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PARLIAMENT · SITTING

松本洋平

文部科学大臣 · 自由民主党・無所属の会 · Japan

IN THEIR OWN WORDS

今委員から御指摘をいただいたとおり、高校は地方創生の核となる存在でありますし、また、特に公立高校は、地域が求める人材育成などの観点から、高校教育の普及や機会均等を図る地域社会に根差した重要な存在であります。 昨年十月、三党合意に基づいて様々な施策が行われているわけでありますけれども、いわゆる高校の無償化に加えまして、教育の質を高める改革、そして奨学給付金の拡大によりまして家庭の下支え、子供たちの教育の下支えをしていく、こうしたことが柱となりまして様々な施策を進めてきているところでありまして、高校教育改革、教育の質を高めていくというのは我々としても大変重要な取組だというふうに認識をしております。 先般、高校改革の方向性などを示したグランドデザインを公表いたしまして、公立高校…

衆議院 文部科学委員会 第13号(第221回) · 2026-06-24 · READ THE DIET RECORD

大変重要な御指摘だと思います。 各党間で議論をされております高等学校の定時制教育及び通信教育振興法の一部を改正する法律案におきましては、目的規定として、「勤労青年その他の多様な生徒の特性に配慮し」ということが明記されているというふうに承知をしております。 昨年度実施をいたしました通信制高等学校実態調査によりますれば、スクールカウンセラーに相談できる体制を整えている学校は、公立ではおおむね全ての学校で整備をされているものの、私立では約八割の学校によるものなど、設置者による差が見られるところであります。 文部科学省におきましては、これまでも、高等学校通信教育の質の確保・向上を図るためのガイドラインにおきまして、通信制高校の不登校経験や中途退学その他多様な課題を抱える生徒の実態…

衆議院 文部科学委員会 第13号(第221回) · 2026-06-24 · READ THE DIET RECORD

これからの時代を生きる子供たちでありますけれども、予測困難な社会変化でありますとか、労働市場の流動化などに伴うマルチステージの時代を生きることとなります。また、デジタル化の負の側面による社会の分断、こうした可能性も指摘されている中にありまして、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会で自立的に生きる基礎を培い、国家及び社会の形成者として必要な基本的な資質を養うという教育基本法に定める義務教育の目的は変わりません。この基本を踏まえつつ、時代の変化に応じて必要な資質、能力を育成、実現する必要があると考えております。 次期学習指導要領では、生涯にわたって主体的に学び続け、多様な他者と協働しながら自らの人生をかじ取りすることができる民主的で持続可能な社会のつくり手を育むことを重視してい…

衆議院 文部科学委員会 第13号(第221回) · 2026-06-24 · READ THE DIET RECORD

フュージョンエネルギーは、エネルギー問題と地球環境問題を同時に解決をいたします次世代のエネルギーでありまして、政府として、世界に先駆けた二〇三〇年代の発電実証の実現を目指した取組を進めているところであります。 他方で、その実現に向けましては、技術開発の不確実性が最大の課題とされているところでもありまして、民間企業が単独で獲得することが困難な課題も存在するところであります。文部科学省としては、ITER計画でありますとかJT60SA計画などの国家プロジェクトに加えまして、大学などにおける基盤的な研究開発への支援を通じまして、フュージョンエネルギーの実現に必要な要素技術の獲得を図るとともに、今後、発電実証に向けて必要となる人材の育成を着実に推進をしてまいりたい、そのように考えて…

衆議院 文部科学委員会 第13号(第221回) · 2026-06-24 · READ THE DIET RECORD

先ほどの答弁の繰り返しになる部分もあるんですけれども、児童生徒の状況に応じた適切な指導が行われることは大変重要と考えておりまして、分校、分教室にかかわらず、いずれも我々といたしましては重要であり、子供たちに対して、児童生徒に対して適切な指導が行われるように我々としては努めてまいりたい、そのように考えているところであります。 あくまでも、分校とするのか分教室とするのかというものについては、様々な状況を踏まえまして各教育委員会において適切に判断をされているというふうに考えておりますが、文部科学省として、教育活動の充実に向けた各教育委員会における検討に資するように、委員御指摘のとおり、児童心理治療施設及び児童自立支援施設に設置される分校、分教室における教育活動の取組例について、…

衆議院 文部科学委員会 第13号(第221回) · 2026-06-24 · READ THE DIET RECORD

広域通信制高校につきましては、本校のほかに、面接指導や学習面、生活面の支援などを実施するための通信教育連携協力施設を広範に展開する学校も多く存在をしているところであります。 今委員に御指摘いただいたとおりでありますけれども、通信教育連携協力施設が本校から離れ全国に置かれている場合、本校を所轄する都道府県及び当該施設が所在する都道府県の双方が当該施設の状況を把握しづらい状況にあることが課題ではないかということも指摘されているところであります。文部科学省といたしましても、当該施設の状況を把握するためには、所轄庁と当該施設が所在する都道府県との連携協力が重要であると考えているところであります。 今回まさに議員立法で提出を検討していただいている、予定されている法律案におきましては…

