篠原孝
立憲民主党・無所属 · Japan
“小池百合子知事ががんがん、選挙のときだけおとなしくしていましたけれども、始めていますよ。 しかし、おかしいと思いますよ。首都圏で、首都圏というか、首都で緑が一番ないのは東京ですよ。ほかのところで造ればいいんだよ、お台場でも銀座でも。それをわざわざ神宮外苑に百メートルを超えるビルを三つも建てる。気が狂っていると僕は思います。 それで、大石武一初代環境庁長官はどうされたのか。田中角栄首相、そして群馬、新潟、福島の知事、みんなそろって、尾瀬沼を潰して観光地にすると。これを彼は、彼というのは、初代大石環境庁長官は阻止して、今はどうなっているんですかね。みんな尾瀬に行きます。そういうことをできるんですよ。ストップできる。だから法律ないですよ、そんな。環境庁長官、今は環境大臣がストッ…”
“これも残念ながら官房長の答弁みたいですね。これね、分かるんです、行ったり来たりすればいいんです。だけれども、本家本元、親元は環境省で、厚生省に出向し、外務省にも出向し、ほかのところで、悪いことをしているというか、悪いことって、公害を一番つくっているのは経産省ですから、経産省の公害の元の役所や何かに出向すればいいんです。だけれども、本家本元は環境省だ、そういう人をつくって、いっぱいほかの省庁のポストを食って抑制すればいいんですよ。そういうずるいことを考えればいいんだろうと私は思います。 だから、絶対にアンブレラミニストリーですよ。環境で網にかかって、みんな、どこの省庁にも関わりがある。それは外務省も同じようなことで、外交というので。だから、それを利用してやれば私はいいんだろ…”
“名称変更がこんなにあるんです。だけれども、何でかたくなに、この前ちょっと資料だけやって説明しませんでしたけれども。私は環境委員会も長いんですよ、近藤委員長が長いんですけれども、その次の主ですよ。それで、一番最初は十九年前にこのことを言っているんですよ。四回ぐらい、鳥獣というのはそんなに悪い名前じゃないけれども、けだものというのはあんまりじゃないの、みんな変えているんだからと。 見てください、こうやって変えているんですね。これは僕の分類ですけれども、差別的なのはみんな変えていますよ。一番最新は、一番下を見てください、下請企業を受託企業と。傑作なんですけれども、孫請企業というのはそのまま残るんです、法律用語じゃないから。下請というのは屈辱的ですよね、やはりよくない。それから、…”
“おはようございます。立憲民主党、略称民主党の衆議院の篠原孝でございます。 今日もというか、今日は、前回はそんなに資料を出してありませんが、今日は作るのに相当時間がかかったんですけれども、資料を提供して、何を指摘し、質問したいかというと、環境省の仕事の体制ですね、きちんとしていただきたいということで、私の意見ですけれども、聞いていただきたいと思います。 資料を見ていただきたいんです、横紙の資料を。環境省と防衛省の事務次官の出身省庁というのを。これは前から気がついていたんですけれども、非常に情けないなと。見ていただくと分かると思います。同じように、かつて庁だったのが省になった。二〇〇一年に環境省になり、二〇〇七年に防衛省になる。 防衛省は、二〇〇九年に中江公人というのが、どう…”
“美しい答弁で、そのとおりだと思います。愛護の方が広いんですよ。動物を虐待から守るだけじゃなくて積極的につき合っていこう、動物と。これだったら鳥獣の獣ですよ。いや、下に見ているんじゃないと言いますけれども、やはりけだものですよ。こんな名前は変えたらいいんですよ、平安時代に使っていたからといって、今も伝統墨守で、誰もそんなことやれなんて言っていないんです。 いっぱい変えているんですよ、もう、右側に書いてありますけれども、都道府県は、野生生物や野生動物に変えているのが半分以上です。ただ、農林部局は絶対鳥獣です。分かりますよ。作物を荒らしちゃう、このやろうめだから、けだものだから蹴散らすというのは、それはしようがないですよ。だけれども、こちらは、熊、撃ち殺すと。しようがないですよ…”
“政策をきちんと考えるよりも、国会をちょろちょろ回って、うるさい農林議員たちに理解していただく、これに膨大なエネルギーを費やしています。 環境省なんて、そういう感覚はほぼゼロです。いや、いいですよ、ちゃんとやってくれるんなら。ちゃんとやっていなくてそういうこともするんじゃ駄目なので、もっと政治家とかほかの人たちに説明する。そういう姿勢が如実に表れてどじをしたのがマイクオフ事件ですよ。あんなの、農林水産省の役人が地方に行って現地説明会して、あんなことをする気もないですし、夜中までとっちめられますよ、このばか農政で、霞が関で何も知らないくせに何やっているんだといってやられます。そういう場面が環境省の役人にはないということですね。 どうもこれはいけないので、大臣、こういうのを、大…”
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“サケの死体だらけなんですけれども、あっという間になくなるんです。サケをみんな食べる、鳥がみんな食べる、みんなあちこちに栄養分を運んでくれるわけです。 この循環がなくなっているんですよ。だけれども、このままなくなっていっちゃって、人間がこんなにのさばれるのは、一万年ものさばれないと思いますから、だから、変わっていくでしょうけれども、少なくとも、ダムができていろいろなことをして以来、日本で、千曲川でいうと、宮中ダムと西大滝ダムで、サケが上がってきていたのが上がらなくなって、熊はいるんですよ、だから、栄養分が海から陸に上がらなくなっているんです。 日本人は、これは知っていたから、江戸時代に、イワシや何かを干して、それを田んぼに入れていたんです。まるで有機農業です。この話をすると長くなりますけれども。 だから、熊はやたらに殺しちゃいけないんですよ。生態系の循環を担っているんですよ。ちゃんといてもらわなくちゃいけない。このところの兼ね合いが難しいんです。ちょっとやそっとのお金ではうまくはいかないと思いますよ。 何が大事かというと、私は人材が圧倒的に不足していると思うんです。”
“熊は、皆さん御存じかどうか、生態系上も非常に大事な動物なんですね。 ちょっとだけ、レクチャーみたいになりますけれども、お話をさせていただきますと、地球環境をどうやって維持していくかというときに、私は、長野県の山は、山の日まで制定して、大事にしていますけれども、だんだんだんだん栄養分がなくなってきているんです。日本中の、北海道は別ですけれども。 なぜ北海道は別かというと、遡河性魚種というのが、アナドロマス・フィッシュ、これが栄養分を陸に持ってきてくれるんですよ。何で三陸沖、宮城県や岩手県の沖が好漁場かというと、湧昇流で、下から栄養分に富んだ塩類が来て、それで植物プランクトン、動物プランクトンと。万有引力の法則で、栄養分はみんな下に下っていっちゃうんです。だから、上の陸地はみんな痩せていくんです。 シベリアの森林が何であんなに豊かかというと、アムール川にダムが一つもないんです。魚、サケやマスや、百種類ぐらいあるんですけれども、上っていくのは。そして、それをまず熊が食べるんです。北海道の人は知っていると思いますけれども、ほっちゃれ、産卵をして、子孫を残して死んでいくわけです。”
