田中健
国民民主党・無所属クラブ · Japan
“様々、柔軟に消費税を検討する、また活用できるようにする、それは私も賛成です。 しかし、今回は、食料品ということと軽減税率と、様々な税率が生まれることにやはり問題がありますので、例えば、消費税が一本化していて、一〇%を八にする、又は一〇を一二にする、このような形で活用、運用するのは、私は、これからいろいろな議論があるかと思いますが、今回の、食料品だけを一パーなのかゼロにする、なおかつ二年間というのが、このやり方が一番適切かということを是非皆さんで議論をしたいと思っているんです。 国民民主党の対案についてお示しさせていただきます。 私たちは、仮に五兆円の規模の財源があるならば、価格が本当に下がるかも不確実であって、農家や外食や地方財政、今聞きました副作用の大きい二年間の消費減…”
“農水大臣、現場にいろいろ行かれているのは私も承知をしておりますが、やはりこれは具体的にこの影響を議論しないと、私は前に進まないと思いますし、中間報告、今月までといって、あと二週間ですか、もう切る中で、全て解決できるような、解決できなくても、何か対策が発せられるのかというのは甚だ疑問であります。 例えば、外食産業もそうであります。これも懸念の中で出てきておりました。やはり今の、テイクアウトの軽減税率八%、外食一〇%の二%から更に差が広がるわけで、大変大きな影響を受けるということが言われています。 帝国データバンクの今年の一月の調査では、飲食店の倒産件数は過去最多、九百件を記録をして、三年連続で増加もしています。もちろん、ゼロゼロ融資の返済の期限と重なったり、いろいろな理由は…”
“是非、総理に御検討いただきたいと思うんです。物価高に苦しむ国民の負担を軽減するという目的は同じです。冒頭でも確認をさせていただきました。だからこそ、政策手段は、より確実で、より迅速で、より副作用の少ないものを選ぶべきだと思います。 そこで、伺いますが、五兆円規模の財源があるならば、ここで示させていただきました、この複雑で副作用の多い消費税一%、給付、二年間ではなく、所得税、住民税の税額控除、とりわけ住民税の控除拡大、所得税は百七十八万円ということで、総理にも御協力をいただきました、実現しました、そして社会保険料負担の軽減によって、家計に直接、負担軽減を届けるべきではないでしょうか。 例えば住民税であれば、控除を五十万円上げれば、簡単に一〇%を掛ければ一人当たり五万円の減税…”
“ありがとうございます。 基本的に、また確実な見通しではないということですが、下がらない可能性が少しでもあるならば、やはり、価格への反映というのが不確実なつなぎとしての消費税の引下げというのは、私、負担軽減策の中心に据えるのがいいのかといった疑問が生まれます。 更に議論を進めますと、国民会議の進め方です。 国民会議でヒアリングに来ていただいた約三十一の個人、団体からは、飲食料品、食料品ゼロについて数多くの懸念が示されました。ところが、これらの懸念に対する具体的な解決策が示されないまま、突然、一%プラス給付という案が出てきています。これは、これまでの議論を踏まえた案なのか、それとも、結論を先に置いた上で、国民会議をアリバイのように使っているのではないか、そういった疑問も、今、…”
“給付つき税額控除は、私たちも賛成しています。しかし、資料をお配りして、このパネルにありましたように、この食料品消費税一%はつなぎとなっていないわけですね。つながっていないわけです。一%を給付するというお話がありましたので、給付の一%は、その後、二〇二九年にはつながっていきますけれども、この二年間だけはつながっていないんです。ですから、今のままでは今年も何も対応がありませんので、例えば、この食料品消費税一%をなくして、今の政府案を一年、横にスライドしていただくと、全く国民民主党案と同じになるわけですね。 ですから、私たちは、全く、負担軽減をしようという総理の思いとは同じでありますから、是非、まさに総理がおっしゃる迅速性と十分性においては、このやり方を検討してほしい。消費税に…”
“今週も国民会議はあるということですので、しっかりこの提案をさせていただきまして、国民会議で議論を深めていきたいと思っています。 済みません、時間が迫っていますので二問目を飛ばして、最後の質問を一問お願いします。 七月になりますと、富士山は開山を迎えます。富士山といえば、静岡県、山梨県の地域資源でもあると同時に、日本を代表する世界文化遺産でもあり、国立公園でもあります。海外からも多くの人が訪れる我が国の象徴です。昨日も、富士宮市では、世界遺産登録十三周年を祝うお祭りが市内を挙げて開かれていました。 しかし、この間、閉山の期間中にも登山者が登り、遭難事故が相次ぎ、警察や消防が命懸けで救助に向かうという例が相次いでいます。民間調査では、閉山中に一万人近い人、これは日本人だけであ…”
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“お答えします。 先ほど来から法案に瑕疵があるような話だったんですけれども、あくまでたてつけとしましては、附則の中で、第二条に書いてございますが、必要な財源上又は法制上の措置を講じなければならないということのプログラム法案でありますので、その上で、先ほどの二重取りにおいては、揮発油税法の第十七条との関係の中で整理をしていただいて、そして必要な措置を講じていただきたいということでありますから、これ自体には法律上の瑕疵や欠陥はないと思っておりますし、もしも修正が必要と考えるならば、是非、修正案も考えていただきまして御提出をいただければ、議論をさせていただきたく思います。”
