篠原孝
立憲民主党・無所属 · Japan
“小池百合子知事ががんがん、選挙のときだけおとなしくしていましたけれども、始めていますよ。 しかし、おかしいと思いますよ。首都圏で、首都圏というか、首都で緑が一番ないのは東京ですよ。ほかのところで造ればいいんだよ、お台場でも銀座でも。それをわざわざ神宮外苑に百メートルを超えるビルを三つも建てる。気が狂っていると僕は思います。 それで、大石武一初代環境庁長官はどうされたのか。田中角栄首相、そして群馬、新潟、福島の知事、みんなそろって、尾瀬沼を潰して観光地にすると。これを彼は、彼というのは、初代大石環境庁長官は阻止して、今はどうなっているんですかね。みんな尾瀬に行きます。そういうことをできるんですよ。ストップできる。だから法律ないですよ、そんな。環境庁長官、今は環境大臣がストッ…”
“これも残念ながら官房長の答弁みたいですね。これね、分かるんです、行ったり来たりすればいいんです。だけれども、本家本元、親元は環境省で、厚生省に出向し、外務省にも出向し、ほかのところで、悪いことをしているというか、悪いことって、公害を一番つくっているのは経産省ですから、経産省の公害の元の役所や何かに出向すればいいんです。だけれども、本家本元は環境省だ、そういう人をつくって、いっぱいほかの省庁のポストを食って抑制すればいいんですよ。そういうずるいことを考えればいいんだろうと私は思います。 だから、絶対にアンブレラミニストリーですよ。環境で網にかかって、みんな、どこの省庁にも関わりがある。それは外務省も同じようなことで、外交というので。だから、それを利用してやれば私はいいんだろ…”
“名称変更がこんなにあるんです。だけれども、何でかたくなに、この前ちょっと資料だけやって説明しませんでしたけれども。私は環境委員会も長いんですよ、近藤委員長が長いんですけれども、その次の主ですよ。それで、一番最初は十九年前にこのことを言っているんですよ。四回ぐらい、鳥獣というのはそんなに悪い名前じゃないけれども、けだものというのはあんまりじゃないの、みんな変えているんだからと。 見てください、こうやって変えているんですね。これは僕の分類ですけれども、差別的なのはみんな変えていますよ。一番最新は、一番下を見てください、下請企業を受託企業と。傑作なんですけれども、孫請企業というのはそのまま残るんです、法律用語じゃないから。下請というのは屈辱的ですよね、やはりよくない。それから、…”
“おはようございます。立憲民主党、略称民主党の衆議院の篠原孝でございます。 今日もというか、今日は、前回はそんなに資料を出してありませんが、今日は作るのに相当時間がかかったんですけれども、資料を提供して、何を指摘し、質問したいかというと、環境省の仕事の体制ですね、きちんとしていただきたいということで、私の意見ですけれども、聞いていただきたいと思います。 資料を見ていただきたいんです、横紙の資料を。環境省と防衛省の事務次官の出身省庁というのを。これは前から気がついていたんですけれども、非常に情けないなと。見ていただくと分かると思います。同じように、かつて庁だったのが省になった。二〇〇一年に環境省になり、二〇〇七年に防衛省になる。 防衛省は、二〇〇九年に中江公人というのが、どう…”
“美しい答弁で、そのとおりだと思います。愛護の方が広いんですよ。動物を虐待から守るだけじゃなくて積極的につき合っていこう、動物と。これだったら鳥獣の獣ですよ。いや、下に見ているんじゃないと言いますけれども、やはりけだものですよ。こんな名前は変えたらいいんですよ、平安時代に使っていたからといって、今も伝統墨守で、誰もそんなことやれなんて言っていないんです。 いっぱい変えているんですよ、もう、右側に書いてありますけれども、都道府県は、野生生物や野生動物に変えているのが半分以上です。ただ、農林部局は絶対鳥獣です。分かりますよ。作物を荒らしちゃう、このやろうめだから、けだものだから蹴散らすというのは、それはしようがないですよ。だけれども、こちらは、熊、撃ち殺すと。しようがないですよ…”
“政策をきちんと考えるよりも、国会をちょろちょろ回って、うるさい農林議員たちに理解していただく、これに膨大なエネルギーを費やしています。 環境省なんて、そういう感覚はほぼゼロです。いや、いいですよ、ちゃんとやってくれるんなら。ちゃんとやっていなくてそういうこともするんじゃ駄目なので、もっと政治家とかほかの人たちに説明する。そういう姿勢が如実に表れてどじをしたのがマイクオフ事件ですよ。あんなの、農林水産省の役人が地方に行って現地説明会して、あんなことをする気もないですし、夜中までとっちめられますよ、このばか農政で、霞が関で何も知らないくせに何やっているんだといってやられます。そういう場面が環境省の役人にはないということですね。 どうもこれはいけないので、大臣、こういうのを、大…”
The complete record
Every one of 308 lines we hold for 篠原孝, in date order, each linked to its source. Free to read, in full, without an account. Page 4 of 7.