衆議院 文部科学委員会 第13号(第221回) · 2026-06-24 · READ THE DIET RECORD

The complete record

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  1. そういう意味では、それぞれの地方、地域に任せ切りになるのではなくて、この報告を国がしっかりと求めることを明確化することによって、そうした詳細調査をしっかりと実施をしてもらうことができるように我々としても指導していきたいというふうに思っているところであります。 こうした新しい調査指針を踏まえまして、自殺の再発防止に資するような必要な詳細調査がしっかりと実施されるよう、全国の教育委員会や学校関係者に対して直接説明を行うなど、引き続き指針の趣旨や内容について周知徹底を図ってまいりたいと存じます。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  2. 令和六年度の児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査におきまして、報告のありました児童生徒の自殺件数四百十三件のうち、外部専門家を加えた詳細調査を実施した件数は二十三件でありまして、委員御指摘のとおり、大変低い数字となっております。 この詳細調査を実施しなかった理由として、御遺族から詳細調査を望まない旨連絡があったことなども挙げられておりますが、一方で、遺族に対して詳細調査に関する説明がなされなかったというものもあります。本来、詳細調査に移行すべきであった事案も存在した可能性が否定できないというふうに考えているところであります。 このような状況を踏まえまして、文部科学省としては、昨年十二月に、児童生徒の自殺が起きたときの背景調査に関する指針を改定いたしました。学校や教育委員会などにおいて遺族への詳細調査などに係る説明が確実に実施されるよう、詳細調査などに係る遺族への説明様式や意向等確認書を作成するなど、学校等の対応を明確化したところであります。 また、加えて、詳細調査をした結果でありますけれども、国への報告というものも今回明確化をさせていただきました。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  3. まず、文部科学省といたしましては、個別の調査結果に対して言及するということは差し控えさせていただきたいと存じます。 その上で、委員御指摘の土日祝日を含めた教師の在校等時間については、文部科学省として、従来より、給特法に基づく指針に基づきまして、客観的に把握するよう指導してきたところであります。 令和六年度の調査の結果、全国の教育委員会において客観的な把握というものが徹底されてきております。また、同指針におきまして、教育委員会や学校において実際の在校等時間よりも短い虚偽の時間を記録し又は記録させることはあってはならないことや、持ち帰り業務は本来行わないことが原則であることを示しているところであります。 文部科学省といたしましては、各教育委員会に対しまして、適切な勤務時間の記録及び管理が徹底されるよう、引き続き指針の周知や通知等を通じて指導をしてまいりたいと存じます。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  4. 令和七年十二月の三党合意におきましては、地方の実情等を踏まえた柔軟な対応を可能とすべきであること、学校給食法上、学校給食費は保護者負担とされているが、自治体等の判断によって補助することを否定するものではないと整理されていることなどを踏まえまして、今回の取組では学校給食法の改正は行わないこととされました。 そのため、今回の負担軽減に当たっては、自治体に対する予算補助として実施することとしておりますが、本年四月からの事業開始後、一定期間を経た後に、事業の進め方や課題、法制面などについて、地方団体も交えて検証をしていきたいと考えております。これは、文部科学省、財務省、総務省の三省の確認文書でも、この見直しについては明らかにしているところでもあります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  5. 令和七年十二月の三党合意におきまして、今回の取組を恒久的に実施するためには、新たな恒久的かつ安定的な財源が必要であること、現行の教育現場での活動に支障が生じないよう、既存の教育財源を原資とすることなく、財源の在り方と今回の措置とを一体的に実施することとされたところであります。 本合意、また与党税制改正大綱を踏まえまして、いわゆる教育無償化を令和八年度から実施をするための安定財源につきましては、国の歳出改革や租税特別措置見直しなどにより確保することとし、地方分についても租税特別措置の見直しなどによる増収分を充て、財源確保が完成するまでの間は地方財政措置により対応することとされていると承知をしております。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  6. 児童一人当たりの支援の基準額についてでありますが、完全給食実施校におきましては、令和七年十二月の三党合意を踏まえ、令和五年実態調査における平均額である約四千七百円に近年の物価動向を加味いたしまして、一月当たり五千二百円とさせていただいたところであります。 また、学校給食の実施状況や食品の調達状況などは自治体によって大きく異なっております。中には、地産地消や特色のある給食の提供に積極的に取り組む自治体もあることなどを踏まえると、自治体ごとの給食費に合わせて基準額を設定することは必ずしも適当でもないことから、今回の取組においては全国一律で基準額を設定いたしたところであります。 今回の取組の趣旨は、保護者負担となっております学校給食費の抜本的な負担軽減であり、自治体によっては、基準額を超える部分について、学校給食法に基づき、保護者から徴収するところもあると考えているところであります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  7. これからいろいろと検討が進んでいくものでもありますので、現段階で私も詳細について何かをお答えできる立場にはありませんけれども、いずれにいたしましても、必要な予算を確保することができますように我々としてもしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  8. 資源がないことによって我が国がこれまで歩んできた道のりを考えると、南鳥島沖のレアアース泥を採掘し、そしてそれを実用化につなげていくということは、極めて重要なプロジェクトでもありますし、我が国の現在、未来にとっても大きな意味を持つことだというふうに考えているところであります。 おかげさまで、文部科学省が所管をするJAMSTECが持つ探査船「ちきゅう」が六千メートル海底からレアアース泥を採泥することに成功したわけでありますけれども、この試験結果等も見ながら、一日も早い実用化に向けていくことができるように、今後も研究、そして各省庁と連携をした取組というものを力強く進めていく、その中で文部科学省もしっかりと貢献をしてまいりたいと思います。