食料安全保障が守られていることを国民は望んでいると、厳しい基準を持つことが重要で、そうすれば国民は一定のコストを支払う覚悟が持てるというふうにコメントをされていたということでした。”
“また、JAのホームページではこの調査とNHKの番組を併せて紹介をされているものがありましたけれども、国民全体で自分たちが必要とする食料を守る制度を整えた国としてスイスの取組が紹介をされているということで、国土面積の七割が山岳地帯の国でも、この食料自給率は日本を一一%、これ二〇二二年の数値ということですけれども、日本より一一%多い四九%であると。小麦やトウモロコシを栽培する農業経営者は、総収入の千六百八十万円のうち約三分の一の六百二十万円が補助金であると、農家は国からの支援のおかげで設備投資ができるというような回答をされています。 このスイスの背景には、貿易の自由化によって市場原理を導入したところ、農家の収入は減少したという過去があって、農家の離農が進んで、食料安全保障をどう確保するかが課題となり、農業の在り方をめぐる議論が起きる中、一九九六年に国民投票が実施をされて、国民が選んだのは食料の安定供給に必要な範囲で農業を守ることであったと。それは、国は国民に対して食料の供給を保障すると、そして農業は市場に沿った形で持続可能な生産を行うというふうに憲法に明文化をされたということでした。”
“そして、二〇二二年の新規就農者数は前年に比べて一二・三%減少し、調査開始以来初めて五万人を下回り、過去最低となっていますと。あなたはこの現状をどう思いますかという問いに対して、問題だという方が五四・六%、やや問題だという方が三六・八%で、九一・四%の方が課題感を持っておられるということも分かりました。 あとは割愛して御紹介をしたいと思いますけれども、農業従事者の高齢化に関しては八割の方が問題だと。そして、食料自給率の達成を無理だと回答した方が七割。人口は減るが、従事者を優先的に確保すべきと思う産業はとの問いには、七五・三%の方が農業と、次いで医療、福祉が四五・七%と。 もちろん、これは農業に関する意識調査なので割り引いて考える必要があるとは思いますけれども、このような数字が並んでいて、農業に関して問題意識、課題意識を持たれている方が非常に多いということが読み取れるかというふうに思っております。”
“ありがとうございます。 是非、行われるということであれば、項目も是非教えていただきたいと思うんですけれども。 私の方でちょっと調べましたところ、二〇二三年に民間のシンクタンクの紀尾井町戦略研究所というところが行った日本の農業に関する意識調査というものがありました。 例えば、調査の中にはこのような問いがあります。日本の農地面積は一九六一年からの六十年間で三割減り、就業人口は一九六〇年からの五十年間で二割以下になり、自給率は六五年の七三%から二〇二二年には三八%に減少しましたと。ロシアによるウクライナ侵攻や気候変動問題をきっかけに、食料の安定供給や食料安全保障の強化が課題になっていますと。あなたは日本の農業の現状をどう思いますかというこの問いに対して、問題だという方が五八・二%、やや問題だという方が三六・一%ということで、九四・三%の方が問題意識を持っているというふうに回答されています。 また、農業就業人口のうち自営農業を営む基幹的農業従事者の人数は、二〇一五年の約百七十六万人から二〇二二年には約百二十三万人となって、七年間に五十三万人、約三割減少しましたと。”
“ありがとうございます。 今大臣の感覚やお考えをお伺いしましたけれども、そういったことが分かる、この国民の意識が分かるような調査というのは農水省としては行っておられないんでしょうか。また、行われていないのであれば行ってはどうかと思いますが、いかがでしょうか。”
“まず初めに、三月十三日、所信に対する質疑の中で大臣が、農業をやってさえいれば必ずギャランティーがあるのだという世界が、果たして国民にとってどういうふうに映るのか、私は農水大臣ですから、食料安全保障を確立する上では、それを国民全体として是としてくれるのであれば、それはいいと思いますよというふうに御答弁をいただいたんですけれども、このときの考え、こうした大臣のお考えについて、どの程度国民の理解が得られているかというふうにお考えでしょうか。”
