上川陽子
自由民主党・無所属の会 · Japan
“財政面を始めとして自治体間の格差が広がり、住民自治、団体自治を十分に発揮している自治体とそうでない自治体の差がますます大きくなっています。 一部には、潤沢な財政力の下、行政執行権や条例制定権を十二分に活用し自治力を発揮する自治体がある一方、多くの地方では、急激な少子高齢化、人口減少、過疎化の進展、財政力の衰亡という深刻な状況に陥り、各政策分野における国の制度を受け止め切れなくなっている自治体も現れているほか、中には、首長や地方議員のなり手不足から無投票当選になったり、議会を維持できるかどうかの瀬戸際に追い込まれている自治体すら出始めています。統治機構の基本単位である自治体が回らなくなっている厳しい現実であります。 改めて憲法第八章を見ますと、四か条と条文が少ないだけでなく…”
“しかし、肝腎の地方自治の本旨の内容や、地方公共団体にはどのようなものがあるのか、都道府県、市町村は憲法上どのように位置づけられるのかは明確ではありません。これらの基本的事項は全て解釈と法律に委ねられてしまっているのです。 地方自治が置かれている現状を踏まえれば、次の時代を形作っていくためには、国の形について、地方自治の法体系全体を、憲法典と憲法附属法規や一連の基本法などの総体から成る生きた憲法、いわゆるリビングコンスティチューションとして捉え、憲法自体については地方自治の章の規律密度をもう少し上げるとともに、地方自治法を始めとして、時代の変化に向き合うための法制度の見直しや新規制定も必要となるのではないでしょうか。 このような問題意識を背景として、私たち自民党の改正案では…”
“自由民主党の上川陽子です。 私からは、統治機構の一環として規定されている地方自治に関する憲法改正につきまして、意見を述べたいと思います。 地方自治に関する規定がなかった明治憲法と異なりまして、現行日本国憲法は、地方自治に関する章として第八章を設けております。その中では、九十二条が「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」との基本原則を定めた上で、九十三条では議会の設置と首長、議員の直接公選を、九十四条では行政執行権や条例制定権を定めております。また、九十五条では、一の地方公共団体のみに適用される特別法に関する住民投票について規定しているところであります。 一九四六年の日本国憲法制定以来、この四か条に基づきまして我が国の地方自…”
“多くの論点が煮詰まりつつある選挙困難事態における国会機能維持については、次のステップに向けて建設的な議論を行っていくことを提案いたします。 また、国民投票法については、審査会での自由討議や参考人質疑、そして幹事懇談会や意見交換会を含めて、今国会では実質的に五回の議論を行うことができました。ネットの問題やファクトチェック等の広報協議会の機能といった点について、各会派からの建設的な議論を通じて論点が明確になり、また、議論の概要を整理して共有することにより、多くの会派において共通認識を得ることができたものと考えます。 今後の進め方についてですが、次期国会以降におきましても、このような審査会運営を継続し、中期的な見通しの下、毎週定例日に審査会を開催し、議論を積み重ねていくべきと考…”
“自由民主党の上川陽子です。 今国会は、審査会の運営について、会長、会長代理、野党筆頭の三者による協議を踏まえ、具体的には幹事会メンバーに諮って決定をしてきました。これを前提として、審査会の外では、与野党の枠を離れ、会派間で協議、調整を行う場面もありました。このように公式、非公式の枠組みを組み合わせることにより、会派間の調整が進んでいきました。幹事会メンバーで問題意識を共有しつつ、丁寧な合意形成の手続を経て審査会の運営が進められたことは、評価すべきと考えます。また、向こう数回分の日程やテーマを余裕を持って決定するなど、計画的な審査会の開催により、各会派が事前に準備した上で審査会に臨むことができました。 そうした運営の下、今国会では、選挙困難事態における国会機能維持に関して、…”
“今、再審制ということでのテーマの提起がございましたが、憲法におきましても三審制という制度が導入されている中におきまして再審をどう考えるかということについて、今、議員立法が提出の運びになっているということは存じ上げております。 この憲法審査会における議論ということよりも、むしろ法務委員会においての議論というふうに思っておりますが、私は、法務大臣にという御言及がございましたけれども、このことについて申し上げに行ったわけではございませんで、犯罪被害者等基本法に基づく犯罪の被害者に対しての支援に対しての提言ということで伺わせていただきましたので、今、大石委員が言ったような趣旨で大臣にお会いしたということではございません。そのことを申し上げたいというふうに思っております。 あくまで…”
