山岸一生
立憲民主党・無所属 · Japan
“率直なお答え、ありがとうございます。もしここで答弁しないという話だったら、これは本当に議論にならないなというところでしたので、木原長官の率直な御答弁姿勢、まずは評価したいというふうに思います。 この文化芸術懇話会の代表は、木原当時の衆議院議員そして青年局長でおられたわけです。この勉強会における参加者の方の発言が大きな問題になって、当時、やはり危機管理に定評があった安倍政権でございますから、木原当時の青年局長を速やかに更迭をし、発言者、特に著しい事実誤認の発言をした方を注意をしたり処分をしたりということになったわけでございます。 なぜこの話をまず持ち出したかと申しますと、木原長官は沖縄基地負担軽減担当大臣という立場でいらっしゃいます。そういう方が、沖縄の基地負担の在り方に関…”
“立憲民主党の山岸一生です。 木原大臣、あかま大臣、黄川田大臣、小野田大臣、よろしくお願いします。 まずは、各大臣の皆さん、長官の皆さん、御就任おめでとうございます。これから当委員会で積極的な政策論戦をしっかり深めていきたいと考えておりますので、今日はそのスタートでございますので、まずは、細かい政策論争のところというよりは、四人の皆さんそれぞれの政治姿勢といいましょうか信条のような部分、こういった根っこ、これからの議論の土台になるところをきちんと確認をさせていただいて、それから中身の議論に入っていければ、こういうふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 まず、木原長官、中でも大変御多忙でいらっしゃいますし、今日は、大分の方ですかね、大きな火事もあっているという…”
“まだ聞いていないことをフライングで答えないでください、あえて順番を追って質問しておりますから。 これは通告とも関わってくるんですけれども、政府の皆さんが、迅速に通告しろと。丁寧に1、2、3と通告すると、聞いてもいないのに2、3を併せて答える。これでは議論は深まりませんから、ちょっとこれは、大臣、変えていただきたい、改めていただきたいとお願いを申し上げます。 今の御発言ですと、先んじてお答えいただいたわけですけれども、話を戻すと、政府として決まった定義はない。となりますと、これは、答弁する方とか場面とかによって意味合いが変わってくるということになるわけですね。 そうしますと、排外主義とは一線を画するというのも、これは、私はこれが排外主義ではないと思っているから排外主義とは一…”
“当時、取材をしていた私の立場からすると、本当に当時の自民党の皆さんというのは行け行けで、とりわけ安全保障とか沖縄問題に関しては、今から振り返れば、本当に暴論というか、恥ずかしいというふうな言論でさえまかり通っていた空気というのはあったんじゃないかなと思うんですね。 今、木原長官は、いや、ちょっとやはりこういったことは行き過ぎで、自分の考えとも違うという趣旨の御発言をされたんだけれども、午前中の答弁で、やはり、もしかしたらあの時代に木原長官はすごくノスタルジーを感じていらっしゃるのかなと。自民党一強、敵なし。どんな、ある意味では侮蔑的な、あるいは差別的な発言があったとしても、それがまかり通ってしまうかのような、その頃の時代にノスタルジーを感じながらこれから仕事をされていくん…”
“お手元の資料ですと三番、四番になりますけれども、私、所信を見るときは、何を語られたかということももちろん重視をしますけれども、何を語らなかったのかということもまた同じぐらい意味があるのではないか、そこに大きな政治的意図があるのではないか、こういう視点で各大臣の所信的発言を聞かせていただきました。 黄川田大臣、大変担務が多いのでページ数も多かったわけなんですけれども、幾つか、昨年の担当大臣に比べると、発言が落ちているものがございます。二つ大きくあって、一つがLGBTQの部分、そしてウォーターPPP、二か所、ちょっと議論をさせていただこうと思います。 昨年は、共生担当大臣の御発言の中に、性的指向・ジェンダーアイデンティティ理解増進法に基づき云々かんぬんという発言があったんです…”
“今大臣からもフライングでおっしゃってもらいましたけれども、ヘイトスピーチ解消法、これは確かに、一つの、我が国法制度において、外国人の排除とか排外主義ということを、直接ではないにせよ一定規定しているものとして挙げられるんだろうと思うんですけれども、ヘイトスピーチ解消法の二条に定義規定があるわけですね。長いんですけれども、大事な条文なので読み上げたいと思うんです。 専ら本邦の域外にある国若しくは地域の出身である者又はその子孫であって適法に居住するものに対する差別的意識を助長し又は誘発する目的で公然とその生命、身体、自由、名誉又は財産に危害を加える旨を告知し又は本邦外出身者を著しく侮辱するなど、本邦の域外にある国又は地域の出身であることを理由として、本邦外出身者を地域社会から排…”
The complete record
Every one of 310 lines we hold for 山岸一生, in date order, each linked to its source. Free to read, in full, without an account. Page 6 of 7.