“秋田県の寺田と申します。本日もよろしくお願いいたします。 冒頭、本当に、先ほど来質疑が続いておりますけれども、アメリカの大統領の発言などにこの世界中が翻弄される中、大臣を始め農水省の皆様の日々の御尽力に感謝を申し上げたいと思います。 カナダの首相も、アメリカとカナダの安定的なこの包括的な関係が終わったと、もう残念なことだけれどもこの新しい現実に向き合うというような言葉を述べられていたかというふうに思います。大臣も、言いたいことも言わずに我慢しておられるというのも大変ストレスのたまることだろうなと思いながら今お話を伺っておりました。 私は、本日は食料のこの安全保障をどう確保をしていくのかと、そのために何をすべきかというところ、またこれからの農村の姿、そして基本計画の中でも大項目の一つとして扱われている輸出の促進とそれについての課題などについてお伺いをしていきたいというふうに思います。”
“私自身は、農業基盤を守る施策は大切ですけれども、農村部に住まう人たち、農業従事者の幸せ、幸福、ウエルビーイングに着目をした政策を講じることが大事ではないかなというふうに思っておりますので、今日ちょっと時間が来ましたので、また次回以降にこうしたことをお伺いしていけたらというふうに思っております。 今日はありがとうございました。”
“農業ですけれども、またちょっと別のエピソードですけれども、これはJAの青年部で山田先生と御一緒だったという秋田の柴田県議のお話ですけれども、龍の瞳という新品種、お米の新品種のことを知って、すごくいいのができたからもらってきて育ててみたと、粒が大きくて食味もいいというのでと、そう言われれば育ててみたくなるんだと、育てたら食べてほしいってなると、俺はやっぱり根っからの農家なんだよなと言いながら笑っておられて、そういう方の言葉を聞いても、農業というのはやっぱり本来、この一人一人の創造性を発揮しながら自分なりの創意工夫をして、毎年その結果が見られるという、やりがいのある仕事なんだなと、幸福感を感じられるポテンシャルの高い仕事なんだなということを改めて思っていた次第です。 今日の日経の一面ですけれども、こちらには、幸福度の高い人の創造性は三倍で、生産性も三倍だと、従業員の幸福度と企業価値は強い相関があるというようなことが書かれておりました。そして、日本は、仕事にやりがいを感じていると答えた人の割合が百三十八か国中百四位で、G7でも最低だということでした。”
“ありがとうございます。大臣も今のままでいいとは思っていらっしゃらないという御評価だったということだと理解をいたしました。 多様なその人材を入れることで組織の活性化を図るんだというところですけれども、前島局長、御答弁をされているのが、その手引を作って農水省の職員の方が現地に赴いて働きかけを行ったけれども、その法律上の根拠が明確ではないということから抵抗感を感じるという意見もあったというふうに衆議院の委員会の方で御答弁をされていたかなというふうに思います。先ほど宮崎先生の質疑も聞いていて、罰則はやり過ぎだとしても、インセンティブはあってもいいのかなということを私自身は感じたところです。”
“この場に九州の先生方が多いのでちょっと口にしづらい、大臣ももちろんですけれども、さすが九州、さす九というようなハッシュタグで九州の男尊女卑のエピソードみたいなものが少し並んでおりまして、私の父も実は福岡の出身で、自宅の中ではもう風呂、飯、寝るしか言わない人だったので、理解をしながらですけれども、ただ、九州だけの話でももちろんなくて、秋田でもこういうようなことがまだ最近でもあるということがあります。 これ、皆さん聞かれているところで、今回の、土地改良区の理事の年齢、性別に偏りが生じないようにという配慮規定を設けられたということですけれども、この背景にある現状についての評価を教えていただければと思います。”
