篠原孝
立憲民主党・無所属 · Japan
“小池百合子知事ががんがん、選挙のときだけおとなしくしていましたけれども、始めていますよ。 しかし、おかしいと思いますよ。首都圏で、首都圏というか、首都で緑が一番ないのは東京ですよ。ほかのところで造ればいいんだよ、お台場でも銀座でも。それをわざわざ神宮外苑に百メートルを超えるビルを三つも建てる。気が狂っていると僕は思います。 それで、大石武一初代環境庁長官はどうされたのか。田中角栄首相、そして群馬、新潟、福島の知事、みんなそろって、尾瀬沼を潰して観光地にすると。これを彼は、彼というのは、初代大石環境庁長官は阻止して、今はどうなっているんですかね。みんな尾瀬に行きます。そういうことをできるんですよ。ストップできる。だから法律ないですよ、そんな。環境庁長官、今は環境大臣がストッ…”
“これも残念ながら官房長の答弁みたいですね。これね、分かるんです、行ったり来たりすればいいんです。だけれども、本家本元、親元は環境省で、厚生省に出向し、外務省にも出向し、ほかのところで、悪いことをしているというか、悪いことって、公害を一番つくっているのは経産省ですから、経産省の公害の元の役所や何かに出向すればいいんです。だけれども、本家本元は環境省だ、そういう人をつくって、いっぱいほかの省庁のポストを食って抑制すればいいんですよ。そういうずるいことを考えればいいんだろうと私は思います。 だから、絶対にアンブレラミニストリーですよ。環境で網にかかって、みんな、どこの省庁にも関わりがある。それは外務省も同じようなことで、外交というので。だから、それを利用してやれば私はいいんだろ…”
“名称変更がこんなにあるんです。だけれども、何でかたくなに、この前ちょっと資料だけやって説明しませんでしたけれども。私は環境委員会も長いんですよ、近藤委員長が長いんですけれども、その次の主ですよ。それで、一番最初は十九年前にこのことを言っているんですよ。四回ぐらい、鳥獣というのはそんなに悪い名前じゃないけれども、けだものというのはあんまりじゃないの、みんな変えているんだからと。 見てください、こうやって変えているんですね。これは僕の分類ですけれども、差別的なのはみんな変えていますよ。一番最新は、一番下を見てください、下請企業を受託企業と。傑作なんですけれども、孫請企業というのはそのまま残るんです、法律用語じゃないから。下請というのは屈辱的ですよね、やはりよくない。それから、…”
“おはようございます。立憲民主党、略称民主党の衆議院の篠原孝でございます。 今日もというか、今日は、前回はそんなに資料を出してありませんが、今日は作るのに相当時間がかかったんですけれども、資料を提供して、何を指摘し、質問したいかというと、環境省の仕事の体制ですね、きちんとしていただきたいということで、私の意見ですけれども、聞いていただきたいと思います。 資料を見ていただきたいんです、横紙の資料を。環境省と防衛省の事務次官の出身省庁というのを。これは前から気がついていたんですけれども、非常に情けないなと。見ていただくと分かると思います。同じように、かつて庁だったのが省になった。二〇〇一年に環境省になり、二〇〇七年に防衛省になる。 防衛省は、二〇〇九年に中江公人というのが、どう…”
“美しい答弁で、そのとおりだと思います。愛護の方が広いんですよ。動物を虐待から守るだけじゃなくて積極的につき合っていこう、動物と。これだったら鳥獣の獣ですよ。いや、下に見ているんじゃないと言いますけれども、やはりけだものですよ。こんな名前は変えたらいいんですよ、平安時代に使っていたからといって、今も伝統墨守で、誰もそんなことやれなんて言っていないんです。 いっぱい変えているんですよ、もう、右側に書いてありますけれども、都道府県は、野生生物や野生動物に変えているのが半分以上です。ただ、農林部局は絶対鳥獣です。分かりますよ。作物を荒らしちゃう、このやろうめだから、けだものだから蹴散らすというのは、それはしようがないですよ。だけれども、こちらは、熊、撃ち殺すと。しようがないですよ…”
“政策をきちんと考えるよりも、国会をちょろちょろ回って、うるさい農林議員たちに理解していただく、これに膨大なエネルギーを費やしています。 環境省なんて、そういう感覚はほぼゼロです。いや、いいですよ、ちゃんとやってくれるんなら。ちゃんとやっていなくてそういうこともするんじゃ駄目なので、もっと政治家とかほかの人たちに説明する。そういう姿勢が如実に表れてどじをしたのがマイクオフ事件ですよ。あんなの、農林水産省の役人が地方に行って現地説明会して、あんなことをする気もないですし、夜中までとっちめられますよ、このばか農政で、霞が関で何も知らないくせに何やっているんだといってやられます。そういう場面が環境省の役人にはないということですね。 どうもこれはいけないので、大臣、こういうのを、大…”
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“ここでちょっとは言ったかと思いますが、余り言っていないんですが、ドミニカに農業移民で行ったところが、土地が全然、うそで、提供されていなかった、それで路頭に迷うわけです。我が日本国、金持ち日本国は、小泉純一郎総理が談話を発表して、一人二百万円、そのときに補償をした。ドミニカ政府は黙っていた。しかし、お金がたまってきたんでしょうね、びっくら仰天ですよ、四十三世帯、家族に対して、一家族当たり二千万円の補償をするというのを発表して、やっているんです。貧乏国なんて言っては悪いんですけれども、そんなにお金もない国がこういうことをしているんです。日本国は、ここに書いてあるように、謝らない、失敗を認めない。日本はそうなんですよ。しつこいんです。 そんな中で、私の個人的なことですけれども、ちょっとお話をさせていただきたいと思います。もうほとんど環境省の人たちも知らないと思いますが、山内豊徳さんという立派な方がおられたんです。環境庁です、一九三七年生まれ、私より十歳ぐらい上ですけれども、企画調整局長で、悩んで自殺されたんです。 この方は、私は何で知っているかというと、霞が関ペンの会というのがあったんです。”
“やはり何が一番問題かというと、私は、今までの排水を止めなかった、公害病だと認定しなかった、いろいろあります、国の責任だと認めなかった、だけれども、何が一番いけないかというと、健康調査をしていないことだと思います。僕は初めて知りました、熊本県がとっくの昔にちゃんとしたものを出していた。小野さんは知っていましたかね、熊本で。それを国が全然採用しないで、しらばっくれている、こんなとぼけたことがあるか。 これを全部やったりしたら、隣を気にして手を挙げられないとかはなくなるわけです。国や県がちゃんと検査してくれた、そして、俺は、私は水俣病だと。だからといって、こういう程度だったら、人によって症状は違いますからね、それで分かってくるわけです、一斉に解決できるわけです。 これは是非していただきたいと思いますけれども、何でこれができないのか。大臣、お答えいただきたい。”