“まず、組織、団体によるある特定の類型の犯罪を前提犯罪といいますが、この前提犯罪でもうけたお金は犯罪収益ですよ、この犯罪収益を隠したり移転したり使ったりしたら、それはマネロン罪ですよ、こういう整理になっているわけなんですね。 では、この前提犯罪というのは何だろうか。決まりがずらずらずらとあるわけなんですけれども、実はこの中に今回の裏金事件が含まれるんじゃないかと私は思うんですね。 厳密には、政治資金規正法の二十五条の一項、不記載罪、これは組織犯罪処罰法で定めるところの前提犯罪に当たるか当たらないか。法務大臣、お願いします。”
“私、やはり非常に、こうした情報の出し方を含めて、誠実さがないと思いますし、問題を小さく見せよう、そういった意図を感じざるを得ません。 やはり、こうした今回の報告書、先ほども議論があった、幹部の責任追及の発言はあるのに、肝腎の幹部の発言が一切出てこない。こういったことを含めて、関係者皆さんに政倫審の場で御説明いただく、このことを申し上げて、残った時間で、松村大臣とそして法務大臣と、この裏金事件はマネロン罪ではないのかという議論をさせていただきたいと思います。これは前回持ち越しまして、失礼しました。 資料の十三を御覧いただきたいのでございますけれども、日本のマネロン規制の体系を整理した資料でございます。 せんだって、当委員会で総理が、組織犯罪の定義は定かじゃありませんと御答弁されたんですけれども、実はあれは不正確でございまして、組織犯罪処罰法という立派な法律がございます。先ほど階議員も取り上げておりましたが、少し違う観点で議論いたします。 日本のマネロン対策というのは二段構えになっています。”
“これは是非国民の皆さんも一緒にお考えいただきたいと思うんですけれども、では、何順なのかという話でございまして、多分、委員の皆さんはもう推測がついていらっしゃるかと思いますけれども、会合費、研修会、懇親費用、小口現金、事務費と来て、最後にリース、旅費。最後に一個例外がありますけれども、もうお分かりのとおり、これはあいうえお順、五十音順に並んでいるんですよね。 私、こういう出し方というのは非常にミスリーディングだと思うんですね。やはりこういうふうに並んでいれば、普通は、上から金額順とか人数順だろうとみんな思うと思うんですよ。ところが、これはひょっとしたら、十万円のものもあれば、一個で一億円のものもあるかもしれないということですよね。何の説明にもなっていないと言わざるを得ないわけなんです。 財務大臣、コメントできないかもしれませんけれども、こんな発表の仕方で、これが使い道ですと言われて、説明になりますか。いかがですか。”
“やはりそれが基本だ、政倫審で、議員それぞれが納税の意思を表明し、表明しなければ調査に入る、これが一番早道だということを申し上げておきたいと思います。 続けて、この自民党報告書、もう一点、私、見ていて、何だろうなということがありましたので、議論したいと思います。 パネルの十二番を御覧ください。 主な使い道を書いていらっしゃるんですけれども、私はこれを読んで、非常に、よく分からなかったのでございますね。上から順に、会合費とか研修とか懇親とあるので、やはり飲み代とか食事代が多いという意味なのかなと思ったんですけれども、でも、別にどこにも金額順とは書いていないんですよね。では、何順なんでしょうか。 財務大臣、これをぱっと御覧になって、何順で整理してあるかお分かりになりますか。”
“なので、これをやはり変えるためには、政倫審の場で、それぞれの議員の皆さんが、いや、私はこれだけ余っていました、修正申告します、こういうふうに表明していただくよりないんじゃないかと私は思うわけなんですね。政倫審で御説明すれば、私は、これは国税庁にとっても非常に、いろいろ判断していく上で大きな材料になるんじゃないかなと思うんです。 先ほど、調査に入るか入らないかということはいろいろな実態を見ながら判断するということでございました。今、多分、国税庁は、やはり政治家相手ですから、税務調査は相当慎重に見極めていらっしゃると思います。こういった中で、当事者である議員が、党の意向とかは関係なく、政倫審に出席をして、使い道を説明し、余った分は納税するという意思を示せば、これは当然、国税としては一つの判断材料になりますよね。うそをついているから調査しようと思うか、正直に言っているから申告を待とうというふうになるか、一つの大きな判断材料になるということでよろしいですか。”