“先ほど少し申し上げましたが、二〇〇八年の混乱のときを踏まえて、本来は、事前に二十五円というお話がありましたけれども、それを現場の中で話し合った結果、今回は、差額について、六月末の在庫量に応じてガソリンスタンドから精算してもらうという仕組みを考えてもらうのが第一号でございます。 そして、この仕組みにおいて、附則の第二条二号に該当する事例はかなり限定的になるとは考えられますが、補助金と税の控除、還付の二重取りを防ぐためにこの規定を置いて、政府に必要な措置を講じてほしいということであります。”
“お答えします。 先ほどの質問でもちょっとお答えしましたが、幾つかガソリンスタンドの経営者にもお話を聞いたところ、全て残量を毎日確認するようなことが義務づけられているわけではありませんが、各事業所ごと、またガソリン販売所ごと、残量をチェックをしているということであり、チェックすることに対してはそれほど手間が大きくかかるはずはないということですので、六月末の残量というのをしっかりチェックをしてもらうということは可能かと思っています。”
“もちろん、七月一日時点で申請をして、すぐにもらえるということは考えられないわけでありまして、今御説明があったとおりですが、還付や今までのやり方よりも大変簡素で、そして迅速にできるのではないかと考えております。一か月ないしは二か月は還付よりもお金が早く入るという意味では、もちろん時間は要しますが、補助が通ると思いますので、一日も早く、法案が通りましたら、その対応について進めていければと思っています。”
“今回は、販売事業者に自分のガソリンの残量を示していただきまして、それを、今までのトリガー条項等ですと元請でありましたけれども、今回は経産省に直接申請をしてもらって補助を受けるという形を考えております。”
“お答えします。 一事業者当たりの差額の件だと思いますが、資源エネルギー庁に確認したところ、全国に二万七千者のガソリンスタンドがありまして、平均のキャパシティーは約三万リットルということでありますので、一リットル当たりのガソリン暫定税率二十五円十銭から今の補助金の額十円を引きますと十五・一円になります、そうしますと、単純計算ですが、それに掛けるとなりますと、約四十五万円が、一事業者当たり、平均の差額になるんじゃないかと考えています。”
“お答えします。 私の討論の話も出していただきましたが、私が討論で言ったのは、これまでガソリン税については長年私たちは様々な提案をしてきたという中であの発言をしたのは、まず御理解いただきたいと思います。あれが今回の法案だということを言っているわけではありません。そこは、済みません、私の発言ですので、言わせていただければと思いますが。 その上で、その三党協議の中で、今お話を聞きましたら、それが決定したことでなく、この審議の中でしっかりと説明をさせていただくということをお話をしたということを実際に今お聞きをしましたので、今、しっかりと、今回は補助という形で在庫量に応じた対応をさせてもらうということを、改めてこの場で正式にお話をさせていただいております。”
“お答えします。 私はその場にいなかったものですから、現場の話はできませんが、もちろん私たち国民民主党がハイブリッドで提案をしていたのも事実でありますし、私も討論で述べさせていただきました。まさにそれが、この第二条の製造者又は販売業者のうち、製造者にということでありましたけれども、今、青柳委員からありましたように、七党ということで、その提案をもって、今まで三党協議でありましたから、七党の皆さんにも集まっていただいて、皆でこの議論をした中で、今回は在庫量に応じた補助にということを決定をさせていただいたということでありまして、三党協議と七党は別ですので、七党の総意としてこれを総合的に判断したということでございます。”
“私は、討論の中で発言させていただいたのは、様々な議論が各党で行われたという中で、私たち国民民主党としては、これまでの議論の中で、代表や他の議員も含め、その両方を使った仕組みを提案をしていたということでありまして、今回の法案ということではありません。今回の法案ではなく、様々な議論をしてきた中でこういった提案もしてきたけれども、それに今まで一顧だにせずにこの議論ができなかったということを話させていただきました。その上で、今言ったように、各党の御意見も踏まえて、総合的には、今回は補助という形、在庫量に応じてガソリンを補助するということにしました。 と同時に、先ほど言いました附則二条一号はあくまでプログラム法案でありまして、読んでいただければ分かるように、事業者であっても、元請であっても、また販売者であっても、どちらにも対応できるということになっておりますので、可能になっているプログラム法案でありますので、今回は、私たちの提案としては、在庫量に応じた補助金の返還ということで、スムーズに負担を減らしていけるんじゃないかという提案でございます。”