“ずっと環境省にいる必要はないんですよ。だけれども、環境省でずっといくんだ、ここがホームグラウンドだという人をつくらなきゃ駄目ですよ。 これはちょっと余計な話ですけれども、大臣は何でもできるというのは、高村正彦外務大臣のときに、僕は同じように建設的な提言をしたんです。どういうことかというと、アフリカが大事だ、アフリカが大事だ、TICADとかいってやっておられるけれども、アフリカに若い頃に行ったら、その人たちを偉くしないと。聞いたことがないと言っては悪いけれども、そういう人を大使にしていると言ったら、それを聞いて、ちゃんとやりますと。あの人は勝ち気ですからね。それから三か月後ぐらいに、大臣官房の課長三人を一斉にアフリカの大使にしたんです。そういうことができるんですよ。さっき、大臣だから何でもできる、幸せなポジションだと言っておられましたけれども、そういうことができるんですから、是非やってください。 それでは、時間はそんなにないんですけれども、本番の水俣病です。”
“また金、金、金でやり出すんです。もう私は見ていられないと思います。国会でこういう質問をしている人が今までいたのかどうか分かりませんけれども、重大警告をしておきます。 政務官はこれで結構です。経産省へ戻ってから、これをちゃんと伝えていただきたいと思います。 次に、今まで皆さんが触れておられないことなんですが、環境省の職員の構成の問題です。 熊本に、水俣に行かれた方は、神ノ田部長さん、それから室長さんとかは医系技官の方ですね。だけれども、ちょっと聞いたら、みんな厚生労働省採用で、厚生労働省からの出向だと。 環境省、環境庁ができて何年ですかね。一九七一年にできたんです。環境省になったのが二〇〇一年です。医系技官は環境省にもいっぱい必要なのに、何でそんなことをするのか。あっちに行ったり、こっちに行ったりするのはいいんです。県に出向する、厚生労働省に行く、外国のどこかに行く、だけれども、ホームグラウンドは環境省だという医系技官をつくっておかなくては駄目じゃないですか。こういうところがたるんでいると思う。どうしてそういうことをしないのかと思うんです。”
“私は、そこからいっぱい有毒物質が流れているんじゃないかと思う。日本中が汚染されてしまう、きれいな水を求めてきたところで汚染されてしまうんです。 これは、私はほっておいてもらっては困ると思います。絶対に二度と同じ間違いをしないようにしてもらいたいと思います。熊本県にも警告したいと思います。やめるべきだと思いますよ、TSMCは。そんなに大事だったら、自分たちでまたゼロからやり直せと。 そして、絶対に必要なのは、競争原理、競争原理で来ていますけれども、必要不可欠なものの五〇%ぐらいは国内で作る。食料がそれになるわけです。経済安全保障が大事だ、それでどうしているかというと、傑作です、冬期湛水といって、この辺で分かる人はいますか、冬に水をためておくんです、田んぼに。九州は裏作ができるんですよ、麦でも大豆でも何でも冬の間に。それをやめて、水をためておいてくれ、水がなくなるからと。食料安全保障そっちのけで、半導体の水のために田んぼに水をためておいて、そして地下水を豊富にしている、そこまでしているんですよ。 しかし、そこまでやって、汚染水をだんだん流されている。日本中が汚されるんです。”
“水俣市でチッソは殿様だから、チッソがなかったら困るから。同じことが台湾でも起きているわけです。そして、これが熊本にまた来ているんです。 どうしてか、私は不思議だと思います。これは先を言うとよくないので、長野県の人に嫌われるかもしれませんけれども、びっくら仰天ですよ、PFASで千曲川が汚染されているんです。何で千曲川が汚染されているのか、僕は気になっているんです。県庁に聞いたって、何だか分からない、答えが返ってきません。農薬だとか、同じことが言われる。農薬汚染じゃないか、マルチ栽培というのでビニールをかぶせている、あそこから何かしみ出ているんじゃないかと。私は違うんじゃないか、余り断定的なことは言えませんけれども。 半導体にはいろいろな特殊なガスが必要だし、液晶のところをきれいにするのにエッチングとかに使用するんだそうですけれども、そこにPFASが使われているんです。長野県は軽薄短小しか成り立たないんです、工業では。重化学工業なんてあり得ないですね、港から離れていますから。だから、私のところでいえば、新光電気、日本無線、新日本無線とか、半導体産業なんです。”
“どこかで聞いたせりふですね。我が日本国で、水俣でも阿賀野川でも、いや、うちは悪くないというのを何年言っていたんでしょうか。 もし分かっていたら、早くやっていたら、さっき野間さんの質問の中にありました、テレビの後ろの方に、早くこれをやっていたらと。健康調査もありますけれども、早く分かっていたら、早く公害認定をしていたら。最初はみんなそう言っているんです。だまくらかしているんです。同じことを今やっているんです。 それは台湾は出ていってもらいたいから、公害で困っているから出ていかせるなんて誰が言いますか、そんなことを。私の言うことは、こんなことは言ってはいけませんが、よく当たるんですよ。本当にとぼけたことをしているんですよ。こんなことをしていていいのかと僕は思います。 台湾政府もTSMCに文句を言えないんです。日本のトヨタは、農業総生産額をしのぐ売上高、GDPの一〇%です。ところが、TSMCは、台湾の一九%も占めているんです。だから、文句を言えないんですよ。分かっていても、水俣の文句を言ったら水俣市が生きていけないからとみんな黙っていたのと同じ。”
“熊本だけです、全国紙の熊本版のところに、熊本県がそれは心配だと行ったけれども、みんな環境規制をきちんとやっていて、そんな問題はない、ないといって帰ってきているんです。だから、安心だといって工場を造っている。 この実態を経産省は知っているんでしょうか。政務官は承知していますか。”