“皆さん、そういうところを見てこないんですかね。日本は異様なんです。 真面目過ぎる国民性がそういうことをしたわけです。戦後、はげ山になっちゃった。じゃ、植えろというので植えた。真面目だから、苗木は軽いですよ、てっぺんまで植えるわけです。でっかくなったときにどうやって切り出すかを考えたら、こんなところに植えたって、切って搬出するのにとてもじゃないが手間がかかってやってられないと分かるんですけれども、えっさえっさと、私のじいちゃんやばあちゃんや、ひいじいちゃんやひいばあちゃんが植えたんです。それがみんなでっかくなっている。 もう一つあって、薪炭林で、まき、それから炭でみんな料理をしていたのに、それがばっと、一九六〇年代から七〇年代、五〇年代の後半かな、なくなった。だから、薪炭林がみんな要らなくなっていった。それで、林種転換。雑木林、天然林から、役に立つ木にというのでぶわっと植えたんです。それが杉なんです。これがみんな伐採期に来ているんです。 じゃ、今、その下です、杉人工林の。五十年を超えると伐採期になるんです。だけれども、切れないんですね。”
“杉花粉ばっかし狙い撃ちして、簡単に言うと魔女狩りですよ。 うちの秘書の場合は、杉花粉じゃなくてブタクサだそうです。世界的には、ブタクサの花粉症で悩んでいる人の方が多いんだそうですね。だけれども、同じように、空気が汚れたり、きれいになり過ぎたりするのがある。 資料を見ていただきたいんです。杉花粉症関連の資料です。 何で杉花粉が狙われるかというと、しようがないと思うんです。見てください、この数字。杉人工林の面積の割合、国土の一〇%が杉の人工林で覆われている。こんな国は世界中どこにもないと思いますよ、一つの樹木で。多様性に欠け過ぎているんですね。LGBTQでもって多様性を認めなければいけない、いろいろな人間がいなくちゃいけない、国会議員もいろいろな人がいていいというのと同じですよ。女性議員も増やしてきている。森林面積の一八%、人工林の四四%ですよ。 皆さん、全然違和感を抱かない、山のところに杉が植わっている、長野の場合はカラマツが多いんですが、山というのはああいうものだと思われる人が多いと思います。世界の熱帯林、北欧だって行ってみた、人工林があんなふうにいっぱいあるところはないんですよ。”
“そうしたら、免疫力の問題で何か、もちろん杉の花粉が一つのきっかけにはなっているんでしょうけれども、元々、日本人の体が変なものでもってむしばまれていたり、きれい過ぎて、きれい過ぎてというのは、皆さん、御存じだと思います、瀬戸内海の環境保全法。余りきれいになり過ぎて、栄養分がなくなり過ぎて、いろいろなものが取れなくなったりする、そういうのがあるんですよ。余り人間がいじくり回しちゃいけないという証拠だと思います。 この研究、ちゃんとやっていないんですね。やっていただきたいと思うんです。厚生労働省はどのように考えているんでしょうか。”
“僕はこの前、都市部の人たちの方が排気ガスを吸っているから、だから、変なのが入ってきて、それでアレルギー体質になっていて、アレルギーでもって拒否反応を示す、田舎で生まれ育った方が花粉症になりにくいということを申し上げました。実際、僕の経験ではそうなんです、周りを見てもらうと。 しかし、あの後、雑誌の記事に面白いのがあったんです。田舎で生まれ育った方がかからないと。理由は、こんなことを言っちゃなんだけれども、小汚いところで、牛小屋があり、豚小屋があり、細菌、ほこりが飛んでいる、そういうところで育っているから免疫力が増しているんだ、そういうものに対して。都会は、何せきれい過ぎるところにいて免疫力がなくなっているんだと。 確かにそうなんです。東京で杉の木なんてありますか。まあ、イチョウの木や何かもみんなぶった切るというばかなことをやっている知事がいますけれどもね、けしからぬことに神宮外苑の森をなくすなんて。森がないわけです。 何でそんなにかかるか。飛散も、分からないんですけれども、数十キロ、百キロなんて飛んでいかないというんです、杉の花粉。東京の人たちもみんな花粉症にかかっている。”
“私は幸いにして花粉症ではないと思いますけれども、よく皆さんに迷惑をおかけしていると思います。でかいくしゃみをするんですね。私の同僚はひどいことを言いまして、篠原さんは意図的にやっていると。どうしてというと、気に入らない人がしゃべっているときにでかいくしゃみをすると。そんなコントロールはできません。 だから、花粉症かと思っていたらそうじゃなくて、僕はにおいは駄目なんですが、本当に人よりもでかいくしゃみ、ちょっと我慢すればいいんですが、我慢すると気分が悪くなるので、済みませんけれども我慢せずにでかいくしゃみをしているんです。これもそうかもしれないんですけれどもね。 だけれども、統計によりますと、日本人の四割から五割が花粉症で悩んでいると。私の秘書なんてかわいそうですよ、目は潤んで涙が出てきて、この前も申し上げましたけれども。これは国民病で、だけれども命には関わらないから、がんとか高血圧とか心臓病とかそういうものと比べて研究が進んでいないんじゃないかと思うんです。”
“じゃ、次は、二つの問題について質問をさせていただきたいと思います。この二つとも援軍の質問ですよ、いつものとおりなんですが。 誠に済みませんけれども、これは林野庁が大きく関わります、花粉症対策ですね。もう一つは、SAF。皆さん、大体、SAFという言葉は聞かれたことがあるかと思いますけれども、バイオ燃料ですね。BDF、我々はバイオ・ディーゼル・フュエルと言っていましたけれども、何か途中から皆さんが、サステーナブル、この言葉は好きなので、サステーナブル・アビエーション・フュエルというふうに言い出して、SAFというふうに言っています。 これは、挙げて国土交通省の問題であり、経産省の問題なんですが、環境問題ということは、僕はいつも申し上げていますけれども、アンブレラ、傘の一番上にあるのが環境問題全体、環境省なんです。だから、ここでちょっとひさしをお借りさせていただきまして、農林水産省、まあ林野庁です、それから経済産業省、国土交通省、この皆さんに来ていただいて議論をさせていただきたいと思います。 まず、ちょっと時間がなくて尻切れトンボに終わったので、花粉症対策です。”
“しかし、和解の音頭を取って先頭に立たなければいけないのは政府だと思いますけれども、大臣、これについてどういう感触を持っておられますでしょうか。”
“みんなは分かっているんだけれども、自分たちの子孫や近所の人たちに迷惑をかける、あの村は水俣病の患者だらけなんだ、そうなっちゃいけないから、みんな自制して訴えることができなかったんです。そういう社会のことをお分かりだと思います。だから、それをちゃんと裁判長は分かって、除斥期間なんてとんでもないとやったわけです。そのとおりだと思います。子供たちからも怒られているというんです、訴えた人が。自分は水俣病の水銀がまだ残っているかもしれない、分からないんですけれども、そういうことだから、救わなきゃいけないと。 三つそれぞれ、大阪は大勝利、熊本はひどい判決だと思います、全然認めなかった。今度は金額は多い。だけれども、金額の問題じゃないんです。お金の問題じゃなくて、お金の問題もあるけれども、ちゃんと責任を持って国なり企業なりが済みませんでしたと言うかどうかなんです。やはり国が前面に出なければならないと思いますけれども、判決が出たばっかしで、これからもまだ続きます。”