“今大臣がおっしゃいましたけれども、本当に繁殖力が全然違いますよね、二歳になってから一頭ぐらいしか産まない。イノシシなんて、僕は見ますけれども、本当にちょろちょろちょろちょろ、何匹後にくっついているか分からないですよ、物すごいですよね。三百万頭のニホンジカ、七十万頭のイノシシ、それと比べて四万三千頭ぐらいのツキノワグマ、一万数千頭のヒグマ、全然違いますよね。 だから、指定管理鳥獣にしたら、いろいろな対策にお金を出す、今、個体数を調べて、ゾーニングをしてとかいろいろある。全然お金のかかり方が違うと思うんですよね。今まで交付金というのはどういうふうに算定して、どのように出しておられるんですか。僕は、そんなには出していないんじゃないかと思いますが、こういうところにはきちんと出していくべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。”
“やはり大問題ですから、これも解決していかなくちゃいけない。どのような方針で臨まれるんでしょうか。”
“だから、環境省も中央環境審議会の下に、プロですね、山崎晃司さんですか、東京農業大学の先生を座長に検討会を三回開いて、そして、指定管理鳥獣にしていくべきだという方針があって、それで、大臣は、それを受けて検討して、四月中には指定管理鳥獣にするというふうに表明されておられます。表明されるのはいいんですが、一体その後どのように扱っていかれるつもりか。 あらかじめ申し上げておきますと、ニホンジカとイノシシが先行している、これと全然違いますからね。我々に、イノシシは突進してきて、何か牙でつつかれてけがをするかもしれませんけれども、それは命を奪われるほどのけがはない。熊は頭をかむそうですね、危険なわけですよ。 だから、けがをする人は山ほどおって、亡くなっていませんけれども、我が方では、根曲がり竹、あれはおいしいんです、これぐらいのタケノコですね、サバ缶、有名なんですけれども、サバとタケノコのみそ汁、それをみんな取りに行くわけです。竹やぶの中で分からなくて、熊もびっくり、人間もびっくりで、そこでけがをする人が多いんです。 今までなかなか亡くなる人はいなかったんですが、今度はとうとう亡くなってしまった。”
“アメリカの研究者のところへも一緒に行って、意見交換をしてきております。今も続いているんですけれどもね。 だから、どうやってみたって、行って見れば見るほど、日本は原発は無理だ。例えば、オンカロなんというのは岩盤が動かない。だから、何か五百メートル地下で、十万年、びくとも動かない。日本列島なんかはしょっちゅう揺れているわけです。こんなところに、恐ろしくて原発はおろか廃棄物だって入れられるはずがないんです。 だから、我が党の政策に、国民全員に居場所と出番をつくるんだ、そういう社会にするんだというのがあるんです。原発には居場所もないし、出番も日本にはないと思います。これを心得て、やっていただきたいと思います。 次に、環境問題は幅広いんですよね、大変だと思いますよ、熊問題です。 去年は二百十九人が負傷し、六人が亡くなった。その一人は私の選挙区の飯山市というところです。めったに人的被害はなかったんですけれども。”
“しっかりやっていただきたいと思います。 アメリカでは、原発が新規に造られることはないですね。それは条件があるからで、高レベル放射性廃棄物の処理の計画をきちんと立てなきゃならない。ユッカマウンテンの、ロッキー山脈の穴ぼこに、穴を空けてその中に突っ込もうと思っていたら、反対されてできなくなって、チャラになっている。厳しい条件があるわけです。 だから、同じようにきちんとした避難計画を、代替の道路と大臣はおっしゃいましたけれども、みんな駄目になっているわけです、崖崩れで。長野の山の中なんかを想定すればすぐ分かるわけです。一本道を塞がれたら、全然動きようがないわけです。日本はそういうところだらけなんです。 だから、アメリカのカリフォルニア大学、バークレーのローレンス・バークレー研究所というところに、私は高レベル放射性廃棄物の処理の研究に関する超党派議員連盟の事務局長というのをやっているんです、三年に一回ぐらい、金がかかるんですけれども、百五十万ぐらいかかるんですけれども、海外の視察に行っているんです。オンカロとかも当然行っています。”
“身動きが取れなくなると思う、寸断される。伊方原発なんかは典型的なところです。女川原発はそうじゃない、陸とつながっているからいいかもしれませんけれども、それだってあるかもしれません。 私は、避難計画をきちんと見直すというのを、今度の、多分、すぐ下の活断層じゃなくて海底活断層、つながっている活断層があって、ちょこちょこ、びっとつながっていないけれども、ちょこっといって、また横にあって、横にあってと、これが連動する。だから、こういうところはやはり原発を置いてはいけないと、多分、見直されるだろうと思います、能登半島地震を機に。そっちがあるんですけれども、私は、避難計画も全面的に見直して、きちんと作り直させるべきだと思います。それを環境大臣に是非やっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。”
“地震が起きるからなんです。環太平洋火山帯、リング・オブ・ファイアと言われている。火山があって地震がある。そんな地震があるところに原発を建てないというんです。アメリカの地質学者の常識は、日本に原発があるのがそもそもおかしい、今まで原発の大事故が起きなかったのが不思議なぐらいだというんです。そう言われているんですよ。 日本は、とぼけているんじゃないかと思います。だから、あれは確実に起きるということ、起きているんです。新潟なんかは、中越地震、中越沖地震、それから、ちょっと名前を忘れましたけれども、何とか断層沖地震、みんな同じなんです、あの辺りは地震の巣窟です。 だから、日本に原発があってはならないので、この問題は大臣に幾ら申し上げても駄目なんですが、少なくとも、避難計画の見直しとかいうのは環境大臣が責任があるはずなんです。今、活断層、これへの備えとか、あるいはテロに対する備えとか、それがでたらめなので、再稼働が延びたりしているところもありますけれども、私は、避難計画を全面的に見直さなくちゃいけないんじゃないかと思います。 半島は、すぐ孤島になると思います。”