“御質問にお答えします。 二〇〇八年の混乱のお話、先ほどありましたけれども、その混乱を踏まえて、事前に二十五円十銭分の補助金を引き上げて、また七月一日に減税に切り替えるという仕組みも最初は考え、各党の皆さんとも議論をしてまいりました。 とにかく、課題は現場に混乱や負担を与えないやり方をどうすればいいかということでありました。その中で、この二条の第一号では幅広い対応が可能となっておりまして、今回の中では、差額については、六月末の在庫量に応じてガソリンスタンドから精算をしてもらい、それを補助金として返していくという仕組みを考えております。”
“国民民主党、田中です。 国民民主党としましても、今年度分は今回の補助金に対して予算措置した一兆円、そして上振れの三兆円を使ってクリアをしていければと思っていますし、また、恒久財源としましては、来年度に向けて歳出歳入の総合的な改革をこれから進めていくと思うんですけれども、その中で捻出すべきものと考えております。 また、昨年十二月の、先ほど来出ておりますように、私たち国民民主党も入りました自公国の幹事長の決定の中で廃止ということが決まってから、私たち、税制調査会がありまして、古川税制調査会長が何度も自民党の方に、税の在り方、財源の在り方を議論しようと言ってきましたが、一切応じず、また反応もなくナシのつぶてだったということもありますので、是非、この暫定税率の廃止に向けて一緒に取り組むということでありますし、廃止すると言っていることはありますので、これからの恒久財源は一緒に考えていただければと思っております。”
“お答えいたします。 ガソリンスタンドが在庫をチェックしなきゃならないということでありますが、今回のヒアリングの中で聞いたように、全てのガソリンスタンドではありませんけれども、多くのガソリンスタンドが在庫を日々確認をしているということが常時の作業の中でありますので、そこは六月末時点の在庫を確認をしていただきたいと思います。 また、これまでの還付申請でありますと、ガソリンスタンドは在庫を確認してから、それを元請に知らせて、元請から還付申請が来ますけれども、その場合、ガソリンスタンドは元売に在庫を知らせたくないというのも、ガソリンスタンドはいるということもお聞きをしています。といいますのも、複数のガソリンスタンドから仕入れておりますので、按分等も知られたくないということもあり、役所に直接申請する方がいいという声もあるのも事実でありますので、私は、全て、今回の、今経産省が発言したものが妥当だと思ってはおりません。 今のところ、そう答弁させていただきます。”
“本来ならば、私たちは、本法案の成立からある程度の時期がありますれば、今の十円にプラス十五円十銭を加えて二十五円十銭の補助金を続けて、七月の時点で減税に切り替えるというやり方も考え、また各党の皆さんとも検討していましたが、今回、法案によっては、どのような形でもできる、可能な法案になっておりますけれども、今回は、在庫をしっかりと確認をして、そして、それに対して補助をするという形を取らせていただきたいと思っています。”
“引き続きお答えいたします。 短期間では対応が難しいということをお話しされていましたが、私たちが聞いている中では、この時期、このタイミングで変更となっても対応可能だということをお聞きをしています。 その上ではありますが、支援や経過措置が必要であれば、今回、法律文に盛り込んで、それを使っていきたいと思っています。 以前より、早期の暫定税率廃止を求めておりましたが、なかなか決まらず、ここにまで至ってしまいましたので、この時期の審議となりました。そのため、ガソリンスタンドの一事業者当たりの差額については、還付という形ではなくて、六月末の在庫量を測ってもらいまして、それに応じてスタンドから精算をしてもらう、補助金のような形でのことを考えています。”
“また、三つ目としまして、ある事業者は、毎週木曜日には新しい補助金が適用されたガソリンが発送されているということでありますから、他の元売でも同じように、これは大手の事業者さんでありましたので、同じようなオペレーションがされていると考えられます。 また、あるガソリンスタンドでは、タンクに在庫の補助額の異なるガソリンが混在するケースはあります、今も補助金が時期によって変わっておりますので、こういったケースはあるものの、経営判断として、幾らで販売するかというのを決めているということであります。 また、一万五千社に及ぶ石油販売者の健全な発展と消費者の利益保護を目的としている全国石油業の共済協同組合連合会にも、幾度にわたり、ヒアリングを行ってまいりました。 以上です。”
“私たち国民民主党は、政策協議の場で信頼関係を築いてきたという認識を持っています。だからこそ、あの三党合意にも真摯に向き合い、実行に移そうとしてきました。 しかし、今、委員会の開催すら拒否している現実を前に、国会での議席を預かる者として、立法府の一員として、このまま沈黙するわけにはいきません。 井林委員長は、衆議院規則に基づいた正式な委員会開催の要求にも応じず、重い委員長の職務を放棄いたしました。このまま責任を問わず放置すれば、審議拒否が委員長の正当な権限だという誤った前例を残すことになってしまいませんか。だからこそ、我々は、今、責任を持って行動しなければならないのです。国会を言論の府として正常に機能させるために、そして、国民の声が正当に反映される国会を取り戻すために。 我が国民民主党は、本解任決議案に賛成することを力強く表明して、皆さんの賛成を求め、討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手)”