“篠原でございます。 四十分間、質問させていただきます。 まず、環境大臣に、昨日大事な判決が出ました、水俣病についてですけれども。よく分からないんですけれども、三つ、みんなそれぞれ違う判決ですよね。しかし、昭和電工の責任は認めた。 僕は、数か月前に、原告団長の皆川さんとゆっくり話をしてきました。私の率直な感覚を言わせていただきますと、国が何でも責任というのは、分からなかったと思うんです。だから、こんなことを言うと原告の皆さんにお叱りを受けるかもしれませんけれども、圧倒的に悪いのは昭和電工だ。なぜかというと、水力発電でずっと上流にあったわけですね。そして、川に垂れ流しているわけです。本当に、千曲川と比べても全然短い河川なのにもかかわらず、水量が豊富で、魚が幾らでも捕れたわけです。それをみんな、肉なんてないです、水俣の方で魚を食べていたように、同じように食べている。 それで、妥当な判断で除斥期間二十年なんて、これはとぼけるなと。”
“皆さん、農的心を失われずにおられることをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。”
“よく分かりましたね。さすが副大臣です。 だから、本田宗一郎さんはどうしたかというと、そのとき休んだんです、工場を。農業と工業を一緒にやっていけばいいんだと。そういうことなんです。それを、専業だ、兼業はいけないと決めつけるのは、私は絶対よくないと思っているんです。それを、相変わらず、専業だ専業だと言っている。これは絶対改めていただきたいんですけれどもね。 いっぱい質問をしたいんですけれども、ちょっと時間がないので、来週の一般質疑で続きをさせていただきます。 この件について、兼業も、関係人口というもの、二地域居住だとかいうもの、そうしたものを巻き込んでいって。兼業農家もちゃんと農家として位置づけて、守っていかなくちゃ駄目だと思いますよ。地元はそうなんですよ。 この点について、この法律は相変わらず、二十世紀の新自由主義的な考えに凝り固まった条文になっていると思いますよ。これは修正しなくちゃいけないと思いますよ、今更間に合いませんけれどもね。この点について、いかがでしょう。これで質問を終わります。”
“これはやめますけれどもね。 本田宗一郎さんは全然違ったんです。農業批判、一切しなかったんです。うちの工場で一生懸命働いていい製品を造っている人は、農村で生まれ育って、人柄もいい、勤勉なのだと。そして、あちこちに工場を建てた、欠陥が一番少ないのは熊本の工場だと。 ここから、答えてください。だけれども、年に二回だけ、異常に欠陥率が高くなるときがある。何のときだったんでしょうか。分かりますか、大臣。副大臣でもいいですよ。どなた、副大臣。大臣にこういうことを余り聞いちゃいけないから、副大臣。何のときですか。年に二回だけ、欠陥率が高くなっちゃうんですよ。”
“そこに、私がちょっと論文みたいなのを書いてエコノミストに紹介されたので、行け行けどんどんの叶芳和さんという経済学者と私が対談させられまして、野坂昭如さんがコメントを述べておるんです。 これは、延々ずっと続いている大きな農家、小さな農家、私は小さな農家の方がいいなんて一言も言っていないんです。小さな農家を捨てるのはよくない、大きなのをやってもいいんだけれどもと言っているんです。 それで、熊本県、いろいろ半導体でもありますけれども、ホンダの工場がありますよね。大臣の地元の事務所が大津町の室の一二二―四、ホンダの工場が平川の一五八〇。 土光臨調というのも、はるかかなた、昔になりました。農業を過保護だと言っているときの総本山です。そうじゃなかったんですけれどもね。経団連や経済同友会が、農業保護をけしからぬ、けしからぬといって提言をしていました。土光さんはトップで、副が二人、井深大と本田宗一郎です。 井深大さんは、日本に農業は要らない、東南アジアを日本の食料基地にと。だけれども、商社はみんな失敗したんです。それをまた海外に投資なんて言っている。何を考えているのかと思います。”
“理解できないんですね。 今おっしゃったこと、分かるんです。米は余っているんだからやらなくていいんじゃないかと。当然、議論しましたよ。だけれども、米ですら採算が合わない。採算が合わない米、捨てていいんですか。高鳥さんは困りますよ。北陸や、米産地帯は。 だから、米だって困っているから一番安い一万五千円で、麦や大豆を高くしておいて、米しかできないところは米でやっていいですよと、仕方ないと思う。だけれども、ほかのところは米じゃなくて麦、大豆にしてくださいよという指針を示したわけです。米を捨てていいんですか、余っているのを捨てていいんですか。そんな冷たいことをしちゃいけないと思います。 次に、望ましい農業構造の確立という二十六条、大問題なんです。 それで、恥ずかしながら、私の昔の雑誌のコピーを一番最後にお配りしております。四十三年前です、朝日ジャーナル。朝日ジャーナル、分かる人はおりますかね。大臣は分かると思います。左手に朝日ジャーナル、右手に少年マガジン、あるいは、いかがわしいのは平凡パンチだったと思いますけれどもね。それが大学生の一般的なものだったんですよ。”
“本州のことを念頭に置いて、北海道はそうなるだろうなと思っていたんですが、何か、十アールとか二十アール、三十アールなんですが、北海道だけ桁が違って、十ヘクタール、ソバを急に作ったりするから、物すごい所得補償額になるわけです。まして、このときはもう、遊休農地を農地に復活したらというのも加えましたから。 私が廊下を歩いていたら、国会見学に来た人たちがいまして、篠原さんと言って、列から飛び出してきて僕のところに来たんですよ。何ですかと。篠原さんですね、あんたのおかげで俺はもうかっていると。ソバを四十ヘクタール作っていると言う。 そうしたら、余るんです。菜種は、幾ら作ったって駄目で、全然作らなくなっちゃっているんですが。 いいですか。では、二年後、所得補償額をそれに応じて上げたり下げたりできるんです。現に、農林水産省は飼料米についてやっているじゃないですか。今年は十アール七万五千円だけれども、来年七万円にして、再来年六万五千円にすると。飼料米は余っているからですね。そうやって需給調整できるんですよ。賢いですよ。ちゃんと先の金額も言っているんですよ。”