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“国際社会におきまして、先ほど申し上げたとおり、武力による領土取得の禁止、国際法の誠実な遵守、この重要性について広く共感を得ていくという観点から、国連等におきましてもその重要性は広く確認されてきているところの法の支配、こうした言葉を介してこのことについてしっかりと議論を深めていくということにおきましても、大変有意義であると思っております。 全ての権力に対して法の優越を認めるという考え方、これは一般に法の支配ということでございますが、これはまさに、友好的で平等で国家間の関係から成る国際秩序の基盤でもあると考えております。”
“そして、その上で申し上げるところでありますが、この間、日本として取り組んできた法制度整備支援、相手の立場に立ったきめ細やかな法体系の整備でありますとか、国際法務人材の育成等につきましても日本として様々な協力をしてきた。この実績の上に、こうした大きな体系を更に強めていくために、日本としては、同盟国、同志国との連携を推進しつつ、世界の平和と安定、そして繁栄に向けまして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持強化していく、このことに積極的に取り組んでまいりたい、このことを外交演説の中で申し上げたところでございます。”
“現状の国際情勢でございますが、まさに、法の支配の脆弱さによりまして平和と安全が脅かされている、こういう現実の認識でございます。武力による領土の取得の禁止、国際法の誠実な遵守、こうした中で法の支配を目指していくということが重要と考えておりまして、まさにそのことを法の支配という体系の中で位置づけ、そして推進していきたいと考えているところでございます。 このような認識の下におきまして、今般の外交演説でございますが、法の支配はその意味で平和と繁栄の基礎を成すものであるということを述べた上で、対話と協力に基づく、国際社会における法の支配の強化のための外交を包括的に進めていく、こうした考えを述べたところでございます。 私自身、今年の初めに、ICC、ICJ、そしてITLOSを訪問いたしました。国際社会の中で、このような国際社会の分断と対立が非常に進んでいる状況の中であるからこそ、法の支配という観点の中で、こうしたICCやICJ、ITLOSの役割は極めて重要であると認識し、そして、この裁判所が、まだスケールとしては小さいところではございますが、その役割に強い支持をしてきたところでございます。”
“自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配、命の尊厳、さらには人間の尊厳、命の大切さ、こういった一つの大きなコンセプトでありますが、いろいろな角度でこれを育てていくということは非常に重要であると考えておりまして、その意味では、固定したコンセプトがずっと続くということよりも、その中に様々な状況の中で思いが込められたりするものではないかと私は思っております。 自由ということについても幅がありますし、逆に言うと、自由の阻害が何なのかというのも幅があります。こういったことを丁寧に、外交の中におきましても、ある意味では確認したり、相手に寄り添った形で意見を伺ったりというようなやり取りの中で、共通したものをしっかりとコンセプトとして打ち出していくということが、私は、短い外交のやり取りの中でも強く感じてきているところであります。 その意味で、今のこの状況の中では、人間の尊厳ということについての非常に大きな立ち位置については、これは普遍的価値という中に属するものだと私は思っておりまして、ここはしっかりとした形で丁寧に進めていく必要があるのではないか、こんなふうに思っておるところでございます。”
“我が国の外交の基本ということでございますが、まさに、普遍的価値に立脚した国際的な規範や原則は国際社会の平和と安定、繁栄の基礎となるものであり、我が国といたしましては、自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配といった普遍的価値や原則の維持、擁護に各国と協力する形で取り組むということを一貫して重視してまいりました。 今回の外交演説におきましてそうした形で普遍的価値という言葉を使用しなかったのはなぜかということでございますが、その時々の状況を踏まえての判断ということでございます。”
“外交演説等におきましていかなる表現を用いるかということでございますが、その時々の状況を踏まえての判断ということでございます。”
“今回、普遍的価値という言葉とイコールであります自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配、こういったことの部分を申し上げたところでございます。とりわけ、法の支配ということについては、外交の場におきましても極めて大切と考えておりまして、その展開については、私の外交の中でも展開している状況でございます。”