“私たち国民民主党は、この間、単なる主張ではなく、現実的かつ実行可能な制度設計を繰り返し提案してきました。 減税と補助金をハイブリッドで組み合わせることで、小売や流通の混乱を回避しつつ、リッター二十五円十銭の引下げを可能とすること。税の還付申請に代わり、補助金による即時対応を行うことで、制度運用を簡素化すること。今年の財源は、既に計上されている補助金予算一兆円と税収上振れ三兆円によって十分に対応可能であること。来年度以降は、年末の自動車諸税の見直しの中で、安定財源を含めた議論を行っていくこと。そもそも、取って配るなら、最初から取らない方が効率的であること。会計検査院からも無駄だと指摘されたガソリン価格調査も要らなくなること。 こうした提案を一顧だにせず拒否してきたのは与党側です。委員会の開催すら拒否する与党の姿勢こそ、まさに責任放棄ではないでしょうか。 与党の皆さんは、何をもってこの提案を非現実的と切り捨てるのでしょうか。先ほど欠陥だらけとの発言がありましたが、何も考えていないのは与党側の方ではないでしょうか。反論があるのならば、堂々と委員会で議論をすればよいではありませんか。”
“この審議拒否の背景には、別の計算も透けて見えます。委員会で採決すれば、野党の賛成多数で可決される可能性がある、だからこそ委員会を開かせない。まさに政治的な打算で、民意の表明を封じようとしているのではありませんか。それがまかり通るならば、選挙でどれだけ民意を託されても、野党の議席は飾りにすぎないということになってしまいます。 しかも、この暫定税率の問題は、今に始まった話ではありません。一九七四年に導入されてから、既に今年で五十一年が経過をしています。暫定の名の下に、本来の税率にリッター二十五円十銭が上乗せされた状態が半世紀以上続いているんです。 そして、昨年の十二月十一日、自民党、公明党、国民民主党の三党幹事長で、いわゆるガソリンの暫定税率は廃止すると正式に合意したことは、改めて私はここに申し上げたいと思います。それにもかかわらず、半年が過ぎた今も政府・与党は何らの具体策も示さず、三党の合意は、事実上、ほごにされつつあります。これは、明らかに与党の政治的怠慢であり、国民との約束を軽んじるものです。”
“国民民主党の田中健です。 私は、国民民主党・無所属クラブを代表して、財務金融委員長井林辰憲君解任決議案に賛成の立場から討論いたします。(拍手) 本決議案は、ガソリン税の暫定税率を廃止するかどうかの政策論争ではありません。本質は、ただ一つ。衆議院財務金融委員長が、委員会開催という基本的責務を果たさなかったことに対する厳正な評価と対処を求めるものであります。 今回、国民民主党を含む野党七会派が共同提出したガソリン暫定税率廃止法案は、二百十五人という衆議院の過半数に近い議席の賛同を得て提出をされました。にもかかわらず、委員会は一度も開かれず、法案は、事実上、たなざらしにされています。これはもはや、法案に反対という立場ではなく、国会の機能を意図的に停止させている状態にほかなりません。 与党の皆さんは、急過ぎる、来月の施行は無理だ、混乱を招くと言います。ならば、その主張を委員会の場で正々堂々と述べて、反対すればいいんです。審議を拒否することと法案に反対することは、全く別物です。審議を拒否すれば、それは、立法府における民意の反映を拒む行為であり、民主主義の否定であります。”
“また、あわせて、今後は、一律の免許取消しではなくて、運用可能な範囲を制限して、段階的免許制度も必要ではないかとも思っていますが、このような検討がされているのかも伺います。 そして、最後に、これはなかなか、免許を返しても、実際、足がなければ駄目だということがありますので、こちらも取組を伺いたいと思います。 以上です。”
“ありがとうございます。 是非とも、これまでやってきたけれどもなかなか件数が減らないというのは、やはりまだまだやるべきことがありますし、また検討余地があるのだろうと思っていますので、今やっていただいていることは承知をしておりますが、是非、更に力を入れていただきたいと思っています。 質問の時間がありませんので、高齢者の認知判断能力の低下への対応について警察庁にお伺いします。 これもやはり高齢者でありますが、七十五歳以上の高齢運転者に対しては、免許更新時に認知機能検査が義務づけられております。その結果によっては運転技能検査や高齢者講習が求められますが、なかなかこれは、実効性という観点で見たときは、現場では形骸化しているんじゃないかといった声も聞かれることもあります。 まず、この内容や頻度、対象年齢の見直しについて、例えば検査の年齢の引下げや、事故歴、違反歴のある高齢者への臨時検査など、実効性を高める制度改革が必要かと思いますが、見解を伺います。”
“この平面のY型のインターチェンジや、出口、入口が近接するインターチェンジについては、過去に逆走が発生した地点を分析し、構造の改修や視覚性の向上、優先順位を国として設定すべきではないかと考えます。 また、逆走車両の物理的進入の防止、逆走用のスパイクや大型掲示板、進入禁止バーの設置基準や、また全国の整備の方針について、現状と今後の計画をお示しください。”