“局長、秋田にいらしたことがあるので、目に浮かぶ場面かなというふうに思いますけれども、今日いらっしゃいませんけれども、きっと田名部先生であったらそういうところを明るく笑って、そこそこなんて、駄目だよと恐らくおっしゃったのかなとも思いますけれども、私は答えに窮してしまって、しばらく考えた後に、以前、県内の女性農業者の方から言われた言葉を、私の母ぐらいの年齢の方ですけれども、その方から聞いた言葉をそのままお伝えをすることにしました。それは次のようなものです。 昔は、女性は財布を持たせてもらえなかったと、自分の娘にはそういう生活をさせたくないと思ったと、口に出すことはなくとも、皆さん胸のうちにそのような思いがあった、だから勉強させて、自活しろといって村から追い出したと、そうして農村に嫁不足が起こったというふうに言われました。 こういうふうにおっしゃっていましたよということを伝えて、てくてくと去ってきましたけれども、こうしたことをやっぱり、この女性の言葉に象徴されているのがこの地方の過疎化の大きな理由の一つなのかなというふうに思います。 今、X、ツイッターを見ておりますと、さすが九州と。”
“ありがとうございました。安心いたしました。 次からの質問は大臣にというふうに通告をさせていただいておりますけれども、参考人の方からお答えをいただいても大丈夫でございます。 少し話題を変えて、最近、地元の農業者の方とお話をしていたときのことをお知らせをしたいんですけれども、お話をしておりましたら、最近やり方を変えて、夏の大きなもうけは自分のところに入れるけれども、冬の細々したのはおまえにやるといって、奥様、母ちゃんに言ったら、母ちゃんはせっせと出荷して、今度は俺に給料よこせと言ってきたと、おなご、おなごって女性ということですけれども、おなごっていうのは本当にずうずうしいなと言って同意を求められて、答えに窮したという場面がありました。”
“ありがとうございます。 次の質問もちょっと割愛をして進めたいと思いますけれども、土地改良事業を実施した農地の在り方のところについてお伺いをしたいと思います。 この土地改良事業を実施した農地のその後の荒廃農地化、農地転用などについて、どの程度把握をされているでしょうか。”
“ありがとうございます。 今の数値で、この本改正によってどの程度の施設の更新がなされるのかというところが少し明らかになったのかなというふうに思いますけれども、優先順位付けていくところ、確かにすごく難しい問題なのかなというふうにも思っております。 先ほど来の質疑を聞いておりまして、本当難しいなというところを思いますけれども、予算も確保した上で、効率の良い方法で、スピードを上げて安全確保していただきたいなというふうに思います。 次に、連携管理保全事業の創設のところについてお伺いをしたいと思いますけれども、この事業を創設をした背景と、またどのような土地改良区が同事業に取り組むことを想定されているのかというところを教えてください。”
“ありがとうございます。 予算の制約というところを聞いて、ようやくやっぱりそういうことなのかなと何となく思ったところであります。 次の質問を少し一つ割愛をさせていただきまして、五番目にちょっと飛びたいんですけれども、標準耐用年数を超えている施設というのが全体の五三%、一万二千四百十三か所になるということでしたけれども、このうちどれくらいがこの非申請事業の対象になるというふうに見込まれているのか、そしてまた優先順位をどう付けるのかというところについて、改めて教えてください。”
“ありがとうございます。 ただ、実態としては、その標準耐用年数を超過する水利施設が大半になったということが本法案の背景にあるということですから、今おっしゃっていただいたような点検と診断、予測、またそれを把握して合意形成をして判断をすると、順位付けをするという、どこかにやはり問題があったから進んでこなかったというところがあるのかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。”
“今お答えをいただいたものが、造って、造った時期がある程度集中をしたので一気に古くなってきましたということだと思うんですけれども、その古くなったまま放置をされてきた理由というのはどういうところにあるんでしょうか。”