“すなわち、自主的に申告するか、あるいは摘発を受けるかによって、三百万円以上負担が変わってくるという御説明をいただきました。 多分、こういったことを今、当事者の自民党議員の方々も考えていて、恐らく、お一人お一人は、もう納税してしまいたいと思っている方も多いと思うんですよね。 資料九を御覧いただきたい。パネルはございません。 実際、報道もあるんですね。読売新聞で、先週、還流分の納税検討という報道が出たこともありました。でも、これは不思議なことに、その後すっかり消えてしまって、先ほど申し上げたように、森山座長は、いや、税金の関係は生じませんというふうな打ち消しのコメントをしていらっしゃるんですね。 当委員会でも、今横にいらっしゃいますけれども、自民党の上野議員が先週総理に質問したときに、納税させるべきだと質問したんですよね。いい質問だと思ったのに、総理はそこだけ答えなかったんですよ。スルーしたんです。いつの間にか、自民党が組織としては納税という問題から逃げて、逃げて、逃げているわけですね。”
“八百万の申告になるわけですね。今のは自主的な申告の場合です。 ここで、税務調査が入ったらどうなるのか。しかも、より悪質な仮装、隠蔽が認められた場合にどうなるかということも、これは計算をお願いしております。 今のモデルケースで、自主申告しなかった、後から税務署に言われて悪質性が高いと認められた場合、三つ増えますね、過少申告税、重加算税、そして延滞税の増額と、かかるわけですけれども、これを含めると、一体幾らの請求書が回ってくるんでしょうか。教えてください。”
“山谷議員のケース、毎年四百万円以上で、五年間で二千四百三万円、これをそのまま置いていましたというケースですね。ちょっと金額が分かりづらいので丸めまして、一年間四百万で、五年間で計二千万円だった、こういうふうに仮定をして、モデルケースとして考えてみたいと思うんです。 これは国税にお願いしておりますけれども、給与所得が二千万円の方が、一年間四百万で、五年間にわたり二千万円の雑所得を申告していなかった、これを修正申告しますということになった場合、この方は、私の理解では、所得税率が四〇%、住民税率が一〇%になりますので、この場合の納税額は幾らになるかということを、機械的な試算をお願いしています。幾らでしょうか。”
“今大臣から、友人としてアドバイスをできるかもしれないという話がありましたが、是非やってください。 これは、もちろん国税の調査を求める声もあるんだけれども、まずは自主的に申告をされるということが一番手っ取り早いわけでございます。分かりやすいわけでもございます。これをまず進めてもらうということが大事だということを申し上げて、では、自主的に申告をされると一体何が起きるのか、少しシミュレーションしてみたいと思います。 一覧表の中で、ずらずらずらとございますけれども、下の方に、山谷えり子議員、ちょっと例として取り上げさせていただきます。 全く個人的に、他意はございませんけれども、山谷議員は大変額が分かりやすいということと、一切使っていない、手をつけていませんとおっしゃっていましたので、そのまま残っているということで、分かりやすい。更に申し上げれば、美しい国ということをずっとおっしゃっていましたので、今恐らく、強い公共心と高い道徳心で、是非とも納税をしたいとお考えではないかなと思いますので、参考として取り上げます。”
“先ほどもほかの議員の質問の中で、国税に対して個々の議員のことはできない、これはおっしゃるとおりです。 でも、そうじゃなくて、一人一人の議員の側、同僚でいらっしゃる議員に対して、これでは示しがつかない、修正申告しようじゃないか、これぐらいは言えるんじゃありませんか。どうですか。”
“財務大臣、誠実な方とお見受けしました。おっしゃるように、国民の声なんですよ。 国民の皆さんにこれから納税をお願いしていく以上は、大臣、裏金をつくっていた自民党議員の皆さんに、修正申告してくれませんか、納税しませんか、率先垂範して税金を払いませんか、これぐらい呼びかけてもらえませんか。どうですか。”
“国民感情を伺っています。これを見た国民が、こんなことで、正直者がばかを見るような、そんな税制では困ると皆さんが思っていらっしゃる。 そういうときに、大臣として、やはり国民の皆さんに納税をお願いする以上は、今のような木で鼻をくくった答弁じゃなくて、もう少しないですか。”
“当然、国税当局が精査をして判断していく、当たり前の話なんですね。 それを、この自民党の調査は、いやいや、政治資金でございましたと、何の権限もないのに予防線を張っている。さも税務当局に、来るな、来るなと、入らせまい、入らせまいと言うかのような文章になっていて、私は、これは国税庁への挑戦状ではないかというぐらいの文章だと思うんですね。 財務大臣、この間の議論を聞いていただいて、大臣はどう思われるか。こんな報告書で、裏金は確かにばれましたけれども、過去に遡って全部政治資金でしたから税金を払う必要はありません、我々は税金を払いません、こんなふうな説明で、今、確定申告の期間中で様々な声が上がっている中で、国民の皆さんが快く納税いただけると財務大臣はお考えになりますか。いかがですか。”
“仮に当事者、あるいは当事者が所属する組織が非課税であると言い張ったとしても、今おっしゃったように、実態を見て雑所得であれば、当然これは国税庁の責任と権限において課税所得として処理ができる、こういう理解でよろしいですか。教えてください。”