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  9. 今回、高市総理から配られた品物は、総理御自身もお話をされておりますとおり、政党支部から議員個人への寄附として法令上の問題はないものと認識をしております。返却は予定をしておりません。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  10. 次に、文部科学大臣として今回の受験に際してどんなことをしたのかというお尋ねでありますが、先ほども申し上げたように、そもそも、選挙運動に関しては、公職選挙法において、学校の周辺においては静穏を保持するよう努めることとなっているところであります。 私からは、各候補者に対しまして、公職選挙法の規定も踏まえ、受験生が集中して試験に臨むことができるよう御留意いただきたい旨、記者会見にて呼びかけをさせていただいたところであります。 また、文部科学省におきましては、選挙運動期間中の入試に関しまして、必要に応じて選挙管理委員会などに相談するよう、各大学からの問合せに対して丁寧に対応してきたところであります。 なお、総務省からでありますけれども、各都道府県の選挙管理委員会事務局等に対しまして、学校などからの要請などに応じて、各候補者などへ周知を行うなど、適切に対応いただきたい旨の事務連絡が発出されたというふうに承知をしておりまして、必要な対応は取らせていただいたというふうに考えております。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  11. 幾つか質問を頂戴いたしました。 まず、衆議院の解散・総選挙の日程についてでありますけれども、文部科学大臣の立場からコメントすることは差し控えさせていただきたいと存じます。 その上で、私自身の選挙においての取組でありますが、公職選挙法において、学校の周辺においては静穏を保持するように努めなければならない旨が規定されていることを前提とした上で、選挙区内の自治体の選挙管理委員会から、入学試験への配慮に係る要請を選挙対策本部内で共有をするとともに、選挙対策本部におきましては、試験会場、試験日、試験時間を調査いたしまして、試験会場付近ではできる限り選挙カーを回さないようにしつつ、動線上やむを得ない場合は音を出さないようにするなど、入学試験の静穏を害することがないように配慮をさせていただきました。そういう意味では、菊田委員と同じような対応をさせていただいたということかと思っております。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  12. ほとんどの方は、奨学金制度の趣旨、すなわち自らの学びを深めるために奨学金の貸与を受けておられますが、本来必要とする金額よりも多くの奨学金を借りる可能性が、まれなケースとはいえ皆無とも言えず、制度設計に当たってはこの点も検討する必要があるということだと思っております。 そういう意味では、高市総理はあくまでも可能性に言及をしたということで承知をしているところでありますが、いずれにいたしましても、文部科学省としても、丁寧な説明をしていくのと同時に、負担の軽減を図ることによって希望する方がしっかりと教育を受けられるようにしていくための方策の検討というものは不断の見直しを進めてまいりたいと思います。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  13. 先日の参議院本会議における高市総理の答弁は、奨学金制度の観点から検討すべき課題の一つといたしまして、斎藤議員からお尋ねのあった奨学金返済減税を仮に制度化した場合に、学業に真摯に取り組むために奨学金の貸与を受けるほとんどの方には関係のないことではあるものの、必要のない奨学金を借りることが生じる可能性もあるとの認識を示したものと承知をしているところであります。 日本学生支援機構の貸与型奨学金は、民間教育ローンと異なりまして、無利子又は低利であるとともに、返済能力を審査せず、基準を満たす希望者全員に貸与するという特徴を持つものであります。こうした特徴を前提といたしまして、仮に返還額を所得控除又は税額控除する税制優遇策を設けた場合、既に奨学金を返還中の方への影響はない一方で、これから貸与を受けられる方については、より多くの奨学金の貸与を受けることで、より多くの金銭的利益が得られる仕組みとなることが一例として考えられるところであります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  14. 済みません、ちょっと質問にお答えをする前に、先ほど私の答弁で、まさに部活動の地域移行に関する予算の説明の中で、令和七年度補正予算として本来八十二億円と言うところを八十四億と私お答えをしてしまったようでありまして、訂正をしておわびを申し上げたいと思います。 その上で、私自身の決意ということでありますけれども、これまでも当委員会でも答弁をさせていただいたことがありますが、私自身の経験からいっても、そして、例えば外国なんかに行ったときの例なんかを見てみても、こうして部活動をきっかけにしてスポーツであったり文化活動に触れ合うことができるような、こうした我が国の環境というのは大変すばらしいものがあるというふうに私自身感じているところでもありまして、やはりこれを守っていくということは大変大事だというふうに私自身思っているところであります。 社会の変化の中でこれに対応していくということが必要でありますけれども、そうした日本の国のすばらしい部活動文化といいますか、そういうものを守っていくことを最優先、大前提にして、万全の取組をこれからもしていくことができるように頑張ってまいりたいと思います。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  15. この中では、部活動の教育的意義を明記するとともに、これを継承する地域クラブ活動について、学校の施設設備の活用、希望する教師の兼職、兼業許可手続の円滑化などを示しておりまして、教育委員会にも引き続き働きかけを行ってまいりたいと存じます。 必要な予算もそうでありますが、こうした様々な取組を通じまして、各地域の実情などに応じた部活動の地域展開を進めてまいりたいと存じます。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  16. 昨年の十二月になりますけれども、全日本吹奏楽連盟さんから要望書を拝受したところであります。 その要望事項におきましては大きく三点ございまして、一つは財源の確保、そして二つ目が学校施設の開放、三点目が教職員の兼職、兼業についてということでありまして、文部科学省といたしましても、部活動の地域展開を推進する上では課題であるというふうに認識をしているところであります。 そのため、予算といたしまして、御案内のとおりでありますが、地方公共団体の体制整備に対しまして令和七年度補正予算として八十二億円、そして、地域クラブ活動の活動費や経済的困窮世帯の生徒への支援として八年度当初予算に五十七億円を計上するなどいたしまして、百三十九億円を措置することを想定しているところであります。 