“外交演説等におきましてどのような表現を用いるかということにつきましては、外交演説をする外務大臣ということでありますが、そうした様々な状況を踏まえた上で判断しているものと私は思っております。 その上で、御質問でありますが、普遍的価値に立脚した国際的な規範や原則ということでありますが、これは、国際社会の平和と安定、繁栄の礎、基礎となるものでございまして、我が国といたしましては、自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の支配といった普遍的価値や原則の維持、擁護に各国と協力する形で取り組むということについては、一貫して重視していることでございます。”
“大変痛ましい事故であったということでございまして、私も、あの当時の風景というか、焼き付いて離れない状況であります。とりわけ、子供たちの犠牲者があったということについては、夢を断たれたということで、胸が潰れる思いでございます。 ニュージーランド政府が今のような対応をこの間していただいてきたことについての感謝の気持ちについては、折々の中でしっかりとお伝えしてまいりたいと思っております。”
“ミャンマーの人道状況につきましては悪化の一途にあるということで、ミャンマー国民への人道支援は喫緊の課題であると認識しております。 我が国は、クーデター以降でございますが、これまでに、国際機関、NGO等を経由いたしまして、直接ミャンマー国民が裨益する形で、合計約一億五千万ドルの人道支援を実施してきている状況でございます。 各国際機関に対しましては、国内避難民を含めまして、真に支援を必要とする人々に支援が届くよう申入れを行っているところでございまして、日本といたしましても、国軍を利することのないよう、細心の注意を払って実施している状況でございます。 現時点で国際機関のアクセスが難しい地域があるということは事実でございまして、一人でも多くの人々に届くことができるように、日本や現地のNGOともより一層連携しながら、様々な方法を駆使して人道支援に引き続き取り組んでまいりたいと思っております。 ミャンマー国軍によるクーデターの正当性を日本政府としては認めておりません。その意味で、民主的な体制への回復に向けまして、ミャンマーの国民の声をしっかりと聞くことが重要だと考えております。”
“安保理改革は決してたやすいことではないと考えておりますが、まさに、日本、ドイツ、インド、ブラジルのG4、アフリカ、米、英、仏等の多くの国々と連携し、粘り強く取り組んでいかなければいけない極めて重要なことだと思っております。”
“安保理がまさに試練のときにある中でございます。安保理改革を含みます国連の機能強化は極めて重要と認識しております。 御紹介いただきましたが、安保理改革につきましては、昨年の国連総会の一般討論演説におきましても、岸田総理から、本年の未来サミット、二〇二五年の国連創設八十周年を見据えまして、具体的な行動に移っていくべきということについて強調したところでございます。 今、青柳議員が御出席されます今月下旬に開催予定の第百四十八回IPU、列国議会同盟でございますが、その総会に安保理改革に関する動議案が提出されると承知しているところであります。我が国を含めまして、各国議会の間で安保理改革に関する議論が活発化していることは極めて重要であると考えておりますし、また、歓迎をいたしたいと思っております。 私自身、昨年の国連総会の際に、安保理改革に関しまして、日本、ドイツ、インド、ブラジルの四か国の枠組みでありますG4の外相会合に出席いたしましたほか、様々な二国間会談や多国間の会合の機会を捉えまして、安保理改革を含みます国連の機能強化の重要性について一貫して働きかけを行ってきたところでございます。”
“その上でということでございますが、それにもかかわらず、中国側が当該ブイを設置している、放置しているという状態を深刻に受け止めておりまして、引き続き、これらの取組については継続するとともに、ブイの撤去や移動、我が国によるブイの設置を含みます様々な対応につきまして、当該海域における関係国が有する権利及び義務、また、我が国の国内法令、当該ブイが船舶交通や我が国漁業活動に与える影響等も踏まえまして、関係省庁間で連携して検討した上で、可能かつ有効な対応を適切に実施していく考えでございます。”
“中国によります当該ブイでございますが、これまで、現場海域におきまして必要な警戒監視及び状況の把握を行うとともに、様々な角度からの調査、分析を重ねている状況でございます。 もちろん、先ほど来お話をいたしたところでございますが、当該ブイの設置は、一方的な現状変更の試みでありまして、全く受け入れることができないということで抗議をするとともに、昨年十一月には、日中首脳会談で岸田総理から、また、日中外相会談におきまして私から王毅部長に対しましても直接ブイの即時撤去を求めたことを含めまして、あらゆる機会を捉えて、中国側に対しましてブイの即時撤去について強く求めている状況でございます。”
