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PARLIAMENT · SITTING

加藤勝信

自由民主党・無所属の会 · Japan

IN THEIR OWN WORDS

閣議決定では、パワーバランスの変化や技術革新の急速な進展、大量破壊兵器などの脅威等により我が国を取り巻く安全保障環境が根本的に変容し、変化し続けているとの認識を示した上で、我が国に対する直接の武力攻撃が発生していなくとも、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合にも自衛の措置として武力を行使することができるとしました。すなわち、個別的自衛権を超えて、自国防衛のための限定的な集団的自衛権の行使を可能とする憲法解釈の変更がなされました。 この解釈変更は、昭和四十七年見解の基本的な論理についてはあくまでもこれを踏襲しつつ、同見解において集団的自衛権の行使は憲法…

衆議院 憲法審査会 第10号(第221回) · 2026-06-18 · READ THE DIET RECORD

この閣議決定に基づき制定された平和安全法制では、存立危機事態にも武力行使を可能とするとともに、周辺事態法を重要影響事態法に改正して後方支援活動などを拡充し、また、外国の緊急事態における邦人の保護措置などが整備をされたところであります。 現況において、平和安全法制の整備などにより、我が国では、国の存立や国民の生命財産を守るために必要な、切れ目のない国防体系は完成していると言えます。憲法九条から導かれる専守防衛の下で、自国防衛のための措置は必要かつ十分に行うことができるようになっております。我が国ができないことは、自国防衛と直接に関係しない純粋な国際協力の場面での武力行使などに限られております。 以上を前提に、自民党では、誰がどのような手段で国を守るのかという規定が憲法にない…

衆議院 憲法審査会 第10号(第221回) · 2026-06-18 · READ THE DIET RECORD

自由民主党の加藤でございます。 九条改正を議論する前提として、我が国が安全保障環境の変化に対応する形で何がどこまでできるのか、先ほど新藤幹事からもお話がありましたが、憲法上、法律上の観点から改めて整理をしたいと思っております。 憲法九条解釈の基本は、昭和三十四年の砂川事件最高裁判決であります。朝鮮戦争を契機とした警察予備隊、その後の保安隊を経て、昭和二十九年に自衛隊が設置され、戦力不保持を定める九条二項との関係が問題となっておりました。この点に関し、最高裁は、「わが国が、自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として当然のこと」と明確に判示しております。 この砂川事件判決や国会での議論を基に政府の九条解釈…

衆議院 憲法審査会 第10号(第221回) · 2026-06-18 · READ THE DIET RECORD

同見解では、九条と前文及び十三条との整合的解釈の結果として、憲法は我が国が必要な自衛の措置を取ることを禁止していないが、だからといって、平和主義をその基本原則とする憲法が自衛の措置を無制限に認めているわけではなく、当該措置は、外国の武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫不正の事態を排除するために必要最小限の範囲にとどまるという基本的な論理が示されました。この基本的な論理を踏まえ、自衛の措置は我が国に対する急迫不正の侵害に対処する場合に限られ、集団的自衛権の行使は憲法上許されないとされたところであります。 この見解を前提としつつも我が国の安全保障政策を大きく転換したのが、平成二十六年七月一日の閣議決定と、それに続く平和安全法制の整備で…

衆議院 憲法審査会 第10号(第221回) · 2026-06-18 · READ THE DIET RECORD

一つ先ほど申し上げたのは、それぞれ政党でいろいろ御議論をされていく、政策をつくっていかれる、それに当たって必要なデータ、資料、私どもが持っているもの、これはしっかり、これまでもそうでありますが、引き続き提供させていただきたいと思います。 その上で、政党間の協議をどう構築するかというのは、ちょっと政府の立場にいる私から申し上げる内容ではございませんので、それは、与党また野党、あるいは御党と自民党、そうした中での御議論ということになるんだろうというふうに思います。 政府としての立場は、従前から申し上げているとおり、食料品の分についても含めて、消費税の引下げは適切ではないということは、これまでも申し上げているところでございます。

衆議院 予算委員会 第3号(第218回) · 2025-09-19 · READ THE DIET RECORD

参議院選挙で示された民意というものは、しっかりよく分析をして受け止めていかなければならない、それはそのとおりだと思いますが、その中で、具体的な消費税に関しては、今委員から言っていただいたように、政府としては、食料品に対する軽減税率を含め、その税率を引き下げることは適当でない。 また、その上で、消費税減税には、いざやろうとしても相当の準備期間が必要であること、あるいは、高所得者や高額消費者も含めて負担軽減がなされるといった課題もあるわけであります。まさにそういった点に留意する必要があるものと考えており、こうした課題も含めて、我々としては、こうした状況の理解を深めるべく努力をしていかなければならないと思っています。