“ありがとうございます。まさにコストや諸々の課題はあるかと思いますが、是非前向きに検討を進めていただきたいと思います。 もう一点が、高速道路の逆走事故です。 先日も痛ましい事件がありました。東北自動車道の事故では、死者が三人と重軽傷者が十一人という深刻な結果となりました。また、つい一昨日の六月十一日にも中央道の逆走事故があり、これは運転していた男性は九十九歳ということでありました。特に高齢者ドライバーの事故が七割を占めておりまして、また平面のY型など、構造的にも誤進入しやすいインターチェンジの存在も指摘をされています。 資料の裏面でありますが、国交省も、高速道路の逆走対策というのを二〇一四年から行っておりまして、二〇二九年までに逆走による重大事故ゼロを目標としていますが、しかしながら、年間の逆走件数は、二〇一五年が二百五十九件、二〇二三年が二百二十四件と、減少傾向にはあるものの、まだまだ依然として高水準であります。 改めて、この対策が十分か検証して、実効性のある取組を急ぐ必要があると考えていますが、まず、国交省の方に来ていただいております。”
“そうであるんですけれども、今回はこれには当てはまらなくて、やらなかったということでありますから。つまり現場の人に任されているわけでありますので、是非厳格に、こういった制度はあるということでありますので、対応していただければと思っています。 更に言うならば、本件では、先ほどありました、免許取消し後も本人が再び運転をして無免許で摘発をされています。ですから、これは制度だけではなく、やはり現場の実効性というのをもう少し高めていかなきゃならないと思っています。 例えば、免許取消し者が所有する車に対して、技術的にこれから考えなきゃなりませんが、インターロックの整備をつけたり、車両使用の停止命令など使用制限の措置をするだとか、また、あるいは、もっともっといろいろな制度が進めば、顔認証や免許の認証機能つきの車載機能を導入するなど、ありとあらゆる再犯防止の実効的な政策というのも、また方策というのも検討する必要があるかと思いますが、今後の方針をお伺いしたいと思います。”
“もちろん、個別の具体的案件ですので、私も現場にいたわけでもないですし、その警察官の話を聞いたわけでもないので分かりませんが、一般論として、今度は、今回の加害者、七十五歳目前の高齢者になります。短期間に二件の重大事件を起こしたということで、やはり高齢ドライバーによる重大事故の再犯リスクの対応というのが不十分であるのではないか、そういった国民の声も極めて大きいというふうに感じています。 そうした場合、例えば、事故を起こした高齢ドライバーは、認知症かもしれませんし、判断能力がないかもしれませんので、しっかりとした、臨時の例えば適性検査を行うだとか、若しくは医師の診断を義務化するだとか、速やかな免許の一時停止ないしは取消しに向けた厳格な対策というのも、これからますます高齢者が増える中で必要になるかとは思うんですが、その考えを大臣に伺います。”
“五月七日は確かに免許取消しの方はできていたんですけれども、まだ次の処分が出ていなかったんですね。ということを言いたかったんです。 というのは、この三月三十一日、横断歩行者を妨害したときになぜ勾留できなかったのかと聞いたら、まさに過失運転の致傷であって亡くなっていない、亡くなっていないから勾留できないんだと説明を受けました。そして三日後にひき逃げをしています。そして、このときも、勾留の期間が決まっている中で、延長されずに、二十一日には満期で釈放されています。そして三度目の逮捕ということでありますから。 もちろん、亡くなっていなければ危険運転致死傷にならないから仮取消しがすぐにできないと言うんですけれども、しかし、このように悪質なことが重なるということが明らかにあったということは事実でありますから、やはりこれは、私は検討すべきかと思っています。もう一度、大臣の見解を伺います。”
“本件のように、重大事件を起こした後でも正式な処分が下るまでの運転が可能となっている現行制度は、明らかに再犯のリスクを見過ごしており、公共の安全が脅かされているのではないかと感じます。この点について、事故後速やかに、仮停止でなく、即時停止やまた仮取消しの措置を可能とする制度の改正というのが必要ではないかと考えますが、見解を伺います。”
“国民民主党、田中健です。よろしくお願いします。 今日は、重大事故の免許停止、取消し手続の遅さ、また再犯防止の制度強化について、そしてそれに関連して、高速道路の逆走事件についてもお伺いをしたいと思います。 資料を御用意しました。一枚目が、記事でございます。 今年三月三十一日に、横断歩道歩行中の小学生をはねる交通事故が起こりました。そして、その三日後に今度は高校生のひき逃げ事故を起こした疑いで逮捕された七十四歳の男性ですけれども、六月十日、今度は無免許運転の疑いで逮捕されました。僅か数か月で三度も逮捕であります。被害者にとっては許し難い出来事であり、御家族の心中を察しますが、また同様の事案が全国で繰り返されないかという不安が高まっています。ちなみに、小学生の男の子は、一昨日、意識を取り戻したそうであります。 その中で、警察と検察によりますと、この男は、三回目の逮捕前、無免許運転の疑いのある五月七日時点で、検察の処分は出ておらず、釈放中で、任意の捜査が続いていたとのことであります。”