“稲津さんの質問、おられますかね、いないか。大事なときにおられないんですね。質問のときに、そういうことを言っておられて、それに対する答えですけれども、違うんですよ。 だから私は、うちの金子が、うちの組織では部門長というんですけれども、農政を取り仕切っておられるから、このことをちょっと触れてほしいというのをいただきましたので、特別に資料も作ってまいりました。それを見ていただきたいと思います。七ページのところですね。戸別所得補償で需給調整するというのを、大学の先生のレクチャーみたいになって恐縮ですけれども、せっかくの機会ですから、見てください。 こういう作物は、規模が小さいので、最初からハンディがある。これは、でたらめというか、みんな仮定ですよ、何ヘクタールなんというのは。所得補償額を決める。これだけの耕作面積があった。需給を見ていったら、米は安定、小麦は相変わらず足りない。これもみんな仮定の話ですよ。大豆が、油原料は無理だけれども、納豆、みそ、しょうゆの部分は自給できた。ソバは、これは現実に起こったんですけれどもね、我々の政権のときに。”
“口先だけじゃなくて、ちゃんとやってくださいよ。こんな情けない予算というのはあり得ないんです。みんな農林水産軍団が声が小さいか、活動していないからだと私は思います。迫力がなくなってきているんじゃないかと思いますよ。 次に、戸別所得補償。 これは、こんなことを言ってはなんですが、私が相当心血を注いでつくったのを、何かいろいろこの場でけちをつけられている。心外なので、資料で反論したいと思う。私ばかりが言っているというのではいけないので、まず、資料として、戸別所得補償の衝撃というのを、村田泰夫さんという朝日新聞の論説委員、編集委員です、この方が、まだやり始めたばかりのときに、こう書いてあるんです。よく見てください。今まで、転作、米を作るな、作るなと言っていたのをやめて、それはやめて、ちゃんと本作にしてきちんと作ったらいいと。作る方にお金を出すというのが、農業者戸別所得補償なんです。 それで、大臣が、舌足らずで、マスコミは一部だけを切り取りますから、真意じゃないとは思いますけれども、戸別所得補償は需給調整に逆行する、需給調整ができないというふうに、農業新聞に書いてありました。”
“さっきちょっと言いましたけれども、目玉で中山間地域の直接支払いというのを、前の法律の後はあったんですけれども、今回、そんなのはあるんですか。僕は見当たらないんですけれども、何かあるんだったら言ってください。”
“例えば、規模の拡大ができないできないと言っていましたけれども、平均耕地面積は四・六ヘクタールになっている。なかなか規模の拡大をしなかったんです。三十八年間、一九六一年から九九年までに一・〇ヘクタールから二・一ヘクタール、ちょっとしか増えていないのに、この二十五年間でこれだけ増えているんです。いっぱい農業をやめる人がいるからですね。 あと、ほかに農業生産額とかがあるんですが、問題の、上から三番目の農林水産関係予算を見てください。四・一%から一・九%に減っているんです。もっと細かにやったのが、一枚めくっていただいて、一般会計に占める農林予算の推移というのがありますけれども、ほかの省庁の予算はみんな増えているんです。農林水産予算だけ減っているんですよ。こんなけしからぬことを許しておいていいんでしょうか。私なんかの怠慢です。皆さん方の怠慢でもあるんです。 昔、農業は過保護だ、農業に予算を使い過ぎだと。これも、うそニュースだったんです。使っていないんです。これはヨーロッパとの比較なんて入れていませんけれどもね。全然やっていないんですよ。”
“ところが、右が空欄ですけれども、農林水産省に、ここのところを、今、自民党がどうやって検討したかを入れろと言ったら、よく分からないとかいって、ぼけたことを言っているんです。後でちゃんと入れておいてくださいね。 真ん中。真ん中は総合農政調査会で、今は亡き松岡利勝さんがやけに張り切って、農林水産省の役人どもはへとへとになっていましたけれども。本当に真剣にやって、そして審議です。中川昭一さん、私は総理になるのを期待していましたけれども、このときが一番さえわたっていたと思います。大臣として、答弁、彼は格好つけるんですね。答弁書を読まないんです、自分の言葉でしゃべる。ちょっと危ういところはありましたけれども、それの方が生の声が聞けていいんだと思います。それで、最後は小渕総理も出席してというのは同じです。それだけ大事なものなんですよ。 ところが、駄目でして、次の、後ろの方を見ていただきたいんですけれども、この細かい数字、これをよく見てください、二ページ目。農業を取り巻く情勢。一般的な情勢を一ページ目に書きましたけれども、数字的なのはこれだけ変わっているんです、いろいろ。”
“福岡正信とか、いっぱいいるんですよ、ここの三人より前に。だから、大臣はそういう環境のいいところにおられるんですよ。だから、有機農業を是非きちんと位置づけてやってください。 熊本にはそういう、ほかには、ちょっと見たら、松田喜一さん、八代ですけれども。あの辺の農家にいろいろ指導されておられた篤農家もおられて、そういうところで大臣も育たれて、そして議員になって、農林水産大臣をやっていられるというのは、そういう巡り合わせだと思います。ですから、大臣がそういうことをやられなかったら、なかなかやってくれる人はいないんじゃないかと思うので、期待しております。 それから、次ですけれども、一ページ目のところをちょっと見ていただきたい、一ページの表。それぞれに、心血を注いで、この基本法を作っているんです。 はるかかなた昔、田中角栄政調会長なんです。田中角栄さんというと日本列島改造論ばかりが前へ出てきますが、熱心にやっていられたんです。実質的にやられたのが井出一太郎、井出庸生さんのおじいさんです、農業基本政策調査会長。”
“それだけ考えられたら、もっとびしばしやっていただきたいんですよね。 消費者の役割というので、環境負荷低減のことを考えて消費してくださいよと。悪いことじゃないです。消費について口を挟むというのは余りしてきていないんですよね。それをやっている。 有機農業は環境負荷の低減と今大臣は言われましたけれども、そればかりじゃないです。日本国民に安全な食料を提供するんです。だから、消費者に、それを食べてくださいよと、堂々と言えばいいじゃないですか。やっていないんですよね。 大臣、ちょっと今見えますかね、私がどういうネクタイをやっているか。大臣に敬意を表して、くまモンのネクタイなんです。本当は長野県のネクタイをしようと思ったんですが、宮下さんは、おられるだけで、余り、本当は宮下大臣のときに、大臣で質問したかったんですけれどもね。残念ながら大臣でなくなられましたので、この次の機会、まだ議員をやっていたら、きちんとやりたいと思いますけれどもね。 それでは、有機農業。大臣のところに有機農業のカリスマ的な存在の人がおられるのを御存じだと思います。菊池養生園というのを御存じでしょうか、竹熊宜孝さん。”