衆議院 予算委員会 第3号(第218回) · 2025-09-19 · READ THE DIET RECORD

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  1. そのことに対してもお答えさせていただきたいんですが、その前提として、今回、期限の延長をお願いしているのはむしろ私ども政府であり、政府からDBJに特定投資業務という形でリスクマネーの供給をいわば促す、委託をお願いをしている、そういう関係でありますから、DBJはDBJとして努力をしていただくとともに、我々としては、こうした形、要するに国が関与する形ではなく民間ベースにおいてしっかりリスクマネーが供給できる状況、環境をつくっていく、それに向けてまずは全力で取り組んでいきたいというふうに思っております。 その上で、今委員御指摘の株式売却の話であります。 法律上、この期間であっても、二分の一以上持てということでありますから、それに近いところまで売却することは可能であるというのは、法文上、解釈であるんだろうと思います。 その上で、売却に当たっての考え方がそこに示されているわけでありますので、我々は、それも踏まえながら、国会での附帯決議をいただきましたので、それに向けて引き続き努力をしていきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  2. 今回の議論の前提としてお願いしているのは、現行の、今、財務省令とお話がありましたが、それをベースとして運用すること、これを前提に今回の法案もお願いしているということでございますが、ただ、未来永劫こうでなきゃならないというものではないというのは、御指摘のとおりだと思います。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  3. まさにリスクマネーの供給というのはどのくらいのことが必要なのかということなんだろうと思います。端的に言えば、やはりあるべき姿は、それも含めて、民間において、民間金融機関あるいは民間投資家等においてなされる、これを我々は目指していかなきゃならない。そういった意味で、今回も時限でお願いをさせていただいているわけであります。 その上で、今御指摘のあった、どのぐらいの割合にしていくのかというのは、まさにそれはリスクマネーの供給としてどういったものが求められていくのか、それとの関わりの中で、現時点では、たしか原則としてなっていたと思いますけれども、五対五ということをベースに運用がなされているものと承知しています。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  4. したがって、ポイントは、特定投資業務を全部、官民ファンドと同じように全部オープンにしますよ、金額もオープンにしますよといったときに、じゃ、今融資を受けているところあるいはこれから融資を受けていかれるところの行動にどういう影響があるのかないのか、そういったところはしっかり見ていかないと、結果的に、政策目的と、おっしゃる透明性の両立というのはなかなか図れないんじゃないのかな、そんな思いを持ちながら聞かせていただきました。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  5. 一つあるのは、特定投資業務の目的であるリスクマネーの供給が、現状、民間に任せていたのでは十分なされていない、これは共通の認識をしていただき、それは、何らかの形で進めていこうとすれば、やはり国が何かの形で関与しなければならない。じゃ、そのときにどこを使うのか。おっしゃるように新たなものをつくる、これに対してもいろいろな御批判は相当いただいています。そして、今、いろいろな、特に金融としてやるべきノウハウがあるところを活用するというのは、それは一つの手であろうかと思います。 したがって、その中で、今委員おっしゃったような透明性の確保というものを一方で求められている、しかし、それをいかに効率的に、有効的に、そして、我々の立場からいえば、新たな公的なものはできるだけつくらないという観点も含めて、そこのバランスがどう取れていくのか、ここの部分なんだろうなと思って、お聞かせをいただきました。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  6. 委員の今の質疑の中で、この官民ファンド部分だけを開示をおっしゃっておられるのか、いやいや、政策銀行、過去こういう問題があったからというおっしゃり方もしたので、どこがターゲットなのかという思いで聞かせていただきましたが、今の御質問では官民ファンド、いわゆる今回の特定投資業務部門ということを限定されているというふうに思います。 その上で、この半分は国から財政、産業投資勘定を介して出しているお金でありますから、そういった意味において、できる限り透明性を確保しろというのは十分理解するところでございます。 ただ、他方で、委員も法律の専門家でいらっしゃいますから、やはり、二者間でこうした契約を結んできている、これは民民の契約だと思います、そこは信義則として尊重しなきゃならない、そういった意味で、それを踏まえて政策投資銀行からお話があったものだと思います。 その上で、じゃ、これから先の話として、それをどうするんだ。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  7. 官民ファンドという定義というのがあるのかないのか、ちょっと私は承知しておりませんが、この特定投資業務においては、半分が国から、そして半分は政策投資銀行の資金を使ってやっているものと承知をしております。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  8. 痕跡という意味において、例えば、じゃ、具体的に、売却に向けた有識者会議を設定しているかということであれば、そうした会議を設定しているわけではございませんけれども、省内においては、もちろんこの法律にのっとって、引き続き必要な検討というんでしょうか、ことは常に行わせていただいているところであります。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  9. 日銀の政策について私からちょっとコメントするのは差し控えさせていただきたいと思いますが、政府としては、今委員御指摘のように、日本政策投資銀行法において株式売却の考え方が示されておりますので、それに従って対応していくということでありますが、ただ、現時点で具体的なスケジュールを持っているわけではございませんし、一方で、今日また御審議いただく特定投資業務等について、必要な業務をしっかりと遂行していくということに努めさせていただいているということでございます。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  10. その辺、だから、先ほど申し上げております透明性というものをどう確保していくのか。