“寺田と申します。本日もよろしくお願いいたします。 今、委員の皆さんの質問、そして御答弁を聞かせていただきながら、私自身も本改正のこの重要性を理解し、また理解を深めてきたところであります。少し質問を割愛、重複しておりますので割愛をしながら、また確認したいことをお伺いしながら進めていきたいというふうに思っております。また、大臣の何か喉の様子が優れないようで、ちょっと心が痛むので、参考人の方になるべくお伺いをしながら進めていきたいというふうに思っております。 まず一つ目に、施設の保全を入れていただいたことは非常に良かったなと、少子高齢化トップで進む秋田の選出でございますので、本当にここは有り難いことだなと思いながら拝見をしております。”
“もう私がこの農水委員会の委員になって二年半以上たちますけれども、自民党の先生方も含めて、やはり農業では食べていけない厳しい実情を嘆かれていたと、効率的かつ安定的という言葉の下に収益性ばかりを追求するようなやり方は行き過ぎた市場主義、新自由主義という御指摘も出てきていたというふうに思いますけれども、このメルケル氏のような考え方をどう思われるのかということを、ちょっと通告をしておりませんけれども、一問お伺い、大臣にお伺いをできればと思います。”
“メルケル氏は、社会的市場経済ということをおっしゃっていました。その御著書の中で何度もこの言葉に言及をされています。社会全体の利益を考えない市場経済というのは単なる金もうけだと、市場経済が個人の自由と社会の公正に資するべきものであるというふうにしています。 社会的という言葉に社会主義みたいなものを連想してわっと思われる方もあるかもしれないんですけれども、このメルケル氏の御所属というのはCDU、キリスト教民主同盟ということで、同国においては保守政党の位置付けであって、政党間で最も交流を持つのは日本においては自民党さんであるというふうにお伺いをしております。 この農業、私が申し上げるまでもなく、様々な機能を担っております。この農政にこそ、この社会的市場経済のような考え方が必要ではないかと私自身は考えております。”
“その分割管理というのがその適正な規模のある意味目安なのかなというふうに思いますけれども、大規模であればあるほどこの感染症が発生したときのダメージが大きいということで、全て殺処分しなければならないということで、供給にも大きな影響を与えてきたし、またこの処分に当たる県の職員の方々の負担も大きいということで、私自身も問題意識を持っているところです。 先ほど来、紙先生の御質問でもありましたけれども、新自由主義みたいな言葉が出てきておりました。これは決して紙先生だけの言葉から出てきた言葉ではなくて、藤木委員の方からも本会議で去年御指摘があったところかなというふうに思います。ちょっと議事録に当たる時間はありませんでしたけれども、新自由主義的な発想により行き過ぎた市場原理が働き、生産コストの適切な価格転嫁ができてこなかったというのは、藤木先生の実はホームページからちょっとその発言を引用させていただきました。 先ほど来、大臣もお答えになっていらっしゃいましたけれども、私はこのドイツの首相であったアンゲラ・メルケル氏の言葉をちょっと引かせていただきたいと思うんですね。”
“どうもありがとうございました。 この食品の輸出のところでは、このほかにも、この食品の梱包材として再生PETの利用拡大を国がサポートして促進する必要があるのではないかと。再生PETの要望が強くなってきて、再生PETでなければ取り扱わないというところも増えてきていると。まして中国以外、ヨーロッパとかということを目指す場合には、もうそれでなければ駄目なんだみたいな国もあるということで、そうしたところにも国がサポートを欲しいなというようなお声もいただいていますので、また引き続き輸出のところを質問させていただきたいというふうに思っております。 次に、鳥インフルエンザのことについてお伺いをしたいと思います。 所信の中でも、鳥インフルエンザの発生のことについて大臣も触れられていましたけれども、近年はそれがこの卵の供給や価格に支障が出るほどの規模になっているというふうに承知をしております。適正な規模というものがあるのではないかという議論について、大臣の御所感を伺えたらと思います。”