“これは私が意図的に選んだわけじゃなくて、マグニチュードが七を超えた、震度も七前後、大地震だけを見ました。それで、原発に影響があるものというのを右側に書きました。稲田委員のところの福井なんて、原発銀座ですけれども、地震の銀座でもあって、一九二七年の北丹後地震と四八年の福井地震、二度大きな地震があるんですよね。がたがたになると思います。それで能登半島地震です。 次のページ、アメリカの西部の地図を見ていただきたいんです。これは、僕は、環境委員会にも、近藤昭一議員に並ぶ主になりつつあるんですけれども、経済産業委員会も、なぜか望まないのに行かされていることも多いんです。そこで結構質問しているときに使って、とっちめているんですけれども、これを見てください。アメリカに大体百基あるんですね、原発。だけれども、ロッキー山脈の西側に何基あるか。これはちょっと何か最近おかしい、私はずっと二か所だけだと思っていたら、三か所になっているんですね。黒の四角いのと丸まったのと、これは加圧型と沸騰型のを分けているんです。ところが、百基あるうち、百基というか、百か所にあるうち三か所にしかないんです。 なぜでしょうか。”
“しかし、四メートルも港が隆起している、船が近づけない。だから、陸も駄目、海も駄目。じゃ、ヘリコプターがあるじゃないかと。それはどんなにヘリコプターが行ったって、ヘリコプターは何人避難させることができるんでしょうか。放射能がその辺に、もし事故に遭っていたとしたら、雲の中というか、空気中にいっぱいありますから、被曝しますよね。とてもじゃないが、こんなのはできない。だから、原子力防災の担当の大臣としても震撼されたんじゃないかと思います。避難計画を全部見直さなくちゃいけないと私は思います。 そのときに参考になるので、いかに日本のやっていることがおかしいかというのを、四ページを見ていただきたいんです、関東大震災以降の甚大な人災があった地震と原発立地という表。役所に作ってと言ったけれども、みんなずぼらな役所で、作ってくれないので、いろいろな資料を、そして私のところで作りました。これは、みんな、結構資料は手間がかかるんですよね。さっきの政務三役の環境委員会の在籍実績とかいうのも結構手間がかかるんです。この地震のもそうです。”
“是非お願いします。これは、裁判はラストリゾート、最後のよりどころかもしれませんけれども、やはり政治が関与しなかったら、僕は絶対に解決しないと思います。 次に、能登半島地震の関係で質問させていただきたいと思います。 あの地震が起きたときに、私はびっくり仰天しました。長野は揺れたと思うんですが、私は、元旦から三日だけ、東京の安いマンションの自宅で過ごすことにしておりました。だから、ゆっくり寝ていたので、全然気がつかなかったんです。長野は結構揺れたようですけれども。びっくりしました。 そのときに、これは誠に被災地の皆さんには失礼かもしれませんけれども、一番最初に頭の中をよぎったのは原発です、大丈夫なのかと。珠洲にはなかったというのは分かっているんですが、志賀原発が動いていないので、それだったらよかったと。だけれども、いろいろがたが来ているので、がたがたしたのがあったそうです。 ですけれども、これで何が分かったかというと、原発を持つか持たないかというのはおきまして、避難計画では避難は全然できないということが分かったんじゃないかと思います。”
“それは川の水が汚れていたら、汚染しますよね。だから、そういう人たちをほったらかしにしておくというのは、私は国家としてあり得ないことだと思います。 是非、こうやって環境行政をきちんとやってこられた伊藤大臣の下で、もうすぐ、熊本判決が三月二十二日に出るんです、その後、東京と新潟でも、ばっと一年間に四つの判決が全部出るんです、是非途中で和解に持っていっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。”
“私は、数か月前ですが、阿賀野川水銀で困っている人たちのところに現地視察に行きました。悲惨ですよ。どこが悲惨かというと、裁判で訴えているんだけれども、言われました、こんなものよりもずっといっぱい困っている人がいるんだと。 ここからが泣ける話ですけれども、自分も水俣病なんだと言うと子供や孫に悪影響が出る、分かりますよね、変なものを引き継いでいるかもしれないと。だから、結婚や何かに差し障りがあるから、苦労して手を挙げないんだ。表に出ている人の数の何倍あるか分からない。自分だって、この裁判を起こすのにどれだけ悩んだか知れない、白い目で見られる。訴えたら、あの集落の者はみんな汚染されているんだと言われるから、隣近所からも白い目で見られたと。 だけれども、悪いものは悪いと言って、やらなくちゃいけない。お金の問題じゃないんです。ちゃんと済みませんでしたと。 自分たちが、知らないんです、川が汚れていて、その魚を食べていたわけです。行ったらすぐ分かりましたが、僕は千曲川のそばですけれども、離れていますよ。だけれども、本当に川が流れているんだ、阿賀野川が。本当に毎日のように川魚を食べていた。”
“要するに、伊藤大臣の胸先三寸で決まることが多いんじゃないか、もちろん、伊藤大臣だけではできませんけれども。私は、後々ここに、私のようにこういう資料を作る質問者がいたときに、一番下に伊藤大臣の名前が出ているということを望みたいんです。 これは常識的に見て、皆さん知っておられると思います、まだ水俣病を解決していないのかと。ほかの国は、みんな国がきちんとわびるんです。一番有名なものでいえば、第二次世界大戦中に日本人をキャンプに閉じ込めたというのをカリフォルニア州が謝罪し、国も謝罪していますよ。それから、最近の例では、小さなカリブ海の国、そこに移民が行って、そこが土地もごちゃごちゃになっていた、全然うそだった、水道もない変なところだった、日本国政府は何もおわびをしないですけれども、あの小さな国がちゃんと補償をし、わびている。 日本人というか、日本国政府はどうも頑固でわびをしない、そういう癖があるんじゃないかと思います。私は、こういうものはさっさと間違いを認める。かわいそうなんですよ、お金が欲しくて言っているんじゃないんです。”
“私は農林水産省というところに三十年いましたけれども、余り被告でやった、余りというか、そういうものにばかり当たるのもいるんですが、一度もそういうものはありませんでしたが、国が訴えられるというのもよくあります。 よく医薬品の副作用、皆さん、みんな覚えておられると思います。サリドマイド、スモン等、今はハンセン病とかがあります。ハンセン病はもう二十年以上前ですけれども。公害訴訟も右側にあります。これで和解にというのは、途中で国が、もう分かりました、済みませんでしたと言って、やるんです。 これはどうやって解決するかというと、やはり裁判所は、当てになるようでいて、当てにならないところがあるんですよね。なぜかというと、地裁の立派な裁判官たちがいい判決をしても、高裁、特に東京高裁とかになってくると忖度をしたりする、そんなことを言うと悪いですけれども、覆っちゃうんですね。それをどこで止めるかというと、私は政治しかないと思うんです。 これをよく見ていただきたいんです。よく見ると、総理が誰だったか、大臣が誰だったのか。何となく、気の利いた優しい大臣のときに和解に至っているんじゃないかと思います。”