戻ってきたお金だからどんどん融資していいですよという話になれば、じゃ、最初に融資額の設定というのはどうなのかという話にもつながっていくんだろうと思います。 ですから、委員御指摘の点も一つの視点であることは私は否定するつもりはありませんけれども、トータルとして、透明性であり、こうした仕組みの中で国もお金を出し、それに対して一つ一つどういうことでそうしたお金が必要なのかということをチェックしながらやっているというスキームがあるわけですから、それを完全に向こうに任せて、じゃ、新しい案件が出ればそれをどんどん使っていいですよという話にもつながるんだろうと思いますので、その辺はどう整理していくのかという問題も含めて議論すべきだろうと思います。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  11. したがって、補正予算で入れているお金自体の機会費用がどうなのか、ちょっと私も細かい、全部を承知しているわけではないのできちんと説明できませんが、委員のおっしゃるように、機会費用が常に発生しているという認識、これは非常に大事だと私は思っておりますし、これまでも申し上げてきているところでありますが。 ただ、今、そこだけを見ているのではなくて、ではそこに入れているお金がどうなのか、トータルとして判断していく必要があるということ、機会費用の観点からいえば。それから、同時に、やはり先ほど説明させていただいた透明性というものをその中でどう堅持していくのか、そこのところの比較考量というのも一つあるんだろうと思いますが、一定のルールが決まれば、その中で機会費用を最小限化していく、あるいは、機会費用の反対、機会利益ですかね、利益を生み出していく、こういう努力はしていくというのは当然のことだろうと思います。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  12. 今、政策投資銀行から説明させていただいたように、端的に言えば透明性を確保するためのスキームとして、しかも、これは、政策投資銀行自体のお金であれば、それはぐるぐるぐるぐる回ればいいんでしょうけれども、都度都度国からお金が入ってくるわけでありますから、やはりそこをしっかり見ていく必要があるという一つの原則というものの中で、では、別途補正予算が必要になったときにも、やはりその原則を踏まえて、新たなものを追加する以上は、それをきちんと政府の中、予算、そして投資銀行における会計上、そこがよく分かる仕組みにしていく、そういう観点から取られた措置だというふうに認識をしています。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  13. その上で、特定投資業務に対しては、業務全体を通じては長期収益性を確保することを求めており、実際に、特定投資業務の令和六年九月末までの累積損益は六百六十四億円の黒字となっているところでございます。 引き続き、日本政策投資銀行において、新規案件の厳格な審査、継続案件のモニタリングを通じた投資管理の徹底などを通じたリスク管理を行っていくことが重要であり、政府としても、そうした日本政策銀行における取組をしっかり注視していきたいと考えています。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  14. その前に、先ほど、ちょっと、いま一つ意味が分からないとおっしゃいましたが、同時に、先ほど、地域金融機関のノウハウ不足等々、こういったことはしっかり支援をしていく必要があるだろうと思っておりますが、ただ、現下はリスクマネー供給が相対的にまだまだ不十分だということで、今回、特定投資業務を通じた積極的な展開に向けて延長をお願いしている、こういうことでございます。 その上で、公金投入についてのお話がございました。日本政策投資銀行の特定投資業務の財源、その半分は、国が保有する株式の配当などを原資とする産業投資により賄っているところであります。この産業投資については、従来から、政策的必要性が高く、リターンが期待できるものの、リスクが高いことなどから民間だけでは十分に資金が供給できない分野に対し、民間投資の呼び水としてのリスクマネーを供給するものであり、特定投資業務への出資もこうした趣旨に沿ったものでございます。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  15. まず、ボリューム感で申し上げると、特定投資業務が設置された二〇一五年以降、スタートアップによる資金調達は約四倍、プライベートエクイティーファンドの市場規模は約十五倍となるなど、民間を通じた資金供給の増加は着実に推移しているということは言えると思いますが、しかし、まだまだ、御指摘のように、普通株式や優先株式といったいわゆるリスクマネーの供給が十分に広がっていないというふうに認識をしております。 その要因について、日本政策投資銀行の特定投資業務に関する勉強会では、米国と比べ、ベンチャーキャピタルファンドに対する機関投資家等からの出資が進んでいないこと、また、地域金融機関においては投資のノウハウや人材が不足しているといった課題が指摘をされているところであります。 日本経済、地域経済の成長力を強化するためにも、官民を挙げて、リスクマネーの供給も含めた国内投資を促進することが重要であり、民間だけでは対応が難しい成長分野に対し、特定投資業務を通じて、積極的にリスクマネーを引き続き供給していく必要があるというふうに考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  16. 日本政策投資銀行と日本公庫自体の基本的な業務はかなり違っている、それはもう認識をされた上での御発言だと思います。 ただ、その上で、今お話にありますように、地域地域における、例えばスタートアップ等々を拾ってきた、その案件をどう例えば政策投資銀行につなげていくのかとか、そういった連携、そういったことの重要性は御指摘のとおりだろうと思いますので、業態自体を一緒にすることは私は適切ではないと思いますけれども、両行というんですかね、その二つの組織間において、より緊密な連携を図っていく、こういったことは大変重要だと思っておりますし、財務省としても、それを念頭に置きながら、監督等を行っていきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  17. ちょっと、与党の中で何が議論されているかは私が答える立場ではありませんが、与党の中で公式にそうした議論がなされているという報道には接してはいないというふうに承知はしております。 その上で、政府としては、石破総理がおっしゃっておられるように、消費税の税率について引き下げることは適当でないということを申し上げているわけでございますので、その考え方には何ら変更はないということであります。