“農林水産省は真面目ですよ、一農家に補助金は出しません、そっちは融資です。共同でやっているものにしか出さないんです、ちょろまかしがあったりするといけないし。ところが、一大企業に。 進出してください、日本に行ってやるという態度だと思いますけれども、私は違うと思います。台湾で文句を言われっ放しなんです、TSMCは中国の企業だ、台湾を汚しまくっていると。サイエンスパークとかと言われています。第一と第二がある。近隣住民はかんかんです。森は切る、日本で数少ない東京の森を切ったりしているとんでもない知事もいますけれども、めちゃくちゃですよ、出ていけと追い出されているんです。そこがちょうどいいからと、水が豊富だから。 熊本市周辺の人たち、百万人は、地下水のきれいな水を飲んでいるんです。川の流れているのを止めて、浄化しているんじゃないんですよ。水前寺公園というのがありますけれども、あれは水が豊富だからなんです。 こういう実態を経産省は知っているんでしょうか。私は、これもだまして、全然しらばっくれて、そして歓迎一色で受け入れている。何かちょっと最近の新聞を調べましたら、多少あったんですね。”
“日本が世界の半導体の大半を生産し、輸出して、相手の国の産業を潰している、やめてくれとアメリカがかんかんになって怒って、その代わりに日本は買えと言われて、金額で大きくなるのは航空機です、航空機は日本で造っていませんから、買えばいいわけです。金額的にはささやかなんですけれども、林産物をいっぱい輸入させられたんです。こういうのが中山間地域の疲弊につながっているんですよ。 そうやっておきながら、円高事業対策とかをやっていましたけれども、途中からのぼせ上がったんです。もう弱い産業は日本国にいなくたっていい、競争原理が働いて、労働集約的なものは東南アジアや中国に行ったっていい、先端産業だけが日本に残ればいいと。生意気ですよ、人間も生意気になっていく人はいっぱいいるんですけれども、産業界もそうです。経産省が生意気になって、一切援助しないというのでやって、このざまですよ。車も、エンジンで走っているのはあるんだけれども、車に積んだ車載半導体が必要だ、それがないというので、日本の自動車産業は真っ青になったわけです。 それで、補助金はけしからぬと言っておきながら、五千億近い補助金を一企業に出す。”
“立憲民主党のトリを務めます篠原孝でございます。 水俣病は、本当に六十八年とかがたって、何回国会で議論されているか分かりません。ダブるのを避ける意味もあって、最初に、石井政務官、おいでいただいていますね、そちらの方からお伺いしたいと思います。 熊本の人には今熱狂的に迎えられていますTSMC、私はこれは非常に心配しているんです、第二の水俣病になるんじゃないかと。 皆さん御存じだと思います。シリコン、半導体、シリコンバレーとよく言われますね。なぜかというと、半導体を作るには水が、しかもきれいな水が必要なんですよ。だから、長野県でいえば、伊那谷があるんです、シリコンバレーと呼ばれているところがあります。坂城町という、僕の選挙区じゃないんですけれども、上田と長野の間にある、そこもシリコンバレーと。 蒲島前知事は、九州を新たなシリコンアイランドと言っている。原発もそうです、明るい未来のエネルギーと。それでもってみんなほかのを消して、わいわい言って、問題があるのをチェックしないんですよ。また同じことが行われている。経産省は、非常に無責任だと思います。 日米半導体摩擦というのがあったんです。”
“こういったことを、異論のないものはさっさとまとめて発議して、岸田首相にいい花道を提供するのが我々の任務じゃないかと思います。 以上です。”
“二〇一七年の秋、安倍首相は、国難突破解散と言って、国難と称して、だからそれを突破するためにわざわざ解散するんだと言って、国民をあおって解散されています。解散は総理の専権だということで、我々は二〇一二年の悪夢を思い出すわけですけれども、みんな止めたのに、野田総理はさっさとしてしまった。 だから、こういうのを、任期延長と七条解散のことはじっくり考えていただきたいと思います。 ですから、私から、憲法改正したいというこちら側の皆さん、いつもこっちを見ちゃ発言を聞いているんですけれども、たくさんしゃべられて非常に幸せだと思います、私はたまにしかできないんですけれども。 そうしたら、実効性の高い提案をしたいと思います。寺田さんが前に言われました、コンセンサスを得られたものから順次改正していけばいいんだと。そのとおりだと思います。そういう点では、緊急事態条項はそれには入らないんじゃないかと思います。 それで、今すぐに議論が深められるものとしては、石破さん、おられませんけれども、言っておられましたが、五十三条の臨時会の要求、これがあったら二十日以内に開催する。”
“初歩的な質問を小野さんにちょっとしますけれども、もう答える時間がないから、挙げなくたっていいです。 大規模自然災害と選挙実施困難事態、今細かい議論をされていましたけれども、根源的なもので二つ分からないところがあるんですよ。 選挙実施困難事態、我々から見れば常識かもしれませんけれども、しかし、誰が一体どのような形で手続して、誰が発議をしていくのか。 それと、解散権と任期延長との整理が、私は頭の中でついていないんです。例えば、独善的な総理なんかが、首相がいたりしたら、野党勢力がぎゃあぎゃあうるさい、与党もそんな方に加担している、そんなんだったら、緊急事態であるにもかかわらず、さっさと議員資格を失わせて選挙を強行にやって、なびくような議員を圧倒的にした国会で好き勝手なことをする、これこそ私は緊急事態じゃないかと思います。 ですから、私は、お願いですけれども、国会が危機的状況にあるときに、国会議員の任期延長とかその前に、解散権を行使してはならないという条項は絶対必要なんじゃないかと思う。多分、考えておられると思いますけれども。 考えてみていただきたい。”
“ですけれども、どうしてそうなのかというと、つらつら考えてみますと、三・一一のとき、皆さん覚えておられますか、相当な被害である、ほかの国は、暴動が起きたりするんじゃないかとみんな心配していたんです。しかし、淡々と対応した日本人に、欧米社会はびっくら仰天したはずなんです。政府が変なことをしても、国会がぼうっとしていても、日本国民は賢いんです。だから、緊急事態の対処は国民自身が一番よく知っているんじゃないかと思います。 だから、私は前にも申し上げたと思いますが、栄えある憲法改正の第一歩が緊急事態における国会議員の任期延長というのは、先の方にやってもいいと思いますけれども、今裏金事件でこれだけ政治が不信に陥っているときに、これは前、細野さんがちょっと言われましたけれども、それを我々の任期延長だなんと言ったら、国民はのけぞりますよ。そして、多分、国民投票でいろいろやっていますけれども、提案しても拒否されて、その後しばらく憲法改正ができなくなっちゃうんじゃないかと思う。僕はそれを心配して、余計なおせっかいをやっているわけです。”