また、活動場所や教職員の兼職、兼業につきましては、昨年十二月に新たなガイドラインを策定いたしました。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  17. ありがとうございます。 ちょっと先ほどの件も併せて少しお話をしたいと思いますが、実際に、運営費交付金と実際の論文数の相関関係というのは、なかなかこれは証明するのは難しいということだと思っております。 ただ、今、第七期科学技術・イノベーション基本計画を策定中でありますけれども、この中でも今回の論文数の問題というものは大変大きな課題として認識をされておりまして、それに対してどのように対応をしていくのかということも併せて議論をされているというふうに承知をしているところでもあります。しっかりとそうした問題意識を共有しながら、いい計画を是非作れるように頑張っていきたいと思っております。 もう一つは、基盤的経費と競争的資金というこの二つをきちんと両立をさせるということがとても大切なこと、バランスをさせるということが大切なことだと思っております。どちらかに一方に偏るということになってしまうと、今、泉先生がおっしゃられたような、そういう問題も出てきますし、でも一方で、やはりインセンティブを働かせることによってしっかりと高い研究成果をより求めていくということが大事だと思っております。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  18. ただ一方で、この附帯決議の趣旨というものも踏まえつつ、近年の物価上昇や様々な基礎研究の充実などを図るためにも、今回、こうして予算の増額という形に政策判断をさせていただいたということであります。引き続き、しっかりと取り組んでまいりたいと存じます。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  19. 平成十五年の国立大学法人法の国会附帯決議を踏まえまして、法人化初年度である平成十六年度予算の国立大学法人運営費交付金は、平成十五年度の国立学校特別会計における一般会計繰入額と同水準を確保しておりますが、今御指摘がありましたように、平成十七年以降も我々としては運営費交付金の所要額の確保に努めてきておりましたが、運営効率が図られるとの当時の前提に基づく効率化係数などによりまして、運営費交付金の予算額は減少をしてきているところであります。 また、一方、運営費交付金の基盤的経費と競争的資金のバランスについては、両者の適切な配分についての考慮が不十分なまま基盤的経費の削除等が行われたことによりまして、安定的な教育研究活動等が阻害されているとの指摘等も踏まえまして、第二次安倍内閣の平成二十七年度以降は同額程度の予算額を確保してきたところであります。そういう意味では、そのときそのときの状況に応じて支障が出ないような形での予算編成というものがされてきたというふうに承知をしているところではあります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  20. ただ、大切なことは、予算というのはあくまでも目的ではなくて手段でありまして、この予算というものをどのように最大限に活用していただくのか、そして、それによって教育研究の質の向上、イノベーション創出の加速、さらには地域社会の活性化や持続可能性への貢献を促し、社会からの信頼と更なる支援の好循環につなげていくかということが大変でありまして、是非そうしたものに資するように使っていただきたいと思いますし、我々文部科学省としても、そうした観点からも支援をしてまいりたいと思います。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  21. 昨年、ノーベル賞を受賞された二人の先生が文部科学大臣室にお越しになって懇談をした際にも、基礎研究の強化ということ、基盤的経費というものを増額してほしいというお話がございました。そんなこともありまして、令和八年度の予算編成過程におきましては、財務省との間の、財務大臣との折衝の項目にこれを挙げさせていただいて、最後は大臣折衝で今回のような結論を得たということであります。 このような認識の下、令和八年度予算案におきましては、平成二十九年度以来九年ぶりで実質的に過去最大の増額幅となる対前年度比百八十八億円増額の一兆九百七十一億円、また、令和七年度補正予算におきましても、運営費交付金四百二十一億円を含む合計四百八十六億円を計上しているところであります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  22. 済みません、お褒めをいただきましてありがとうございます。でも、これは私の力というよりも、昨年の臨時国会で、この文部科学委員会におきましても様々な議論をしたわけでありますけれども、党派を超えてこの面をしっかりとやるべきだという大きなお声をいただいたことも大変ありがたかったというふうに思っております。まずは感謝を申し上げたいと思います。 その上で、国立大学法人運営費交付金でありますけれども、国立大学の安定的、継続的な教育研究活動を支える非常に重要な基盤的経費であると認識をしております。近年の物価上昇などの中において、国立大学の教育研究基盤を維持しつつ、基礎研究の充実等を図るため、運営費交付金の増額が必要であったというふうに考えているところであります。 ある意味において、この運営費交付金というものが横ばいということは、今の物価上昇局面では実質目減りというような状況になっていたところでもありますので、何とかしていかなければいけないと思っておりました。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  23. 今般の義務標準法の改正でありますが、委員が秘書官として支えておられました菅総理大臣、また萩生田文部科学大臣の強いリーダーシップによって、小学校一年生で止まっていた三十五人学級を小学校六年生まで広げていくという大きな改革を、更にその次の学校段階である中学校まで着実に広げていくものであると認識をしております。 また、給特法の改正の附則にも、こうした中学校の三十五人学級というものが実際に国会審議の中でつけ加えられて成立をした、そういう経緯もあって、これは国会の意思でもあるというふうに承知をしているところであります。 この改正は、約四十年ぶりの中学校の学級編制の標準の引下げ等を通じて、子供たち一人一人のニーズに応じたきめ細かな指導体制の整備と教師の働き方改革の推進を図るものでありまして、言うまでもなく、我が国の学校教育にとって非常に重要な法案であります。 学級規模の大きさが児童生徒の学力に及ぼす影響などに関する効果検証の結果も踏まえながら、年度内に何とか成立をさせていただきたい、それを目指して全力を尽くしてまいりたいと存じます。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  24. 多様化する子供たち一人一人の可能性を最大限伸ばす学びを実現をしていくために、私が先頭に立って汗をかいてまいりたいと考えているところであります。よろしくお願いします。