“質問をいろいろ用意してきたんですが、伊藤さんが気候変動問題についてはお聞きになったので、それはちょっと時間があったらということにしまして、私は、最初に水俣病についてお伺いしたいと思います。 資料を見ていただきたいんです。一ページ目に、二十八紙、全国紙も、二番目、三番目、七番目、十七番目、二十三番目、みんなありますけれども、これは水俣病の関係者がみんな調べて作ってくれた資料なんですが、見事でした、全紙ですよ。このことを社説で扱った新聞、全国紙は当然ですけれども、地方紙も全て、この判決は妥当だ、ちゃんと救済しろと。六番目の南日本新聞は、合理性に欠く線引き、お分かりになりますか、年数がたったから、地域が違うからといって削っちゃって、全然救済していないんです、そんなばかなことがあるかと。これだけ見事に国が負けた判決というのはないと思いますよ。それにもかかわらず、控訴している。 次のページを見ていただきたいんです、資料の次のページ。こういう国が訴えられている訴訟はあるんですよね。”
“こういうことだから、ちゃんと私のように、下の方にあるんですけれども、私は当選六回、環境委員会に五回、今、それから何年か続けまして、十回近くになっている、九回です。それに引き換え、ちょっと太いところを見てください、伊藤大臣は当選六回で環境委員会に五回、まさに環境大臣になるのにふさわしい経験を積んでこられたんじゃないかと思います。 僕は、試しにですけれども、環境委員長をやって環境大臣になられた方は何人いるかなんというのを調べてもらったんです。林大幹さんと松本龍さん、二人おられました。だから、務台さんも間もなく環境大臣になられる可能性が非常に高くなっているんじゃないかと思います。頑張ってくださいね。 だから、久しぶりにちゃんとしたプロの大臣を迎えました。それから、八木副大臣も下に、この頃は初めての環境委員会ですけれども、環境委員会のプロになりつつありまして、めでたく副大臣になっておられて、非常に充実したトップを抱えているので、環境省の皆さんは幸せだと思います。”
“勉強会のメンバーで、ちょっと変わったマスコミの人についてこられていた女性が東京都知事にまでなっておりまして、なかなか皆さん御出世をなされたんじゃないかと思います。 大臣は、予定どおり衆議院になられて、この度はめでたく大臣に就任されて、本当におめでとうございます。私は、国会議員になるなんて、そんなことは考えたこともなかったんですけれども、偶然こんな機会に恵まれまして、こうやって質問させていただく光栄を非常に喜んでいます。 それで、私の資料の一番後ろを見ていただきたいんです。これは、四年前に、ヤンゲスト・キャビネットメンバーの小泉進次郎さんが環境大臣になって有頂天になっていたはずなので、ちょっとくぎを刺したんです。 どういうくぎを刺したか。大臣は違いますね、逆ですから。環境大臣、副大臣、みんな環境委員会には一度も所属したことがないんです。いかに環境行政を軽視しているか。ばかにしていると思いますよ、国会の審議なんか。僕は知りません、自民党の環境部会にはさんざんおられたかもしれませんけれども。”
“おはようございます。立憲民主党、略称民主党の衆議院の篠原孝でございます。 ヤンゲスト・フレッシュパーソンからオールデスト・ジェントルパーソンに替わりまして、質問させていただきたいと思います。 私は、前に筆頭理事をやっていまして、質問は遠慮しまして皆さんにやっていただいて、これが初めてだと思うので、まず、大臣、御就任おめでとうございます。 ちょっと個人的なことを、皆さんは知らないので話をさせていただきますと、いつぐらいですかね、勉強会で御一緒した年は、一番最初は。(伊藤国務大臣「四十二年前」と呼ぶ)四十二年前、四十二年前から存じ上げているんです。某自民党の有力議員の、育成するという、どなたかが考えられたんですが、勉強会をやっていまして、結構しつこくやっておりました。役所の若き精鋭が集められておりまして、私も、我が役所から、何だかよく分からないけれども行っていて、結構勉強になったんですが、その方は、外務大臣、自民党副総裁になられました。それから、お仲間の人が来ておられましたけれども、その方は衆議院議長になられました。”
“日本人は目が悪いからしようがないのかもしれませんけれども、エネルギーも使い過ぎ、電力も使い過ぎ。こんなことはすべきじゃないし、むしろ、六兆四千億も使っている。農林水産大臣をやられていたからお分かりだと思いますけれども、農林水産予算は二兆円ちょっとですよ。それの三年分をガソリン価格の補填だけに使うなんて、僕は、何を考えているかと思いますね。 さっき安全保障の方で、エネルギーの安全保障、原発の事故が起きたらそっちの方の安全を考える方が大事だ、そっちも考えなくちゃいけないと言いましたけれども、エネルギーのことだけであって、食料のところなんかにどれだけお金をつぎ込んでいるか。全然つぎ込んでいないわけです。 こういうのを是正してほしいけれども、齋藤大臣なら両方ともできるんですよ。やってください。経産省に何十年おられたんですか。三十年……(齋藤(健)国務大臣「二十三年」と呼ぶ)二十三年。そのぐらいいて、政界に入られて、こんないいポジションにある人はいない。この人が、今までの経産行政の延長線でやるんじゃなくて、駄目なものは駄目だという方向転換を是非していただくことをお願いして、質問を終わります。”
“これは世界の人が知ったら、もうフォッシル・オブ・ザ・デーなんですね、化石賞という。すぐ、日本が真っ先にもらうんです。これは火力発電所をやっているからですけれども。だけれども、日本のトリガー条項を変えて、ガソリン価格をもっと安くして、今までどおりガソリンを使ってもらうなんて、そんな制度だったら、それはフォッシル・オブ・ザ・アワーですよ。毎時間、化石賞をもらうことになると思う。 これを見たらお分かりだと思いますけれども、右側を見てください、日本の位置。高い方から、小売価格は、OECD加盟国の下から四番目で三十四位。税負担、全然高くないんですよ。アメリカが一番安いというのは皆さん御存じだと思うんですけれども。高ければいいってわけじゃないんですけれども、ガソリンを使わなくても済むような社会。原発も必要だと、エネルギーを使ってぜいたくなことをするというのは、省略できることがいっぱいありますよ。 僕は、単純なことを言えば、皆さん、外国からしたら、御存じだと思いますけれども、部屋の中がこんなに明るい国は日本が一番だと思いますよ。何か薄暗いところでよくやっているなと思う。”