“実質的にどうであったかで判断する、当たり前のことですよね。だから、それは今時点では当然、決着はついていないわけです。これから中身を精査して決まってくるわけなんだけれども、では、それに対して自民党はどういうふうに言っているのか。 先ほどの資料三番、パネルでございますけれども、政治活動費以外に用いたと述べた者は一人もいなかったとわざわざ書いているんですね。つまり、個人のたんす預金ではありませんでしたということをわざわざ言ってくれているわけなんです。 さらに、補足的に、座長であった森山議員がどう言ったか。政治資金として皆さん処理しておられますから、所得税の関係は発生しないと理解していますとわざわざコメントしてくれているんです。 一体、自民党はいつから国税庁も兼務するようになったんですか。実態はどうだったかということは、国税庁が判断して決めるんじゃないんですか。 国税庁、何が政治資金に当たるか、何が雑所得であったかということは、これは自民党に決める権限があるんですか。そんなはずはないですよね。”
“そこで、こういった保管の仕方をされている、ずっとお金を保管し続けて、後からばれたら、いや、政治資金でしたからこれは非課税です、こういう取扱いがそんな簡単に認められるわけがないと思うんですね。 国税庁、これは一般論で結構でございますけれども、長期間にわたって、何らかの収入があって、現金で手元に保管していた、使っていません。これは当然、雑所得として、課税収入となる対象ということでよろしいですか。”
“まさに、なかなか立場上、あるとは思いますけれども、やはり多くの国民は、適切な申告、納税、それが果たされなければ調査ということを求めているわけでございます。こうした国民の声に、先週公表された自民党の調査、あれがきちんと応えているんだろうか。私も熟読をして、非常に疑問がございます。 パネル三を御覧いただきたいと思うのでございますが、八十何名おられて、お金を使っていませんでした、手をつけていなかったという方が三十一名いらっしゃる。当然、これは使わなかったら雑所得になりますよねということを再々議論してまいりました。 幾つか例を御紹介したいんですけれども、この三十一名の方がどうやってお金を取り扱っていたのか。 パネルはございませんが、資料の四番目で山谷えり子議員の事例を御紹介しているんですけれども、山谷議員は、現金で事務所にそのまま置いていました、こういう説明をされているんですね。金額、二千四百三万円ですよ。二千四百万円の現金がごろごろ転がっている、自民党の事務所というのはそういう感じなんですかね。銀行ですか。普通、ないと思うんですよね。”
“不公平感が既に生じてしまっているからお尋ねをしているわけでございます。本当に今、国民の皆さんの怒りが広がってきている。市民は増税、自民は脱税。まさに、はやりのドラマでいえば、不適切にもほどがあると皆さん怒っているわけです。 実際、パネル一を御覧いただきたいと思うんです。毎日新聞の世論調査でございますけれども、やはり、みんな求めているのは、けじめが必要だ、税金を払えと皆さん思っていらっしゃるわけです。 「裏金「国税が調査を」九三%」。問題があった自民党議員を国税当局が調査すべきだと思うかを聞いたところ、調査すべきだが九三%、必要がないが三%。私は元々新聞記者をやっていましたので、世論調査は何度も関わってきました。ここまで極端な数字が出る調査というのはほとんどございません。やはり、どういったテーマでも大抵、八対二とか七対三とか。ここまで圧倒的な数字、これはやはり物すごい声だと思います。同時に、これは国民の皆さんからすれば、国税庁、頑張れという期待の声でもあると思うんですね。”
“どうお感じになるか聞きたいんですね。 というのが、財務大臣のお立場からすれば、いや、ボイコットなんかけしからぬ、納税は国民の義務だとおっしゃりたいかもしれない。でも、今、そうやって上から目線で言える状況じゃないですよね、この状況で。 国民の皆さんにどうやってこの状況で納税をお願いしていこうとお考えですか。”
“続けて、財務大臣、よろしくお願いいたします。 私は、この裏金問題、先週と今週でちょっとフェーズが変わったと思っています。やはり確定申告が始まって、国民の皆様の声が変わってきた。単に自民党の裏金事件ということを超えて、やはりこれは税の信頼に関わる問題だ。今この委員会で議論をしている予算の裏づけとなる税、その税に対する信頼が揺らぎかねない事態ではないかと私は思っています。 まず、財務大臣、最近、SNS等では確定申告ボイコットという言葉がはやっているそうですけれども、この言葉は御存じですか。”
“今、隣に菅政権時代の加藤官房長官が座っていらっしゃいますけれども、もう少し、今の林長官よりは加藤長官の方が御答弁されていたと思います。やはりこれは、私は長官の当事者意識が問われると思います。 長官は次の御予定があるとお伺いしていますので、ここで結構でございます。ありがとうございます。”