“外交の舞台に行きますと、サイバーセキュリティーとかAIについて大変議論が出てくる、大変重要なテーマになっているところでございます。その意味で、SNS等に関して、利活用ということでございますが、様々な情報戦が行われているということにつきましては事実でございます。 先ほど答弁いたしましたとおり、情報空間の動向把握につきましては強化してまいりたいと思っておりますし、また、戦略的な対外発信にも努めてまいりたいと思っております。それぞれの国際的な環境につきましても、十分情報を収集し、分析の上で、対応についても検討してまいりたいと考えております。”
“赤根所長の身柄の安全確保が最優先であるということでありますが、同時に、赤根判事が所長としての役割を十全に果たすことができるように、引き続き、緊張感を持って、ICCとよく連携しながら対応してまいりたいと考えております。”
“まず、ICCの所長に選出された赤根判事に対しまして、今後ますますの活躍を、そして、日本人として頑張っていただきたいということで、この支持をICCに対してもしておりますし、また、その活動については支援してまいりたいと考えております。 赤根さんでありますが、昨年の七月に、ロシアのプーチン大統領に逮捕状を発付したということで、ロシア内務省の指名手配リストに掲載されたと承知しております。ICCが扱います個別の事態をめぐりまして、ICCの関係者個人に対しまして報復的な措置を取ることは不当であると考えております。 ICC、そしてICCが所在しておりますオランダ当局に対しまして、我が国といたしましては、これまでも赤根判事の警備には万全を期するように申入れを行ってきているところでございまして、既に具体的な措置が講じられていると承知しているところであります。また、今般の赤根判事のICC所長就任を受けまして、警備に更に万全を期するよう、改めてICCやオランダ当局に対しまして申入れを行ったところでございます。”
“重傷病の患者さんたちの受入れということでございますが、命の一番重要なところだと認識をしております。こうした観点から、日本といたしましては、様々な取組ということでございますが、先ほど三千二百万ドルと緊急無償資金協力のお話をさせていただきましたけれども、それにつきましても、WHOを通じました医薬品の提供等を実施するということでございます。 また、今般、十一日でありますが、ガザ地区から重傷患者また新生児等の受入れを実施いたしますエジプトの病院に対しまして、約八百三十万ドルの無償資金協力を通じまして、医療資機材の供与、また医療従事者の緊急対応能力強化のための研修等を実施することを発表したところでございます。 何が一番最善な道かということを絶えず改善をしていきたいというふうに思っておりまして、現実的なアプローチとしてまさに行動するところでございますので、それについては追求をし続けてまいりたいと考えております。”
“人道支援物資のガザ地区への安定的な搬入が大きな課題になっているところでございまして、まさに改善策の一つとして、キプロス、米国及びUAE等が中心となりまして、海上輸送によります人道支援物資の搬入の取組が今進められている状況でございます。 この取組につきましては、ガザ地区への人道支援の搬入量の拡大に貢献するというふうに認識をしておりまして、我が国として歓迎し、支持をするところでございます。また、我が国として、この取組に貢献をすべく、いかなる具体的な協力が可能かを積極的に検討していくという考え方につきましては、もう既に関係国に対しまして伝達をしているところでございます。 引き続き、連携をしながら、まさにガザ情勢の安定的な食料及び様々な物資の輸送ということについての貢献になりますので、これにつきましては十分なる対応をしてまいりたいと思っております。”
“日本として、中東の状況につきましての対応については、ドナー国としても非常に、上のドナー国ということでありますので、その重要性については十分に認識をしているところであります。 今の危機的な状況をしっかりと踏まえた上で、時々刻々の変化でありますので、そういったことに対して、対応については、あらゆる可能性も含めて今検討しているところでございます。しっかりと対応してまいりたいと思います。”
“国連と、またUNRWA、こうした機関とも様々なチャネルで今やり取りをしているところでございまして、そういう状況の中で、問題点あるいはそれに対しての情報、こういったことについてやり取りをしている状況でございます。 いずれにいたしましても、UNRWAが信頼回復のための本来の役割を果たすことができるように、特にガバナンスの面で極めて重要だというふうに認識をしておりまして、適切な対応をどう取るかも含めましてやり取りをしている状況であります。”
“今ここで、この具体的な案ということをちょっとここの場所で申し上げる今状況ではございませんけれども、今のお一人お一人の厳しい状況を踏まえた上で、それにしっかりと届けることができるような方策について検討をしている状況でございます。”