    衆議院 財務金融委員会 第16号(第217回) · 2025-04-11 · READ THE DIET RECORD

  18. ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  19. そういった意味で、より一層ODAを効果的、効率的に実施することが重要であり、七年度予算においても、例えばJICAの支払前資金の活用により稼働可能な資金を確保する取組などによって、全体としてODA予算額をほぼ同額の五千六百六十億円としているところでありますが、引き続き、ODAの効果的、効率的な実施、それを通じてまさに日本の国益を図っていくということでありますが、に向けて外務省ともよく協議をしながら必要な取組を進めていきたいと考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  20. アメリカがやっていることに対して日本政府としてああだこうだと言うのは従前から差し控えさせていただいているところでありますけれども、日本としても、先ほどからもお話がありましたように、日本のやっている様々な施策が効果があるかどうか、それを検証し、そして改善を図っていくと、これ当然大事なことだと思っております。 また、今外務省からも説明がありましたように、現在の我が国が置かれている国際的な、広い意味での安全保障環境と言ってもいいんだろうと思いますけれども、そうしたことを考えれば、より日本にとって望ましい環境をつくっていく、そういった意味での外交の展開、そしてその一つのツールとしてODAがある、こういう説明だったと思います。 中でも、まさに重要な外交ツールであると同時に、支援対象国における投資環境の整備や物流の円滑化などを通じて、日本企業の海外展開や受注にも資するという意味において国益に寄与しているというふうに考えております。 先ほどから御指摘ありましたように、厳しい財政事情であります。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  21. IDAに対する貢献額は、これまでも国際局長から御説明しましたように、三年ごとのIDA増資交渉において、IDAを通じた低所得国支援の意義や有効性などを勘案して各国で判断し決定をしておりまして、日本としては、G7の一員として低所得国支援に対して相応の責任を果たすとともに、今回のIDA第二十一次増資において、日本が重視する国際保健や防災等の開発課題が重点施策に反映されたこと、IDAが引き続きアフリカやアジアを中心とする低所得国の貧困削減や経済成長に果たす重要な役割を踏まえて、一〇%のシェアを下回らないよう四千二百五十七億円を出資するとしたところであります。 やはりこの一〇%のシェアの意識は、こうした貢献を行うことで世銀、IDAにおける日本のプレゼンス、言わば発言力ですね、これを維持をしていく、で、先ほど説明申し上げたように、このシェアと投票権とは比例しておりますから、そういった意味において投票権を確保するということは非常に重要だというふうに考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  22. その上で、今申し上げたように、更に言えば生活資金を、じゃ、どう確保するのかというのがまた委員の御指摘だろうと思いますけれども、それに当たっては、こうした施策なのか、あるいは生活資金の確保の必要性の高い人々の支援としてこうした利子の非課税という手段を用いることが妥当なのか、あるいは少額貯蓄非課税制度のように生活資金の確保の必要性の低い富裕層を含めた者が対象となり得る施策が望ましいのかといった点について慎重に検討する必要があるというふうに考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  23. その生活資金という言葉と余裕資金と、これ今一緒におっしゃられましたけど、そこはやっぱりずれがあるんだろうと思います。そういった意味で、生活に使う資金まで投資に回すということを期待する、今の生活に必要な資金まで投資に回すということを期待するものではない。 また、生活資金の確保を促すために預金の利子を非課税とするという施策と私どもが進めている貯蓄から投資への施策、これはそれぞれ別々のものではないかと考えております。 実際、マル優の、これは昔ありましたけれども、マル優廃止をしたときも、やはりこれだけ多額の利子が課税ベースから外れているということで、所得種類間の税負担の不公平があるとか、あるいは高額所得者ほど多くの受益を受けているとか、貯蓄奨励といった目的で一律に政策的配慮を行う必要性も薄れてきたということで、老人、母子家庭、障害者等の所得の稼得能力が減退した人々に対する利子非課税制度にこれは改組される形で、ある意味では残っているところではあります。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  24. これまでも議論されてきたところではあると思いますけれども、確かにNISAは英国ISAをモデルにした非課税制度でありますけれども、ただ、英国のISAそのものは貯蓄率の向上をまさに目的としている。我が国のNISAは、広く国民に投資への関心を持ってもらい、家計の安定的な資産形成を促すことを目的としているということで、両者の目的も異なり、当然制度の対象となる金融種類も異なっているということであります。 私どもとしては、国民の投資への関心を高め、貯蓄から投資への流れを進めることが重要と考えております。預金をNISAの対象とすることを含め、預貯金に対する非課税制度を導入するということは、そういった意味においては考えておりません。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  25. 今日は少し株式市場、違う動きを示しているようでありますが、かなり不安定な動きを示しているということは御指摘のとおりでありますし、そうした動きを見て懸念や不安を持っておられる方がいるというのも認識をしているところではございます。 