“私は、でっかくなって専業でやるのは否定しないんです。ですけれども、ほかの人たちをみんな入れ込んでやっていかなくちゃいけない。それを、効率的な大規模農家とその他とかやっている。 僕は、多様な農業として位置づけるべき農業の一番真っ先は、イの一番は有機農業だと思うんですが、大臣はこういう認識をされておられますでしょうか。”
“この三人ですね、有機農業三傑、あるいはもう一人いて四天王か、三傑かですけれども、一年ばかりの間にばたばたばたと亡くなっちゃったんです。この人たちの考えを継承しなくちゃいけないということで、特別三連チャンでレクチャーというか勉強会を開くことにしました。本人たちに聞くのが一番よかったんですが、亡くなられてしまったので、縁の深い方にやっていただくことになっています。来週、池畑さんのところから、リクルート、参加してください、有機農業推進議員連盟に入ってくださいというのと、この案内が行きますから、よく見ていただきたいんです。 何でこの有機農業が入っていないのか。後で触れますけれども、何か多様な農業と言っている。多面的機能もそうです。いろいろな機能があるんだというのを、ウルグアイ・ラウンドの後半、それからドーハ・ラウンドにつけて、ずっと言ってきました。しかし、多様性というと、LGBTQは大事なのでそればかり出てきますけれども、農業においても多様性が必要なんです。これは幾ら言ってもなかなか分からなくて、規模がでっかくて専業でやっている人だけが大事なんだと。”
“余り皆さんは御存じないかと思いますけれども、私は、有機農業というのをずっと、農林水産省の役人時代から、虐げられながらやってまいりました。日本有機農業研究会霞が関出張所員というあだ名がついていました。中川昭一さんは、親しく、同じ農政を一緒にやっていたので、彼が冗談を言って、篠原さん、ユウキ農業というのは元気の出る農業ですかといって、わざと冗談を言っていた。そのぐらい有機農業というのは駄目でした。みんな認識が足りなかったんです。しかし、さっきSDGsで申し上げましたとおり、世の中が変わったんです。 これをちょっと見てください。これは、済みませんけれども、有機農業推進議員連盟の総会の案内。この一番下に、池畑さんが事務局長をやっていた、ここに、まだ承認されていないんですけれどもね、なっていまして、大勉強会を開くことになっておるんです。ちょっと見ていただくと、山下惣一、金子美登、星寛治、これを知らない方がおられたらちょっとよくないので、是非知っていただきたい。 次、後ろを見てください。”
“悪いことじゃないんですけれどもね。 皆さん、この緑の羽根をやっていますよね、昔からやっているんです。緑に対する敬意というのは日本国民にもあるんです。 ヨーロッパは、国民、市民とか都市住民は、環境を守ってくれているのは田舎に住んで生活している人だ、そこにお金を出していいんだということがもう定着しているんです。だから、文句を言わないんです。 ところが、我が国は、昔さんざんそういうことばかり言っていた人がいますけれども、林道なんかは人間よりも熊の方が頻繁に歩くとか、そういうばかなことを言っていた人がいまして、それが、今で言うフェイクニュースなんですが、すっかり洗脳されていまして、本当のようになっていました。これを変えていかなくちゃいけないと思うんです。今回の改正は余り目玉はないようなんですけれども、やはり緑、環境だと思うんです。 そういう点では、池畑議員なども質問されていますけれども、資料三と四を見ていただきたいんですが、有機農業。 みどりの食料システム戦略とか、二一年に変わりました。突然変わったんですね。”
“これは、生産条件が不利だから有利なようにというようなことを算定基準にして、傾斜度が何度だとか、そういうことでばかりやってきましたけれども、時代は変わって、SDGsの時代、環境が大事だということになってきて、今、この法律も環境負荷の削減というのが盛んに書かれています。 ですから、中山間地域の直接支払いも、山を守って、水を守って、洪水を防いでいる、国土強靱化というのは、何も、コンクリートで何か造るのだけが国土強靱化じゃないんです。ですから、直接支払いに環境支払い的な概念を相当入れてもいいと思うんですが、いかがでしょうか。”
“立憲民主党、略称民主党の篠原でございます。 質問の時間をいただきましてありがとうございます。本当はもっと前にたっぷり質問時間をいただくような感じになっておったんですが、ちょっと風邪を引きまして、元々滑舌が悪いのに、がらがら声で質問しては失礼かと思いまして、今日になってしまいました。 時間がないので、早速質問に入らせていただきます。 皆さんのところに資料をいろいろお配りしてあります。気にしないで見ていただけたらと思います。この食料・農業・農村基本法は非常に大事な法律ですし、私はこれに五十年ほど携わっておりますので、私の頭の整理のために、二枚ほどちょっとペーパーを作ってみました。これは後々も使うつもりなので、皆さんも有効活用していただけたらと思います。 まず最初ですけれども、大臣、日本農業新聞を見ていましたら前向きに答えておられましたけれども、前の改正のときに、中山間地域の直接支払いが具体的なものでは導入されたんですね。”
“そういうのは厳しく断罪しなくちゃいけないと思います。 そして、断罪はともかく、過失だし、しようがないからといっても、困っている人たちはお金じゃないんですね。名誉ですよ。自分は、先天的におかしいんじゃなくて、水俣病でこういうふうになってしまったんだと。勘違いされているわけです。そういうもののあかしにもなるんですよ。水俣病なのでと。水俣病がだんだん子々孫々変なふうに、ちょっと、遺伝するのかどうかというのを僕もよく知りませんけれども、そういうものを恐れられています、そんなのは時間がたたないと分からないんですけれどもね。 だから、今早く絶対に救うべきだと私は思います。そうじゃないと、日本の姿勢が問われると思います。是非そういう政治決断を大臣にしていただきたいと思っておりまして、この点についてお答えいただいて、質問を終わらせていただきます。”
“もう持ってきませんでしたけれども、この手のもので政治決着した横紙の表を前のときに持ってきましたけれども、今回は持ってきませんでしたけれども、政治決着の経緯というのを分かりやすく書いておきました。 見てください。第一次政治決着しているんですよ。このときの為政者は立派だと思いますよ、総理大臣、環境大臣。 第二次政治決着もあって、これは議員立法でやった、今大臣がお答えになったとおりですけれども、それでも千七百人以上が四地裁で訴訟をやっていますけれども、十倍はいると。千七百人ぽっちじゃない、本当は困っている人。だけれども、言い出せないで我慢して、そのまま亡くなっていく。この訴訟団、私と同じ年で、平均年齢七十四歳で、もう何百人も亡くなっている。本当に、露骨なことを言えば、死ぬのを待っているのかと。 これは救いの手を差し出すべきだと思います。特に新潟なんかはいかがわしいのがぷんぷんしていて、最初、昭和電工は、農薬が原因だとかいって一生懸命言い逃れしようとしていたんです。信じられないですよ。海の方から逆流してきて、その魚を食べたからだとか、めちゃくちゃ言っているんですよ。”