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  25. そういう前提に立った上で、我が国の学校教育でありますけれども、国際的な学力調査でも世界トップレベルの水準を維持していることに加えまして、児童生徒の状況を総合的に把握して教師が指導を行うことで子供たちの知徳体を一体的に育んでいるとして、これまでも諸外国から高い評価を受けてきたと認識をしております。一月には私はエジプトに出張してまいりましたけれども、エジプトではこの日本式教育というものを積極的に導入をしているし、これからも導入のスピードを上げていきたいということを大統領自ら私にお話をしてくださったところでもあります。 でも一方で、社会の変化というものはあります。教師の長時間に及ぶ働き方や教師不足、不登校児童生徒の増加などの様々な課題というものが顕在化をしてきているところでもありますし、先ほど申し上げたような前提となる社会の変化にどう対応していくのかということも大変重要な課題だと思っております。こうした課題に的確に対応せず看過すれば、我が国の公教育が衰退しかねないという危機意識から、公教育の再生という表現を用いさせていただいたところであります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  26. 私自身が大変強い危機感といいますか問題意識を持っているのは、社会が今大きく変化をしているときだということであります。それは当然、人口減少というものも社会における大きな変化だと思いますし、また、デジタルやAIといったこうした技術の進展というものも大きな社会の変化だと思います。 それに対して、教育界というものは、どういうふうに対応をしていくのか、そしてより充実をさせていくのかという観点で、そういう意味では、社会が変化をしているからこそ、教育界として変わっていかなければいけない部分もある、でも、一方で、やはり教育として絶対に変わっちゃいけない、守っていかなければいけない部分もある。やはりこの辺りのところをしっかりと整理をした上で、新たな教育をどのようにしてつくり上げていくのかという、まさに今その変革期にあるのがこの今の日本の置かれている教育だと思っております。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  27. また、JAXAにおきましては、全国の学校と連携をした授業づくりや教員向けの研修、宇宙飛行士による講演など、様々な学習機会の提供に取り組んでおりまして、こうした先端技術の現場を教育資源として活用することも有効な取組の一つであると考えているところであります。 先ほど来お話をさせていただいておりますとおり、国といたしましては、グランドデザインを策定、公表をいたしまして、現在、これに伴いまして、各都道府県におきまして高校改革の実施計画を策定していただいているところであります。 こうした計画の中で、これもやはりそれぞれの地域地域において特性や強みというものがあろうかと思いますので、そういうものをしっかりと教育の現場に持っていくことによりまして、このSTEAM教育というものの充実にも資するようにしていただきたいと思いますし、我々といたしましても、この探求的、実践的な学びの充実に向けて必要な取組を進めてまいりたいと存じます。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  28. 今御指摘をいただいたとおり、高校生が理系分野から離れてしまう状況、これを改善をいたしまして、文理双方の素養を育むためのSTEAM教育の充実や、実社会につながる生きた授業の実践を進めることは大変重要であると考えているところであります。 さすがF1ドライバー出身ということで挙げていただいたところでありますけれども、モータースポーツに対する理解を深めるということは、物づくりへの関心を高めることにもつながる、寄与するものと思っております。 関係団体におきましては、工業高校生などを対象に、ピットの見学、また、レース関係者からの説明を行うなど、ピットツアーを実施していただいていると承知をしております。結構ありまして、令和七年度はフォーミュラE、スーパーフォーミュラ、鈴鹿八時間耐久ロードレース、MotoGP日本グランプリ、スーパーGTにおいて実施をされたというふうに承知をしているところであります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  29. ポイントになるのは、各都道府県を始めとしたそれぞれの地域の皆さんが一緒になって考えていただくということだと思っております。御紹介いただきました新聞記事、やはりトヨタがあって工業の盛んな地元だからこそこういうお話なんだろうと思っておりますし、一方で、例えば農業であったり水産業であったり、様々なそれぞれの地域が置かれている状況、また特色というものがあるというふうに考えているところでもありまして、こうした各都道府県の取組に伴走しながら、文部科学省としてもしっかり支援をすることができるように引き続き取り組んでまいりたいと存じます。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  30. こうしたことからも、文部科学省では、公立高校を対象に令和七年度補正予算に計上いたしました高校教育改革促進基金などを通じまして、改革に伴う施設整備に対する支援など先導的な学びの在り方を構築するパイロットケースの創出に取り組むこととしているところであります。 また、先般公表いたしました高校改革のグランドデザインに基づきまして、今後、各地域の実情を十分に踏まえながら、各都道府県において策定される高校改革の実行計画において、先導拠点の取組も含めて域内の高校改革を広く進めていくための方針が定められることになっております。 加えて、安定財源を確保した上での交付金の新たな財政支援の仕組み、また、学校の指導、運営体制の充実について必要な検討を行っていくほか、地域の実情に応じて高校改革の取組を進められるよう創設される高等学校教育改革等推進事業債の活用も期待されるところでありまして、こうしたことを通じて、多様な生徒たちの受皿となっている公立高校の魅力を今後一層高めてまいりたいと考えているところであります。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  31. ありがとうございます。 おっしゃるとおりで、今回、高校無償化の進展に伴いまして、高校の教育環境というのは大きく変化をすることが予想されるところでもあります。 その中で、三党協議でも議論として出ていたところでありますけれども、高校無償化に加えまして、学費に加えて様々な学用品などを支援をする奨学給付金の拡充でありますとか、また同時に、いわゆる教育の質の向上というものを図っていくことが、とりわけ公立に対する、こうした取組というものを進めていかなければいけないということが、私的に言うと三つの柱のような形で三党協議での提言がまとめられ、それに基づいて様々な施策というものを、令和七年度の補正予算そして令和八年度の当初予算という形で御審議をお願いをしているところであります。 公立高校でありますけれども、高校教育の普及や機会均等を図る地域社会に根差した重要な存在であると考えております。