“私はひそかにそう思っていましたけれどもね。私は本当にそうだと思います。 日本の安全、経済安全保障とかなんとかあって五年間で四十三兆円の防衛費を増やす、いいでしょう。だけれども、原発事故が例えば柏崎刈羽原発で起きたら、私の選挙区の栄村、野沢温泉村、飯山市は五十キロ圏ですぐなんです。雪のときだったら、雪は柏崎よりも長野の方が三メートルも四メートルも積み上がります。それはプルームで、吸い込んだ雪が長野県側にどさっと降って、もう人間は絶対住めなくなるわけですよ。飯舘村が雨で汚染されたのと同じですよ。我々のところにはそんな防御とか防御施設とかは何にもない。それは無責任だと思う。だから、なくす以外に私はないと思います。 時間がないので、次。 私は、去年まで経済産業委員会だったんですけれども、今回からはそうじゃないんです。最後の表をちょっと齋藤大臣に見ていただきたいんですけれども。 ガソリン価格、高い高いと。私は、トリガー条項の凍結解除なんてとんでもないと思いますよ。世界中でCOP28を開いているさなかにそういう議論をしている。三党協議とか、よくそういうことをしているなと。”
“避難なんかについても、もう全く違ったことを考えていかなくちゃならないんじゃないかと。 じゃ、今作るか。どこかというのは規制委員会がちゃんとやってくれる、作ったりしていくのは、電源がどこかというのは経産省と。委員長は、いや、自然災害については、避難計画は、避難計画までとは言っていられなかったですけれども、冷たく、そこまでは対応できないというようなことを言っていたんです。そういうふうな役所的なことじゃなくて、皆さん、全部自分で責任を持ってやるという気になって取り組んでいただきたいと思う。そうじゃないと、とてもじゃないが、ああいうところに住めない。原発のことについてどれだけ震え上がったかというのを、これをよく認識しておいていただきたいと思う。 私は、我が党の立派な標語、居場所と出番のある、弱者もみんな幸せに暮らしていく、これはいい標語だと思いますよ。私は、原発は日本には居場所はないし、したがって、出番はないエネルギーだと思っています。いや、安全で云々だったらいいんですよ、いいんですけれども、ローレンス・バークレー研究所の地質学者の断言です、日本に原発はあってはならないんだと。”
“次に、避難ですけれども、何か志賀町の町長さんは原発を今すぐ再稼働すべきだということを公約というか主張の一つにして当選された。ところが、新聞報道でしか知りませんけれども、びっくら仰天して、これはもう駄目だと。 なぜかといったら、分かりますよ、五キロメートル以内はすぐ逃げるという。だけれども、逃げるといったって、道路が寸断されて逃げられない。四百人、八集落が孤立して身動きが取れなくなっている。じゃ、海からと。皆さんは覚えておられないかと思うが、三・一一のときは、結構漁船や何かで海から食料を運んだり水を運んだりしたんですよ。それができたわけです。陸路が駄目でも海から行けたんです。ところが、近づけないから海路も駄目だ。じゃ、飛行機で行く、航空自衛隊が救出してくれるか。だって、ヘリコプターで何十人も、そんなに運べませんからね。じゃ、屋内避難できるのか。それも、建物はほとんどがたがたになって、また余震でいつ潰れるか分からないから、建物の中になんかおれない。じゃ、放射能がそんなに線量が多くないところというのは。モニタリングポストが相当がたがきて使えない。がたがたですね。”
“いや、安全だった、安全だったと言っていますけれども、六メートルのずれとか言われて、今度、六メートルのずれじゃなくて、四メートルも隆起した。港が使えないというようになっているわけですね。簡単に言うと、めちゃくちゃですよ。そういう状況になっている。 だから、今までのことと違って、みんな私は再点検しなくちゃいけないんだと。配管が壊れる、それから、海水を取り込んで冷やす、それもできない。相当、断層調査をきちんとしなくちゃいけない。海底の断層調査もして、陸にどれだけ動けているか。 ただ、能登半島の北側、あれは真っすぐな線なんですが、あれは断層でできていると学者たちには分かっていたわけです。そういうのだから、あそこには断層があって、そしてそれが海にまで延びていて、一緒になってずれている。これはもう完璧にこういうのを見直さなくちゃいけないと思うんです、この安全性基準について。 これは、山中委員長、いかがでしょうか。”
“だから、新潟県民も今、柏崎刈羽原発のことについて、一旦は、電気は電気料がこんなに高くなったからもう原発も仕方がないかというふうに、まあこれはちょっといいかげんだと思いますけれども、原発、しようがないというふうになりかかっていたのを、とてもじゃないが危なくてしようがないと。なぜかというと、液状化とかが出てきたり津波も来たし、これが能登半島じゃなくて新潟で起きたらどうなるかというふうになっているんです。 ですから、もうプレートがこれだけ動いている。今まで研究とかそういうのはみんな太平洋側の、南海トラフの地震とかそっちの方にばかり重点が行っています。確かに、ここで見ても、日本海側は北丹後と福井地震と能登半島地震。ちゃんとやればもっとあるんだけれども、大体、太平洋側の方が多いんですよ。だから、太平洋側で大地震というのに、そっちの方に研究が相当行っていますけれども、日本海側も実はいっぱい起きているんですよね。だから、これは根本的に、安全かどうかという基準で私は見直さなくちゃいけないんじゃないかと思うんです。”
“こういうふうにやっていくと、よく見ると分かるんですが、今まで百年間、大地震に遭遇しなくて済むような地域にあるのは、泊と大間と島根と伊方と玄海ぐらいしかないんです。みんな、大地震がいつ起きてもおかしくない地域にあるんですよ。これはもう僕は駄目だと思うんですね。だから、動いていなかったんです。 じゃ、新潟県、新潟中越沖。新潟県の中越地震、中越沖地震、そして、その後長野県でも起きて、みんな十年置きに起きているんです。あれが何で起きているかというと、僕はよく分からない。そして、分かってきたんですけれども、一〇〇%明らかになっているわけじゃないですけれども、中越沖地震や中越地震や何かのときも、それから長野の新潟県境地方も、三連チャンで十年ごとに起きているんですよね。やはり地下水が動いていたんじゃないかと今言われ出しているんです。同じだと。そして、小さな活断層があって、でかい活断層ではなくて小さな活断層が、一つのところが動いたら、はずみでほかのところにも行って動いて大地震になる。だから恐ろしいんです。”