“今、いろいろな国連機関、さらにはUNRWA自身、そして今の第三者の様々な検討チームと連携を取っている状況でございますので、その内容については今つまびらかにはできる状況ではございませんけれども、様々な可能性については、今の緊急な状況の中におきまして、できることはしっかりと検討しておりますし、また対応してまいりたいというふうに思っております。”
“調査結果が、いつなされて、そして出されるのかということについては、私の方からは、今まさに国連の調査でありますし、フランスの元外相がトップになりました第三者の検証も同時並行で行われているということでございます。そういう中におきまして、検証にも参加をしながら取り組んでいくということでございます。よく意思疎通を図ってまいりたいというふうに思っております。 国連の内部監査部による終了の時期につきましては差し控えますけれども、第三者の方の検討につきましては、国連は三月下旬に中間報告、そして四月の下旬に最終報告、こういう予定であるというふうに承知をしているところであります。”
“今の委員の御意見につきましては、御指摘を承っておりますが、大変重要な御指摘であると認識をしております。 今、ガザの情勢につきましては、先ほど冒頭の認識ということでありますが、そうしたことを踏まえまして、日本としての取り組む姿勢ということで、方針で今までしてきたところでございます。 UNRWAにつきましては、ガザ地区におきまして百七十万人もの避難民がいらっしゃるということでございますので、そうした中での不可欠なサービスを大きな体制の中で展開しているということについては極めて重要な役割というふうに認識をしております。 そういう意味で、美しい言葉だというような言い方では語れない状況であるということを前提に、三千二百万ドルの緊急無償資金の協力を、様々な国際機関が現場で連携をして動いている状況でありますので、そこに出してきたところでございます。一人一人に届けられるような方法につきまして更に検討してまいりたいと思っております。”
“しかし、申し上げたように、様々な国際機関がこの中東の中でも様々な援助をしている状況でございまして、その意味で、先ほどのお話の中にございましたとおり、非常に広範にUNRWAは支援をしているところでございますが、様々な国際機関もそれぞれの持ち場を持って取り組んでいるという状況でございますので、このUNRWAを含めます国際パートナーの緊密連携の上で、ガザの一人一人に、ある意味では人道支援を届けていると承知をしているところであります。 先ほど申し上げた緊急無償資金協力につきましても、そうした国際パートナーとの実施能力、しっかりと確認した上で、様々な取組をしている状況でございます。”
“委員の御指摘また御意見につきましては、中東の御専門家としての状況を十分に認識した上でということで、大変重要なものと受け止めさせていただきます。 その上で、今、国連とかUNRWAとのやり取りにつきましてはお答えを差し控えさせていただきますけれども、何といっても、UNRWAが、信頼を取り戻して、本来の役割をしっかり果たしていただけるようにしていくということが重要であると認識しておりまして、その意味で今のような措置を継続している状況でございます。 しかし、このUNRWAの役割ということの重要性はもちろん十分に私も承知をしているところでありますし、この間の外務省におきましてのUNRWAとのやり取りにつきましても密接にしているところでございますので、しかるべき対応の判断ができる、なるべく早くということで考えているところでございます。”
“大変大きな支援をこの間ドナーとしてしてきた日本としては、UNRWAの役割、そして、これからもガバナンス強化をしっかり発揮してやっていただかなければならないというふうに思っております。その間の間の措置をしっかり取り、そして、しっかりと結論が出た上でということで、協力もし調査をしていただくということで今動いている状況であります。 先ほど申し上げた、UNRWAはUNRWA、国際機関は機関ということでなく、ガザの人々に届けるということでございますので、そういった動きをしているところでございます。”
“今の状況は、UNRWAにつきましては、国連による調査、第三者の検証の推進、またUNRWA自身がガバナンス強化のための取組をするということで、コミュニケーションを今取りながら動いている状況でございますので、こういったことがしっかりとベースになるようにというふうに思っております。 ただ、今の状況が大変厳しいということについては、現実は変えることができないわけでございますので、喫緊の課題として、ガザの一人一人に食料や医療、こうしたことを早期に届けることが重要である。そのことを鑑みまして、我が国としては、調査結果を待つことなく、WFP、WHO、ユニセフ等を通じまして、三千二百万ドルの緊急無償資金協力の実施を決定したところでございます。こうした取組については、即時届けられるようにということで意思決定をしたところでございます。”