    衆議院 文部科学委員会 第2号(第221回) · 2026-03-04 · READ THE DIET RECORD

  32. この度の旧統一教会の解散命令請求に係る裁判につき、東京高裁における決定を踏まえ、旧統一教会への対応に万全を期してまいります。また、不活動宗教法人対策を徹底してまいります。 我が国は災害大国です。私自身も能登や福島に視察に行かせていただきましたが、これまでの災害の経験は決して忘れてはなりません。子供たちの心のケア、学校施設や文化財の復旧、原子力損害賠償の着実な実施等に全力で取り組むとともに、体育館への空調設置などの学校施設の防災機能の強化や被災地学び支援派遣等の枠組み、D―ESTの充実を図ります。 現場主義を徹底し、国民一人一人が前向きな手触り感を持てるよう、届く政策、改革を全力で実行してまいります。国会においても、皆様方の御理解が得られるよう、丁寧に、真摯に対応してまいります。引き続き、関係各位の御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いをいたします。(拍手)

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  33. 我が国の豊かな文化資源は、各地域において長きにわたり受け継がれてきた国民的財産です。昨年末のユネスコ無形文化遺産の拡張登録に続き、今後も、日本が誇る文化の価値や魅力を国内外に広く発信してまいります。国立劇場の再整備は、二〇三三年度の再開場を目指し、国の責任で早急に進めます。 文化資源の持続可能な保存、継承体制を構築するとともに、日本遺産等の地域の文化資源の磨き上げ、日本博の新たな展開の検討、食文化等の生活文化振興等を通じた文化観光の推進と地域文化の振興に取り組みます。 コンテンツ産業は、海外からも高く評価される我が国の基幹産業です。政府目標も見据え、関係省庁と連携し、クリエーターの育成支援やメディア芸術ナショナルセンターの機能を有する拠点整備等を推進します。また、アーティストの海外展開等を促進するため、レコード演奏・伝達権の導入について検討を進めてまいります。 DX時代の著作権施策の推進、方言の保存、継承や文字、活字文化の振興、子供や障害者の文化芸術体験の機会充実を進めます。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  34. 革新的なGX技術に関する研究開発、ITER計画、BA活動等のフュージョンエネルギーに関する研究開発、高速実験炉常陽等の原子力科学技術に関する研究開発、「もんじゅ」等の安全、着実かつ計画的な廃止措置等、世界をリードする研究開発や人材育成を推進します。また、関係府省と連携し、科学技術分野における経済安全保障に資する取組を進めます。 スポーツには、国民の人生を豊かにし、地域、経済の活性化、生涯にわたる健康増進、共生社会の実現に寄与するなど、社会全体の成長を支え、活力を生み出す力があります。改正スポーツ基本法、第三期スポーツ基本計画に基づく施策を推進し、スポーツ立国の実現を目指します。 ミラノ・コルティナ二〇二六大会での選手の活躍等を踏まえた今後の国際大会等に向けた競技力の向上、二〇二六年アジア・アジアパラ競技大会等の開催支援、スポーツインテグリティーの確保、学校体育の充実や地域におけるスポーツ環境整備を推進します。 文化芸術は、我が国のソフトパワーの源泉です。第二期文化芸術推進基本計画に基づき、文化資源の多様な魅力や価値を最大限生かし、地方創生、経済の活性化等を加速してまいります。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  35. 新興・融合領域の創出やAI・フォー・サイエンスによる科学研究の革新に向けた取組を推進するとともに、マテリアル、ライフサイエンス、量子技術、フュージョンエネルギー、海洋等、国家戦略を踏まえた重要分野の研究開発を戦略的に進めます。 宇宙・航空分野や海洋・極域分野は、フロンティア研究、新産業やイノベーションの創出、安全保障の観点からも重要です。日本人初の月面着陸を目指すアルテミス計画や、宇宙戦略基金による支援等とともに、H3ロケット八号機の打ち上げ失敗についての速やかな原因究明と対策検討に取り組みます。海洋・極域分野では、本年秋に就航する北極域研究船「みらい2」の着実な建造及び運用、新たな超深海探査母船の建造に向けた準備などの研究開発を推進するとともに、レアアースなどの海底資源の分布状況把握及び採取などの海底資源利活用に向け、貢献してまいります。また、地震津波火山観測網の整備、運用や火山調査研究推進本部における調査研究など、地震・火山・防災分野の研究開発や人材育成を推進します。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  36. 昨年、我が国の研究者がノーベル生理学・医学賞、ノーベル化学賞を受賞されました。我が国の研究水準を改めて世界に示すこの成果も踏まえ、引き続き基礎研究の支援を含めた多様な支援を継続して行います。 我が国の研究力の向上に向け、基盤的経費に加え、科研費の大幅拡充などの競争的研究費の確保に努めるとともに、国際卓越研究大学や地域の中核となる大学、特色ある研究大学への支援に加え、世界をリードする研究大学群の形成に向けた研究、人材育成の抜本的強化を進めます。また、産学官連携拠点の形成やスタートアップ創出支援、アントレプレナーシップ教育の充実等を通じ、研究成果の社会実装を図ります。 博士課程学生、若手研究者、研究開発マネジメント人材など、科学技術人材に対する官民投資の充実に取り組みます。 大型放射光施設SPring8の高度化、「富岳」の次世代機の開発、整備を始めとする先端大型研究施設の整備、共用、高度化の推進、論文等のオープンアクセス化や大学等における研究環境の刷新を進めます。また、先進国、ASEAN、インド等との国際頭脳循環に向けた取組を推進します。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  37. 国際的にも高い理数系のリテラシーを持つ子供たちが、理系離れを起こすことなく、高等教育段階においても適性や関心に応じて学べる環境を確保するとともに、人材需給ギャップを解消すべく、文理分断型の学びからの脱却、高等教育の構造改革を目指します。そのため、地域のニーズも踏まえた関係者の対話の場であります地域構想推進プラットフォーム構築への支援、大学における成長分野への学部等転換、高等専門学校の新設支援、大学や高等専門学校の高度化、国際化、産学官が連携したリスキリングの機会や専修学校教育の充実に取り組みます。 