“ありがとうございます。 私も、先ほども大臣おっしゃっていましたけれども、世界第二位のマーケットであって、そして、引っ越しなどできない、国と国が近いということで、これからも重視していくところはもちろんだとは思うんですけれども、一方で、その輸出の現場に携わる方からは、様々な理由での嫌がらせなのか何なのか、この輸出通関の遅延、ちょっと理由がよく分からないこの通関の遅延や、また法改正が突然であって施行まで急過ぎるときがあるなど、また港の税関によって見解が異なることなどがあるということで、この政治問題と貿易って別にしてほしいよねというようなお声も聞かされています。 こうした政治上のこのリスクのようなところを、大臣は輸出拡大をする上でどのように考えていらっしゃるでしょうか。”
“ありがとうございます。 全体の海外輸出計画において、この中国への割合というのはどのぐらいというふうに考えていらっしゃるでしょうか。これは参考人の方にお伺いしたいと思います。”
“ありがとうございます。 大体、ただ、その電子のものを消してというところがちょっと分かりづらいなというふうに思いましたけれども、またそこは個別にお伺いをしようかなというふうに思います。 次に、所信の中で大臣がおっしゃっていて、中国は極めて重要なマーケットというふうに、この中国のことを重点としてこうおっしゃっていたのかなというふうに思いますけれども、重点としてあえてこの所信の中で国名を挙げられたその思いはどういうことだったでしょうか。これは大臣にお伺いできればと思います。”
“ありがとうございます。両大臣を司令塔として連携をされているということだったかと思います。 次の質問にもまとめてお答えをいただいたように思いますので、一問割愛をさせていただきまして、EPA、先ほども少し御紹介をしましたけれども、特定原産地証明書のこの書類の発行の手続が複雑で分かりにくいという御指摘も現場の方からいただいております。これ、もっと単純に簡単な方法にならないものでしょうか。簡素化ということは可能なものでしょうか。”
“ありがとうございます。 私自身も、世界の人口が初めて八十億を超える中で、この食料とか食品産業、農業の分野というのは成長産業だというふうにこの農水委員会に所属をしてから聞かされてきましたので、本当にこの輸出のところも頑張っていただきたいなという思いがあります。農水省の役割というのは、その意味ですごく大きいのではないかなと私自身は感じております。 この農産品の輸出の促進に関してですけれども、農水省と、では、経産省の役割分担というのはどういうふうにされているんでしょうか。”
“どうもありがとうございました。 次に、輸出についての質問に移りたいというふうに思います。 私自身も、先日、上月先生の方からも様々輸出に関する質問がされていたかというふうに思いますけれども、私自身も食品の輸出に関わる仕事をしている友人から様々聞いております。世界的に日本米に対するニーズはあるけれども、お米の流通量が足りずに機会のロスをしているとか、あるいは輸出の検疫の際に開封をして爆発物検査が強化をされるということだけれども、この商品を布で触ることになるので、衛生面とか温度管理とか、また根本のその商品の状態の悪化を心配しているとか、あるいはこのEPA、特定原産地証明書の書類の発行の手続が複雑で分かりにくいとか、様々な声を聞いております。 ここからお伺いをしたいと思いますけれども、そもそもとして、農水省として海外輸出に取り組む目的は何でしょうか。”
“なかなかまだ決まっていないのでお答えをいただけないというところだと思いますけれども、実質的にはこの審議会などで審議が行われることになるのかなというふうに考えているところです。 私自身、このようなことは大変失礼なのかもしれないんですけれども、先日のあの商品券十万円の報道がありましたときに、私が一番にはっと思ったのは、大臣に替わっていただきたくないなということだったんです。私の立場で、またこのような場で申し上げることが適切ではないのかもしれませんけれども、恐らく参議院のこの委員会にいらっしゃる委員の先生方皆さん同じような思いではないかと、この質疑を聞いていても思います。 大きなこの米に関する政策の大転換ですけれども、私は、失礼を承知で申し上げたいんですけれども、大臣、そして内閣が替わっても変わらないように、是非、今の方向性であちこちピン留めをしておいていただきたいと、深く深く植え付けておいていただきたいということを大臣にお願いをしたいというふうに思います。そんなことは自分の方が百万倍考えているよというところかもしれませんが、大臣から一言だけいただけたらと思います。”