“前者では、国会は事後に国会事故調を設けて、二度と再びあのような大事故を起こさないようにということで報告書をまとめました。しかし後者では、突然、学校の休校とか、飲食店の休業とか、アベノマスクとか、今思うとちょっとおかしな対策も取られましたが、ほとんど国会は何もせず、拱手傍観だったのではないでしょうか。 ほかの先進国では、こうしたときの法律を制定して、例えばドイツでは、余りマスクの習慣がないんですが、マスクを強制したら、穏やかなドイツ人ですけれども、デモ、暴動が起きております。 確かに、緊急事態なら、やはり私は、行政が先であり、緊急命令の制度が先だと思います。 この辺、国会図書館と立法考査室で去年の秋にまとめました「諸外国の憲法における緊急事態条項」というのを熟読しました。そうしたら、緊急命令の紹介が大半で、国会議員の任期延長とかいうのはほんの僅かです。OECD諸国では、英米の五か国と日本とノルウェーとベルギーだけが基本法がないということですね。”
“立憲民主党、略称民主党の篠原孝です。久方ぶりに発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 この数年、我が国は、非常事態なり緊急事態なり、こういった立法がメジロ押しだと思います。これは私は、国家の存立、国民の生命財産を守るためには必要なことだと思っております。皆さんお気づきだと思いますけれども、相当に、土地利用規制法とか、経済安全保障の中で特許の出願を国内に限定とか、最近では、地方自治体に対する国の指示権、セキュリティークリアランス制度、そして、私の関心のある分野ですけれども、食料供給困難事態対策法と続いております。緊急命令とか、政府にいきなり強力な権限を与えるものではなくて、それぞれの分野で平常時から穏やかに備えるという賢明な日本的手法であり、私は好ましいことだと考えております。 そうした中で、最近の緊急事態、皆さんすぐ思い浮かばれるのは東日本大震災、そして二〇二〇年のコロナ感染症です。国会は一体どのように関与したのか。ちょっと記憶をたどっていただきたいと思います。”
“だけれども、一応、食料をちゃんと安定的に供給しようという意思があるということは丸です。 それをしっかりやっていただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。”
“最後に、もう法案は通しましたけれども、問題の刑事罰を科す法律です。 それだけ熱心に食料の自給とかを考えていただくのは非常に結構だと思います。刑事罰まで科して、言うことを聞け、ちゃんと報告しろとか。しかし、僕なんかはいつも根源に立ち返って考える方でして、今も食べ物の安全性というので、子供が少ないというところの根源の原因として、結婚できない、結婚するのが嫌だとかいって、彼女をつくれないとか、そういうような中に、物理的にというのをさっきちょっと申し上げましたけれども。 これは、だけれども、食料がちゃんと供給できない事態をつくる、農民にツケを回す前に、そういう事態を起こしてしまった農政に問題があるんじゃないですかね、政府に。私は、よくそういうことを言えるなと思います。まずは、そういう質問をしたり、そういうことを言う機会がなかったです、私だったら、そういう事態を引き起こした農林水産省、政府を真っ先に罰してから農民に注文をつけろということを申し上げたいと思います。本当にそうですよ。政府の責任ですよ。農政の欠陥です。そして、後からツケを農民にだけ回すなんて、とんでもないことです。”
“だけれども、あれは魚を食べていて、あのときだけですけれども、農薬まみれ、化学肥料まみれ、分かりませんけれども、ともかく汚された食べ物をずっと食べているというのは、静かに静かに水俣病のようなものが進行していると同じなんです。 千差万別ですけれども、我々の時代にアトピー性皮膚炎なんてなかったです。原因が分からないですが、何か変なものが体に入っていて、それに拒否反応を示しているわけです。皆さん余り御存じないかと思いますけれども、今は四・七組に一組が不妊だそうです。いろいろな障害があって、生まれてこない、子供が生まれない。少子化対策、少子化対策、結婚できない、給料が少ないなんて言うけれども、物理的にというか、肉体的に我々の体が相当おかしくなっている、その原因の一つに、汚れた空気、汚れた水、汚れた食べ物があるんじゃないかと私は思います。 本当にきちんとやらなくちゃいけない。それはいろいろな原因があると思いますけれども、誰が考えたって分かりますよ。農薬なんて、五十年前、六十年前は使っていなかったんですから。”
“ところが、これも分からないでもないんですけれども、その再評価するに当たっての科学的知見を集めるのは、データを集めるのはメーカーにみんな任せているんですね。ある程度議論があったのは知っています。言い訳を言ってみますと、農林水産省側は、いや、第一義的責任は生産者にあるから、メーカーにあるからと。二番目は、農林水産省にそんなのをみんなチェックする人員がいないと。これは両方とも多少分からないでもないんですけれども、いや、やはりそれはいけないと思いますよ。 どうしてかというと、何で今日有機農業をやっているか、私は、今、有機農業推進議連の、幹事長か副幹事長か知りません、実質的に私がずっとやってきています。 もう一つ、これは誰もやるのがいないから仕方がなく私がやっていたんですが、水俣病被害者とともに歩む会という超党派の議員連盟の会長をしばらくやっていたんです。今は、西村智奈美、阿賀野川の。野間さんが事務局長でやってもらっていますが。地元意識が、地元のある人にやってもらっていますけれどもね。これで、水俣にも行っています、阿賀野川水銀の阿賀野川にも行っています。 水俣病は悲惨です。”
“ですから、さっき大臣が言われました、消費者にも働きかけて、私は、スーパー等に有機農産物コーナーというのを設けたらいかがですかというのをやっていただきたいんですね。地場産品は、地産地消もありますけれども、旬産旬消で、そこでできたものをそこで食べるんだから、冷凍とか冷蔵も必要ないので、入ったらすぐ手前に、有機農産物を買ってくださいよといって正面にある。農協のAコープは完璧に地場産品です。ほとんど地場産品ですけれども、その中にもウルトラ地場産品を置いていますよ。そういうふうにして有機農産物のコーナーを絶対に設けていただきたいと思っております。 消費者はもう完全にSDGsの時代ですし、さっき、二、三割の新規参入者は有機農業だと。敏感なんです。そういうふうに言っています。だから、ここのところに相当気を遣ってやっていただきたいと思います。 最後に、農薬の問題です。 農薬の再評価、二〇一八年に再評価制度を取り入れて、そして科学的な知見の下にこの農薬がちゃんと有効かどうかというのをやると。いい制度だと思います。ヨーロッパとかアメリカでは、欧米社会では完全に取り入れられている制度なんですが。”