“では、危機管理の専門家である官房長官にお伺いしたいんですが、危機管理というのは、幾つか、やってはいけない悪手というものがありますよね。一番よくない戦力の逐次投入とか、後手後手の対応というのはよくない、これは言うまでもない話でございます。 では、今まさに、政倫審をめぐる対応はどうなっているか。昨日は、まず二人出しますと言った。次、三人になった。今日になったら五人になった。小出し小出しで、どんどんどんどん後手後手になってきている。これは危機管理の崩壊だと思いますね。 官房長官、これは是非総理と語らっていただいて、危機管理が専門とおっしゃるのであれば、官房長官のリーダーシップで五十一人全員政倫審に来てもらう、それぐらいの決断が必要じゃありませんか。いかがですか。”
“立憲民主党の山岸一生です。 早速質問に入ります。 官房長官はこの後の御予定があると伺っていますので、長官にまず何点か確認させてください。 今日この委員会で長官の御答弁を伺っていて、失礼ながら、全く当事者意識が感じられない。人ごとのような、担務ではございません、お答えする立場にございません、そういう答弁ばかりされていて、大変残念でございます。本当に長官の担務じゃないのかな、裏金問題は。 なぜかというと、官房長官は昨年十二月、就任後の報道各社のインタビューでこう発言されています。官房長官の重要な役割はと言って、三つ挙げている。危機管理、スポークスマン、総合調整。一番最初に、危機管理が官房長官の仕事だとおっしゃっていますよね。 今、この裏金問題以上に岸田政権の危機管理というのはあるんでしょうか。まさにこれこそが林長官の本務ではありませんか。いかがですか。”
“時間ですけれども、政治資金のこの裏金隠蔽団体に政治活動の資格なしということを申し上げて、終わります。 松村大臣、失礼しました。ありがとうございました。”
“今、コメンタールを読んでもらっただけなんですけれども、その法の趣旨、立法の趣旨を私はお聞きしたいんです。 この十七条二項の趣旨というのは、二年以上にわたってお金の報告を適正にできない団体というのは政治資金を扱わせる資格がない、だから、もうそれ以上支出も寄附も受けてはいけない、こういう規定なわけです。 この法の趣旨に鑑みれば、二年も三年も平気で不明、不明、不明、もう収入も支出も分からない、繰越金も分からない、こういうふうに報告をしている団体というのは、もう政治団体としての活動を、いわゆる特権を与えるべきではないというのが法の趣旨ではないんですか。 この趣旨に鑑みれば、少なくとも、現時点、全額不明で出しているような団体というのは、今度、期限が、五月三十一日が提出期限になりますよね、このときまでに訂正されていなければ、少なくともこの六月一日からは政治団体としての支出や寄附を受けることができない団体としてみなす、それこそがこの法の求める趣旨ではないかと思いますけれども、大臣の見解を求めます。”
“続けて、残った時間で、少し総務大臣と政治資金規正法の解釈に関して議論をさせていただきたいと思います。 規正法の十七条二項に、こういう規定があります。政治資金収支報告書を二年以上連続して提出をしない政治団体は、もうそれ以降、寄附や支出ができない、つまりお金を伴う活動ができない、こういう規定がございます。 この間議論してきているように、この裏金問題で報告書を訂正したという政治団体、もう不明、不明、不明、不明のオンパレード、こういうことをこの間議論をしてきております。私の問題意識は、この全額不明になっている報告書を出している団体というのは、事実上、この十七条二項が当てはまるような状況にあるんじゃないだろうかということを考えているんです。 まず、総務大臣、報告書を二年以上提出しない、提出をしないということの定義の中にこういうものは含まれるのか。全額不明で出しています、中身は全く分かりませんけれども一応報告書は出しています、こういう団体も報告書を提出しないというふうにみなすことができるんじゃないかと思うんですけれども、この解釈、いかがですか。”
“私は驚きました。実は、盛山大臣から、いや、実は最終的に報告をもらって判こを押しただけですという答えだったらまだいいと思っていたんです、関わっていないから、実態的に。でも、連日のように報告を受けてコメントをしていた。統一教会系から応援をもらっていた大臣が意思決定に関与をしていたとなれば、そこにどのような配慮があったか、忖度があったか、手心があったか、これこそが私は政策をゆがめた可能性が極めて強いと言わざるを得ない。 むしろ、今の御答弁で、大臣がこの問題にこれ以上関わり続けることの危険性が明らかになった。改めて辞任を求めたいと思います。 長官と大臣、こちらまでで結構です。ありがとうございます。”