こうした中で、個人投資家の方々においては、安定的な資産形成に向けて長期、積立て、分散投資の重要性を考慮して投資判断を行っていただくことが重要と考えており、こうした観点から、金融庁としては、J―FLEC、日本金融経済教育推進機構とも連携して、長期、積立て、分散投資の重要性の周知を行うとともに、金融機関に対しては、顧客本位の適切な対応、特にNISAの利用者については、販売後のフォローアップなど丁寧に行う、また様々な相談に丁寧に対応することを求めてきたところでありますし、今後ともそうした対応を求めていくこととしております。 なお、証券会社に確認したところ、現時点では、相場下落に関する個人投資家からの苦情が急激に増えているという状況ではないとの報告も受けているところではあります。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  26. これまでの対応はこの委員会でも申し上げてきたところでもありますけれども、我が国としては様々なレベルで我が国の懸念は説明をし、措置の見直しを申し入れてきたところであります。 その上で各国と、要するにアメリカ以外とについても、先ほど申し上げた、例えば今月末にございますけれども、G20の場等々を通じて各国とよく連携を図っていく、そして日本の立場として自由で開かれた多国間の貿易体制、こういったものをしっかり進めるといった国際的協調、この流れをしっかり堅持していく、これは非常に大事だというふうに考えておりますし、同時に、アメリカに対しては、先ほど申し上げた、まずは日本に対する措置、これを外すという、日本を措置の対象としない、これについて強く求めていきたいというふうに考えています。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  27. 日本としてでもありますけれども、そうした施策、想定よりも進捗が遅れていると評価された施策については、次回増資における政策目標や重点分野への設定において見直しを求める、日本も理事を務める理事会を通じて進捗状況を把握して是正を求めるなど、IDAへの働きかけを行ってまいりました。 例えば、前回増資の中間評価で想定よりも進捗が遅れていると評価された危機への備えの強化については、日本を始めドナー国が働きかけた結果、今回の増資における政策目標において新たに策定した迅速な融資を可能とするための危機対応ツールキット、これは危機発生時にプロジェクトで未執行額についての最大一〇%、危機対応等に振り替えることができるという、こういった仕組みでありますけれども、こういったものを導入するなど、取り組むべき内容がより具体的に記載されることになりました。これによって具体の成果に向けた取組の加速が期待されているところであります。 今後とも、IDAが政策目標を達成して途上国に対して効果的な支援ができるよう、日本としてもIDAに対する働きかけを行っていきたいと考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  28. IDAについては、PDCAサイクルに基づき事前に定量的な目標を設定した上で、中間評価を通じて達成状況の検証を行い、その後のIDAの運用に活用するというメカニズムで対応しているものと考えております。 前回のIDA第二十次増資では、国際保健、債務、インフラを始めとする各分野について、具体的な取組や支援国数から成る四十一個の政策目標が設定されており、二〇二三年十二月に行われた中間評価では、このうち三十八の政策目標が順調に進んでいる、残る三個の政策目標が想定よりも遅れているものの進捗していると評価されております。 遅れているとされた難民及び受入れコミュニティーへの支援、危機への備えの強化といった政策目標については、その原因を分析するとともに、中間評価の際のドナー国からの要請も踏まえ、支援対象国との政策対話の強化、支援対象国に対する支援ツールの拡大強化等の形で進捗を促進される措置が講じられているものと承知をしております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  29. この結果、二〇二三年段階での中間評価では、例えば新型コロナワクチン接種については二億一千二百万回の実施がなされたこと、また保健、栄養等の分野においては約八千七百万人がIDAによるそうしたサービスの恩恵を受けていること、また防災では四十八か国が国家の優先事項にそれを制定していること、また債務の透明性からは三十五か国が公的債務に関する年次報告書を公表するなど、短い期間ではありますが、大きな成果を上げているものと認識をしておりますし、また、そうしたことを通じて、所得の低い国に住んでおられる特に貧しい人々の方の生活の改善には大きく貢献したものと認識をしております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  30. この国際開発機関、国際開発金融機関を通じた多国間での支援は、国際開発金融機関が持っている保健や防災、インフラなどの各セクターに関する専門的な知見を有する豊富な人材、またトリプルAの格付とその信用力の高さを背景とした民間資金を動員する呼び水効果、さらには支援対象国の現地事務所を通じた途上国政府や民間企業を含む幅広いネットワーク、こういった強みを活用することで、途上国が直面する諸課題を効果的に解決できるという意義があると考えておりますし、先ほど申し上げた、場合によっては二国間を、それをうまく効果的に組み合わせるということもあるということでございます。 その中でもIDAは、所得水準が特に低い途上国に対し超長期、低利の融資や贈与を行うことで、インフラ整備や保健、教育等の社会セクター支援を行い、低所得国の開発課題に対応してきているところであります。 例えば、IDA二十次増資においては、パンデミックを含む保健危機への備え、防止、対応能力の強化、防災の主流化、債務の透明性の向上などをその重点分野に据え、各国の支援ニーズを踏まえて、重点分野に沿ったプロジェクトの実施を支援してまいりました。