“基本法の中には大々的に、消費者も環境負荷が少ないものを食べるようにしろといって、結構高圧的なんですよね。この間の刑事罰の問題もそうですけれどもね。何か具体的な、これだというのがあるんですか。”
“念頭に置いていなかったんですけれども、検査すると味が一番よくて、そんな、農薬をばんばんかけたり、化学肥料をどんどんやったのじゃなくて、自然で、有機で作ったブドウが一番よくて。料理が大事なんですよ、やはり。物がいいか悪いかは、原料が一番大事なんです。そして、瞬く間に、それであっちにもこっちにも、白ワインの産地だったので、白ワインが駄目で、赤ワインの方がポリフェノールでいいと。それで、それだけじゃいけないから、次にロゼで、白ワインの産地は青息吐息だったんですけれども、一位になったので、近隣にぶわっと広まっていったんです。みんな自然と有機でやればいい、そして、ちゃんとコンクールでも一位になってきた、そういうふうにならないと。だから言っているんです、見本をつくってくださいと。 次に、消費者、消費者と、消費者に対して要求して、有機農産物を食べてくださいよというふうに言っている。しかし、そんなのは勝手だと思うんですけれども。それで、どういうふうにやって消費者にアピールしていくのかというのがよく分からないんですけれども、具体的にこれは何をされていくんでしょうか。”
“ですから、そこの食べ物しか食べないようにと宣言すると、またほかの市町村から嫌われるからいけないと思いますけれども、そこは本当に、冗談じゃなくて、助けてあげてください。そうやってきているんですよ。 例えば、ちょっと例を示しますと、フランスでこういうのがあったんですよね。有機農産物しか食べさせないという、シャンブルドットという農家民宿があるんですよ。僕は、その農家民宿を、インターネットで調べられるので、それで海外視察のときに、フランスで、パリで別れて、そこにわざわざ行ったんですが。行ってみたら、びっくり仰天、そこは村全体が有機農業の村になっていたんですよ。村長さんが号令をかけて、その村長さんというのは、ヨーロッパで一番でかい農薬会社の元社長で、そして、売って売りまくったんだけれども、環境を壊して、国民の健康も相当害してしまったんじゃないかと、罪滅ぼしに地元の村に帰って村長になってやったんです。 そして、ワイン。ワインなんというのは余り念頭になかったようです、野菜だとか何かだったんですけれども。そうしたら、ワインコンクールに出していたら、そこのワインが一位になっちゃったんです。”
“政務三役の皆さんの地元、今言ったオーガニックビレッジで、日南町というのは地元ですね。滋賀県は甲賀市。熊本は南阿蘇村、選挙区ですかね、大臣の。山と都と書いて何と読むんですかね、教養がないから知らないんですけれども、山都町。何か少ないんじゃないですかね。政務三役をやっていたら、地元へ帰って、ちゃんとやれといって号令をかけてください。見本をつくってください。そうして、俺がやったと威張ってください。そういうことができるんですよ、政治家は。 じゃ、オーガニックビレッジ、今申し上げたようになっているとみんな知っていましたか。”
“いろいろな技術だとか機械があったりしたとき、パイロット事業というので、そこにお金を出して、そこで重点的にやって、そして先進地視察に行って、みんなやってくださいよという。 これは、ほかのところを、私は今環境委員会にずっといるんですよ、ずっといるというか、誰も希望しないので、希望しないところへ行ってやっているんですけれどもね。私の趣味もありますけれどもね。環境委員会がやたら最近、地域を指定して、そこのところを生物多様性の重点区域だからといって、お金がないから、格好よく指定するだけで何もしてやらないで、地方自治体で勝手にやってくれという。農林水産省はそこは、お金も、最近予算は減っていますけれども、取り方は上手ですから。 オーガニックビレッジと言われましたけれども、これ、何か格好よく片仮名で言っているだけで、農家にオーガニックビレッジなんていったって、ぴんときますかね。こないです。”
“今答弁にありましたけれども、新規参入、二割から三割、有機農業、当然ですよ。時代の流れに敏感なんですよ。 世界で見ても同じなんですよ。ベジタリアンとかビーガンとかいうの、年寄りは今更変えられないですけれども、若者は敏感で、こんな食い方していたら地球を駄目にする、だから肉を食べるのをやめようと。若手が圧倒的に多いです。日本が、先進国の中で、一番そういう点では足りないんですよ。昔は逆だったんですけれどもね。そういうふうに変わっているんです。 ですけれども、いいこともあって、大臣、御存じかどうか、全体の有機農業のパーセントで、一番が北海道で、二番目は鹿児島で、三番目に熊本なんですね。前にちょっと触れましたが、竹熊さんという人がいたりして、先進的な農家があって、それをやっていこうという。だから、てこ入れすれば、私は、何とか進んでいくんだろうと思います。てこ入れの状況が全然足りないと思います。 今ちょっと答弁にありましたけれども、農林水産省、こういうところは得意ですよ。”
“僕は、けちをつけているわけじゃないんです。どんどんやっていただきたいと思う。だけれども、過大な目標は立てたけれども、やっていることはしみったれていて、余り見えないと思う。前面的に出していくべきだと思います。 それで、有機農業は大変なんです。機械とかそういうので、技術革新で補える部分もありますけれども、基本的に人手がかかります、手間がかかります。ひたすら生産性、生産性、手間がかからないというふうに言っている中では、ここは相当てこ入れが必要だと思うんです。その部分が全然なっていないんですけれども、さっきちょっと消費者に理解を得るとか、消費者はとっくの昔から理解していますよ。こんなへんちくりんなものを食べさせられたらたまらぬ、農薬漬けの食べ物なんて食べられるか、食品添加物だらけの食い物なんて食べられるかと、消費者は完全に分かっていますよ。それに私は応えていないんじゃないかと思います。 これだという具体的な政策は何かあるんですかね。”