“何倍もあるでっかい広いところで原発が、さっき大臣は三基と言われましたが、まあ、三基でも二基でも、ちょっとしかない。だから、恐ろしくて造らないわけです。日本には原発の適地はほぼない。 それで、一ページ目の表を見てください。これは、結構手間がかかっているのは、役所の皆さんに作ってと言ったら、そちらで作ってくださいと何か冷たくて全然作ってくれないので、私の事務所で一生懸命つなぎ合わせて作ったんです。どういうリクエストをしたかというと、最近百年間のマグニチュード七以上の大地震被害と、そして地震の原因。後でよく見てくださいね、これ。そして、被害の概要、人的被害を受けたもの。北海道が抜けたのは、人が余りいないので、人的被害が少なかったので。ここに書いたんですけれどもね。 要するに、ここを見てみますと、相当な頻度で地震が起きているんです。そして、大事なのは右で、これは分からないんですけれども、その近くにある原発はどれかというのを書き出したんです、近くにあって危うくなりそうなものを。分かりますね。関東大震災は東海と東海第二だと。それから、北丹後、日本海の。これだと敦賀、美浜、大飯、高浜。”
“右側の方の木の間にあるのも柵なんです。六メートルずれたというのを、これをみんなに知らせるために、ここのところをこういう形にして残してあるわけです。これだけひどい地震だったんだと。 教授が言われたのは、日本には原発などあってはいけないんだ、こういうことが起こるんだ、分かるかと。よく知りませんけれども、プレートが動いて、プレートテクトニクスで動くのは数十年から数百年で起きると言われているんですね、こういうのでは。それで、断層地震は百年から千年の期間で起きると。だから、プレートの方のが起きるので、これはプレートによる押しくらまんじゅうでできたんですけれども、今まで福島第一原発のような事故が起きなかったのが不思議なぐらいなんだと言うんです。だから、話を聞くよりも行ってみろと言われて僕は行ったんです。これが厳然たる事実だと私は思います。このことをちゃんと認識していなくちゃいけない。 西海岸にちょっとしかない。あれだけ広いんです。西海岸は、ワシントン州、それからオレゴン州、カリフォルニア州までいったら日本の何倍あるんですかね。”
“原発推進派の人もいるし、私のように駄目だという人もいて、どっちにしろ高レベル放射性廃棄物の処理は必要なんですね。それで、仲よく議論をしながら行っているんです。結構お金がかかるんですけれどもね。 このときも行ったので、見てください、これは両隣がもう引退された富田茂之さんと増子輝彦さんです。河村建夫さんが、三党の共同議長がいまして、私が事務局長で行っているんです。ローレンス・バークレーというUCバークレーの研究所に行きました。 そこの地質学の先生のところに行っていろいろ議論を聞いていたら、その先生がいろいろまくし立てました。だけれども、こんなところで聞いているよりここに行けといって連れていかされたのが、もちろん本人じゃなくて助手だか助教授だか若い人が連れていきました、一九〇三年の、カリフォルニアの大地震で動いたサンアンドレアス断層。これはそんなに、ヨセミテ公園とかそういう有名なのじゃなくて、何かサンフランシスコの、どこへ行ったか分かりませんけれども、結構時間をかけて行ったと思いますけれども。 それで、これはちょっと余りいい写真じゃないんですけれども、左側が牧場の柵です、白いのが。”
“IAEAの資料もあるんですけれども、百じゃなくてもう九十三に、廃炉になったりしているものもあるんでしょうけれども、最新のもので日本原子力産業協会の、米国西部地域の原発、これを見てみますと、この間にロッキー山脈があるんですけれども、二基だけだと思うんですけれどもね。 要するに、みんな、地震が起きない。今オクラホマ州なんかでは地震が起きているというけれども、大した地震じゃない。震度二とか三ですよ。 何でないか。何でないかというと、単純なんですよ。地震があるからだ。地震はもう防ぎようがない。いつ起こるか分からない。 だから、原発が百基もあって、今九十三基に減っていますけれども、西海岸にはほとんどないんです。何でかというと、環太平洋の火山帯、地震帯で、地震ばかり起こる。特に日本は地震の大国で、どうやって数えるのかは知りませんけれども、世界中の地震の三割近くが日本で起きている。 次の資料、三ページ目の資料をちょっと見てください。 私、高レベル放射性廃棄物等の最終処分に関する議員連盟の事務局長をしているんです。オンカロとかああいうところ、大体行っているんですよ、みんな。”
“是非そうしていただきたいと思います。新しい知見が次々出てくるので。危険なので。 今の断層もそうですけれども、今回の断層は、陸の方の断層は分かるんですが、海の方はなかなか分からない。海までずっとつながっていた、それで大きくなったというふうに聞いています。だから、日本は断層だらけで、火山国でどうしようもないので、そこのところは本当に考えなくちゃいけないんじゃないかと思います。 これは質問というか、もう資料でお渡ししてあるので見ていただいてもいいんですが、大臣が御存じかどうか。アメリカには百基原発があって、そのうちの何基がロッキー山脈の西側にあるか。もう資料をお示ししたので、この件は御存じでしたか。知っていますか。この事実を国民に知らせなくちゃいけないと思うんですけれども、大臣、どうですか。”
“それはどうしてかというと、水が岩盤のところへ入って、それでずれる。そういう記事があったんです、大分前に。 それと同じことが、そのときは気がつかなかったんですが、今回の地震で、同じように、水が悪さをして岩盤のところの間に入って、そして、潤滑油みたいになるわけですね、水が入るから。ぬるぬるしているから。それでずれて地震が起こったということです。 ですから、私は、今後はこの点を相当、また安全性基準の中に入れなくちゃいけないと思うんですが、これについてはいかがでしょうか。大臣と規制委員長、どちらでもいいんですけれどもね。”
“これは御存じだと思いますけれども、ちょっと違う、何か地下の水が動いているというんですよね。地下の水が動いていて、そして、それがいろいろなところに影響を与えて動いているんだと。地下の構造なんて分からないんですよね。 そういうことからすると、今まで原子力規制委員会の安全性というのは、活断層、断層、そこに集中的に、ほかのものもあるんでしょうけれども、重点を絞ってやったけれども、今度の地震を考えたら、水のことを相当検討しなくちゃいけないんじゃないかと思います。 私が知る限り、私はもう一つ、シアトルにもいましたけれども、中西部のど真ん中のカンザス州に。オクラホマ州で、オクラホマはカンザスの南です、そこでシェールガスを採掘する。水をばんばん入れて出すんだそうで、どういうふうにしているのか知りません、それでガスを掘削というか地表に出す。その水が悪さをして、そして、あんなところで、アメリカのあの大平原のところに地震なんてほとんど起きないんですね、ヨーロッパ大陸もそうですけれども。それが物すごい頻発するようになった、地震が。今まで地震なんかなかったのに。”