“大臣はそのレクにおいてどのようなコメントをしたか、御記憶はありますか。進めるべきだ、あるいは、ここをもう一回調べ直した方がいい、どういうふうなコメントをされましたか。”
“盛山大臣がそこまで自信を持っておっしゃるので、この解散命令請求のことをお聞きしたいと思います。 解散命令請求は、昨年十月十二日に決定し、十三日に請求しました。一方、盛山大臣の就任は九月の十三日、ちょうど一か月前ですね。その前任の永岡大臣の下で様々な作業が進んだかとは思うんですけれども、九月に就任して間もない盛山大臣が一体どの程度胸を張って言えるほどの意思決定に関わっていたのか。 大臣、この解散命令請求に関わるレクというのは何回、何月何日に受けましたか、教えてください。”
“大臣、記憶、明快じゃないですか。資料を配って、国政報告をして、帰り際にそういう話が出たかもしれないけれども、どうしたかは覚えていない。これは、大臣、さすがに無理が出てきていると思いますよ。 大臣は、今朝の閣議後会見で、私の方から選挙応援の依頼をしたという事実はございませんとおっしゃっています。大臣、この際、依頼をしたのがどっちか、言い出したのがどっちかというのは問題じゃないんです。がっつり合意をして応援をもらっていれば、言い出したのが旧統一教会側であろうが大臣からお願いしたのであろうが、それは外形的には同じなんです。 旧統一教会側から応援を受けて選挙を戦った、この事実をもうそろそろお認めになるべきではありませんか。いかがですか。”
“大臣、大変よく覚えていらっしゃるじゃないですか、この会合のことを。ハグしたと証言があったけれども、それはしていませんと明快に言えるわけですよね。じゃ、なぜ推薦状のことだけ記憶から抜け落ちてしまうのか。これは本当に、私は、不自然であると言わざるを得ないと思います。 もう一点。大臣、当委員会において、推薦状、推薦確認書のことは後から否定されているんだけれども、一点、答弁ではっきりおっしゃっていることが実はあるんですね。二月七日、西村智奈美委員との議論でこうおっしゃっています。この集会に出て、そこで、多分最後の方だと思うんですが、急に推薦書の話が出て、そこで、それにサインをしてくれと言われたのかもしれません、こう答弁されています。 これは、二つのことをおっしゃっています。集会の終わり頃に推薦書の話が出ましたということと、ただ、サインしたかどうかはちょっと自信がないという二つのことをおっしゃっているわけなんだけれども、後半は、後で大臣は全く記憶にないと言い続けていらっしゃいますが、この前半、集会の終わり頃に推薦状の話題が出た、このことは今でも記憶ははっきりしていますか、教えてください。”
“官房長官には全くお答えいただけないということがはっきりしましたので、総理にしっかりお聞きしていきたいと思います。 次のテーマに移ります。旧統一教会との関係でございます。 パネルを御覧ください。 盛山大臣、この三連休の間に新しい報道がなされました。TBSの報道によると、盛山大臣を支援した旧統一教会の関係者の方が取材に応じていらっしゃって、この間の大臣の発言に、本当に憤りといいますか、そういう感情が湧いてきたのが事実です、この会合の場で、向こうは、向こうはというのは盛山大臣のことですね、お世話になっていますとハグまでしてきましたからねと。 盛山大臣、この集会の場で統一教会の関係の方とハグをした、これは事実ですか。”
“なぜこのことをお聞きしているかと申しますと、第三者委員会、これはやはり非常に厳密な定義があるわけなんですね。単に、打合せの場に弁護士がいればいい、参加していればいいというものではありません。 日弁連が二〇一〇年にガイドラインを作っております。例えば、企業等と利害関係を有する者は第三者委員会の委員になることができない、こうした決まりがあります。だから、例えば、今長官がおっしゃったような、第三者が入っていますといっても、その弁護士さんが自民党の顧問弁護士ですとか、そういう方であれば、これは第三者委員会としては成立をしない。そういう厳しい決まりがある中にあって、果たしてその基準にかなうものになっているかどうかということをお聞きをしています。 この後第三者が取りまとめられるというこの報告、それは、きちんとした第三者委員会としての基準に沿ったものになっているのかどうなのか、長官、教えてください。”
“本当に当事者意識に欠けている姿勢だと残念に思います。 つまり、ペナルティーはない。ないんですよね。これであれば、議員の皆さんからすれば、正直に答えても損をするだけだから黙っておこう、ばれなきゃいいやと。こういう態度を容認していると言わざるを得ないと思います。 それをカバーするのが、党幹部の聞き取りをしていますからということを今おっしゃったので、そのこともお聞きしたいんですけれども、第三者が入っていますよ、この聞き取りについては、だから客観性を担保していますよとおっしゃっているんだけれども、本当でしょうか。 この聞き取り、確認したいんですけれども、じゃ、事務局はどこにあるんですか、弁護士というのはどういう立場の方ですか、政治家は同席しているんですか。これは明確に第三者による調査と、長官、言い切れるんでしょうか。この党幹部による第三者を交えた調査というものの実態を教えてもらえませんか。”