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  31. まず一つは、主要ドナーとして貢献を行うことで、途上国が直面する諸課題の解決に努め、国際社会で果たすべき役割を担うと、その役割を果たしていくということであります。 所得水準が特に低い開発途上国に対する世界最大規模の支援機関であるIDAへの今回の支援では、国際保健や防災など日本が重視する開発課題をその重点政策に据えることで国際的に推進をしていくということ、また、IDAへの貢献を通じ、世界銀行グループ内での日本の存在感を高めることができる、こういった意義もあると考えております。 また、IICへの今回の支援は、これ先ほど申し上げましたけれども、消費需要の拡大が見込まれる有望な市場、また重要鉱物資源に恵まれた、我が国にとっても重要な地域である中南米カリブ地域において、IICが民間資金の導入を図ることで、地域の民間主導の経済成長を支え、日系企業の進出を後押しする、こういう意義もあるということで、今回こうした提案をさせていただいているところでございます。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  32. こうした国際開発金融機関に対して日本が主要ドナーとして支援を行うことを通じて、また、日本による二国間支援、これと効果的に組み合わせることで、途上国が直面する様々な課題の解決に努め、国際社会で日本が果たすべき役割を担っていくということでございます。 特に、IICの支援について御質問がございました。中南米カリブ地域、確かに日本から遠いところではありますけれども、消費需要の拡大が見込まれる有望な市場、また、銅やリチウムといった重要鉱物資源にも恵まれているという意味において、我が国にとっても大事な地域だと考えております。また、この地域の民間セクターへの支援を通じて民間主導の経済成長を支えるとともに、日系企業の進出を後押しをすると、こういう意義もあるものと考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  33. 今説明も、委員からもお話がありましたように、国際開発金融機関は途上国の開発支援という共通の使命を有しております。大きく言うと、世界全体を支援対象とする世界銀行グループという一つの固まりと、アジア開発銀行、米州開発銀行などそれぞれの地域を支援対象とする地域開発金融機関、こうした二つのグループに分けるという見方があると思います。 また、支援対象ということで分類してみますと、いわゆる政府部門か民間部門かという切り口で考えますと、今回の法改正を行う世界銀行グループ、低所得国に対して超長期、低利の融資や贈与を行うIDAは、加盟する低所得国の行政部門を対象に超長期、低利の融資や贈与を行う機関でありまして、同じく今回の法改正をお願いしております米州開発銀行グループに属する中南米カリブ地域の民間企業への出融資を行う米州投資公社、IICは、中南米カリブ地域の民間企業への出融資を行う機関と、こういうふうな分類の仕方もあると思っております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  34. 再来週、ワシントンDCでG20の財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されるところでございます。私が出席する方向で、今、国会においていろいろと御調整をお願いをし、私もそうした調整が整えば出席をさせていただきたいというふうに思っております。 まさに国際社会、今回のアメリカにおける関税措置等を始め、様々な課題があります。G20の会合においても、現下の世界経済あるいは国際金融の状況についても様々な議論がなされるものと見込んでおります。こうした国際会議の場で各国と率直な意見交換を行い、自由で開かれた多国間貿易体制、これの重要性を訴えることなどにより国際協調の流れを維持していく、これが極めて重要と考えております。 また、国際会議以外の場でも、二国間の大臣級の会合を実施することで率直な意見交換等も図りたいと考えております。 こうした観点から、様々な場面でしっかりとした議論、また意見交換を行うことで国際社会における日本の信頼感を高め、日本のプレゼンスを発揮していきたいと考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  35. 御指摘のように、予算委員会等において石破総理から現状においてはその考えていないというお話があったことは私も承知をしております。その中で、物価対応については、これまでの補正予算、さらには今回の当初予算等々で講じている措置、こうしたことをしっかり対応していくということでございます。 他方で、先ほど申し上げたように、今回の一連のアメリカの関税措置に係る影響、それに対する分析をしっかりするようにというのと同様に、先ほど申し上げました、そこから生じる影響に対して万全の体制を、万全を期していくということでございますので、まさにそうした方針に沿って対応していきたいというふうに考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  36. 今お話がありましたように、米国時間九日、米国政府は相互関税の一部について適用を九十日間一時停止するということを発表したと承知をしております。 我が国としては、これまで様々なレベルで我が国の懸念を説明するとともに、措置の見直しを申入れをしてまいりました。こうした中で、今般の米国政府による発表については、そうした意味においては前向きに受け止めているところではあります。 今後の影響は、今御指摘のように、アメリカの一挙手一投足で我が国の金融市場、資本市場にもいろんな影響が出てきているということでございます。それは引き続き私どもとしてしっかり注視をしていきたいというふうに考えておりますし、それから、いずれにしても、今回の関税措置等の影響が国内経済、ひいては各企業、国民の暮らし、こういったところにどういう形で影響を与えるかはしっかり分析をして万全の対応を取っていく、総理からも指示を出ておりますから、そうした意味における対応に万全を期していきたいというふうに考えております。