“それから、ばかでかいトラクター、あれも日本ではあり得ないことなんですが、二階建てのビルが行ったり来たりしているようなもので、土がどんどんどんどん踏み固められて微生物が死んでいる、知らず知らずのうちに土が劣化しているんです。大問題だというふうになって、環境に負担をかけない、大臣が言われました、環境に負荷を与えているんだ、自然を壊していると。それは当たり前なんです。 農業というのは、自然を壊して、人間に都合のいい食べ物を、済みませんけれども、作らせてくださいと。だから、作ったものをいただきますと言って食べている。日本人はそれを分かっていたんだろうと思います。そのことを忘れているんじゃないかと思います。 それで突然変異ですよね、突然変異で立派な計画を作ったわけです、どこの役所もそういう計画を作りますけれども。一%未満です、有機農業をやっている人なんというのは、冷たかったですから。EUは八%。それを、EUは二〇三〇年までに四分の一を有機農業にすると。”
“字面では言っていますけれども、具体的な感じが全然しないんですよね、具体的な、びしっと出てくるのは。 アメリカは生産性重視でいろいろやってきましたけれども、行ってみられると分かると思います、もうカバークロップで、緑で覆って、土が舞い上がったりしないように、土壌流亡しないようにということをしています。気候回復計画というので、気候変動に合わせて必死になってやっている、消費者もそういうことを要求している。 それから、日本はまだ大規模化、大規模化。私は大規模化がいけないと言っているわけじゃないんです。前のときに、数十年前の、私と叶芳和というのが朝日ジャーナルに出たのをちょっとお配りしましたけれども、でかいのなんてもう言っていないんですよね。どうしてかというと、慣行農法でやってきて、大規模化してきたけれども、自然を汚している、だから、不耕起栽培、もう耕さない、日本でいうと乾田に直まきですよね、そういう方向に行っていると。”
“消費者の理解を得るためにも、みどりの食料システム戦略というのを、突然変異です、今まで有機農業なんてちょっと変わった人たちがやっているんだというふうに冷たい目で見ていた、変人のやっていることだと言っていたんですが、突然変えたんですよね。ですから、その延長線上でいえば、私なんかからすると、それを前面に押し出して食料・農業・農村基本法も改正して、一つの目玉にしていけばいいと思うんです。それは、食料安全保障、食料安保が大事じゃないとは言いません。それは当たり前のことです。ですけれども、今、国民にアピールし、農家の皆さんにも認識していただくためには、有機農業、みどりの食料システム戦略を前面に押し出していくべきだと思うんですが、余り出ていないんです。どうしてなんでしょうかね。”
“おはようございます。また質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。 今日は重点を絞って質問させていただきたいと思います。資料をいつもどさっと山ほどお配りしているんですが、今日は一点だけに絞りました。一枚紙をお配りしておりますので、これを見ながら質問をお聞きいただきたいと思います。農業基本法、食料・農業・農村基本法の質問の延長線上で話をさせていただきたいと思います。 重点の一つは、緑です。有機農業、環境です。金子さんの質問の中にもありました。ほかのところの省庁を見ていますと、グリーントランスフォーメーションと格好いい名前をつけてやっています。あれは大したことないんですよね。大したことないのに、世の中の流れがグリーンになっているから、グリーンだ、グリーンだと言ってちょろまかして、原発も再開させようとか、そういう感じになっています。 だけれども、緑、グリーンを一番最初に言い出したのは農林水産省ですよ。それを余り前面に出さないでいるというのは損だと思います。”
“総論はいいので、この続きは国土交通委員会でも差し替えでたっぷりさせていただこうと思っておりますので、以上で終わらせていただきます。 ありがとうございました。”
“まして、リニア新幹線で、名古屋まで三十五分だ、四十五分で行くとかいって、大阪までもっと短く行きます。そうしたら、なおさら飛行機なんて要らなくなる。そうすべきだと思いますよ、国土交通省。全然そういうことをしていないんですよ。 EU諸国は、フランスなんか特に、都市に車を入れないんですよ、城壁都市だから。降りろと。産業用の必要なもの以外、乗用車みたいなものは入れないんです。通勤の車なんか絶対入れないんです。そういうふうにしているんです。 国土交通省ができたときに、総合的な交通政策をやるということで期待されたのに、それが全然行われていない。鉄道局と航空局と道路局とばらばらで、三つ要らないんだよ。だけれども、幸い、羽田―仙台、羽田―新潟はなくなっています。当然ですよ、新幹線で行けば十分なんだ。だけれども、もっとそれを拡大して、もうやめろと言うべきだと思うんですけれども、どうですか。”
“ちょっと時間がなくなりまして、経産省から来ていただいたんですけれども、ちょっと済みません、時間がなくなりましたので。 国交省に大問題です。 この資料の二ページ、へんちくりんな数字が出ています。これは何か分かりますね。エールフランスKLMが、列車で二時間半で行けるところの航空便を全部廃止しろと言ったんです。やっています。オルリー空港からの三便は廃止しています。ブリュッセルとパリのも減らしていますし、要するに、列車で行けというんですよ。簡単ですよ。グレタ・トゥンベリだけじゃないんです。飛行機が一番、よく数字が出てきますけれども、一キロ移動するのにどれだけCO2を排出しているか。飛行機が圧倒的に駄目なんです。 だから、日本もこれをやるべきだ。ちょっと小松空港を利用している人にはかわいそうなんですが、稲田さんなんか小松空港で行っているんですかね。福井空港というのもありますが、富山の。今度、新幹線が敦賀まで行きましたし、三時間で行けるのは、飛行機はやめろと。これだけ、大阪は大変ですよ、二時間四十五分で行く。伊丹空港は、六十便、三十往復。関空は十二往復。やめたっていいと思うんです。”
“これができるのに、日本は全部、カナダやアメリカの輸入菜種や輸入大豆の油に替えてしまって、こんな愚かな国はないんです。なぜ菜種をみんな使うかというと、六月に収穫できて、もう一回使える。耕地利用率が、二回使えるんです。それを、効率一点張りで全部なくしちゃったんです。さっきの自然林、天然林の復活ですけれども、菜種こそ復活すべきだと思います。 武村さん、いい人がいる、藤井さんもお年になって、菜の花サミット、二十回でもうやれないというんです、やめられているんですが、ずっと活動されていますけれども、立派な人がおられるんですから、ちゃんと助けてあげてください。大臣や副大臣の間に、菜種を、滋賀県から始めて復活していただきたいんですけれども、どうですか。”