“ありがとうございます。 このマイコス米、秋田でも取組を始めている方があって、私自身も様々なお話を伺っています。水を張らなくてもこんなに食味が良いのかというようなことをおっしゃる方もあって、従事者が減っていくという中では大きな本当にチャンスがあるものではないかなというふうにも感じております。 また、次の問いに移りたいんですけれども、一月三十一日に発表された、水田か畑かにかかわらず支援をするというこの令和九年の制度改革というのは大転換でありますけれども、どこで議論をされているのかが非常に分かりにくいなというふうに思っております。どこでどなたが議論されているものなのか、教えていただけたらと思います。”
“次に、大規模農家に注目をされているマイコス米のところについてお伺いをしたいんですけれども、水を張らずに乾いた田んぼに直接種をまくということで、水管理や雑草の管理、またメタンやCO2も減らせて、農薬の回数も少なくて済むということで、効率に優れていると言われるこのマイコス米ですけれども、これを水田政策の中でどう位置付けるかということについてお伺いをしたいと思います。”
“続けてですけれども、通告をしておりましたとおり、先ほど舟山先生や紙先生からもあったと思いますので少し割愛をさせていただきたいんですけれども、いざとなったときに水田、田んぼとして活用できる面積の目安を示すべきではないかというところに、なかなか難しいというようなお答えも大臣から頂戴しております。 生産性を上げることで生産量自体は増やしていくんだというような回答も事前に農水省の方からいただいておりますけれども、やっぱり私自身も、先ほどの質疑を聞いておりましても、いざというときに田んぼとして使える、稲作できる農地を定めずに一体どうやって食料の安全保障、この主食を確保していくのかということを国民として不安に感じるというのはやっぱり当然ではないかなということを私自身も感じております。 先日お会いをした地元の農家の方、八十町歩やられているという方でしたけれども、年を取ったし、息子はそこまでやらないと言うから三分の一にすることにしたとおっしゃっていて、もう本当にびっくりしました。こういうことでどうやってやっぱり食料の安全って守られていくのかなというところを私自身も強く感じております。”
“ありがとうございます。 先ほどの、山村留学の友人の子供なんですけれども、農薬って大事なんだと、葉物で無農薬なんて難し過ぎるみたいなことも言っていたそうなんですね。ここが、オーガニック給食、先ほどお話をしたもの、オーガニック給食に農家の皆さんが反発をされる理由もここにあるんだろうというふうに私自身は思っています。農業の大変さも知らないで何を言っているんだということがあるんだろうと思います。 昔は生産者と消費者の距離がもっと近くて、この生産者がたくさんいたからこそ、身近にも生産者がいて、私の祖父も酪農関係の会社に勤めていたことがありますけれども、私自身は秋田だから、今でも親戚や友人に農業をやっている方がいて、ただ都会ではそうではないと。 先ほどの関係人口というものは、生産者と消費者の距離を縮めて、有機農業だけではなくて、慣行農業を含めて、この難しさであるとか、あるいは価格転嫁の理解も深まるなど、様々な可能性を秘めているものと思いますので、推進をしていっていただきたいということを申し添えて、委嘱審査の一問をちょっと終えさせていただきたいというふうに思います。”
“ありがとうございます。 間もなく時間が参りますので、最後の一問は次の回に回させていただきたいというふうに思いますけれども、以前、何かの質疑のときに、与党の先生の方から、やっぱり横展開ってなかなか難しくて、その地域にキーマンがいなければなかなかその好事例の横展開なんというものはできないんだというようなお話もあったと思います。 盛んなところを見ると、やっぱり長年取り組んでいる先駆者の方や情熱的な方がいらっしゃるということで、そういう方たちが核となって広がっていくというところがやっぱりあるんだろうというふうに思います。この人をいかに見付けて育てていくかというところにも是非努力をして、推進をしていっていただきたいというふうに思っております。 ありがとうございました。”