“私たちは、本法案を必要かつ重要な第一歩として支持します。しかし、オンラインギャンブルの脅威に真正面から立ち向かうには更に踏み込んだ立法と技術的対策を一体に進める必要がある、その決意を持って本討論とさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)”
“また、先日、民間調査で明らかになった違法スポーツベッティングの市場規模は六・五兆円にも上るとされ、警察庁委託調査の推計、オンラインカジノ賭け金約一・二兆円の実に五倍以上の金額です。この分野が未規制のまま放置されている現状は法の抜け穴であり、早急な立法措置が求められます。 さらに、対応を担うべき所管官庁が存在しないという制度上の空白も看過できません。警察庁、総務省、消費者庁、多くの省庁がそれぞれ断片的に関与する現在の体制では、迅速かつ総合的な対応は望めません。責任官庁の明確化と専門的な対応体制の構築が不可欠です。 加えて、我が国として真剣に導入を検討すべきは、サイトそのものへの接続を強制的に遮断するブロッキング措置です。 総務省は、四月から、法的、技術的観点を整理する検討会を設置し、七月をめどに中間報告を取りまとめるとのことですが、違法賭博の深刻さを考えれば、早期に結論を出し、実施に踏み切るべきです。もちろん通信の秘密との関係は慎重に扱う必要がありますが、児童ポルノ対策と同様に、公共の福祉を理由とした例外規定を明確にすることで、憲法上の要請との整合性は十分図れると考えます。”
“国民民主党、田中健です。 会派を代表しまして、オンラインカジノ規制に向けたギャンブル等依存症対策基本法の改正案について、賛成の立場から討論をいたします。 オンラインカジノをめぐっては、芸能界やスポーツ界における利用が相次ぎ、既に深刻な社会問題となっています。こうした中で、サイトの開設や誘導行為を明確に禁止する今改正案が、与野党の協議の下、委員会提出に至ったことには、まず感謝を申し上げたいと思います。 この法改正により、これまでグレーゾーンとされてきた誘導広告の違法性が明確化され、違法な賭博行為の温床を断ち切る第一歩になると期待をしております。 しかしながら、現行法案だけでは抜本的な解決には至りません。 まず、今回の改正案には、罰則規定が盛り込まれていません。禁止はしたが違反をしても処罰されないというのでは、抑止力としては不十分です。違法な賭博ビジネスの背後には国内外の反社会的勢力が関わるケースも指摘されており、実効性のある罰則の導入は早期に検討すべきです。”
“是非、安全保障上の観点からも推進を図っていただければと思います。 以上です。終わります。”
“戻りますと、洋上風力発電の技術や設備導入におけるまさに中国リスクとも言われる問題をどのように認識し、対応を図っていくのか。これは経産省に来ていただいていますので、お聞きします。”
“是非、今回のこの洋上風力発電の実施のEEZへの拡大を、日本の海洋政策をオール・ジャパンで総合的に計画的に進めていくその第一歩、大きな一歩としていただきたいと思います。 さらに、進めてまいりますと、今回のこの洋上風力発電計画において最大の課題は、日本国内に大型風車メーカーが存在しないということであります。日本の風車メーカーは、中国製品とのコスト競争力が劣るため、風車の設計、開発、製造から撤退をしています。 一方、直近で二三年九月に国内初の民間資金による一般海域の着床式の洋上風力発電が富山県の入善町で運転を開始をしましたが、ここでは中国製の風車三基でありました。世界の風車ビジネスでは、欧州メーカーが先行してきましたが、今や、中国は世界全体の風力発電施設の製造能力の六割から七割を占めるとも言われます。 一方、やはり中国リスクにおいては、政府としては、縮小が続く造船業の再生をしていこうということの報道も受けています。国が主導して造船ドックの建設や整備を支援して、海外展開も後押しをするということで、大変これには期待をするところでありますが。”
“その中で、今、様々な省庁と連携を取りながらということでありますが、やはり、海洋国家として、再エネのみならず安全保障や資源や漁業など多元的な利用を調整するには、従来の縦割りの行政を超えた強力な司令塔としての、海洋政策のある意味統合的な管理が必要かと思いますが、その統合的管理を進めるために、大臣はどのようなお考えを持って進めていこうと考えているか、お聞きします。”
“まさに第三次の基本計画でも、第四次でも、検討というところにとどまっているんですね。三次基本計画では、実態の把握に努めるともありましたけれども、そこからなかなか進捗がありません。 今回の改正案は、我が国のEEZにおいて洋上風力発電が本格的に展開されることになれば、もはや単なる再エネ政策ではなく、我が国の海洋政策そのものを大きく転換する契機になると思っていますので、是非、こちら、検討ではなく実行に移していただきたいと思います。 例えば、洋上風力発電には海底ケーブルが必要ですが、AI法のときにも海底ケーブルの議論をしましたけれども、国連の海洋法の条約では、十分に明確な条文というのは定めていません。このため、送電ケーブルを敷設や運用する権利を国連海洋法の条約のどの条文に、どういった解釈で結びつけるかということも、我が国において最大の利益にするためには、やはりこの計画というのが大変重要になってきます。是非、推進をお願いしたいと思います。”