“そこで初めて、スコープ・アンド・コンテンツ・オブ・オーシャン、そういうタイトルで、海の問題を全部ばあっと議論するところに学者が来て、集中講義ですけれども、一週間やった中にそれがあったんです。 これは皆さん御存じかどうか。みんなパズルみたいで、アフリカと南米をくっつけたら一緒になるんじゃないかと。あれは単純な議論。そこから思いついて、それで実際に調べてみたら大陸が動いているというのが分かった。それで、ひずみがあってと。 僕はずっと、フィリピンプレート、太平洋プレート、北米プレート、ユーラシア大陸プレート、それがひしめき合って、日本アルプス、長野県の高い山ができ上がったと。だから、よく分からないけれども、素人で考えていたんですけれども、その四つのプレートがひしめき合ったりして、何か押しこくられて、そして長野県がちょうどそういう真ん中にあるのでぐらぐら動いていたのかなと。だけれども、分からない。 ところが、その後、能登半島にもあって、同じだなと。よく松代群発地震が出てきました。しかし、原因が違うというので僕はフォローしていたんです。”
“後でお話ししますけれども、安全で、規制委員会、大事だと思いますけれども、その前に、原発の存在そのものが私は危ういんじゃないかと思っているんです。 能登半島に群発地震がありましたね。松代群発地震というのを、覚えておられる方は余りいないし、実地体験された方はもっと少ないと思いますが、私は高校二年から三年にかけて木造の校舎が揺れっ放しでした。私はちょっと乗り物に弱くて酔ったりするので、だから気持ち悪くなったんですね。そのうちに慣れましたけれども、あれは二、三年続きました。その頃は原因が分からなかったんですね。今だって本当の原因は分からないんだろうと私は思いますけれども。 大臣や関係者の皆さんは御存じだと思いますけれども、地震については、プレートテクトニクス理論というのができて、あれは一九六〇年代なんですよね。私は、実は、アメリカに留学させていただいたときに、ワシントン大学、シアトルにあるユニバーシティー・オブ・ワシントンの海洋総合研究所というところに行ったんです。”
“特に、珠洲、新潟県の巻原発も住民運動で反対してできませんでしたけれども、あの人たちは、ああ、よかったと安堵したんじゃないかと思いますけれども、この件について、どのように思っておられますでしょうか。”
“おはようございます。 齋藤大臣、遅ればせですけれども、三度目の大臣就任、おめでとうございます。私、大臣は一度もやっていないんですけれどもね、残念ですけれども。羨ましい限りです。 今日は、原発の関係を中心に質問させていただきたいと思います。 能登半島の地震でいろいろなことを心配されましたけれども、日本国民の大半の人たちは、よかったというか、知っていると思うんです、珠洲に原発がなかった、志賀原発が動いていなかったと。動いていなかったから。あれが両方とも動いていたりしたらどうなったのか。みんな震え上がったんじゃないかと思います。それだけ皆さん、三・一一、二〇一一年の福島第一原発の事故の恐ろしさを知り尽くしている、二度とそういうことがあってはならないということで。まあ、偶然が重なって、心配だけで済んだんですが。 余り日本のマスメディアはこの件について報道していないんですけれども、大臣はそれをどういうふうにお感じになったか。私は、幸運に恵まれて事故にならなかったと。”
“こういうのは、欧米先進諸国、例えばイギリスなんかは、政党助成金制度があっても、当然だけれども、野党になんか金は集まりっこないから野党に傾斜配分しているとか、そういういい例がいっぱいあるわけです。 だから、総務省挙げて、一年間、二年間かかってもいいですよ、各国のこの政治と金の制度をどうやってやっているかというのを精査して、こういうのがあるということをちゃんと言って報告してもらって、それを基に我々議員が議論するのでいいです。そういうふうに、少なくともデータ集めは総務省のプロにしていただきたいと思いますけれども、これは前向きな答えをいただきたいと思います。”
“だけれども、抜け道じゃないんですね、PACと呼ばれる基金をつくって、そこに集めて、そこから政治家に寄附するのはいいというふうになっている。 あちらの国は民主主義が徹底していて、透明性を確保しつつ、みんな、献金するなら献金する。だから、口座設置義務がある。現金は百ドルまでだ、いろいろちょろまかしがあるのでね、残るのを。それから、ここからが大事ですよ、匿名現金寄附は五十ドルです。だから、日本のようにパー券で二十万円未満だったら全然外に出さなくたっていい。二十万円以上で名前が出ている、パーティーですね、一〇%。三〇%を超えている人なんかほとんどいない。やはり正々堂々と献金したらいいんです。これは考え方が違う。 我が党などは企業献金全面禁止と言っていますけれども、それはないんじゃないか。僕はもらっていませんよ、ないです、そんなこともしないでやっていますけれども。献金してくれる人を拒否する必要はないですよ。だけれども、正々堂々とその政治家に献金するという形にすればいいので。”
“だけれども、それは、ホテルの食事をみんなとしているんじゃないかと。傑作なのは、みんなやっているので全部は見つけられない。 会議費。萩生田さんのところは五百十万円、会議費。料亭何とかというところでやっているわけです。それは、十分間会議をやったかもしれないけれども、その後食事をしている、その代金が何十万と、しゃあしゃあと書いてあるわけです。 分からないのは、お土産代とかいうので、どんな土産か知らないけれども。 こういうのは、技術的なことで、これはこういうふうに書かなくちゃいけないといって、きちんとやっていただきたいと思います。せっかくだから、私のところで聞いていただければいいですけれどもね。 その次の、長野県の自民党選出議員と私のものを比較して太字で書いてあります。キックバックは、こういうふうに、宮下さんなんかは間違いでこうなったと言うが、それぞれみんな違うなと思って。お金を集めるのは寄附とパーティーがあるけれども、後藤さんは専らパーティーで、一億二千万のうち半分の六千万をパーティーで集めている。”
“分かりますけれども、こういうのは、始めて、みんなに見れるように、この際直していく。いろいろなのを、みんな問題が起こったときにできるので。それをできないのは、いつも、総務省の皆さんは分かっているのに、議員にと。 例えば、三ページ目の項目別の支出なんというのを、こんなにしつこく見る人はいないと思いますけれども、面白いんですよ。だけれども、これは統一されていないからいけないので。パーティー券の購入なんて、みんなきちんと書いてあって、長野県のもそうですけれども。何か西村さんだけが突出していますけれども、多分、二万円じゃなくて十万とか二十万持っていっているからです。主賓として挨拶したりしているからでしょうねという。 飲食費。これも様々でして、へえと思って。飲食代と堂々と書いています。さすがガードが堅くて、二万とか三万とか四万で、五十万の飲食費とかいうのもないんですけれども、それが出てくるのがあるんです、ふっと見ると。ホテルに五十万とか三十万とか、誰が泊まっているのか、地元のホテルに。誰を泊まらせているのか。調査研究広報滞在費に当たると。”