“ありがとうございます。 私も、給食に使われて安定的なこの供給の場が確保をされて、そうすると相対的に価格も下がってくるんだと、その他のものに比べてようやくこの競争力を保てる価格になってきて、スーパーで両方あっても有機のものを手に取りやすくなるみたいなことが実現されることも大事かなというふうに思っております。やっぱり、現状では、スーパーに行っても、両方並んでいても、価格がやっぱり倍とかいうことだと、まして今のこの状況の中では手が伸びづらいというところがあるというふうに思います。 こういうところでも、給食に使われて取り組んでくださる方が結果的に増えていくというところが、増えることは望ましいことではないかと思いますので、今度、情報発信みたいなところにも何か支援をしていただいて、取組を進めていっていただきたいなというふうに思っております。 ただ、現状ですと、このオーガニックビレッジという話もありますけれども、この取り組む自治体には地域間の偏在が見られるというふうにも思っております。この理由は何でしょうか。”
“ありがとうございます。 二五%を二〇五〇年までに達成をするということで、なかなか意欲的な目標を掲げていらっしゃるなと。しかも、今現在の割合は〇・七%というところですので、なかなか厳しい現状があるんだというふうに思っております。 いかにこの生産を増やすかということをこの基本計画の中で、有機に限らずですけれども、全体のその農業、いかに生産を増やすかというところを議論している中で、この有機農業というものを改めてどういうふうに広げていったらいいというふうにお考えでしょうか。”
“ありがとうございます。 今、耕地面積に占める有機農業の取組面積の割合を二五%、百万ヘクタールに拡大をするという目標について教えていただきましたけれども、現在の進捗状況についてお知らせください。”
“これは、区内の小中学校四十六校において学校給食の全てをオーガニックにする、学校給食の全ての野菜をオーガニックにするということで、二〇二五年十月から転換をするということでありました。 私自身も、有機農業を広めていくには、例えば、韓国などの事例を学びますと、給食などで使われ、安定的にこの消費が確保されるということが大事だというようなことを学んできましたので、直感的には、また一保護者としても歓迎すべき動きなのかなというふうに思っておりましたけれども、ネット上での反応を見る限り、報道に関して批判的なコメントが数多くあったんですね。それは、主に、安定的に供給をできるのかと、あるいは価格面で大丈夫なのかと、また有機が安心、安全と発信をすることはそれ以外の農業が危ないと言っているようなものではないかというのが主な反発の理由であるようです。 改めて、ここで一点お伺いをしたいんですけれども、有機農業を進める理由は何でしょうか。”
“もうかってももうかっていると言わないとか、あるいはレクサスに乗ったらいいだろう、レクサスに乗ったらいいとか、おまえも農業やれと、成功者だと胸を張って言ってほしいというような大臣のお話もありました。そういうようなところも、子供の頃からこの農業を知っていくという意味で、文科省とも是非連携をさせていただきたいということを申し上げて、有機農業のところに質問を移したいというふうに思います。 今の話は次の有機のところにも関わるかなと実は思っておりまして、このみどり食料システム戦略、改めてこの環境負荷低減に向けた取組についてお伺いをしていきたいと思います。 このみどり戦略の中で、環境保全型の営農活動への支援と環境と調和の取れた食料システムの確立に向けたモデル的取組の横展開や有機農業の取組を拡大をすると、見える化の推進などを実施すると、今日の委員会の冒頭でも大臣が述べられております。 少し前に、東京都品川区が、教育改革の一環としてオーガニック給食というものを打ち出しました。”