“まさにUNRWAの職員に対しましての疑惑については、極めて憂慮している状況でございます。 本件の疑惑を受けまして、先ほど委員からも御指摘がありましたが、国連及びUNRWAが当該職員の契約を直ちに解除をし、そして調査を開始したこと、また、テロ攻撃への関与への疑惑という事態の重大性に鑑みまして、当面の間、UNRWAへの令和五年度の補正予算の拠出を一時停止せざるを得ない、こうした判断に至ったところでございます。 UNRWAがパレスチナ難民支援に対しまして極めて不可欠な役割を果たしてきたということについては、その認識でこの間支援をし続けてきた日本でございまして、何といっても、UNRWA自身が、信頼を取り戻し、そして本来の役割を果たすことができるようということで、ガバナンスの強化も含めまして適切な対応を強く求めてきている状況でございます。”
“今、UNRWAの職員の疑惑に関してでございますが、まさにテロ攻撃が行われました際に、UNRWAの職員が関与したという疑惑でございます。現在、国連の内部監査部によりましての調査が行われている状況でございます。 我が国といたしましては、国連、またUNRWA自身、関係国と緊密にコミュニケーションを取っている状況でございますので、国連による調査に積極的に協力をするという、そうした主張の中で今いるところであります。 その上で、停止をした状況の中でということでございますが、この間、そうした国連及び様々な機関におきましての様々な情報を基に、ベースにした形で判断をさせていただきました。 しっかりとした形で持続的に役割を果たしていただきたいという思いを非常に強くしているところでございまして、なるべく早い段階でこれが再開できるように、何といっても、まず、国連の調査及び第三国の調査、こういったことに委ねてそれに協力をする、こういう姿勢で今臨んでいるところでございます。”
“その意味では、無辜の民間人の方々がこれ以上犠牲になることは耐えられないという思いもしているところでありまして、何とか一刻も早い現地の人道状況の改善、さらには、人道支援活動が可能で、また、持続的な環境の確保ができるように、これを最重要の課題として取り組まなければいけないと極めて強く認識をしているところでございます。”
“昨年の十月七日に、ハマス等によりますイスラエルに対しまして残虐なテロ攻撃が発生をいたしまして、ガザ地区での戦闘が始まってから既に五か月以上が経過している状況でございます。 今まさに、人質解放と戦闘の休止をめぐりまして、今のガザ情勢を深刻に受け止めた状況の中で、関係国間の仲介によりましてぎりぎりの調整が行われる中にある。こうした中におきまして、悪化する食料そしてまた衛生事情も相まって、現地の人道状況は極めて厳しい状況にあると認識をしているところでございます。 私も、日本の報道機関、さらには海外の報道機関の、ガザに対しまして連日のように報道がなされている、その映像の場面も見ておりますけれども、大変厳しい状況であるということにつきましては、言葉では言えないぐらい厳しさを増していると認識をしている状況であります。”
“まさに、拉致被害者御家族も御高齢となる中にありましての時間的制約のある拉致問題でございます。その意味で、ひとときもゆるがせにできない人道問題であると考えております。全ての方々の一日も早い御帰国の実現に向けまして、あらゆる努力を積み重ねてまいりたいと思います。”
“今後の交渉における対応方針にも関わることでございますので、つまびらかに申し上げることは差し控えますけれども、そうした過去のいろいろないきさつ、経緯、その他を全て踏まえた上で、全ての拉致被害者の一日も早い御帰国、この実現のために全力で取り組んでまいりたいと考えております。”
“この間の状況につきまして、特に二〇〇二年のときのということでございますが、この拉致問題の全面的な解決につきましては、拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国、拉致に関する真相究明、拉致実行犯の引渡しが実現するということが必要であるというふうに考えております。 その意味で、二〇〇二年のこの状況でございますが、これは、委員がもうずっとこの問題につきまして取り組んでこられたということでありますが、五人の拉致被害者の方々が御帰国されまして、北朝鮮主張の、八名の死亡及び四名の入境否定又は入境未確認ということで、証拠及び説明には問題点がある、こうしたことから、北朝鮮主張の、裏づけるものが一切存在しなかったということであります。このため、被害者が生存しているという前提に立ちまして、もちろんのこと、被害者の即時帰国、そして真相究明を求めているところでございます。”
“今、方針ということでございますが、日朝平壌宣言に基づきまして、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決と不幸な過去の清算ということでございます。そうした先に、日朝国交正常化の実現、まさにそのことを目指すということでございます。”