物価、人件費の上昇等も踏まえ、令和七年度補正予算での支援に加え、引き続き、国立大学法人運営費交付金や施設整備費補助金、私学助成等の基盤的経費の安定的な確保や、大学病院の機能強化と経営支援を通じ、改革の基盤を支えます。 科学技術イノベーションは、国内外の社会課題の解決に貢献し、持続可能で強靱な社会を構築する源泉です。 来年度から始まる第七期科学技術・イノベーション基本計画の策定などを始め、科学の再興を通じた新技術立国の実現に向け、全力を尽くします。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  38. いわゆる高校無償化に係る対応については、関連法案を今国会に提出しており、四月からの実施に向け、全力で取り組んでまいります。あわせて、令和七年度補正予算に計上した高校教育改革のための基金を通じて、高校教育改革の取組を先導する拠点を創出します。この一環として、家庭の経済状況に左右されない、地域と連携した学力向上、学習支援にも取り組みます。 学校給食費の抜本的な負担軽減については、三党間での合意等を踏まえ、地方団体とも密に連携し、実現に向けて取り組んでまいります。 高等教育費については、本年度から実施している授業料等無償化の多子世帯への拡充を着実に進めるとともに、引き続き負担軽減、支援の拡充に取り組みます。 高等教育は、新しい知的、文化的、社会的価値を生み出し、社会構造の変化に応じた人材を育成する使命を担っています。 この使命を果たすため、知の総和答申等を踏まえ、教育研究の質の高度化、高等教育全体の規模の適正化、高等教育へのアクセス確保を図ります。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  39. 不登校児童生徒数や小中高生の自殺者数は過去最多となるなど、極めて憂慮すべき状況が継続をしています。SNSにおける動画の投稿、拡散の事案もありました。いじめや暴力行為は決して許されるものではありません。安心、安全な学校環境を守るべく、暴力行為やいじめへの対応や情報モラル教育を推進するなど、関係省庁と連携し、対策を推進します。 貧困や虐待などの困難を抱える子供たち、夜間中学での学びを必要としている方など、多様な背景を有する方が安心、安全に学べる環境を整備します。 共生社会の実現に向けて、障害のある子供たちの自立と社会参加を見据え、特別支援教育の充実に取り組んでまいります。 グローバル化の進展を踏まえ、日本人学校等の機能強化、人的交流、日本型教育の海外展開、ユネスコとの連携等を進めます。また、秩序ある共生社会の実現にも資するよう、日本語教育の充実等を推進します。 子供たちの努力では越えられない壁で、教育の機会が閉ざされてはなりません。経済状況によらず、質の高い教育にアクセスできるよう、教育の質の向上と併せて、教育費の負担軽減を切れ目なく行います。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  40. また、中央教育審議会の議論も踏まえながら、質の高い教職員集団の形成を含めた教師の養成、採用、研修の一体的な改革を進めます。 子供を守り育てる立場にある教員が、児童生徒性暴力等を行うなどということは断じてあってはなりません。教員性暴力等防止法や子供性暴力防止法等を踏まえ、関係機関との連携も含めた厳正な取組や生命(いのち)の安全教育を推進いたします。 GIGAスクール構想を更に推進し、端末更新やネットワーク環境の改善、校務DXの加速化などを図るとともに、関連法案の整備により、教科書へのデジタル活用を可能としつつ、多様な現場の実態に即した教科書の活用を促します。 学校の地域、家庭との連携、協働も必要不可欠です。コミュニティースクールの導入を加速し、社会教育改革を進めるとともに、学校施設についても、教育環境の向上と老朽化対策を一体的に進めます。また、少子化が進む中においても、生徒のスポーツや文化等の活動機会の確保のため、地域の実情も踏まえつつ、部活動の地域展開、地域連携の全国実施を進めます。 誰一人取り残されることなく、子供たちの学びの機会を確保することは文部科学省の使命です。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  41. 教育の機会の確保と併せて、教育の質の確保は重要な課題です。 これからの時代にふさわしい次期学習指導要領等の在り方について、より質の高い、深い学びを実現するとともに、多様な子供たちを包摂するため、中央教育審議会等での丁寧な検討を進めます。 デジタルグローバル人材や地域の経済成長を担う人材育成を抜本的に強化するため、DXハイスクール事業等を通じた探求的、文理横断的、実践的な学びや、AIを活用した個別最適、協働的な学びや英語教育などを推進します。 幼児教育も重要であり、全ての子供が質の高い幼児教育を受けられるよう取り組みます。 教育は未来を形作る大変尊い仕事であり、その要は教師です。改正給特法なども踏まえ、教育の担い手である教職員が安心して本務に集中できる環境づくりに向け、学校における働き方改革を始め、教師志願者の確保、多様な分野からの人材確保等を進めます。中学校三十五人学級の実現に向け、今国会で関連法案の成立を目指します。引き続き、学校の指導、運営体制の充実、処遇の改善を総合的に進めます。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  42. この度、引き続き文部科学大臣を拝命をいたしました松本洋平です。 今後とも、斎藤委員長を始め理事の皆様、そして委員の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。 第二百二十一回国会において各般の課題を御審議いただくに当たり、私の所信を申し上げます。 社会構造や国際情勢など、様々な変化の中にある我が国ですが、その未来を切り開くのは、いつの時代も人と知の力です。文部科学省は、教育、科学技術、学術、スポーツ、文化芸術という分野を通じて、強い日本、豊かな未来の礎を築く組織であります。このことに誇りを持ちながら、一人一人が未来に希望を持てる社会を形成すべく、政策を実現させてまいります。 豊かで幸せな人生と社会の持続的な発展が実現できるよう、公教育の再生を始めとする教育の振興に全力を挙げてまいります。 高市内閣が目指す強い経済、未来への成長を実現するためにも、特に、高校、大学、大学院等を通じた人材育成システム改革を行い、人への投資の好循環を実現することが重要です。日本成長戦略会議人材育成分科会において、関係省庁とも連携して議論を進めてまいります。