“今日は総理がいらっしゃらないので、まさに総理の代弁者である官房長官にお聞きをしているわけであります。是非とも、そこは当事者意識を持って御答弁をお願いしたい。 その上で、幹部の聞き取りの件は後で聞きますので、まず、今、このアンケートについて。このアンケートは、正確に報告をしなかった方には何かペナルティーがあるんでしょうか、ないんでしょうか。 というのが、この後お聞きしますけれども、今、盛山文科大臣にお越しいただいています。二年前の旧統一教会との関係のアンケートに対して正確にお答えをされなかった、その結果として、今大臣に任命をされて仕事をしている、だったら、アンケートなんて正確に答えない方がいいじゃないか、正直者がばかを見るじゃないか、こういうふうに思う議員がいてもおかしくないわけであって、長官、このアンケートには、何らか不正確な報告をした場合のペナルティーというものはあるんでしょうか。教えてください。”
“不記載があったかなかったか、あったとすれば、五年分幾らですか、この二項目だけです。これはもう既に各派閥が公表している数字であって、今国民が知りたいのは、そのことに加えて、じゃ、その裏金を何に使ったのという使い道であって、あるいは、いや、使っていません、残していますというのであれば、それは脱税じゃないのということを国民が知りたいわけであって、使い道や残額、こうしたことを知りたいのに、全く答えていないのがアンケート調査であります。 官房長官、このアンケート、そもそも内容が不十分ではありませんか、いかがですか。”
“大変残念な御答弁だと思います。 いわゆる使途が明らかにされないお金に対して国民の非常に厳しい目が注がれている中で、新たに、渦中の人物である松野前長官が、辞任直前に多額の現金を引き出している、そのことに対して後任の林長官も問題意識を持たれていない、このことが今の政権の体質を表しているんじゃないか、このことを指摘をさせていただきたいと思います。 このことはまた聞いていきますので。ただ、今日は時間がありませんから、次の問題へ入ってまいります。 まず、自民党の裏金調査。今日、当委員会にお示しをいただけると伺っておりましたけれども、残念ながら、朝の段階では出てまいりませんでした。聞くところでは、お昼になるということで。 全議員アンケート、八日の木曜日が締切りだったはずですよね。八日に集めたものが、金、土、日、月、火、五日たっても出てこない。これ自体が、私は、もうガバナンスとして大丈夫なのかと指摘をせざるを得ないんだけれども、その上で、これから出てくるこのアンケート自体も、私は非常に内容不十分なのではないかということを指摘をしたいと思います。 そもそも、質問項目が二つしかないわけです。”
“紋切り型の答弁ばかりなので聞き方を変えますけれども、林長官、就任されて、金庫を開けてみたら五千万しかなかった。十二月分、一億円ぐらいあるはずなのにな、何でこんなことになっているんだ、おかしいと林長官は思わなかったですか。感想をお聞きしています。”
“その支出、林長官はおかしいとは思わなかったですか。もちろん、これまでも同じようなペースで払っているという話なんだと思うんだけれども、もう裏金問題で渦中の人である松野前長官が、辞めるまでの短期間に、それまでと同じようなペースでお金を使っていく。本来であれば、これは自粛をして、後任に委ねる、こういう判断も当然あるわけで、しかも、年末年始、当然いろいろ物入りだと思うんですよね。 なぜ、本来、もう足下がたがたな松野長官が同じようなペースでお金を使っていたのか、このことを林長官はおかしいと思いませんか、いかがですか。”
“東京都練馬区から参りました、立憲民主党の山岸一生です。 早速質問に入ってまいります。 官房長官、今ほどの穀田議員の質問、官房副長官への質疑でございましたけれども、明確な答弁がありませんでした。改めて、林長官、お越しいただいていますので、お聞きをしたいと思います。 いわゆる官房機密費に関して、松野前長官が、安倍派の裏金問題で更迭をされる直前の時期に、五千万円近くを自らに支出をしていた。先ほど村井副長官からは、その事実関係自体御答弁がありませんでしたが、十二月十四日までの二週間の間に、松野前長官が自らに対して四千六百六十万円を支出をした、これは、長官、お間違いありませんか。”
“本当に決断いただけないですね。 私、岸田三Kと呼んでいるんですけれども、総理がおっしゃる決意、覚悟、検討、この三つのKだけは本当によくおっしゃる。でも、一番国民が求めているのは行動なんです。実際に行うことなんです。そして結果を出す、そしてけじめをつける。 けじめ、結果、行動、こっちこそが本来総理がやるべき三Kであって、少なくとも、この祝う会については、事務所が関わる形ではもうやりません、それは言ってもらえませんか。”