“しかし、その地で生活して、さんざん魚を食べて育って、そして手足がしびれてきたり、そして字が書けなくなったりするわけですが、そういう人たちを何でほったらかしにしておくのか、僕は信じられないんですよね。 時間が少なくなりまして、言っておきますと、外国に行っていると分かるんですが、広島、長崎は結構知られているんですよね。多分福島も、スリーマイル、チェルノブイリ、福島と知られるようになるだろうと思います。 だけれども、意外に皆さんが知っているのは水俣なんです。ジョニー・デップ、彼を主人公にして映画もできています。それだけ世界が関心を持っているんです。地球環境の時代です。恥ずかしいことだと思います、まだ水俣病が六十八年たっても補償も済んでいないというのは。それは貧乏国だったら分かりますけれども、まあ、金がそんなにあるとは言いませんけれども、世界第四位のとか、ああいう主張は余り好きじゃないんですけれども、すぐ決着すべきだと思います。”
“そして、訴えた途端周りから物すごい文句を言われて、あの地域が、みんな同じような食生活をしていますから、水俣病にかかっている集落だ、それが分かってしまう。 だから、この九千六百人が対象外になったなんていうけれども、それっぽっちじゃなくて、阿賀野川のところに行ったら、そんなものじゃない、十倍以上確実に患者がいるというんです。だけれども、訴えもできない、周りの目が。金欲しさに今頃になって文句を垂れているとか、そういう陰口もたたかれるわけです。意を決して、これじゃあんまりだというので裁判を起こしている。それに対しても救いの手を差し伸べられないなんというのは私はどうかしていると思いますよ、これは本当に、前も申し上げましたけれども。 これから新潟で、東京で、それで熊本もあれは十四陣まであって、一陣と二陣だけなんですから。だから、疑わしきは罰せずというのは刑法の世界にありますけれども、疑わしきは補償するで、いや、これは水俣病じゃないなんて、そんなのは一〇〇%原因が特定できないですよ、いろいろな病気は、すぐ分かるもの以外は。分からないはずですよ。”
“なかなか難しいと思いますけれども、要するに優しい心を持っているかどうかだと思いますよ。 私は、何回も行っているんですけれども、不知火湾とか八代湾、水俣のところには。つい最近、阿賀野川に行きました。ああいうところで何でこういう事件が起こるのか、行ってみてびっくりしました。川が、物すごい水量が多いんですよね。それで、だっと日本海に流れるわけですけれども、その川のすぐ横にいて、だから川魚をしょっちゅう食べたんです。それだったら食べるだろうなと。もう五十メートルも離れていないんです。土手のすぐのところに家があって、川でいっぱい魚がある。それで、上流に昭和電工があったわけです。 話を聞いて、見てきましたけれども、今度四月十八日に判決が下るわけですけれども、涙が出てきますよ。さんざん、もう発症したのは分かっているんです。だけれども、診察に行って水俣病だと言われると、自分の子供も孫も遺伝しているんじゃないのか、あのうちの娘とは結婚できないとか、そういうのがあったりするわけです。だから、恐ろしくて診察にも行けないんです。我慢していた。”
“誠に済みませんけれども、私と同じ年の八木さんはがたが来ているので、気がつかなくて、何年もたってから発症するんです、遅発性発症で。それを、いや、十年以内に発症するはずだと。人は様々で、丈夫な人は発症なんてしないですよ。大分たってから、体が駄目になりかけたときに発症したりする。 そんな、民法の不法行為の二十年の除斥期間なんというのを、病気のこんなところに絶対当てはめるべきじゃないと思います。これは、ちょっと小学生じゃ分からないかもしれませんけれども、中学生だったら分かるんじゃないかと思います。 みんな見解をさっさと改めていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。”
“海はつながっているんですし、魚は泳いでいきますし、その区域内の魚しか汚染されていないなんてあり得ないんですよね。ちょっと考えたら分かるのに、小学生だって分かりますよ。 だから、そんなごちゃごちゃ言わずに、政府方針を変えていくべきだと思います。これを見ていると、僕もそんなに精査したわけじゃないですが、司法が判断して、国が政治決着して、いいところにだんだん来ているんだと思います。この辺り、地域限定と除斥期間の、一、二、三、みんな含めてですけれども、見直すべきだと思います。 特に除斥期間なんて、私、今、風邪を引いています。だから、緑のマスクをしてきています、風邪をうつさないように。コロナじゃありませんから、やっているんですけれども、風邪の菌が入ったって治りますよ。だけれども、一旦体の中に汚染物質がたまって、そしておかしくなったら、それはずっと除去することはできないんですよ。 それで、お分かりいただいているように、若いときだったら、同じことをやったって、朝日政務官は全然びくともしないで、何にも発症しないと思いますよ、健康そのもので元気だから。”
“日本はそういう愚かなことをしちゃうんです、都に任せておけば、市町村に任せておけば。それは国が、権限がないじゃなくて、僕は、大臣の見解として文句をつけたっていいと思っている。それを期待しております。 次に、水俣病についてです。 これは、今までの積極的な支援質問じゃなくて、糾弾質問になりますけれども、前は、国が負けたから、慌てて言い訳コメントを出していましたが、環境省が。今度は、勝ったから知らんぷり。やはり、これは真逆の判決なんです。これを見てください、判決比較というのを。これは、私だけで作ったのではなくて、環境省にもお手伝いいただいたんですが、よく分からないのがあって、右左で全然違うんです。ちょっとかぶさって、熊本地裁が認めたのは、対象区域外も水俣病が発症することがあるんだといった点以外、真逆なんです。 これは、そもそも国がちゃんとしなくて、ふにゃふにゃしているからで、結論の方を先に言っちゃいますと、本当に、第三回目の政治決着を図るべきだと思います。 対象地域の二十五人は罹患を認めている。二十一人は地域限定していないです。当たり前です、そんなこと。”