    衆議院 文部科学委員会 第1号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  43. 旧統一教会の名称変更をめぐりまして不開示とした行政文書につきましては、文部科学省としては、これまでも、国会等の場を通じまして、情報公開法上の不開示情報に該当するという見解を示してきたところであります。 しかしながら、御指摘の第一審判決では、不開示情報の該当性に係る国側の主張につきまして十分な理解が得られなかったことから、関係省庁とも協議を行い、改めて処分の適法性を主張するため、昨年十二月十一日に大阪高裁に控訴をしたところであります。 また、もう一点、先ほど名称変更について……

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  44. 所管官庁でありますので、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。 まず、改めまして、多くの被害者の方々が存在することにつきましては、深刻に受け止めなければならないと考えております。 先ほど総理もお答えになられましたが、所轄庁が文部大臣となった平成八年以降、旧統一教会に関する報道、訴訟に関する情報等を基に活動状況を聴取するとともに、民事事件の確定判決で認定された使用者責任も踏まえまして、宗教法人としての適正な管理運営や個別事案への誠実な対応をするよう強く求めてきたところであります。 他方、解散命令の要件は、法律に厳格に定められております。宗教法人がこの要件に該当するかの判断に当たっては、法人の活動に係る十分な実態把握と具体的な証拠の積み上げが不可欠でありまして、このことに相当の努力が必要であったということから、解散命令請求に当たっては様々な取組を丁寧に進めてきたところであります。 加えて、憲法に定める信教の自由の保障の観点から、解散命令請求の判断に慎重を期するため、宗教法人審議会にも意見を聞いて、相当であるとの意見を聞いた上で……

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  45. 国会、委員会の運営はそれぞれの国会並びに委員会の現場で決められることでありますので、私の方からなかなかコメントできないわけでありますけれども、ただ、一般的には、法案質疑だけではなくて、今日はこういう形で基本的質疑ということで予算委員会で行われているわけでもありますし、また、文部科学省が行います様々な事業に対しましては、文部科学委員会におきまして当然審議の時間、場というものは設定をされているところでありますので、そうした場で文部科学省に対して、また私に対して御質問をいただくことでそうした確認をしていただくことは可能かと考えております。

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  46. 大阪、東京が先行自治体として既に行っているわけでありますけれども、ここでの実施状況等につきましても、三党協議の場でそれらをヒアリングをした上で制度設計が行われ、そしてそれが提言としてなされ、今回こうした法案として提出に至っているというところだというふうに承知をしておりますので、三党協議の場でその先行自治体に関する様々なヒアリング等を行っていただいた上でこうした提言というものはやってきているというふうに承知をしているところであります。 また、就学支援金制度自体でありますけれども、この制度はもう既にあるものでありまして、今回はそれを拡大をするということであります。実際に、これまでの就学支援金制度の政策効果に関しましては、経済的理由による高等学校中退者の数を設定をしてこれまで調査をしておりまして、制度導入以降、減少傾向にあることを確認をしているところであります。 また、今後どのような観点で検証を行うのかということでありますが、今後の社会情勢や国民からの様々な意見、そして新たな制度の実施状況、そして各自治体によります取組等というものもしっかりと見ていかなければいけないと思います。

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  47. 今般のいわゆる高校無償化についてでありますが、三党間で累次の協議が行われたものと承知をしております。 この過程におきましては、先行自治体である大阪府及び東京都の実施状況についてもヒアリングが行われ、議論に活用されたものと承知をしているところであります。また、全国知事会からも要望をいただいているところであります。 文部科学省としては、この三党での協議や合意を踏まえて制度の具体化を行い、先日、制度拡充を実施するための法律案を国会に提出をさせていただきました。今後、国会での御審議を経てこの制度改正がお認めいただけた場合には、制度の実施状況とともに、先行自治体の取組の分析も含めまして、三年以内の期間に十分な検証を行うこととしております。 文部科学省としては、検証の中で適切に評価を行ってまいりたいと考えております。

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  48. 文部科学省としては、今後とも、高校教育、大学入試、大学教育を通じて子供たちの力を引き出すとの観点から、探求的な学びを含む高校までの学習成果が適切に評価される大学入試が行われるよう、必要な取組を進めてまいりたいと存じます。 現時点で細かなスケジュールをお示しすることは困難でありますけれども、こうした方向性に沿って我々としても検討を進めてまいりたいと存じます。

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  49. 大変重要な御指摘だと思います。 高校において生徒自らが問いを設定する探求的な学びを進めて、大学入試などでそれをどのように評価をしていくのかということは、重要な課題であるというふうに承知をしております。 文部科学省といたしましても、能力、意欲、適性などを多面的に総合的に評価する大学入試改革を既に進めているところでありまして、令和七年度には、五割以上の大学入学者が総合型選抜や学校推薦型選抜で入学をしているところであります。 今般の高校、大学、大学院一体改革におきましては、高校において、文理双方の素養を有する人材の育成や専門高校の機能強化を進めるとともに、大学において、数理、デジタルの学びの充実などによる文理分断からの脱却や学びの質と量の両面にわたる充実を図ることとしております。 このように、高校の学びと大学の学びの双方が変わることで、両者をつなぐ大学入試も更に改善が必要になると考えております。つまり、文理分断の限られた科目や、その細かな知識の有無で評価する入試からの転換とともに、大学入学以降の大学教育での伸びが重視される必要があると考えているところであります。

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD

  50. 各都道府県には、こうした我々の目的というものも理解をしていただきながら計画を策定をしていただきたいと思いますし、また、文部科学省としても、そうした各都道府県の計画策定にも伴走していくことによりまして、こうした思いというものを具体的な計画に入れ込んでいきたいと思います。 また、文部科学省としては、安定財源を確保した上で、交付金などの新たな財政支援の仕組みについても検討することとしております。このほか、地域の実情に応じて高校改革の取組を進められるよう、創設される高等学校教育改革等推進事業債の活用も期待されるところであります。 こうした取組、そして財政面も含めてしっかりと支援できるよう、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと存じます。

    衆議院 予算委員会 第4号(第221回) · 2026-03-03 · READ THE DIET RECORD