    参議院 財政金融委員会 第8号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  37. 西岡議員から、教育予算の規模や教育国債の発行についてお尋ねがありました。 この国の未来を担う人材を育成するため、教育は重要であり、例えば、教育費の負担軽減についても、これまで、財源を確保しながら、幼少期から高等教育段階まで、切れ目のない形で取り組んでまいりました。 御指摘の公財政教育支出につきましては、総理より答弁がありましたように、教育は子供一人一人に対するものとの観点から、在学者一人当たりに対する公財政教育支出で見れば、日本はOECD平均と比べ遜色のない水準となっております。 また、国債発行を教育分野の財源とすることについては、子供たちに負担を先送りすることは適切ではなく、安定財源の確保や財政の信認確保等の観点から、慎重に検討する必要があると考えております。 引き続き、我が国の人口構成や財政状況なども踏まえながら、教育についての必要な額を確保し、未来を担う人材の育成に取り組んでまいります。(拍手) ―――――――――――――

    衆議院 本会議 第18号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  38. 今枝議員から、教師を取り巻く環境整備に関する大臣合意の確実な実行についてお尋ねがございました。 昨年末の文部科学大臣との大臣合意において、教職調整額の率を令和十二年度までに一〇%へ引き上げること、令和七年度における教職員定数の改善に加え、財源確保と併せ、令和八年度から中学校三十五人学級への定数改善を行うこと、学校の働き方改革を通じて、教師の時間外在校等時間を縮減することなどについて合意をしております。 教師の処遇や定数の改善については、学校の働き方改革と一体的に、かつ、財源確保と併せて進めていくことが重要と考えております。財政当局としても、こうした課題について継続的に取り組んでいく必要があると考えており、今般の大臣合意に基づき、所管である文部科学省と連携して、着実な対応を図ってまいります。(拍手) ―――――――――――――