“ほかの国なんかで、一般生活でもキャッシュレス、口座を通じてというか、そういうふうになったりしているのに、政治の世界だけが変なふうになっている。諸外国では、そういうのを口座を設けてきちんとやっている。そういう技術的なことについて、技術的だけれども、非常に縛りがついておかしくなるかもしれません。だけれども、単純に言えば、たった一つに例えば改正、一つにするのは難しいにしても、総務省と何々県にあるというのはややこしいです。どっちか一つ、全部総務省にしたら総務省の選挙部がパンクしちゃう可能性があるので、ちょっとごちゃごちゃして、扱いが各都道府県によって違ってきちゃうかもしれませんけれども。 最初にできることは、政治家の団体は全部、地元の団体、まあ、参議院の比例区はどうするんだとかそんなのは後からすればいいことで、ともかく一本化する、このぐらいはやってもいいと思うんですけれども、いかがでしょうか。”
“同じ後援会でも、高木さんの高木つよし敦賀後援会というのはその他ですけれども、ほかの人のは、後援会とついていても国会議員の団体としてちゃんと登録されているから、チェック・アンド・バランスが利いて。 そして、僕なんかが一生懸命、全部これをコピーして、くまなく、長野と東京を往復するときに電車の中でしこしこ見ていって印をつけておいて、後から表にしたんです。結構時間がかかっている。だけれども、一般の人たち、こんなことは誰もしないですよね。私のようにしつこく、まあ、あら探しじゃないけれども、見ようという人しか見れない。 もっと工夫して、例えばというのは工夫ですよ、その一つとして一本化して単純に見れるようにする、そのぐらいしてもいいと思うんですが。総務省が形式的にチェックするにしたってその方がいいので、これぐらいは。これぐらいって、こういうことは総務省の方で言って、そういう声があるし一本化すべきだと。そのたびに、あっちに裏金があった、こっちに裏金があった、裏口座があったと。ややこし過ぎる。”
“だけれども、西村さんの例でいうと、兵庫九区総支部と総合政策研究会、萩生田さんははぎうだ光一後援会、世耕さんは紀成会、大体二つなんですよね。だけれども、それぞれ違って、どっちでお金を集めたりしているのかというと、寄附金のところを見ていただくと、世耕さんは圧倒的に、紀成会に九千万なんですよね。こういう使い方をしているんです。 だけれども、みんながそうしているかというと、そうでもない。総支部を大々的に使っている人もいるんです。次のページの高木さんや何かは、総支部の方がいっぱい使っているんですね。私なんかは総支部ばかりです。 それから、同じような名前で後援会というのを、茂木さんと棚橋さんは、後援会連合会、総連合会といって、その他の団体で全然チェックを受けなくていい団体になっていて、そして億という金が使い道が不透明だと。だけれども、見てみますと大体三つぐらいです。そんなのは一つにしたっていいんじゃないかと僕は思います。”
“実は私も訳が分からなかった、長野に緑政会というのがあって、東京にも口座があった方がいいからと、篠原孝全国後援会、これは国会議員の関係団体になっています。三つあるんです。しかし、うちの秘書に言わせますと、何か一々、長野にある総支部、そういうところを通じて何かやるというのは面倒くさいから、自由に使えるので、議員会館にあった方がいいというので三つになっていますが、そんなのは、それは技術的にはそういうややこしさがあるけれども、こういうのは一本化したっていいんだろうと思うんです。 自民党の皆さんのは健政会とか地域政策研究会、似たような名前ですけれども、二つあって、もっとあるんですよね、でっかいもので知られているのだけでこれだけある。それで、なおかつ、何か総務省の所管のものと長野県の選挙管理委員会のと二つあって、だから、探したりするのが疲れるんですよね。 一ページ、二ページのところを見ていただくと、ほかにもあるんですけれども、代表的なのを。大体、そんな三つも四つもあったって、そんなに使っていないので。ちょろまかしするために、もう一つ変なのを設けている人はいますけれども。”
“これは三十分間で済む話じゃないですから、これでやめておきますけれども、是非考えていただきたいと思います。 じゃ、どうしてこれを言うかというと、各省の法案では、最初は議員提出法案だったけれども、五年たって見直したりするときは、もう分かっているからというので内閣提出法案になっているのがいっぱいあるんですね。そういうのがあるんです。それは、コンセンサスを完璧に得られて、五年間施行してやってきて得られて、そこをちょっと改正するぐらいだから内閣が引き取ってという。最初が議員立法だからといって、ずっと議員立法と同じように議員提出でやっているというんじゃないんですね。それと同じようなことをやってもいいんじゃないかと思います。 二つ目の提案ですけれども、収支報告書、私はこれはいろいろ見ましたが、どこがいいかなと思って、五ページ目です、一番後ろのページのところ。しつこくこうやって、みんな、この際だから比較してみたんです。長野県選出国会議員の企業、団体からの寄附、パーティーの収入比較というもののついでに、表の左から四つ目の資金管理団体というのを。”
“そうやってきて、限界があって、抜け穴だらけになっているんですね。この際、やり方を変えていただけたらと思うんです。 それはどうしてかというと、我が国は議院内閣制、アメリカなんかは各省が法案を提出できないわけですね、議員がみんな、だから提出者の議員の名前がついた。完璧な三権分立です。我が国はちょっと違って、議院内閣制になっている。総理大臣は、二重人格というか、内閣のトップであるとともに自民党の総裁という、こういうちょっと複雑な感じになっています。どこまでがコンセンサスかというのを、これまた審議の仕方に関わるわけですけれども、与党で審査して、与党はパスしたのを内閣提出とする。 だったら、ちょっと変えればいいんだろうと思いますよ、それをやらないと。総務省が提出したのをゼロから国会で議論して直したりしていく。順序を先に、先に議論するんじゃなくて、総務省に原案を作ってもらって、それを、これでいいか、これじゃ抜け穴があるじゃないか、もっと厳しくしろ、いや、これじゃやっていけないということを後からやればいいんです。そういうふうにしていったらいいんじゃないかという提案です。”
“ほかの、今議論のある個人のパーティー、僕はこれも禁止すべきだと思いますけれども、これはおいておいていいですよ。少なくとも、訳の分からない、訳の分からないと言っては悪いが、派閥主催のパーティー、二万円のパー券を売ってという、これは禁止する、こういうものをきちんと書いていただければ、それに応じて次の段階、ステップに踏んでいけると思うんですが、いかがでしょうか。”