“このパーティーの開催には、岸田事務所が実は関わっていました。御答弁いただきました。 そこで、具体的にお聞きいたします。 岸田事務所に確認してくださいとお願いしてあります、この会の案内状や支出の明細、収入、こういったデータ、資料をお送りいただけませんか。お願いいたします。”
“結局、強く、はっきりと決めることができない。それが実は、総理御自身にも弱みがあるからじゃないかということを指摘したいと思います。 それが総理の祝う会の問題、またの名を闇パーティー疑惑、こういうふうにも言われております。報道等でも、これは週刊ポストが先発しましたけれども、一般紙でも報道されております。大学の先生も、これは脱法的じゃないか、こういう指摘もあります。 簡単に説明しますけれども、これは、総理の地元広島の政財界の方が総理就任を祝う会を開いた、会費一万円で一千百人集まって、そのうちの利益になった三百二十万円を総理の政治団体に寄附をした、こういう話でございます。 これは脱法的じゃないか。これが許されたら、派閥パーティーの禁止も何の意味もない、つまり政治団体でやる必要もないんです。誰か友達にお願いしてパーティーを開いてもらって利ざやを政治家に寄附をすれば、政治資金パーティーとしての縛りも受けなければ、その団体は企業でもないから税金もかからない、丸もうけだ。非常にこれは巧妙な錬金術になってしまうわけなんです。 それで、前回の質疑で総理に求めました。”
“裏金議員がいることはいるとお認めになるわけですね。 そうしたら、総理、処分が必要じゃないでしょうか。総理自ら、この人は裏金議員だなとおっしゃるのであれば、明快な処分が私は必要じゃないかと思います。 総理はずっと、実態解明と反省と再発防止と三つおっしゃるんだけれども、世の中一般では普通、実態解明と再発防止はそうだけれども、真ん中に来るのは処分だと思います。この処分がなかなか見えない。 実は、練馬で、四年前に政治と金の問題で自民党の議員が辞職をしました。この方、今では何事もなかったかのように政治活動を再開しています。今、自民党の今回の裏金議員の皆さんも、今は大変だけれども、そのうちほとぼりが冷めればまた元どおりだ、こんなふうに思っていらっしゃる議員も多くいらっしゃるんじゃないか。だから、それを許さないために、総理御自身が裏金議員を一掃する、腐敗した議員はもう要らない、これをおっしゃる必要があるんだろうと思うんですが、この裏金議員、少なくとも次の総選挙では公認をしない、これぐらいの厳しい処分が必要ではありませんか。いかがですか。”
“総理はずっと、評論家的な言い方で、御指摘を受けているという、こういう言い方ばかりされるんだけれども、総理御自身の認識です、裏金問題だと。 なぜこれにこだわるかというと、今、自民党の皆さんが、野党とかメディアが裏金と言うと、違う、違う、違うと抗議をしてくるんですよね。一体どういう認識なのかと思うんだけれども、これは総理がはっきりおっしゃらないことも一因だと思います。 ここで明快に言ってもらえませんか、今起こっている問題は裏金問題だと。総理御自身の認識をお伺いします。”
“裏金の方がよっぽど分かりやすい言葉だと思います。 辞書を調べてみました。パネルを御覧ください。おなじみ広辞苑でございます。裏金、何ですかと。「3.取引などを有利に取り運ぶため、正式の金額とは別に陰で相手につかませる金銭。4.公式の帳簿に記載しない、自由に使えるように不正に蓄えた金銭。」このままじゃないですか。 今回の派閥の裏金というのは、まさに辞書で言う定義そのもの、裏金のお手本、ザ・裏金、これが裏金じゃなければ世の中におよそ裏金というものは存在しないんじゃないかというぐらい明快な裏金だと思います。 総理、文脈云々じゃなくて、総理御自身として、今回起こった安倍派、二階派の問題は裏金問題だ、こういう認識をお持ちですか。”
“続けて、裏金の問題に入ります。 総理と今、十分少々議論させてもらって、本当に明快な答弁をつくづくされないなと思うんですけれども、この裏金の問題も、総理は実は、裏金という言葉を本当にお使いにならないですよね。何を伺っても、総理は必ず、自民党の政策集団の政治資金の不記載の問題、非常に長い言葉をおっしゃる。 派閥の裏金、僕らが議論しているのは派閥の裏金問題ですよね。総理、よろしいですか。”
“明快な御答弁をありがとうございました。 あしたの朝の理事会に御報告をいただきたいと思います。委員長、お取扱いをお願いします。”
“明確に答弁をいただきました。今の時点で新しい指摘が来ていないか、ほかに新しいことはないのかということは確認して、この委員会に報告をいただける、よろしいですか。”
“一人いれば二人いる、二人いれば三人いる、そういうリスクがあるわけであって、だったら、それを調べて、この委員会に報告してもらえませんか。いかがですか。”