    衆議院 本会議 第18号(第217回) · 2025-04-10 · READ THE DIET RECORD

  39. ただいま議題となりました株式会社日本政策投資銀行法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、地域活性化や我が国の企業競争力の強化等に資する成長資金の供給を一層促進するため、日本政策投資銀行の特定投資業務について、投資決定期限等を延長することとし、本法律案を提出した次第であります。 以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。 第一に、日本政策投資銀行の特定投資業務について、投資決定期限及び政府による出資期限を令和八年三月三十一日から令和十三年三月三十一日まで延長することとしております。 第二に、特定投資業務の完了期限を令和十三年三月三十一日から令和二十三年三月三十一日まで延長することとしております。 以上が、この法律案の提案理由及びその内容であります。 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願い申し上げます。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  40. 今回のオンラインカジノ、これは明らかに非合法でありますから、これは法律にのっとってきちんと対応していく。そして、今おっしゃるIR、これについては法律の中で対応されているというふうに承知をしておりますから、それは、そのときの議論として、ちょっと私もつまびらかに承知しているわけではありませんけれども、議論がなされた結果として、今、今日の姿になっているものと承知をしておりますので、今の前段の話と後段の話、これは別のものではないかなというふうに考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  41. 今の数字でありますけれども、協会から出している資料の中では、委員御指摘のところまで、要するに、オンラインカジノに係るということについての件数については出されていないというものと承知をして、表示はされていないというふうに認識をしています。 その上で、金融機関からは、外部からの情報提供や取引モニタリングを通じて預貯金口座が不正に利用されていることを検知した場合には入出金の停止や口座凍結等のリスク低減措置を講じることとしているわけでありますので、金融庁としては、こうした金融機関における預貯金口座の不正利用対策に係る取組状況、これをしっかりフォローアップしていきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  42. まずは、金融庁の、今おっしゃった森長官の御発言とスルガの不正融資問題との関係、これはなかなかお答えすることは難しいということをこれまでも申し上げているところであります。 他方、この不正融資問題に関連して、スルガ銀行の経営管理体制や内部管理体制に、一部業務停止命令や業務改善命令を行うに至った重大な問題があった、にもかかわらずこれを事前に察知することはできなかった、このことは事実として受け止めなければならないと考えております。 金融庁としては、そうした認識の下、債務者にとって可能な限り早期に問題解決が図られることが重要であり、引き続き、スルガ銀行の経営陣に対して、様々な機会を通じて、債務者との協議に真摯に応じるなど適切な対応を求めるとともに、その進捗を確認していきたいと考えております。 今後こうした問題が生じないよう、金融庁のモニタリング能力の向上を図ることも含めて、金融担当大臣としての職責を果たしていきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  43. スルガ銀行の不正融資問題について、私が森元長官から、今お話があった、直接説明を受けたということはございません。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  44. 今般の相互関税措置を含め米国政府による広範な貿易制限措置が、日米間の貿易、あるいは経済、ひいては多角的貿易体制全体等に大きな影響を及ぼしかねないと強く懸念をしているところであります。 具体的な数字というのは今、具体的に明示できる状況ではありませんけれども、経産省においてそれぞれ業界からもヒアリングをされていると承知をしておりますし、また、そうした中においては、様々な不安、懸念の声が生じているということも聞いているところでございます。 そうしたことを受けて、先日、八日の米国の関税措置に関する総合経済対策本部で、総理から、米国による関税措置の内容を精査するとともに我が国への影響を十分に分析すること、米国に対して措置の見直しを強く求めるなど外交面の取組を進めること、資金繰り支援など必要な支援に万全を期すことといった指示がございました。 これを受けて、政府全体として連携をしながら、今回の米国の関税措置への対応に万全を期していきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  45. 一般的には、オンラインカジノの場合には、国内で全てが完結するというよりは、国内から国外とのこうした動きがあるわけでありますから、そこをしっかり規制していく必要があるという認識の下で、こうした改正法案を提出することにしております。 金融庁としては、引き続き、警察庁と連携をするとともに、このような制度の見直しも通じて、オンラインカジノの送金問題に対して厳正に対処していきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  46. そもそもそうしたカジノを開くこと自体しっかり規制をしていかなきゃなりませんけれども、その上に当たって、オンラインカジノへの送金について、金融庁としても、警察庁と連携して対応していきたいと考えております。 具体的には、警察庁から、オンラインカジノに関し、無免許、無登録で為替取引を行っていると疑われる者について金融庁が情報提供などを受けた場合には、当該事業者への照会書や警告書の発出等を行うこととしております。 また、マネーロンダリング等防止の観点から、金融機関に対して、外部からの情報提供や取引モニタリングを通じて預貯金口座が不正に利用されていることを検知した場合には、入出金の停止や口座凍結等のリスクの低減措置を講じること等求めております。 さらに、オンラインカジノに対して、送金の面からも必要な対応を講じる観点から、今国会に提出した資金決済法の改正法案において、商品、サービスの取引成立に関与しない者が国境をまたぐ収納代行を行う場合には、基本的に資金移動業の規制を適用する旨を盛り込んでおります。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  47. 今御指摘のありました国際収支に関する懇談会において、参加された様々な分野の有識者から、新陳代謝の促進、人的資本への投資を含む提言が行われたものと承知をしております。 そして、それらを踏まえて、令和七年度予算及び税制改正においては、新陳代謝の促進に関連しては、成長分野における労働移動の円滑化促進等の予算措置を盛り込むほか、中小企業経営強化税制の拡充を通じ成長意欲の高い中小企業の設備投資を後押しをするとともに、人的資本への投資に関連しては、全世代を対象としたリスキリングによる能力向上支援や優秀な若手研究者への支援強化に取り組むなど、様々な取組を行うこととしております。 政府としては、これらを含む各種政策を通じて、日本経済の生産性を高め、賃上げと投資が牽引する成長型経済、これへの移行を確実なものにしていくことが重要と考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  48. 日本の化石燃料等の海外依存度の高さに伴うこうした脆弱性を克服するためにも、省エネの促進、脱炭素効果の高い電源の活用などを通じ、エネルギーコスト上昇に強い経済社会の実現に努めていきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  49. 今おっしゃったデジタル赤字とエネルギー赤字についてでありますが、まず、デジタル赤字については、国際収支統計におけるサービス収支のうち、デジタル関連の取引を多く含む項目につきその収支を合計した、いわゆるデジタル関連収支について見ますと、二〇二四年は六・七兆円の赤字となっており、年々増加しているというふうに認識をしております。 このデジタル関連収支は、日本のデジタル分野の競争力を反映しているとも考えられることから、日本国内に事業基盤を持つ事業者によってデジタルサービスが提供されるよう、この分野の競争力の強化を図っていくことが重要と考えております。こうした観点から、DX分野におけるイノベーションの支援、新技術の社会実装の促進等に取り組んでいるところであります。 また、エネルギー赤字でありますけれども、貿易統計における鉱物性燃料の収支で申し上げますと、燃料価格の一時的な急騰による影響のピークは過ぎたものの、二〇二四年はなお二十四・二兆円の赤字となっております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD

  50. 電気自動車に係る税の負担について、取得段階、保有段階については一律大幅な減免が行われているということ、また、利用段階においてはガソリン車が負担する揮発油税等に該当する課税の執行枠組みがないということ、また、今重量の、重たいということも御指摘もございました。ガソリン車との税負担の公平性について、様々な御指摘をいただいております。 今後、電気自動車を含めて、多様な動力源による自動車というのでしょうか、これがだんだん出てくる、あるいは併存していくということが見込まれるわけであります。令和七年度与党税制改正大綱においては、受益者負担、原因者負担といった課税の考え方を踏まえ、異なる動力源の間の税負担の公平性や将来に向けた安定的な財源確保等の観点から、利用に応じた負担の適正化に向けた課税の枠組みについて令和八年度税制改正において結論を得るとされております。 今後、与党において八年度改正に向けて議論が進むものと承知をしておりますが、政府としては、そうした議論あるいは結論に対して適切に対応していきたいと考えております。

    衆議院 財務金融委員会 第15号(第217回) · 2025-04-09 · READ THE DIET RECORD