“二国間の関係の中で今のような懸案事項についてどのようにしているかということ自体、今申し上げるということについては差し控えさせていただきますが、安全保障、経済上の国益にとりまして何が最善かということについての具体的な対応のメニューということについては、様々な角度から検討をしているということであります。”
“先ほど来申し上げてきたところでありますが、何が国益に資するのか、安全保障上の観点、また経済上の観点、こういった観点から総合的に検討をしてまいりたいというふうに考えておりまして、その中で判断をしてまいりたいと考えております。”
“政府におきましての立場は先ほど申し上げたとおりでございます。 その上で、まさに今後の対応につきましては、予断を持ってお答えすることについては差し控えさせていただきますが、今後とも、日本の安全保障また経済上の国益にとって何が最善かという観点から総合的かつ不断に検討、判断してまいりたいと考えております。”
“今申し上げたとおりでございまして、司法判断の結果につきまして、日本政府として予断を持ってお答えすることにつきましては差し控えさせていただきたいと思います。 その上ででありますが、先ほど来御指摘の日立造船の事案でございます。これは日韓請求権協定の第二条に明らかに反する判決に基づきまして日本企業に不当な不利益を負わせるものであり、今申し上げたとおり、極めて遺憾であるということで、韓国政府に対しましては厳重に抗議をしたところでございます。 本件につきましては、供託金が韓国の裁判所に納められていた点で特殊でありまして、同種の事案の中で他に例がないものであるということでございます。いずれにいたしましても、三月六日、昨年でありますが、韓国政府が発表した措置を踏まえまして適切な対応がなされるよう、韓国政府に求めているところでございます。”
“この他国の司法判断の結果につきまして、日本政府として予断を持ってお答えすることについては差し控えたいというふうに思っております。”
“昨年末から続いております一連の大法院の判決、そしてまた日立造船の事案につきましては、先ほど来申し上げているとおりでございますが、日本政府としては、これらを極めて深刻に捉えておりまして、韓国政府に対しまして厳重に抗議を行い、そして、昨年の三月六日に韓国政府が発表した措置を踏まえた適切な対応がなされるよう、政府に求めている状況でございます。 引き続き適切に管理をし、相手方と緊密に意思疎通を図るということにつきましては、政府としても当然の責務と考えておりまして、我が国の先ほど申し上げた一貫した立場を主張し、適切に対応してまいりたいと考えております。”
“日本政府といたしましては、昨年三月六日の韓国政府が発表した措置を踏まえた適切な対応がなされるよう、韓国政府に対しまして求めているところでございまして、今後の対応につきましては、予断を持ってお答えすることにつきましては差し控えさせていただきたいと思います。”
“昨年の十二月でございますが、韓国大法院が日立造船に対しまして損害賠償の支払い等を命じます判決を確定させた時点で、日韓請求権協定第二条に明らかに反しているということでございます。 その上で、この判決に基づきまして日本企業に不当な不利益を負わせるということにつきましては、極めて遺憾であるということでございまして、断じて受け入れられるものではないと考えております。”
“今の現状につきまして、それが正しい、間違っているということではないというか、今の状態についてきっちりと対応する必要があると認識をしているところでございます。 じゃ、どのような形でということでありますが、ブイの撤去、移動、我が国によるブイの設置を含みます様々な対応につきましては、今、前段の御質問の中にもございましたけれども、関係国が有する権利及び義務、また国内の法令、当該ブイが船舶交通や我が国漁業活動へ与える影響、こうしたことを関係省庁間で連携をして検討している状況でございます。可能かつ有効な対応を適切に実施していく考えでございます。 時期については、今ここで具体的な時期を明示することはできませんし、また、検討状況については、今申し上げたことを検討しているという状況でございますが、詳細についてはお答えは差し控えさせていただきます。”
“ですから、先ほど答弁をしたとおりでございまして、設置をしたことに対しての物理的な措置を取るということについての明確な規定はないということでございます。”
“国際法上の今基準が不明確であるという状況があるということを前提にということで申し上げているところでございます。その意味では、そうした理由については、様々な判断ということになると考えております。”
“国際法上の基準が不明確であるという状況でということでございますので、その中におきましては、政策的判断ということになります。”
“今答弁をした状況の認識ということについては共有をしていただきたいというふうに思っておりますが、委員御指摘の回収も含めまして、我が国の対応につきましては、今国際法上の基準が不明確な中でということでありますが、政策的観点等を踏まえた総合的な判断の下で行われるべきと考えております。”