“地方分権、地方分権とみんなやって、それで、みんな、都の権限だ、あるいは、都に言うと区だとか言って、僕は、これは駄目だと思います。信用しないわけじゃないんですけれども、地元の市町村になったら、お金になって、何か景気よく買って、みんな走っちゃいますよ。だから、日本国全般のことを考えて、これは大事だから維持するんだと。 例えば、神宮外苑にしても、文部科学省の名勝指定をして、名勝指定をしたら乱開発できなくなるから、今から名勝指定しようなんて、それは遅過ぎるんですよね。名勝は歴史的な文化財とかそんなのだからあるんですけれども、そうじゃなくて、今や、自然環境として大事だというのを国民は認めると思いますよ。国がしゃしゃり出て、これを指定して、これは守っていけ、変なふうに使っちゃいけないぞと。世界中で、何とか公園の緑をぶった切って、そしてビル三つ、百八十五、百九十五、八十五だそうですけれども、こんなところに建てるなんて、そんな計画を作る、ないですよ、パリでも。ブーローニュの森、バンセンヌの森でも、ハイドパークでもセントラルパークでも。”
“それから、最後に、ちょっととっぴな質問になります、これは大臣にお答えいただきたいんですけれども。 私、大臣の前の大臣には、一生懸命やってくださいとやったんですが、何かというと、神宮外苑の開発ですよ。船田元さんが音頭を取って、船田さんが会長で、あれを何とか止めさせなくちゃというので、自民党では務台委員長もそのメンバーに参加していただいたんです。委員長は立派なことをいっぱいされているんですよ。 あれなんかも、生物多様性というのは神宮外苑も内苑も併せて、あれこそ自然共生サイトになっているし、今度の戦略を作成させるというのも、この中に取り込んでいっていいような気がするんです。だから、みんな受け身なんですよね。受け身じゃなくて、環境省が、ここは守らなくちゃいけないんだ、自然共生サイトにすべきだ、ちゃんとやれ、守れというようなことを言って、やっていってもいいような気がするんですけれども、どうでしょうか。”
“それじゃ、次ですけれども、自然共生サイトもそうなんですが、何か、企業を入れ込もう、入れ込もうというのはいいことだと思いますけれども、悪いことじゃないんですが、余りこれは調子に乗ってやるとよくないと思います、企業はやはり利益を上げなくちゃいけないので。 環境でこういうのをやっていますよというのは、企業イメージがよくなって、そこの会社のいろいろなものが売れるようになる、あるいは、採用するときに、そういう汚れない新人が入ってくるというのはあるかもしれませんが、やはりちょっと違うところがあると思うんですね。見たら、支援証明書というか、お金がかからないものでやるとなると、僕は、さっきの、棚田を守ってやっている人、景観を考えてきれいに刈取りをしている人のところにお金を払うべきだと思いますけれども、企業に支援証明書、あんたはいいことをやっているとかになると、だんだん図に乗ってきて、この山はみんな私たち、私たちというか我々が、我が社が管理した方がいいんだというふうになってくる。 今、林野の土地なんかは全く売れないから、そういうことは言っていませんけれども、日本の財界は本当にみっともないと思います。”
“環境省は一つ上の段階にあるんですけれども、私が今言った橋本行革のときに、覚えている人はいると思いますけれども、橋本龍太郎首相は山男で、環境庁に相当肩入れしていたんですね。統合というのを言っていたので、行管と郵政省とどことか、そういうのじゃなくて、農林水産省と環境省の統合というのも考えられていたんです、サイズも同じになるし。 特に環境分野、林野庁と環境省が非常に密接な関係があるので一緒にした方がいいんじゃないかと言ったら、駄目だと。農林水産省みたいに全然違ったところと、環境省は汚れない、いい役所なんだから。本当にそうなんです。だから、一番小さい省として独立しちゃったんですよね。 今、虚心坦懐に考えたら、農林水産省と環境省は一緒になってやっていった方が、連合軍を組んだ方がいいような気がするんですけれども、そういうような考えはまだ残っていますか。あるいは、残っていなくても、これから考えられるでしょうか。”
“そういう点では、三省共管というのは理にかなっているんですね。こういうことを柔軟に進めてください。それはなぜかというと、環境省はアンブレラで、一つ上で全体を考える役所ですから、そういうふうにやっていっていただきたいと思います。 これは大臣にお伺いしたいんですが、橋本行革で省庁再編があって、厚生労働省などはでか過ぎて訳が分からなくなっているというのがありますし、内閣機能の強化といったら、強化されたのかどうか知らない、だから、罰が当たって岸田一強とかになっているので。これは余計なことですけれども。 内閣に何とか室、何とか室ができて、どこで何をやっているのか分からないわけです。問題だと思いますよ。なるべく担当省庁があるところは担当省庁のところにやって、そしてそこが中心になって一緒にやればいいのに、何でもちょっと各省に関わりがあると、内閣に何とか室を設けてやったりする。そういうのがあるので、そういうのを改めていただきたいと思います。”
“林野庁の知識をかりてやればいいんです。 今まで余りやってきていなかったかもしれませんが、今までも配転、何だかんだ農林水産省は人が多いから、あるときに仕事を失う。だから、ほかの省庁に行ったりしているんです。国鉄の職員が違う各省のところに配転されていったりしているのがある。この場合は是非そうしてやっていったらスムーズにいって、総務省の行管、定員部局に要求するときも、是非そちらの知恵を欲しいのでこっちにと言ったらすんなり通って、もっと速やかに統合が行われていくんじゃないかと思います。 それで、ちょっと場所が違ったりしていますけれども、現場は同じなんです、現場は同じですから。ちょっと工夫すれば幾らでもできると思います。考え方が一緒なのは、九州の、知りませんけれども、調べてありませんけれども、国土交通省の整備局だとか経産局というのは多分福岡にあるんじゃないですか。だけれども、農林水産省も環境省も、それは真ん中にというので、地方ということで熊本に置いてありますよね。そういうので、発想は同じだと思うんです。これをやっていただきたいんですが、いかがでしょうか。”
“なかなかうんと言わないんです。こういうふうになるわけです。だけれども、中野市になればそうしてもらいたいわけです。一緒なんです。分かりますか。片方は水害防止だけ、片方は農業振興だけ。地元は気づく。だけれども、国土交通省の方はなかなかうんと言ってくれない。私が質問して、一年か二年ぎゃあぎゃあ言って、ぎゃあぎゃあは言っていない、優しく説得して、そして通達が出て、また、それは僕が譲ったんですよね。皆さんすぐお分かりになると思いますが、遊水地は川の外なんです。だから、いいと。ところが、なぜ千曲川河川事務所、河川局が恐れるかというと、川の中の河川敷を農業に利用させてくれと言われてきたらバンザイなんです。ほったらかしになっている。これは、皆さん、何でいうかというと、あそこは自然共生サイトにもなっているんですよ、水と土の接点で。環境がいいんです。水があるし、緑があるし、あれはまさに環境省と国土交通省の接点のところなんです。 つまり、地方支分部局に行ったら一緒にやった方がいいんです、絶対に。森をどうこうと、いっぱい森を指定していますけれども、それは環境省だけでやる必要はないんです。”