“こっちでは、ポンガミアというのはインドネシアの、豆みたいな木で、それがSAFの原料になるというのでやり始めていますけれども、僕は、やはりこれも国内でやるべきだと思います。 皆さん、もう余り菜種というのをちゃんと見たことがないかもしれませんけれども、よく言うんですよ、私が育った頃は、長野県の北の方は、春になると山麓は真っ黄色です、田んぼは、水田酪農を奨励していたので、レンゲの花でピンクです、青い空と白い雲、写生会というのが必ず開かれました。そこでいい情操が育てられて、僕みたいな人間ができるんだろうと思いますけれども。 今、黄色は消えちゃっているんですね。皆さん、旅行に行ったりすると、ちょっと五年ぐらいないんですけれども、ヨーロッパの空港に降り立つときに、下を見てください。飲んだくれてひっくり返っておられる方が多くて、見ていないのかもしれませんけれども、よく見れば、春は菜種で真っ黄色、夏はヒマワリで真っ黄色です。何なんですか、これは。油糧種子の燃料で、それが牛や豚の餌にもなる。資源化してみんな使っているんですよ。”
“武村副大臣、この二つの御本を読んだことがありますか。 知っていられると思います。滋賀県の藤井さんです。ずっと琵琶湖をきれいにというので、環境生協というのを初めてつくって、今、琵琶湖の観光船はこのバイオ・ディーゼル・フュエルで動いているはずなんです。 本を書かれています。それの目次、二ページ。二〇〇四年に、もう家庭の廃食油をバイオ燃料にやり始めているんです。一一年にも、同じように、「菜の花エコ事典」、これは緑と黄色の黄緑色にしてあるんです。菜の花サミットというのをずっとやっている。僕が現役の農林水産省の役人の頃から、藤井さんとは親しくつき合わせていただいています。もうやっているんですよ。彼女たちは今嘆いている。自分たちが石けんに、いろいろやってきたのを大企業がみんな持っていってしまうと。それはいいことなんですけれどもね。 だけれども、経産省から来ていただいて、時間がなくなっちゃうかもしれませんけれども、ジャトロファというのがベトナムにあって、バイオ燃料になるというのでいろいろやっています。それで、もうこれは実用化されている。”
“最近、新聞で、皆さん、気がつかれていないと思いますが、JALとANAがSAFに取り組んでいくというのを、このぐらい小さな記事でありますよ。だから、いつものとおり、やっているふりをしているだけじゃなくて。できないんじゃないかと思います、相当性根を入れてやらなかったら。 この点について、国土交通省はどのように考えて取り組んでおられますでしょうか。”
“日本は、こういうものに一体対応できるのか。 それから、ICAO、SAF、いろいろやってきているんですけれども、認証制度があります、こういうのをつくりましたよといったって、ちゃんと認められなくちゃいけない、そういうことが全然進んでいないんじゃないか。 それから、三つ目の問題ですけれども、フランスはもう義務づけているんです。立派ですよ、フランスは。地球環境問題に対して取組が一番しっかりしているのはフランスです。フランスの人はしっかりしていると思いますよ。私は、三年、OECD代表部というところにいたんですが、ほれぼれしちゃいました。いいかげんな国民かと思って、自由を謳歌し過ぎていると思ったけれども、全然違うんですね。 これについても、パリ協定をちゃんとつくったという自負があるのかもしれませんけれども、SAFの使用を二〇二〇年には二%にする、三〇年には五%、二〇五〇年には七〇%をバイオ燃料にするという、ウルトラ意欲的な目標を立てている。こういうことに日本は対応できているんでしょうか、そういう気持ちはあるんでしょうか。”
“みんな真面目ですから、総務省がちゃんといい知恵を出せばみんな従いますから。 次に、二番目の話題、SAFについてです。時間がなくなりましたので、国土交通省、尾崎政務官にまとめて答えていただきたいと思います。 ICAOが、二〇三〇年までに航空機の全燃料の一〇%をSAFにする、それから、二〇二四年以降は二〇一九年のCO2排出量の八五%未満に抑えるという、物すごい意欲的な削減目標です。航空機は世界全体のCO2の排出の二%か三%ぐらいなんですけれども、襟を正してやると。 皆さん、覚えていると思います。グレタ・トゥンベリちゃんが、ちゃんなんて言っちゃいけないです、もう彼女は二十歳ぐらいになっていると思いますけれども、国連の総会に行くときにも、絶対飛行機では飛ばないと。フライトシェームという言葉、飛び恥ですよ、日本でも使っている。飛行機は一番ひどいことをしているんです、CO2を出すというのでは。だから、それを使わないと。忙しいビジネスマンや何かはしようがないと思いますけれども、彼女は、十六日間かけて、ソーラーパネルつきのヨットで大西洋を横断して国連総会に行っているんです。立派だと思います。”
“今あるのでしようがないんだけれども、これを、花粉症に悩む人たちにも役立つので、田舎に持っていく、総務省はそれを考えていいと思うんです。まずはそんな人口比なんてやめるべきだと思いますけれども、今、スタートしちゃったのでしようがないので、まあ、先行しているところは先行しているんです。 昨日聞いたところでは、田舎の市町村と協定を結んで、そちらの森林保全をしてくださいよと。そんなことを市町村にやらせるなというんだ。東京都二十三区は人もいっぱいいるからいいですよ、田舎の村なんて職員が何人いると思うんですか。そんな人たちは、そんなことをやってられませんよ。 総務省がきちんと元から直せばいいんですけれども、直せなかったら、そういうことを率先してやれと言ったら、真面目ですから飛びついてやりますよ。田舎の市町村にお金が行くように、杉の切り出しにくい人工林を切り出すお金を出すと。みんな、東京都の区民も、何とか市の市民も、それに反対は絶対しないと思います。 総務省はどうお考えでしょうか。”
“外国から材木を輸入するんじゃなくて、日本の国産材を使えばいいということなんです。 それで、少しはそういう気になっているんですね。森林環境税、森林環境譲与税が今年から森林環境税になって、年間六百億円ほど集まることになっている。 しかし、これは一番最近の東京新聞だけが大きく報じましたけれども、大田区と渋谷区と台東区は全然一銭も使っていない、まだ森林環境譲与税ですけれども。調べた三十八の自治体では、新宿区なんかはインチキしていて、使わないのをもう四年やっているんですけれども、繰越金にしておいて、翌年、一般財源化している。裏金づくりが、裏金と言うとまた気にする人がいるからやめておきますけれども、マネーロンダリングですよね。 何てことですか。元々これは、何でこんなことになっているかといったら、悪いにおいは元からですが、森林もないところに何でそんな人口比なんて入れるか。私有林人工林面積、林業就業人口、そこに人口なんか、だから横浜市が一番多いんですよ。そんなとぼけた制度を平然とつくって、やっと五%、人口の割合を減らしましたけれども、使い切れていないんですよ。”