“また、その際には、総合海洋政策推進事務局の在り方も考えなければなりませんし、あわせて、国際法との整合性、また外国との調整も含めた内閣府の在り方というものにも言及していかなきゃならないと思いますが、大臣のお考えをお聞かせください。”
“国民民主党の田中健です。よろしくお願いいたします。 言うまでもなく我が国は、排他的経済水域、EEZを含めれば、権利が及ぶ海域の面積において世界第六位の海洋国家であり、海洋基本計画においても海洋立国を標榜しています。だからこそ、この広大な海域をいかに国家戦略的に利用し国益を最大化するのかが、まさに海洋国家としての責任であり課題であると思っております。 その中で、今回の再エネ海域の利用法の改正案は、我が国のEEZにおける洋上風力発電の促進に資するものではありますが、現行制度の下では、海域利用の主眼が再エネに偏重しているんじゃないかといった指摘もあります。 その中で、今回の再エネ海域利用法改正法案を契機として、EEZを含む我が国の広大な海域における国益の最大化を図るために、海洋空間計画を国家戦略として本格的に策定、推進していただきたいと思っておりますが、大臣のお考えを聞きたいと思っています。”
“公的資金のチェックが進まなかったのは今回だけでなく、じもとホールディングスも、三度の注入を受けながら、再び今も返済の困難に陥っています。 そんな中、今、政府は、今回の地域金融機関への公的資金の注入制度の延長も検討しています。やはり、この問題で問われているのは国民の信頼でありますから、公的資金は最終的には国民の負担になりかねない資金であり、政府が預かる公共財であります。金融庁として、今回、重大な事案であるということを、再発させないということも言っていただきましたが、制度設計の根本的な見直しが不可欠だと考えますが、大臣の覚悟をお示しいただきたいと思います。”
“そして、不正から二十年、注入してから十二年ですね、昨年の段階でようやく第三者委員会が設置をされたりして、今は調査が進み、今日の午後にも発表があるということですが、これほど長期間、誰も不正に気づかずに、また、監督当局も指摘できなかったというのは本当に不思議でなりません。 注入の際には、今聞きましたけれども、そもそも注入後、モニタリングを金融庁は半年に一度、聞き取り調査と題して経営状況を監視をしているはずでありますが、この監視については、この十二年間、どのような内容だったんでしょうか。伺います。”
“金融庁が、遺憾と言ったり、ないしは、昨日の発表では、ガバナンス的に極めて重大な問題があった等、何か人ごとのような、また、ないしは、信用組合にもちろん問題があったわけですけれども、それを責任転嫁しているような発言は、やはり私は適切ではないと思っています。 今言った、復興を支えるのは当然ですし、皆さんそれで納得して公的資金を入れました。そういう方針もそのとおりだと思いますが、しかし、やはり、注入する際にしっかりとデューデリジェンスを行って、中身を見てどうだったかというのが今の話ではされていないとしか思えません。形式的な審査で済まされていたと言われても仕方がないと思っています。 そこで、不正は二〇〇四年頃からもう始まっていたとされて、公的資金注入の時点では既に内部に深刻なガバナンスの欠陥があったわけであります。公的資金の注入先の健全性を担保するというのは、政府として、金融庁としても最低限の責任だと思います。”
“これは、単なる一金融機関の不祥事ではないと思っています。公的資金を預かる側としての、政府、金融庁の責任が問われる、極めて重大な問題かと思っています。 昨日、東北財務局は業務改善命令を出したということでありますが、まず確認します。 金融庁は、二〇一二年、公的資金を注入する際に、当該の金融機関に対してどのような調査や審査を行ったのか。具体的に不正の兆候がなかったのか。この時点ではもう不正が行われていたということも明らかになっていますが、監査や検査でも問題点は何も把握ができなかったのかを伺います。”
“どうしても、生命保険というのはたくさんの商品がありまして、そして、保険の何々という、たくさんこういった推奨、代理店があるわけですけれども、自分にとって一番合った商品を選んでくれたと思いきや、逆にそれが販売側の都合で選ばれていたとするならば、大変顧客の損失が大きいわけでありまして、保険業界全体の信頼を失うこととなります。 是非これは、金融庁の厳格な姿勢と対応が、業界の健全化も進めるのみならず、顧客全体の保護の後押しになるかと思いますので、しっかりとした取組を求めていきたいと思います。 次に、先ほど階委員からもありました、福島県のいわき市のいわき信用組合であります。こちらはちょっと金融庁に厳しくお話をしなければなりませんが。 九十もの偽装された口座を用いた架空の融資や迂回融資、さらには横領の隠蔽まで行われていたということがこれまで明らかになっています。この信用組合は、東日本大震災後の二〇一二年、復興のために、金融庁から公的資金として百七十五億円、全国信用協同組合連合会の資金支援として二十五億円、合わせて二百億円もの資金注入を受けています。”