“新しくやって新しく採用しているというのもいいんですけれども、まだ残っているので、林野庁でずっと働いてきた人を自然公園の管理人にするとか、もうやっているはずだと思うんですけれども、そういうことをやっていただきたいと思います。 もっと言えば、各省庁、霞が関はヘッドクオーターはみんな違うんですが、市町村に行くと一緒なんです。片っ方の役所は、例で出しますと、二〇一九年に大洪水が起きたんです。新幹線がぷかぷか浮いたのを皆さん覚えていますか、世界中にぶざまな姿をさらしたのは僕の選挙区のところですね。だからというので、遊水地。六十年に一回の大水害なんです。三か所造って、七十ヘクタール、五十ヘクタール、三十ヘクタールのところを、七メートル穴を掘って、そこにいざというときに水をためる。千曲川河川事務所、国土交通省河川局はそれしか考えていないんです。 分かりますか。七十ヘクタール、六十年に一回の水害のために、そのままほっておくというのはどうかしていると思います。当然、僕じゃなくて、地元でも、そんなのはもったいない、七十ヘクタール、それは、水害のときは水を入れていいけれども、農業に使わせてくれと。”
“民間企業はろくなのがないですよ、山の中へ行けば。海岸端だったらまだ多少あったかもしれない、工業地帯にね。ないから、国の地方支分部局に就職するんです。物すごく立派な人たちが農林水産省の地方支分部局の職員になっている。 同じ地方支分部局の職員でも、最初はいいんですけれども、食糧事務所というのがありました、食糧事務所で働いていた人たちにはちょっと悪いんですが、これは権力行政で、米をどこかからどこかへ持っていくと、一等米だ二等米だと検査するようになったら、だんだん役人的になってくるんです。ところが、林野庁の職員の皆さんは、あちこち山を回って、ここの木は切って、ここはこうしなくちゃというので、山を守るというので、そういう意識でずっとやってきているんです。それを要らないと。がんがんがんがん削られて、六万騎とか四万騎とかいっていたのに減らされて、この右側、これだけになっているんですよ。それで、環境の仕事が増えているからということで、環境の地方事務所をつくる。 ここからですけれども、また提案ですが、私の質問なんかはほとんど提案なんです。”
“つくばの研究者は、自分の研究したものでお金をもうけて自分によこせなんというのを考えたこともないと言うんです、自分の研究がどこでどのように使われようと、なるべく早くみんなに使ってほしいだけだ、一生好きな研究をさせていただいていて、こんな幸せなことはないので、お金をよこして、それでなんて、そんなことは考えたことがないと言ったら、財務省は、だから、企業感覚がないから、お金がないから農林水産省は国のお世話にばかりなっているんだとぬかしたので、相当優しい私がでっかい声で怒りましたけれども。 次に、林野です。山を守っている。 皆さん、田舎で生まれ育った人たちはお分かりいただいていると思いますけれども、だんだん少なくなっちゃって分からないかもしれませんけれども、東京へなんか、大阪とか名古屋、都会へなんか誰が行くかと。行きたい気持ちもあるんだけれども、ここに生まれて育ったんだから、ここで生きていかなくちゃいけない。おやじもおふくろもいるし、じいちゃん、ばあちゃんもいる、俺がいなくなったらどうなるんだと。しかし、農業、林業だけでは食っていけない。 じゃ、どういう道を選ぶんですか。就職先を探す。”
“次に、自然保護官とかがいて、環境行政は大事になっていって、だから、どんどん増やしていっていいんですが、資料を見てください、ちょっと。環境省と林野庁の地方支分部局。 私は、農林水産省に三十年いました。農林水産省の組織の中で、いろいろな、食糧事務所、統計情報事務所、営林署、つくばの研究機関、駄目だと思います。僕は、優れた組織は二つあって、これは絶対維持しなくちゃと思っていたのが研究機関です。どうしてかというと、研究者は一生懸命研究している。それはすぐ役に立つ研究じゃないですけれども、一生懸命やっている。 独立行政法人にして、自分で特許でもうけてやっていけという議論があったんです。ダイオードの関係で、企業で研究者が訴訟を起こしたりしていますね。 それで、財務省の突っ張った主査や主計官と議論したときにこう言ったんです。実際、そうなんですよね。”
“サーティー・バイ・サーティーですけれども、僕なんかそんなに勉強していなかったから、バイと英語で出てきたら、何々によりという動詞しか頭に浮かばないですよ。伊藤さんなんか、ちゃんと勉強されたから分かると思う。バイが何々までにというのは、そこまでバイに意味がある、分かると言っている人は相当受験勉強をした人じゃないかと思います。二〇三〇年までに三〇%で、分かる人がどれだけいるんですかね。 国際会議ではどんどん使ってくださいよ、英語で。英語でどんどん議論してくださいよ。我が日本国民にサーティー・バイ・サーティーなんと言うのをやめてください、そんな。二〇三〇年までに三〇%、地域を指定して自然を守っていくんだ、何でそう言わないのかと。僕は、そういうセンスを疑うんですね。 だから、糾弾しているんじゃないんですよ、要するに、そうやった方がいいですよと言っているわけですよ。長野の田舎にいて、サーティー・バイ・サーティーなんといって、何か三十が三十を買うのかといって間違われたりしますよ。絶対、三〇年までに三〇%なんて、すぐ分かる人はほとんどいないと思います。”
“あっちは例えばAP何とかとかやらなくちゃいけないんですが、日本人は賢いから、長い英語を略して使いますよね。これはなかなかいいアイデアだ、分かりやすいわけですよ。例はいっぱいありますよね、長く言わないで。 そういうのだったらいいんですけれども、どうも何かちょっと分かりにくい言葉を使っているんですよ。これは改めていただきたいと思うんですが、副大臣、いかがでしょうか。”
“だから、そういうのを考えたら、何で日本語を大事にしないのか。例えば、突然名前をタカシ・シノハラじゃなくて、シノハラ・タカシとするんだと。それならそれでいいですよ。そこまで日本の仕組みにこだわるんだったら、何でわざわざ日本語があるのに英語を使うのか。どこか基準が狂っているんです。 環境行政は、そもそも国民の理解を得なかったら進んでいかないんです。だから、カーボンゼロというのも、ゼロは知っているでしょう、カーボンというのは一般国民が分かりますかね。デカーボナイゼーションなんというのも、デコ活のデだそうですけれども、エコロジーぐらいは分かっても、分からない。どうしてこういうことを、だから、やめてください。そして、片っ方で、やったらまた悪いですけれども、これは絶対やりますからね。鳥獣にこだわって絶対に野生動物としない、矛盾しているんですよ。 私は一貫しているんですけれども、分かりやすい日本語に、分かりやすい言葉でやりましょうと。もし、片仮名でもみんなに分かりやすいんだったら僕はいいと思います。”