“じゃ、大臣の代わりに私がやるべきことを言いますと、頭を柔らかくしてください。米が千二百万トン、みんな百二十キロも食べていたのを六十キロしか食べない、だから、米の需要が減っている、人口も減っている。転作したんですね、米からほかのものに。私らは、農業者戸別所得補償というので、麦や大豆や菜種やソバに転換していくということをやったんですよね。これが十年続いたら、完全にうまくいっていたんです。 杉が多過ぎるので、杉からほかの林に転換するということですよ、ほかの林。杉を切って、ほかの木を育てる。森林における転作であり、本作化。転作というと何か駄目な方ばっかしやるから、そうじゃなくてポジティブに、天然林、自然林を復活させる、そういうふうにしていけばいいんですよ。 この資料の一番下の方になまくらな計画が出ているんですよね。二〇三三年に二割減少させる、三十年後に半減させる、二〇五三年ですね。毎年五万ヘクタール。何を言っているのか。もう三百八万ヘクタールも伐採期に達しているのに、切り切れないんですよね。それでほったらかしにしておくというんです。そんな情けないことがあるかというんです。”
“だから、物すごく軟弱な基盤になって、大雨が降ったりしたら一斉に土砂崩れになるんです。 国土強靱化というと、コンクリートや何かでごちゃごちゃすることばっかし、そっちの方の予算ばっかしにいっていますけれども、違うんです、国土強靱化は、上流の森林の森を健全な森にすることからも始まるんです。一石何鳥ですか。一石四鳥か五鳥なんです。林野庁の予算とか農林水産省の予算は減らされっ放しなんです。情けないと思います。こんなのは、ほかのヨーロッパ先進国なら、イの一番の対策としてやっているはずなんです。 これは是非やっていただきたいんですけれども、副大臣、たっぷり時間がありますので、丁寧にお答えいただきたい、これからどうするか。”
“もう早速、岩手県と京都府で熊が出没している。熊問題をこの前やりました。林野庁に頑張ってほしいんです。農林水産副大臣に頑張っていただきたいんですけれども、こういうことがあるので、声を大にして叫んだらいいんですよ。山を何とかしろと。国民や都市住民も文句を言わないと思います。 杉の人工林を切って天然林に戻すと、じゃ、どういうメリットがあるのかというと、まず、熊の餌がちゃんと山の中であるようになるから、わざわざ外へ出てきて、人間などと接触するのは嫌がっているはずなんです。餌がないから出てくるんです。それは鹿もイノシシも同じですよ。食い物がなくなっているからです。みんな狂ったように人工林にして、杉にしちゃって、植物相が薄くなって、森林生態系がめちゃめちゃになっているんです。それを戻すんです。だから、鳥獣害に悩んでいる農民も喜ぶし、熊が出てきて困る人たちも喜ぶし、都会の花粉症に悩む人たちも喜ぶ。 それから、もう一つ大事なのは土砂災害ですよ。針葉樹というのは、ぱっぱぱっぱでかくなるけれども、緑が濃過ぎて下に日光が通らないから、下草がないんですね。下の小さなブッシュも、小さな木も生えないんです。”
“本当に、気分が悪いはずで、花粉症がなくなったら非常に効率がよくなって、議員活動もできるし、工場で一生懸命働くこともできるし、研究者はいいアイデアで研究もできるんです。どれだけ日本国が損をしているか知れないんです。こういうのを経済学者は、数字をよく作ってくるんです。どうしてこういう計算をしないんですかね。 アメリカでは、太り過ぎがアメリカの経済を疲弊させているという研究をして、だから、PFCバランス、たんぱく質、炭水化物、脂肪、脂肪が多過ぎる、これを減らすようにとやっているわけですよ、経済のことを考えて。だから、日本もそういうことをやらないから、日本のいろいろな経済指標がみんなおっこちていまして、何だかんだごちゃごちゃ言っていますけれども、私は、大きな原因の一つが花粉症にあるんじゃないかと思っています。どうしてそういう研究をしないのかなと。能率がどれだけ下がっているか、生産性が向上しないというのは。僕は、冗談で言っているんじゃなくて、真面目に言っているんです。そういうことを考えない。だから、花粉症対策に全力を挙げて取り組んだって、罰は当たらないんです。”
“ちょっと答え足りないような気がしますけれどもね。今の三つの問題について答えていただいたんですかね。 もう伐採期に達しているんだから、みんな切ればいいし、効率を考えたら、この隣の木はまだ三十年ぐらいだ、だけれども、効率を考えたら、こっちは六十年たっている、こっちは三十年たっていても、一緒にもう切っちゃっていいんじゃないかと思うんです。そういう工夫をしてください。 そして、そんなことをいったって、細い木は切ったって売れないじゃないかというなら、政府が面倒を見ればいいんです。それで、後から申し上げますけれども、花粉症でうんと困っている人たちは、この花粉症を何とかしてくれるんだったら、そのぐらいのお金は俺が出したっていいという人はいっぱいいるはずです。 皆さんの中に、花粉症で困っている人はちょっと手を挙げてください、委員の方は。半分以上困っているわけですね。だから、深刻なはずなんです。僕は優しいから、全然困っていないんですけれどもみんなのためにこうやって質問しているんです。”
“切ったら、今申し上げました長野の山のてっぺんなんて、二束三文です。本当に安いんです。米の値段が下がって困っているわけですけれども、材木の値段の方がもっと下がっているんです。 日本の大失政の一つですけれどもね、全部外国から輸入してしまって。四分の一です、最盛期の。米は二分の一です。切れないんです。だから、ほったらかしになっている。これが、地震が起きたりしたら土砂崩れになるんです。もう切れるのが七〇%になっている、これを頭の中に入れてください。 それで、お答えいただきたいんですけれども、一緒にまとめて答えてくださいね。 杉が悪いからといって、悪いんだったらとっとと切ればいいのに、切らないでいる。切るに切れないんですよね、もうからないので。一生懸命やったんだけれども、遅れている。広葉樹の植え替えなんというのも、やったやったと言っていますけれども、ろくすっぽやっていないんですよ。その原因は何かというと、木材の価格が安過ぎる。 僕は、環境を守るために、輸入関税をかけて、そのお金でもって日本の緑を守るということにしたっていいと思うんです。ほかの国はそうし始めているんです。”