“是非、顧客を守るという立場で、この透明化という課題にも取り組んでいただきたいと思います。 今、ビッグモーターの話がありましたけれども、今国会で保険業法の改正案が提出をされまして、法令上は、自動車ディーラーなどの複数の損保商品を扱う大規模な乗り合い代理店に対して上乗せ規制を課すことになっています。 今回の事案を踏まえて、この改正案の中で、比較推奨義務や販売中立性の確保に資するような内容が位置づけられていたかどうか、また、今回、生命保険ということを取り上げましたが、生命保険の商品に関しても、乗り合い代理店による、顧客の利益よりも販売店の事情が優先されるような構造が根本にあるとすれば、より抜本的な販売構造の見直しというのが必要になってくるかと思いますが、最後に大臣の決意を伺いたいと思います。”
“ありがとうございます。 まさに、その過度な便宜供与がどれだけ行われているかということを明らかにし、また問題を明らかにしていくことが大切だと思うんですけれども、やはり、この保険会社と代理店の間の経済的関係がなかなか透明化でない。例えば、証券会社でしたら手数料はどのくらい払うとかそういう形が示されていますけれども、保険業界においてはなかなかその中身が分からないということでありますので、この透明化に向けて、ガイドライン整備や法制度上の見直しというのを是非検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。”
“今、制度面の件で、施行規則の改正ということに取り組んでいただいておるということであります。 一方、保険会社の方でありますけれども、報道では、相場を超える広告料で多くの誘導をしたり、ないしは、契約の見込み客の紹介が行われていたとも言われています。これが事実上のインセンティブとなって、この比較推奨をゆがめたという疑いがあるということです。 金融庁としては、こういう便宜供与とも取られるような実態把握、また、こちらの規制の在り方ということについてはどう考えているのか、伺います。”
“国民民主党の田中健です。よろしくお願いします。 私からは、まず、金融庁がこの度、保険代理店のマネードクターを展開するFPパートナーに対して保険業法に基づく業務改善命令を出す方向で調整しているという報道を受けました。 マネードクターは、複数の生保会社の商品を販売するいわゆる乗り合い代理店と呼ばれるもので、同社に多額の広告料を支払うなどした生命保険会社の商品を優先して顧客に勧めていた疑いがあり、昨年立入検査に入っていたところであります。顧客のニーズに沿って提案する商品を選ぶ、いわゆる比較推奨が確保されていないとして金融庁が改善命令を出すとすれば、初めての事案となります。 この比較推奨義務は、法的には定められておりますが、実際には広告料や営業のインセンティブによって推奨がゆがめられるリスクがあると言われていました。 まず、現行制度で本当にこの顧客本位の販売が担保できる構造になっているのか、伺います。”
“ありがとうございます。 地元の富士宮の市長や、また静岡県知事からも、この問題は国と連携して取り組んでいきたいというお話がありましたので、是非力を合わせてこの課題に取り組んでいただきたいと思います。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ――――◇―――――”
“おっしゃってもらったように、日本の山々は、それぞれ権利関係も違いますので、厳密なルールというのは全てに適用は難しいと思いますが、富士山というのは外国人がこれから殺到する時期を迎えます。そして、今回の二回救助された方も中国人であったということで、なかなか私たちの感覚、性善説が通じない状況でありますから、やはり富士山というのは国際基準に合わせていく必要があるんじゃないかと思っています。 つまり、アメリカでは、登山には事前許可が必要でありますし、無許可登山は即時摘発の対象となります。さらに、登山保険への加入が義務化されておりますし、外国人観光客への保険加入確認などもされています。 こういったことの制度化というのは検討がされているのかを伺いたいと思いますし、また、富士山は、国際的な管理基準に基づいた登山ルールを整備する必要があると考えますので、環境省のみならず、観光庁も含めた政府の一体的な取組を要望いたしますが、いかがでしょうか。”
“もちろん多くの課題はあるんですけれども、課題があっても、どうしたらいいかというのを是非考えていただきたいと思っています。 閉山期の富士山の登山というのは、法的に明確じゃないんですね。禁止でもないですし。そして、五合目に、駄目だと書いてはあるんですけれども、しかしながら、それが法的には明記されていないということで、やはり禁止するなら違反者には明確なペナルティー、罰則をかけるべきだと思いますし、あくまで冒険であるという登山の理念を尊重して、登山を認めるならあくまで自己責任、しかしレスキューは自己負担、そういった考えを私は明確にした方がいいと思っています。 その上で、夏季以外の登山を全面的に禁止するというのはなかなか難しいので、無許可登山を原則禁止する。つまり、許可制の登山制度というものも導入をして、国立公園法や観光立国推進の観点から、整合的な法整備をこれから進めていく必要があるんじゃないかと考えますが、政府としての考えをお伺いします。”