“どうもありがとうございます。 改めて、この農水省の資料、この予算の資料を見てみると、関係人口の創出のところ、資料の事業イメージを見ていると、地域協議会の中には実は教育機関は含まれていないと思うんですね。先ほどもこの山村留学の話をさせていただきましたけれども、年間を通して農業に関わるような学校の取組というところも影響が大きいのではないかなというふうに思いますので、もし私のこの見ている範囲で正しければですけれども、是非文科省も巻き込んでいただきたいなというふうに思っております。 今、この令和の米騒動とも言われて、備蓄米の放出もあって、一般消費者の農業への関心は非常に高くなっているというふうに思いますので、今がこうしたところ、目を向けていただくチャンスではないかというふうに思っております。午前中からのこの審議にも耳を傾けてまいりまして、産業としての農業のイメージが変わることも大事だというふうな大臣のお話もありました。”
“このお子さんの経験を通じてこの保護者の方も非常に影響を受けているんだなというふうに、私自身もこれを聞いて感じたところです。 大臣の御子息も今農業で努力をされているというようなお話もあったと思いますけれども、どういうことがきっかけでそういうふうに農業に向かうようになったかなというふうに思っていたところもあります。改めて、子供の頃にこの農業を体験する意味は非常に大きいというふうに思います。うちの子も実は田植と稲刈りなんかを経験させてもらったことがありますけれども、残念ながらその二回ぐらいでは大した効果はなくて、シーズンを通じて栽培に携わるというところがやっぱり大事なんじゃないかなというふうに思っています。 そこでお伺いをしたいですけれども、この子供たちや子育て世帯への働きかけというところをどういうふうにされていくのか、これは大臣にお伺いをしたいというふうに思います。”
“ありがとうございます。 私も是非進めていっていただきたいというふうに思っているんですけれども、私の友人のお子さんが山村留学というものをしていて、その山村留学というのは、そこに住んで地元のその地域の学校に通って、親元と離れて生活をするということでしたけれども、その友人のお子さんは一シーズン六平米ぐらいの畑を一人ずつ割り当てられて、そのお子さんは、ネギ、ジャガイモ、サツマイモ、ピーマン、また葉物なんかを育てられたということでした。 ただ、その子いわく、葉物はすぐに虫にやられるから無理なんだと言っていたそうです。サツマイモのつるが隣に生えたネギに覆いかぶさってネギを駄目にしてしまったりとか、あるいは不注意でこの収穫したジャガイモが軽トラにひかれてしまったりとか、いろんな失敗があったということで、ほほ笑ましく話を聞かせていただきました。 また、家族の元に届いたというこの泥だらけのジャガイモとかピーマンが詰まった箱の中には、スーパーでは見たことがない小さいジャガイモも入っていたりして、友人が言うには、改めてプロの農家さんのすごさを知ったということでした。”
“ありがとうございます。 様々御努力をされているということですけれども、一点、通告をしておりませんけれども、そもそもこの農村の関係人口を増やそうと努力をされている理由はどこにありますでしょうか。”
“ありがとうございます。 内閣府や総務省、また国土交通省などもこの関係人口の拡大というところに取り組んでいらっしゃると思いますけれども、どのように連携をされていらっしゃいますでしょうか。”
“ありがとうございます。 改めて、必要な施策というものはどのようなものを考えていらっしゃるでしょうか。”
“秋田県の寺田と申します。本日もよろしくお願いいたします。 私は、今日は、この場は農村の関係人口と有機農業のことについてお伺いをしたいというふうに思います。 食料・農業・農村基本法四十五条の中で、「国は、農業と農業以外の産業の連携による地域の資源を活用した事業活動を通じて農村との関わりを持つ者の増加を図るため、これらの事業活動の促進その他必要な施策を講ずるものとする。」と書かれています。 この四十五条の農村との関わりを持つ者とは具体的にどういう方たちを指すのか、いま一度教えていただければと思います。”